パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

février 2022

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

久しぶりにエマウス巡りをして、イタリア製のヴィンテージのセーターを買ったことをお伝えしました。

リサイクルショップ&エマウスで見つけた春に着たい服

この日はブロカント食器も買ったので、本日はその食器編。

和食にもおしゃれかも、と思うものもあるんですよ。

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ゲットしたのはコチラ。

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まずは東フランスのサルグミンヌ窯の1枚。

このバラ柄と色合いがいかにもサルグミンヌらしくてロマンティック。

真ん中に料理を置いても柄が隠れないのもグッド。

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リモージュの2枚セット。

光の加減で2枚の色合いが違ってみえますが、同じものです。

これが和食にもいいかな、と思ったもの。

たとえば鯛をふぐ刺しみたいに薄~く切ってシブレットを添えた、和風のカルパッチョ。

薄いお魚をいただいていくと美しい鳥の絵が現れる、的なイメージです。

そのためにはお魚屋さんで新鮮な鯛を丸ごと1尾買ってこよう!

んでyoutube動画参考にしながらがんばって捌こう!あは。

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これはチェコスロバキア製の1枚。

チェコスロバキアは1918年から1992年まで存在した社会主義国。

なのでその間に作られたものということ。

知ったから感じることかもですが、繊細気味な柄が東欧の雰囲気です。

タルト用ですが大きめの平皿なので、メインとガルニチュール(付け合わせ)が置きやすそう。

重宝すると思います。

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そしてこれはドイツ製の2枚セット。

素朴な小花柄が素朴なドイツ料理にぴったり。

ドイツに面したフランスのアルザスの煮込み料理も良さそうかな、と思っております。

これらで計6枚で8ユーロ!

エマウスでブロカント食器を買うと、もうお店ではよっぽどお安くない限り食器を買う気にはなれなくなってしまいました。

またブロカント食器熱が復活してきたので、エマウスに通いたいと思いま~す♪

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

我が街の衣服専門リサイクルショップと、そして久しぶりにエマウス巡りをしてまいりました。

エマウスはアベ・ピエール神父(1912‐2007)によって立ち上げられたホームレス支援団体運営のリサイクルショップ。

フランスでは知らない人はいないほどで、フランス中にエマウスのショップがあるんです。

でもリサイクルショップとは言っても侮れない。

衣服、家具など何でもありますが、実は我が家のブロカント食器たちのほとんどが格安でエマウスで見つけたもの。

エマウスを知ってしまうと、パリの蚤の市や他のお店で売っているフランスのブロカント食器があまりにも高過ぎて、正直買う気がなくなってしまうくらいなんです。

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この日は青空が広がってちょっと春の気配。

2月に入って少しずつお天気の良い日が増えてきております。

相変わらずパリの暗い冬は長かったけれど、必ず春はやって来るんだなぁ。

な~んて思いながら眺める明るいパリの空です。

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我が街リサイクルショップの後は、まずは一番よく行くエマウスに到着。

トラックのイラストに描かれているのが、アベ・ピエール神父です。

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まずは家具コーナー。

年季の入った古い家具もあって見るだけでも楽しいんです。

我が家もエマウスで買った古い家具がありますが、本当はもっと欲しいくらい。

でもなんせ小さな家なので置く場所がないんです。

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こちらは衣服コーナー。

バッグや靴もあります。

ガラクタみたいなのもたくさんあるのですが、その中から自分なりのお宝を見つけるのが楽しいんです♪

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で、買ったもの1つめは我が街リサイクルショップで、このH&Mの薄いピンクのレーヨンのブラウス4ユーロ。

フロンドボタンのところがスカラップ型になっているのがポイント。

ほぼ未使用状態なのも嬉しい。

春になったら綺麗めデニムを合わせてシンプルに着たら可愛いかな、と思っております。

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2つめはエマウスでヴィンテージの花柄のニットセーターで、これも4ユーロ。

