パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

décembre 2021

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

すっかり真冬のパリ。

わんこたちを用足しのため3分くらいお庭に出している時だけでも、厚着をしていないと寒くていられなくなってしまいました。

で、前回ご紹介のトレンチコートコーデは、まだそれほどの寒さじゃない時用だったのですが。

トレンチコートコーデで晩秋のパリ郊外ドライブ

今回はあったかさ重視のコーデです。

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ぶ厚いフェイクムートンのコートに、リサイクルショップで買った厚手コットンのベージュのブラウスと、日本から持ってきた16、7年前のオフホワイトのコーディロイのパンツです。

コートは何とブロカント市で1ユーロで買ったもの。

突然雨が降ってきたブロカントで寒くて急いで車に戻る途中、店じまいを始めたマダムが「全部1ユーロよ!」と商品を叩き売りしていたのです。

そのお店で、あのコートあったかそうだ、と思い即購入してその場で羽織って帰って来たのです。

あれから3年だか4年。

定番の形で見た目通りめちゃくちゃあったかくて重宝しております。

これにウールのアイボリーベージュの帽子と白スニーカーを合わせました。

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中のブラウスはこんな感じ。

よく見ると青や緑、赤、黄色の糸が混ざっていて、なかなか可愛いんです。

春に着ても軽やかな雰囲気でグッド。

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で、やってまいりました、我が街マルシェのポルトガルバー。

でも着いた途端、雨が降り出して、その雨のせいでさらに寒~い。

マフラーしてくればよかったと後悔。

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コートの襟を首に巻きつけて、冷たくてシュワシュワのヴィーニョ・ヴェルデで乾杯です。

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この時のお客さまはほとんどが黒っぽい服装。

これを見ると、真冬のパリ感、なんですよね。

初めてパリに来たのが真冬だったのですが。

どんよりのお天気の中、リッチなカルティエの公園で子供を遊ばせているマダムのほとんどが仕立ての良い黒いコートなのを見かけて。

モノクロームなパリの冬は黒が似合うな、渋いな、と思ったものです。

んが、今はあの時の、似合うな、渋いな、の気持ちがどこかへ行っちまって、暗いパリの秋冬なのでせめて自分の服は暗めにならないように、と思うようになりました。

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我が街マルシェもすっかりクリスマスモード。

でもほんと寒かったのでお客さまがいつもよりかなり少なめです。

やはり皆さん、外に出たくないのでしょうねぇ。

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マルシェ一人気のフランス総菜屋さんも珍しく行列が出来ておりませんでした。

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でも週末がクリスマス本番の今週はとても混み合うはず。

フランスのクリスマスの定番のご馳走のホタテやサーモンは、早朝行かないと売り切れてしまうと思います。

我が家も欲しいのですが、いつどこで買うか、というのがあるんですよね。

当日ゲット出来なかったら困るし、でも新鮮なのが欲しいし。

ああ、迷います…。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

カフェインに弱いけどコーヒーが大好き。

1日1杯だけと決めているカフェラテをいただく朝は、私の小さな幸せ時間です。

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そんないつもは家でいただく1杯を我慢して、パリ散歩の日、日本人の店主さんのパリのカフェに寄ってまいりました。

11区のオベルカンフにあるカフェ「ドリーミンマン(Dreamin’ Man)」です。

この界隈はアーティストが多く、パリの中のおしゃれカルティエの1つ。

このカフェもそんな一角にあります。

なので、あんまりおしゃれ系には慣れていないわたくし、ちょびっとドキドキしながらの入店です。

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店内は広くないけど、木の温もりを感じるナチュラルで居心地の良い雰囲気。

そんな中で日本人店主さんがコーヒーを丁寧に淹れてくださり、スタッフさんがテキパキとサービスしてくださっております。

カウンターには数種類の手作りお菓子も並んでいて、どれも素朴な感じで美味しそう。

で、普段は甘いものはあまりいただかない方ですが、せっかくだからと思って。

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カフェラテと、そしてお菓子(合計で8ユーロ)もお願いしました。

まずはカフェラテを一口。

ラテなのでまろやかだけど、しっかり豆のお味がして苦みも程よくきいていて。

ああ、コーヒーって美味しいなぁ~、と思う一杯です。

パリに素敵なカフェはたくさんあるけど、本当に美味しいコーヒーを出してくれるお店はそう多くはないな、と普段感じているのですが。

ここのコーヒーはとっても美味しい♪

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そしてまたお菓子も美味しかったのですよ!

