日本もだと思いますが、フランスでも連日のニュースのトップはロシアのウクライナ侵攻。
そのニュースで昨日、特にびっくりしたことがあります。
それはロシア政府がシリア志願兵に払う給与と、徴兵制があるロシアの徴兵ロシア兵に払う給与の差があまりにもあること。ロシアがシリアで志願兵を募ったことは日本でも報道されていると思いますが、その志願兵の給与は1ヶ月1000ドル(日本円で11万7952円)。
そして徴兵ロシア兵の給与は何と、1ヶ月わずか25ユーロ(約3200円)とのこと。
正規兵(志願して入隊した兵士)は700ユーロ(約90000円)で、それでも常に死と隣り合わせだと思うと安過ぎると思うけど、1ヶ月25ユーロって、ロシア政府、真っ黒ブラック過ぎます…。
徴兵されるのは18歳から27歳までの若者。
今回の戦争ではロシア兵の死亡者の数はすでに6000人とも7000人とも言われているけど、きっとたくさんの若い徴兵ロシア兵が命を落としているのでしょう。
18歳から27歳って人生これからなのに…。
そしてシリア志願兵についてですが、募集は主に正規シリア兵に向かられたもので、10年にも及んだ内戦で経済が撲滅状態のシリアでは正規兵への給与が滞っているのだそう。
なので1ヶ月1000ドルの給与のためにウクライナに行く人たちということ。
志願シリア兵たちだって家族がいたりで生活が大変なのでしょう。
シリア兵募集も25ユーロの給与もなんだかもう憤りしか感じません…。
それでも今日のニュースのトップはウクライナではなかったんです。
フランスでは3月14日、昨日から、ワクチンパス提示とマスク装着義務がなくなって、ちびっ子から大人まで大喜び!
ということをどの局もトップに取り上げておりました。
ウクライナのニュースを見ると溜息しか出てこないけど、マスクなしの笑顔の映像はやっぱりこちらも嬉しくなります。
やっぱりフランス人たち、マスクはお嫌いだそうです。
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