たぶん60年代か70年代のものと思われます。

見るからに懐かしくて、昔、お母さんやおばあちゃんが着ていたような雰囲気が、元オリーブ少女だった私の心にキュンときました。

あ、オリーブ少女ってご存知ない方が多いと思いますが、昔「Olive」っていう、パリやリセエンヌなどフランスを意識した女の子向けのファッション雑誌があったんです。

その愛読者の女の子たちがオリーブ少女。

とにかくコーデや出てくるモデルさんが可愛かったんです。

オリーブではよく古着も組み合わせていて、私も当時よく古着を買っていたんです。

でもその後大人になって古着はまったく着なくなっていたのですが。

パリに来たら素敵なヴィンテージショップがたくさんあって、流行りに関係なく自分が好きで古着を着ているパリジェンヌってかっこいいな、と思うようになりました。

で、今はまた程よく古着熱復活。

今の服と合わせて自分なりに楽しんでおります。

これは踝丈のデニムを合わせて靴はビビッドな色のを持ってくると可愛いかな、と思っております。

薄手のアンゴラなので、まだ寒いけど春めいてくる3月にいいかしら。

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ちなみにメイド・イン・イタリー製。

ここフランスでイタリアの古着を着るってのもなんかおつで楽しいで~す。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

クリスマス、年末年始、春節があって、各フェアの商品がバラエティに揃うドイツ系スーパー「リドル」に続けて入っておりましたが。

今回はちょっと久しぶりにやはりドイツ系の「アルディ」に行ってまいりました。

そしたらアルディもやっぱり良い♪

それを実感したまとめ買い商品のご紹介です。

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購入したのはコチラ。

今回何と言っても嬉しかったのは、アルディオリジナルのフランス特産品3つと、アルディ系列のアメリカが本拠地のスーパー「トレーダー・ジョーズ」通称「トレジョ」の食品を1つゲットしたこと。

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ということで1つめの地方特産品は、ノルマンディー地方の街カーンの名物料理「トリップ・ア・ラ・モード・ド・カーン」の瓶詰で3ユーロ。

ノルマンディー特産のりんごのお酒カルバドスやシードルで煮込む、フランス風のもつ煮込みで、私の好きな地方料理の1つです。

でも旦那がモツがあんまりなので、モツを買ってきて家で作るまではしていないのです。

瓶詰なら量もそれほどないし、私が食べたい時に簡単にすぐ食べられる!

で、旦那に、久しぶりに食べたいから買っていい?と聞いたらOKしてくれたので、わ~い!となりました。

アルディのグルメシリーズ「ペイ・グルモン」商品なのでちょっとだけ期待。

1人ランチの時に食べようかなぁ、と思っております。

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2つめの地方特産品は、リヨンの郷土料理クネル2、49ユーロ。

クネルは白身魚を使ったフランス風はんぺん。

はんぺんほどふわっとした感じではないのですがあっさり味で、海老の味噌や殻で作ったアメリケーヌソースをかけてオーブンで焼くと美味しいんです♪

フランス総菜屋さんでもクネル&ソースで売っておりますが、冷凍しておいた手長海老で使った自家製アメリケーヌソースが1パック残っているので、それを美味しくいただくのにぴったり。

クネルはリドルではあまり見ないので、アルディでゲット嬉しいです。

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3つめの地方特産品は、ゲランドの天然塩フルール・ド・セルで2、37ユーロ。

我が家の料理用お塩はいつもリドルのイル・ド・レ産ですが、たまにはゲランド産も良いよい。

どちらもお塩の名産地。

味見するとほんのり旨味があって、自然塩なので身体にも優しそう。

お塩とお砂糖は身体のために特に気をつけたい調味料かな、と思っております。

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で、これがトレーダー・ジョーズ商品で、ピーカンナッツなど3種ナッツの塩味ロースト1袋2、99ユーロ。

