パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

novembre 2021

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今週は太陽が顔を出してくれる日が多くなりそうなパリ。

いつもだったら11月は灰色の雲に覆われたどんよりお天気がほとんどなので、思いがけず気持ちのよい1週間になりそうです♪

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さてさて。

少し前のパリ散歩の時、偶然ブロカント市に出くわしました。

パリ市内のブロカントは久しぶりだったし、結構な規模だったので嬉しびっくり。

あいにく我が家の節約家パトロンは一緒じゃなかったけど、ブロカントなので手持ち資金がちょびっとあればぜんぜん大丈夫。

で、予期せぬショッピングタイム、楽しんでまいりました。

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郊外のブロカントにはしょっちゅう行っておりますが、パリの街中での開催ブロカントは雰囲気がちょっと違います。

やっぱりな~んか都会的。

たまには都会ブロカント、新鮮グッド。

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でもお値段も郊外よりは、やはりややお高め。

とは言っても、ブロカントなので小銭で買えるもの中心。

気になるもののお値段を気軽に聞きながら、1人気まま歩きです。

いつも旦那が一緒の郊外ブロカントでは、これどう?あれどう?と聞くと、結構却下されることが多いので。

(それでもどうしても欲しい時は引きませんが)

文句言われずに自由に買っちゃうぜぃ!みたいなみたいな。うひ。

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でも、かなりの混雑なのにマスクをしてない人がた~くさん。

なので、私はマスクをしていましたが、それでもなるべく人がかたまってるところは避けました。

この日からしばらく経って、フランスを含めヨーロッパのコロナ感染者がまた増加傾向になっていることがニュースで伝えられました。

やっぱりこれじゃあ増えちゃいますよねぇ。

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ということでゲットしたもの1つめは、ヴィンテージのミントグリーンカラーのワンピースです。

何と1ユーロ!

このワンピースを置いていたお店は他のお店に比べ、どの服も格段に安かったのですよね。

なのでパリジェンヌ、パリマダムたちが飛びついておりました。

私も皆さんと距離を置きながらチェックチェックで見つけました。

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実は自分のサイズよりワンサイズ大きいのですが、家で着てみたら特に問題はなくて、思った以上に可愛かったので1ユーロでラッキー過ぎました。

昔の服だからか、作りも細かくて、肩の部分と脇の部分にも白のドット柄生地が縫い込まれております。

脇にもってのがちょっと不思議。

春夏ものなので、来年の春になったら、何かコーデ考えたいと思います。

甘さを抑えたいので黒のライダースジャケットとかスニーカーを合わせるとかがいいかなぁ。

春ブーツもいいかも。

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そしてこれは別のお店で、スタンドカラーの白のコットンレースのブラウスで4ユーロ。

本当は5ユーロって言われたのですが、まけてもらいました~。

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これはジャストサイズで、家で着てみたら、デニムにもトレンチコートにも合ってこれまた可愛い。

ニットの下に着てもよさげです。

白いブラウスってやはり良いです。

この秋冬、たくさん活用したいと思います。

合計5ユーロのお買い物でしたが大満足。

またパリのブロカント1人巡り、したいかもしれな~い♪

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

少し前に10回目の結婚記念日を迎えました。

去年までは毎年私が忘れていて、旦那が覚えていたのですが。

今年は私が覚えていて、旦那が忘れていました。

なぜ私が覚えていたかと言うと、カレンダーに書いておいたから。

書いておかなかったら99%忘れておりましたねぇ。

で、初めて忘れていた旦那に、忘れてたでしょ~、と冗談でプチ文句を言ったら。

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花束を買ってきてくれました。

つい最近までお庭で咲きまくっていたひまわりが入っているな、と一瞬思ったのは内緒。

ありがとう♡と満面の笑顔で伝えました。

んでも。

10回めなのでこれだけじゃな~んか納得いきません。

しかもど~も、花束だけで終わらせられたらラッキー的なふしがありました。

なので、食事の約束をしてもらいました。

それが決まったら私はご機嫌。

週末はがんばってせっせこごはんの仕度をいたしました。

これがわたくしからのプレゼントです。

(無理くり?)