これはブルターニュのお菓子のガレットブルトンヌだったのですが、ホロホロサクサク感とバターの風味と甘さが何ともいい味わい。

店主さんの日本人パートナーさんが作っていらっしゃるようですが、素敵なお菓子職人さんなんだな、と感じました。

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朝のパリのカフェで時間を気にせずゆっくりコーヒーをいただくのって、パリでの大好きな過ごし方の1つなのですが。

そのコーヒーがうんと美味しいとさらにスペシャル嬉しくなってしまいます。

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ちょうど2ぴきのわんこ連れのお客様がいらっしゃって、そのご主人さんもお菓子を召し上がっていたのですが。

そのお菓子が欲しくて2ぴきして熱いまなざしで見つめ、必死にいい子ちゃんしておりました。

その姿がめちゃくちゃ可笑しくて可愛かった~。

でももらえず(わんちゃんにはダメですもんね。しかたない)この諦めの表情。

美味なカフェラテとお菓子と可愛いわんこたちで、楽しいパリの朝のひと時でした。

この日の始まりが素敵だったおかげでこの後のお散歩もずっとウキウキ。

出だしは大事だ~。


住所・・・140 rue Amelot 11区
時間・・・8時半~18時半
メトロ・・・「オベルカンフ(Oberkampf)」⑤⑨、「レピュブリック(République)」③⑤⑧⑨⑪
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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

この記事でブースター接種予約が大変だったけれど旦那と私、別々で予約が出来たことをお伝えしました。

ブースター接種予約が大変!からの、ちゃんちゃん。

で、今週はじめ、まずは旦那の予約があったので。

私もお願いしてみればついでに接種可能かも、と思い、ワクチンセンターへ2人で行ってまいりました。

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私たちはファイザーのワクチンだったので、ネットでファイザーに絞って予約したセンターです。

場所はマルヌ川を渡って車で20分くらいの街で、予約時間は午前9時45分。

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可愛らしい街のワクチンセンターに到着です。

そしてまずは入口の係りの人に、ファイザーの接種を予約していることを旦那が伝えました。

すると、このセンターはモデルナです、と。

はっ?でもネットでファイザーのワクチン会場に絞って予約したんですけど、と旦那が言うと。

とにかくモデルナです、とつれない返事。

でた~。さすがどフランス。国の予約サイトさえも適当です~。

で、以前と違うワクチンでも問題ないと国が言ってるのは知っているけど、2人でその場でちょこっと話して、やめておくことにしました。

万が一、今後ワクチンの後遺症が出た場合、2種受けていると責任の所在が絞れないこともあるかもしれないからです。

ということで旦那が、予約のキャンセル手続きをしたい、と入口の人に伝えると。

大丈夫です、もう行っていいです、とあっさり。

キャンセル手続きとかそういうのは要らないよう。

フランス人は予約しても来ないことがあるのでワクチンセンターでワクチンが結構余っている、ということを、上記の以前記事の中で書いたのですが。

その予約しても来ない人にこっちもなっちまったというわけです。

これでフランスワクチンセンターのしくみの無駄を知りました。

どっちもどっちや~ん。

ま、当日にキャンセル手続きしても、用意したワクチンは戻せないってことなのかもしれないですけど。

そして家に帰ってきてまずは一応、別の日の同じセンターでの私のワクチン接種予約をネットでキャンセル。

次に、改めて接種方法を調べると、何と現在は近所の薬局で予約なしでどのワクチンでも接種出来ることがわかったのです。

今朝のワクチンセンター行きはいったい何だったの?!

ということで、この日の夕方、旦那と2人で薬局に行き、店内の一角の簡易個室でお気軽にファイザー製ワクチンのブースター接種を受けたというわけです。

そのワクチン、注射嫌いの自分なので毎回覚悟なのですが。

びっくりするくらい注射時間が短かくて、あれ?もう終わったの?って感じだったのです。

どう考えても1回め、2回めより量が少ないと感じました。

たぶん半量くらいか、それ以下です。

旦那も同じことを感じたそう。

薬局だから?それとも担当の方の判断?それとも3回めは量が少なくても大丈夫ということ?

理由は定かじゃありません…。

接種後は薬局の端っこのイスに座って10分待機した後、帰ってよいのですが。

その間にPCR検査を受けに来た若者もいました。

ということはワクチン接種していないということ。

いろんな人がいるな、と興味深く感じました。

それと接種後の副反応ですが、翌日に、注射した方の腕や肩に1回めと2回めの時と同じように筋肉痛のような痛みが出ましたが、その痛みも半分くらい。

やはりワクチンの量と関係してるんだろうな、と思いました。

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で、今週パリ散歩した時も、薬局前のテントでPCR検査を受けている人を見かけました。

一応テントの係りの人に聞いてみると、ワクチン接種も薬局の中で受付けているとのこと。

どうやら我が家がちょっと遅れていたっぽいで~す。

でもとにかくブースター接種が終わったので、衛生パスポート無効にならないので、ほっ。

またちょくちょく出掛けたいと思いま~す。(おいおいそれかい)

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

クリスマスまであと1週間となりましたが、今週、12月のパリを散歩してまいりました。

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パリ散歩の時はいつも、どのカルティエを歩こうか、何を食べようか、どこで休憩しようか、とプチ計画。