パッケージの上の「TRADER JOS’E」の文字に気づいて、フランスでこの文字を見れることが新鮮嬉しくて、思わずゲット。

この他にもクランベリーやアーモンドなどもあったのですが、これからトレジョ商品がもっともっと増えてくれたらいいな、と思いました。

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ミニサイズのブリニで0、89ユーロ。

ブリニとはそば粉で作ったロシアの小さなパンケーキ。

リドルでもクリスマス&年末年始用に売っていたのですが、アルディでも見つけて即購入。

スモークサーモンや生ハムをちょっとのせると、あっちゅう間に簡単にアミューズ(一口サイズおつまみ)が出来ちゃいます。

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BIO(オーガニック)の蜂蜜で2、99ユーロ。

子供の頃週末によく食べていた蜂蜜たっぷりのバタートースト。

今でも週末にたま~に食べたくなるんです。

その時はリドルのクロワッサンで作ることが多いです。

リドルのクロワッサンは恐ろしく安いのですが(確か40サンチーム弱)お値段のわりにイケます。

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クノールのBIOのリキッド状の鶏ブイヨンと野菜ブイヨンで、どちらも1、99ユーロ。

リドルもですがアルディもメーカーのものも、多くはないですが置いてあります。

これは一度買って煮込み料理に使ったら美味しかったのでリピ。

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フランスのポテトチップス会社「シベル(SIBEL)」のワサビ味のポテトチップスで、2パックセットで1、79ユーロ。

これもういただいてみたのですが、ワサビ味がかなり利いていてびっくり。

旦那は普通に食べれていたけど、フランス人これ食べたら辛い辛いと結構騒ぐかも。

でもそれがちょっと面白かったりして。うひ。

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BIO(オーガニック)のエシャロットで1、99ユーロ。

玉ねぎと似ているエシャロットですが、やはり風味が違うのでお料理によって使い分けております。

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そしてBIO(オーガニック)のキィーウィで2、49ユーロ。

我が家の常備果物はオレンジとりんご。

で、毎週それ+新鮮な果物をいただくようにしていて、今週はキィーウィちゃん。

リドルとアルディ、それぞれで置いているBIO果物が違うので、その時々でバラエティに楽しんでおります。

果物を食べると、しかもBIOだと、なんか健康になるような、加齢を食い止められるような、そんな感じ?!

気分だけかもですが、気分も大事です!あは。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

フランスは恋愛の国、と聞いていたけど、実際住んでみて、本当にそうだな、と感じております。

これはフランスだけじゃなく、欧米全般がその傾向なのだろうと思います。

そして、日本を含めたアジアの国々の多くが、そんな欧米の恋愛事情とはかなり違っているようにも思っております。

そんな違っていることの1つが、フランスではシングルマザーもシングルファザーも恋は当たり前ということ。

日本でよくある、子供のことを優先し今は自分の恋愛は考えない、という考えが、フランスではまったくと言っていいほどないです。

6年前に亡くなった旦那のおじいちゃんは、シングルマザーだったおばあちゃんと恋に落ちて結婚。

なので旦那と血がつながっておりません。

でもまだ小さかったちびっ子の旦那は、おじいちゃんとの想い出がいっぱい。

楽しい想い出しかないそうです。

その後、おばあちゃんが事故で亡くなってしまい、おじいちゃんは別の女性と再婚、離婚し、その後老人ホームに入居しました。

老人ホーム?と思う方もいらっしゃるかもですが、フランスでは、子供が親の面倒を見る、という考えは基本的にはありません。

人生の最後は老人ホーム、というのはごく普通のことです。

私も何度かおじいちゃんに会いに老人ホームへ行きました。

亡くなった時は、葬儀も、老人ホームの部屋の片づけも旦那家族で行い、私も手伝いました。

旦那を可愛がってくれた優しいおじいちゃんに今でも感謝しております。

我が家のお隣りさんは奥様を病気で亡くしシングルファザーになり、その後再婚してご夫婦と娘さん、息子さんの4人家族です。

時にはケンカもあったようですが、今は娘さんは亡くなった自分の母親が持っていたパリのアパルトマンで、パリ生活を大いに満喫しているそう。

カップルだって一緒に暮らすと問題が出てくるし、血のつながった家族でも関係が悪化することもあるし、何やかんやいっても結局仲の良い家族もいます。

家族それぞれだなと思います。

旦那の自転車仲間の知り合いは、小さな娘さんを持つシングルマザーの女性と恋に落ち、10年近く3人で暮らし、3年前に結婚しました。

娘さんは、彼のことをパパとは呼んでいなくて、名前で呼んでいます。

彼の方も無理にパパになろうとはしていなくて、なんか自然。

これも1つの家族の形だな、と常々思っております。

いつもはママ宅で暮らす娘さんですが、週末は実父であるパパの家で過ごしておりました。

日本は離婚した場合は単独親権になりますが、フランスの場合は共同親権なので、子供は平日はママと暮らし、週末はパパと過ごす、というのは、その逆パターンも含めよくあること。