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マルシェで買った小花刺繍のテーブルクロスをしいて、ブロカントのお皿はお気に入りの優しい黄色の花模様の1枚。

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お花はお庭咲きの最後のダリアと、最近お庭に植えた赤紫の小菊の、折れちまったところを合わせました。

冬はお庭に花がなくて、暗~くて寂しい…と思っていたのだけど。

ドイツ系アルディでいろんな色の小菊の鉢植えが何と1つ1、50ユーロで売っていたのです。

なので10鉢買ってきて庭に植え替えました。

やっぱりアルディ助かります~。

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1品めはバターナッツのポタージュで、揚げたバターナッツやズッキーニの種をトッピングしました。

旦那が、風味が豊かで美味しい!と大喜び。

ネットで検索してみたら、バターナッツは和風煮物や天ぷらでもOKのようなので、近々それもやってみようと思います。

旦那はさつまいもの天ぷらが好きだから、かぼちゃもきっと気に入るでしょう。

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2品めはパリのビストロでいただいたカブの前菜の再現で、黒大根もあったのでプラスしてみました。

作るの2回めですがさっぱり美味しいです。

かぶも黒大根も大好きなので旬になってきたのも嬉しい。

かぶのぬか漬け、ああ食べたい~。

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そして3品めはメインでマグレ・ド・カナール(鴨の胸肉)のローストで、野菜の軽い煮込みと市販の冷凍の野菜のガレットを添えました。

つい最近観ていた料理のコンペティション番組で、シェフさんが、鴨の焼き加減の大事ポイントをお話していらっしゃったのですが。

まずは中がロゼ色というのが大事。

それから皮目に近い部分と中のロゼ色の、焼き色の境目がくっきりあってもダメ、とおっしゃっていらっしゃいました。

なので、そうならないように自分なりに火加減を注意して焼いてみたのですが、境目くっきりがなく結構うまくいったように感じます。

ただし、まだ、たまたまな気がするのですよね。

火加減のコツを完全にマスターする、までには至っていないです。

なので修行修行。

大好きな鴨が自宅で美味しくいただけたら、最高ですからね!

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

2021年6月9日から外国人観光客の受け入れを再開したフランス。

その6月から何度もパリ散歩をして、観光客が徐々に戻っているな、と思っていました。

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でも少し前にパリを歩いた時は、今まで以上に観光客の激増を実感。

観光スポットはどこもコロナ以前のようにかなり賑わっていたんです。

それもそのはず。

観光客が数が、コロナ禍真っただ中で激減した時と比べ3倍近くにまで回復したと、数日前のニュースで伝えておりました。

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観光スポットだけじゃなく、ジモティが多いカルティエも、ものすごい活気。

やはりパリはこの光景が似合います。

電車に乗ったり、お店や商業施設に入る際は必ずつけなくてはいけないマスクも、街中でつけている人は結構減ってきました。

でもこの緩みがやはり良くなかったよう。

昨日のニュースでは、ヨーロッパの新規感染者がまた増加傾向にあり、フランスも同じ状況だと伝えておりました。

ワクチンの効果も下がってきているのも原因なので、3度めワクチン、状況を見ながら我が家も考えなくてはかもです。

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観光客がたくさん戻ってきたけど、日本人を含めたアジア人観光客の姿は、まだまったくないのが少し寂しいところ。

現在、日本人がフランスに入国するためには、ワクチン接種証明書(日本のものでOK)または72時間以内に受けたPCR検査か抗原検査の陰性証明があれば、検査、隔離なしで可能ですが。