朝10時頃に家を出て暗くなってきた頃帰りの電車に乗る(冬の場合)、のお気軽自由な1人歩き。

これが郊外住まいの今の自分にちょうど良くて楽しいんです。

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それにパリはどのカルティエも毎回何かしら新鮮な発見があって知れば知るほど面白い。

ちょっと道に迷って、パリらしい絵になる路地裏に入りこんだり、写真雑誌に出てきそうな中庭が美しいアパルトマンを見つけたり。

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この日もいろんな新鮮に出会いました。

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それから懐かしいカルティエも歩いてみました。

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このお店は、渡仏してきて最初に行った語学学校の通学途中にあって、ときどき寄っていたところ。

小腹が減った時用のサンドイッチやスナックを買っておりました。

あの頃と人生が激変し過ぎて、とても遠い昔のことのよう。

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そんなお店があるのはレイモン・ポアンカレ通り。

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高級住宅街16区の大通りです。

レイモン・ポワンカレって、名前は聞いたことはあるし人名なのは知ってるけど、どんな人なのか知らないわ、な方がいらっしゃるのではないでしょうか。

実はわたくしがそうだったのです。えへ。

1860年に生まれて、フランスの首相、大統領を務め、1934年に亡くなった方だそうです。

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私が通学で通っていた時は、いつも何台かの高級車が停まっているような高級イタリアンだったお店は、それから2度くらいお店が変わり。

今はサンジェルマン・デ・プレの人気カフェで花の装飾がスペシャルな「メゾン・ソバージュ」の2 店舗めがオープンしておりました。

隣にあったハーゲンダッツもなくなって、そこも全部メゾン・ソバージュ。

サンジェルマン・デ・プレ店よりずっと空いていて落ち着いていて、ゆっくり出来そうです。

グラスワインが5ユーロからあるので、こっち方面に来た時に一休みするのにはなかなか良いかもしれません。

テラス席もあるので、春か夏に寄ってみようかな。

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レイモン・ポワンカレ通りを下ればエッフェル塔がよく見えるトロカデロ広場。

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トロカデロ広場を抜けるとその先はセーヌ川。

ちょうど夕暮れから夜に変わっていくその間で、パリに明かりが灯る時間。

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12月は夜が早く始まるしクリスマスなので、パリの夜が最高に美しくなる素敵月。

あまり帰りが遅くなりたくない私なのでこの点は嬉しいのです。

なので数か月ぶりにパリの夜景をたっぷり楽しんでまいりました。

フォトもしてまいりましたので、また改めてご紹介させていただきたいと思います。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

ドイツ系スーパー「リドル」で超お気に入りだったパネトーネが今年、お味チェンジしまったことをこの記事でお伝えしました。

12月のリドルで毎年購入するおススメのお菓子

とても残念だったのですが、やはりドイツ系スーパーである「アルディ」でも今の時期限定で売り出される我が家のお気に入り食材があるんです。

で、毎週アルディ商品チェックしていたのですが、こちらは今年も売り出してくれました~♪

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天然の紅鮭のスモークサーモンで5、19ユーロです!

我が家はスモークサーモンが大好きなのでよく買うのですが。

去年この天然紅鮭のをいただいて他のとのお味の違いにびっくり。

いや、高いお金を出せばいくらでも美味スモークサーモンはあるかと思うのですが、このアルディの紅鮭ちゃんは、お値段以上にお味に大満足なのです。

フランスでスモークサーモンを買うとなると、安いのだと2ユーロ台でもありますが、それはカリフォルニアロール寿司やサンドイッチなどに使うのだったら十分。

でも美味しいスモークサーモンのお味をしっかり楽しみたいのなら、天然ものじゃなくても紅鮭じゃなくても、フランスでは4ユーロ台以上のものを買った方がいいように普段から感じているのですよね。

なので天然の紅鮭で美味しくて5、19ユーロというのはほんと嬉しいのです。

さすが世界中で大躍進中の「アルディ」。

20年前との違い。ドイツ系スーパー躍進の理由

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で、とりあえず4パック購入。

というか、他のスモークサーモンはまだたくさんあったのですが、この紅鮭ちゃんはすでにもうこの4パックしか残っていなかったのです。

やはり美味しいということを知ってる方々がたくさんいらっしゃるのかな。

賞味期限が12月31日までですがすぐ冷凍すればそれ以降も大丈夫。

今週もアルディに行って再入荷していたら、また購入しておくつもりです。

どうかな。またあるといいんだけど。

ちなみに。

去年もこの時期ご紹介させていただいたと思うのですが、パリのレストラン再現のこのレシピは、美味しいスモークサーモンがさらに美味になるので超おすすめです。

Cpicon スモークサーモンのポム・ドュ・テール添え by ルロワ・モワ

わたくしも今週末に、この紅鮭ちゃんで作ろうかな、と思っておりま~す。

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