今は彼と奥様(ママ)はパリを離れ田舎暮らしを始め、娘さんは学校のことがあるので実父であるパパの家で暮らしております。

フランスではたとえ別れても子育てを協力し合い、それぞれが子育てのために何かを諦めるということがありません。

なので恋も諦めないのですよね。

ってか、気持ち切り替えてとっとと新しい恋を見つけよう!って感じかな。

そして子供も親が新しい恋をして新しい恋人を作るのは普通のこと、と思っております。

周りにも同じ状況の子供がたくさんいるので特別なことではないんですよね。

そんなフランスの恋愛事情を素敵に描いたCMがちょうど今盛んに流れております。

住宅探しの会社「ス・ロジェ(Se loger)」のCMで、流れる曲はアクセル・アンデラン(Axel Enderlin)がミッシェル・デルペッシュ(Michel Delpech)の1971年の大ヒット曲「プー・アン・フルート・アベック・トワ(Pour un flirt avec toi)」をカバーしたもの。

CMのタイトルは「ヴザヴェ・レ・クレ(Vous avez les clés)」。

そのまま訳すと、あなたは鍵を持っている、という意味で、つまり、住まいを見つけることが出来る、ということです。

アパルトマンに引っ越してきてお隣さんのシングルマザーに好意を持った青年が、自分のドアの鍵をとり忘れたことから思いつく、小さなアイディアが物語の鍵となっております。

これフランスらしくていいよね、といつも旦那と話しているんですよ。

めちゃ可愛いCMです。

日本から視聴が可能かどうかわからないのですが、日本からも観れることを願ってご紹介いたします。

もし観れなかったらごめんなさいね~。


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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

フランスの大手スーパー「カルフール」。

日本にも一時進出しましたが結局撤退したことを覚えていらっしゃる方も多いと思います。

そのカルフールの客離れがここ数年ニュースで報じられているのですが。

客離れは当たり前だな、と、ドイツ系スーパー「リドル」や「アルディ」を利用なさっている多くの方は感じているだろうと思います。

私も常々そう思っている1人です。

つい最近のこの記事で「リドル」で買ったものをご紹介させていただきました。

フランスのスーパー、リドル対アルディのアジアン食材対決

で、この中の商品2つがカルフールとまったく違ったので、改めてカルフールの価格の高さを感じた次第です。

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1つめはリドルの海老の点心セット3、49ユーロ。

これとほぼ同じもの、ほぼ同じ数の点心セットが、カルフールでは5、90ユーロ。

倍まではいかないけどかなりお値段が違うんです。

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もう1つがプティマルセイユのBIO(オーガニック)のボディシャンプーで、リドルでは2、09ユーロ。

まったく同じものがカルフールでは3、99ユーロで売られております。

これはほんとに約2倍のお値段。

これじゃあカルフールで買うのがほんとバカバカしくなってしまいます。

なのでこの2つを含めリドルかアルディで買えるものはそのどちらかで。

この両店で買えないけど、カルフールには置いてあるものはカルフールで、と決めている我が家です。

たとえば品質の良いお肉や、旦那が好きなメーカーのビールなどはカルフールがいろいろな種類が揃っているのでカルフール、といった具合です。

カルフールで買える品質の良いお肉は我が家の超お気に入りの1つとなっております。

カルフールにはカルフールの良さもあるのですよね。

でもリドルとアルディの勢いはこれからますますフランスはもちろん、世界に広がっていくはず。

カルフール、このままじゃほんとやばいぞ、と、一消費者として感じておるんです。

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