ネックは、その日本人が日本に帰国で入国するのが厳しいのですよね。

日本のワクチン接種証明を持っていても、日本に入国後14日間の自宅等での待機が必要。

待機10日目以降に、改めて自主的にPCR検査または抗原検査を受け陰性ならば、それを厚生労働省に届け出することで、残りの自宅待機は求められないとのことです。

これで思い出したのが、わんこの渡仏経験でした。

フランスへの犬の入国よりも、日本への犬の入国の方が検査が多くて準備期間もずっとかかるのですよね。

やはり日本は厳しくてきっちりしております。

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コロナの山は越えたと思っていたけど。

徐々にインフルエンザ的な感じになっていくのかな、なんて過ったけど。

やっぱり甘くないコロナ。

以前のようにフランスと日本、行き来出来るのはまだ当分先になりそうですね…。

つい最近、今、NHK BSのパリの番組観てるよ、と友達がメールくれて、何だろう、と検索してみたら「恋しいパリ」という番組でした。

今のこの時にこのタイトル、パリがお好きな方は胸がキュンとなるだろうな、素敵なタイトルだな、と思いました。

(私も観たいけど観れなくて残念!)

このブログもパリが大好きで見てくださってる方がたくさんいらっしゃると思います。

いつも代わり映えしない内容ですが、少しでも楽しんでいただけるよう、私も自分自身も楽しみながら、自分で歩いて知ったパリ、暮らして感じたパリをご紹介してまいりたいと思います。

パリが恋しい皆さん、ファイト~。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

日に日に気温が下がってきているパリ。

ですがたまにまだ日中暖かめになる日があります。

先週の恒例日曜マルシェ日はそんな暖かめ曜日。

まだ何とか軽めの暖か恰好が出来るのが嬉しい♪

で、前回ご紹介のお出掛けコーデはちょっとがんばったコーデだったのですが。

テーラードジャケットコーデで秋のパリ郊外ドライブ

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今回は我が街マルシェなのでお気軽ラフスタイルです。

グレイのハイネックシャツとグレイのスキニーパンツに、スモーキーピンクのニットコート。

ニットコートはうんと寒くなってきたら着れないのでチョイスしました。

これにアイボリーホワイトのニット帽と白いスニーカーです。

渋めの色の服装が多くなる秋冬でも足元が白いスニーカーだと、暗過ぎないでいいんですよね。

春夏はもちろん秋冬も大活用です。

ちなみに白いスニーカーは2足持っていて、1足は布製でもう1足は布と合皮なのですが。

布&合皮の方は汚れやすい部分が合皮なので、簡単に水洗いで汚れが落ちるところがめちゃくちゃ便利。

このスニーカーを買う時、もう1つ、可愛い白の皮スニーカーがあってかな~り迷ったのです。

でも白い皮スニーカーは汚れた後の手入れに手間がかかるな、と思って、合皮にしたのですよね。

これが自分的には大正解でした。

やっぱり白いスニーカーはいつでも真っ白いのを履きたいですからね。

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で、我が街マルシェのポルトガルバーに到着です。

ついこの間まで木々の色づいた葉が綺麗だったのですが、もうほとんど枯れ落ちておりました。

この日はフランスの冬時間が始まった日。

なんかリンクしている感。

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そんなことを感じながらテラス席でシュワシュワ乾杯アペロタイム。

でももう少ししたらテラス席も寒くなっちゃうかしら…。

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カリフラワーが旬になってまいりました。

カリフラワーと言えばフランスに来て知ったのが、生のカリフラワーの美味しさ。

レシピというほどのものじゃありませんが、ご紹介もさせていただいております。

Cpicon 10秒調理止まらないカリフラワーディップ by ルロワ・モワ

これをご紹介した頃は、日本では生カリフラワーはまったくポピュラーじゃありませんでしたが、今では日本でもすっかりポピュラーになって、たくさんのレシピも出ているようです。

でも、やはりフランス流にシンプルにマヨネーズでいただくのが一番美味しいんじゃないかな、と思います。

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こちらには旬の野菜や果物がずらりと並んでおります。

セロリアック(根セロリ)、バターナッツ、パネ(パースニップ)、さつまいも、かぼちゃ系、洋梨、りんご。

特にパネが出てくると、ああ、冬が来たな、と感じます。

パネは火を通すと甘くて美味しいけど、生で味見すると独特な味わい。

ちょっと昔の人参っぽいのですよね。

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帰り道の風景はまだ秋。

まだ何とか秋だな、と散歩でも毎日確認してちょびっとほっとしております…。

パリの秋は日本ほど彩りがバラエティじゃないけど、でも綺麗です。

このまま今度は春になったら嬉…いや、冬がないと春は来ないかんね。

しかたにゃ~い。
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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

パリに暮らし始めたのは2008年の4月。

それ以前は旅行者として4回来て、4回とも同じカルティエに滞在しました。

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それがこの記事でご紹介したパン屋さんのあるメトロ駅「モベール・ミチュアリテ」界隈。

パリのクロワッサンコンクール優勝店「メゾン・ディザベル」の仕事ぶりにびっくり

初めてパリに来た時に滞在したのがこの界隈で、お店がたくさんあって活気があって比較的安全で便利。

とても気に入ったので、以来、ここにしていたのです。

とは言っても、4回めの2008年の2月の旅行は、4月から暮らし始めるアパルトマン探しのためでした。

日本から一緒に連れてくるチワワ坊と安全に暮らせる場所、というのが何より大事だったので、前もって見つけておきたかったのですよね。

その時の航空券はマイレージが貯まっていたのでそれを利用し、宿泊はこの界隈の一番安いホテルをネットで見つけました。

ホテルがあるのはモベール・ミチュアリテの駅からすぐの、緩やかな坂道の途中。

行ってみると、見るからに年季が入っていて、一歩入ると中はちょっと薄暗くて、お客さんはバックパッカーたち中心。

古い建物をお金をかけずに改造していて何十年?も経っているのが感じられました。

同じ時に宿泊していた人たちに話を聞いたり実際に部屋も見せてももらいましたが、各部屋の大きさがやけに違っていました。

それに、シャワーがあるけどトイレがないとか、トイレがあるけどシャワーがないとか。

どちらも一応あるとか(私が泊まった部屋)、どちらもないとか(その場合は共同シャワー&トイレ使用)。

統一性がまったくないのが何とも不思議な感じでした。

でもバックパッカー1人旅をよくしていたので、こういうホテルもびっくりはしなかったのですよね。

それまでなんて、たとえばスペインでは窓のない半地下の部屋とか。

マレーシアでは夜中にダニみたいのが次から次へと行列でベッドにはって出てくる、湿気がものすごい部屋とか。

台湾では、夜中に壁一面に大量の蚊が張り付いている部屋、というのも経験がありました。

なのでそれに比べればぜんぜんよい方でした。

それにアパルトマン探しが目的なので、ある程度清潔で夜だけちゃんと眠れればOKだったのです。

宿泊費は14年前のあの時で、1泊50ユーロ前後だったかな。

とにかくこの界隈では一番安かったのですよね。

で、その格安ホテルなのですが。

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数年前に大大工事が行われ、現在「ホテル・ラ・ランテルヌ」というおしゃれなブテックホテルとなっております。

HP→Hotel La Lanterne

モダンなカラーの外観で、常に花も飾られております。

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格安ホテルだった時の名前をもう覚えていないのですが、ラ・ランテルヌ(=ランタン、提灯、ランプの意味)という名前ではなかったように思います。

買い取られたんでしょうね。

これだけの立地にあの不思議(ヘンテコ?)格安ホテルは確かにもったいなかったので、当然の流れでしょうか。

HPをちょっとのぞいてみたら屋内スイミングプールやハマム、中庭もあって、お部屋もエレガントで私が宿泊したホテルとはま~ったく別の世界。

お値段は1泊200ユーロ前後からで、なかなかの評判のようです。

特に昔のホテルに思い入れがあるわけじゃないけど、前を通るたびに、変われば変わるもんだな、と思っております。

ちなみに。

このアパルトマン探しで無事、チワワ坊やと住む部屋を見つけて、ほっとして日本に帰ったのですが。

後日、不動産屋さんから連絡があり、持ち主の相続問題が持ち上がったとかで結局その部屋に住めなくなり、別のすすめられた部屋を実際に見ることがないまま契約したのです。
そして4月の渡仏してきたその日に、初めて部屋を見て、そのまま入居となりました。

何のための部屋探し旅だったのかって感じだったのですよね。

でもそれも過ぎた出来事。

今は遠い懐かしい想い出です。

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