パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

mars 2022

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

日本もだと思いますが、フランスでも連日のニュースのトップはロシアのウクライナ侵攻。

そのニュースで昨日、特にびっくりしたことがあります。

それはロシア政府がシリア志願兵に払う給与と、徴兵制があるロシアの徴兵ロシア兵に払う給与の差があまりにもあること。

ロシアがシリアで志願兵を募ったことは日本でも報道されていると思いますが、その志願兵の給与は1ヶ月1000ドル(日本円で11万7952円)。

そして徴兵ロシア兵の給与は何と、1ヶ月わずか25ユーロ(約3200円)とのこと。

正規兵(志願して入隊した兵士)は700ユーロ(約90000円)で、それでも常に死と隣り合わせだと思うと安過ぎると思うけど、1ヶ月25ユーロって、ロシア政府、真っ黒ブラック過ぎます…。

徴兵されるのは18歳から27歳までの若者。

今回の戦争ではロシア兵の死亡者の数はすでに6000人とも7000人とも言われているけど、きっとたくさんの若い徴兵ロシア兵が命を落としているのでしょう。

18歳から27歳って人生これからなのに…。

そしてシリア志願兵についてですが、募集は主に正規シリア兵に向かられたもので、10年にも及んだ内戦で経済が撲滅状態のシリアでは正規兵への給与が滞っているのだそう。

なので1ヶ月1000ドルの給与のためにウクライナに行く人たちということ。

志願シリア兵たちだって家族がいたりで生活が大変なのでしょう。

シリア兵募集も25ユーロの給与もなんだかもう憤りしか感じません…。

それでも今日のニュースのトップはウクライナではなかったんです。

フランスでは3月14日、昨日から、ワクチンパス提示とマスク装着義務がなくなって、ちびっ子から大人まで大喜び!

ということをどの局もトップに取り上げておりました。

ウクライナのニュースを見ると溜息しか出てこないけど、マスクなしの笑顔の映像はやっぱりこちらも嬉しくなります。

やっぱりフランス人たち、マスクはお嫌いだそうです。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

いよいよ明日3月14日、月曜日から、フランスはワクチンパスポートの提示義務が基本的にすべての場所(飲食店、映画館、商業施設、地域間異動列車等)でなくなります。

例外は病院、高齢者施設、障害者施設などでの引き続きの提示義務。

でも、これらではワクチンパスではなく、衛生パスポート提示となります。

衛生パスポートは、ワクチン接種証明か陰性証明、回復証明があればとれるもの。

なのでワクチン接種をしていなくても問題なし。

実質的にワクチンパスポートの廃止ということです。

日本もだと思いますが、フランスもノーワクチン派がかなりいるのですよね。

今までノーワクチンの人たちは、レストランはもちろんカフェも利用出来ませんでしたが、明日からは基本的にはどこでもOK。

おそらく1年近く、たとえ外出しても飲食店は利用できなかっただろうと思いますので、その方々にとっては本当に待ちに待った日だと思います。

それからマスクも明日から基本的には着用なしでOK。

例外は公共の交通機関で、例えばバスやメトロでは引き続き着用しなくてはなりません。

私的には交通機関で着用義務が続いてくれるのはちょっと大事。

と言うのも、これだけコロナ禍が続いても、フランス人にとってマスクは、国が着用義務にしているから仕方なく着けるもの。

着用義務がなくなったら、多くのフランス人が着けないだろうことが想像つくのですよね。

でも今もコロナウィルスはあちこちに飛んでいるだろうし、これからは花粉も飛びます。

何よりせっかくマスク姿が変じゃなくなったフランスなので、このままマスク姿が違和感なし的になって欲しいな、というのが日本人の私が願うこと。

コロナ禍以前は、花粉がひどくてマスクしていると、多くのフランス人にジロジロジロジロ見られまくられたので、マスクを着けるのが憚られたものです。

でもこれからのフランスでは、風邪の時でも花粉の時でも、人目を気にせずマスクしたい!

なので私は少数派になってもマスク、着け続けますよ~。

さてさて、どフランス人、ワクチンパス廃止マスクなしでどう弾けるというのでしょうか?!

この後のどフランス人たちの様子は、またお伝えさせていただきますね。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

本当にプーチン恐いと思っている今なのですが、それでも我が家はいつも通りの時間が流れております。

たぶん皆様も同じような感じですよね…。

今はとにかく、ウクライナ頑張れ!って思うしかありません。

そして。

やっぱり核って恐ろしいな、と思っております。

抑止抑止って言うけど、いつかプーチンみたいな人間が出てくるのは、この人間社会なので思いっきり予想出来たはずです。

もう出来ちゃって各国で整備されているので遅過ぎですけどね…。

たぶん核で地球は終わるのでしょう。

ということで、パリで作れる日本食のご紹介でございます。

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今回は鱈のコチュジャン味噌漬け定食です。

鱈の味噌漬けが美味しいのはわかっていたので、ちょっと変えてみました。

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まずはその鱈のコチュジャン味噌漬け。

味噌とコチュジャン、醤油、みりん、酒、きび砂糖に2日間漬けてオーブンシートを敷いたフライパンで焼きました。

火加減も上手くいって柔らかでとても美味しかったです♪

味噌漬けって、日本にいた時は、買うもので、自分で作るなんて考えてもみなかったけど、それなりにですが作れるものだな、と今思っております。

粕漬も食べたいので、いつか酒粕も手に入ると嬉しいけど、それはちょっと難しいかな。

IMG_3194

もう1つのメイン的おかずがおでんです。

わたくしはもうおでんが大好き過ぎ。

おでんを煮ている、そのにおいだけでごはんが食べれそうな感じです。

いや、日本酒が飲めそうな感じかな。うひ。

大好物のちくわぶはないけど、大満足。

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そして副菜1品めは、数日前に煮物にしたBIO(オーガニック)のじゃがいもの、そのむいた皮を使ってBIOの人参と合わせて作った、キンピラです。

BIOだと皮も安心して使えるので、我が家はしょっちゅうチップスにしているのですが、キンピラもお気に入り。

結構ニンニクをきかせるのが我が家流ポイントです。

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副菜2品めはフランスでポピュラーな黒大根を使ったピクルスです。

ここ数年で日本の白大根がフランスのスーパーで並ぶようになりましたが、フランスで大根と言えば黒大根。

初めは、真っ黒の見かけでどうやって食べるんだろう、と思ったけど、これがしゃきしゃきで白大根とはまた違う食感と味わいで美味しいんです。

我が家の定番のいただき方は、フランスで定番のタラマディップを使ったオリジナルレシピですが。

黒大根とタラマのディップ

今回はピクルス。

ピクルスにしてもしゃきしゃき感があって美味しいです。

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副菜3品めは、氷頭なますです。

旦那が1人で行ったマルシェで買ってきたラベル・ルージュ(フランス公認の高品質マーク)の鮭のカマ3つ。

突然3つ持ち帰られて、ちょっと焦りましたが、目の前にあるのでやるしかない。

なのでがんばって捌いて、5日間酢漬けにして、2日間三杯酢に漬けて氷頭なますにしました。

そのかいあってとろとろめっちゃゼラチン質~。

酢に漬けるとこんな柔らかくとろとろになるんだ、と毎回結構びっくりです。

んが。

頭を捌くのは本当に大変。

今回、手が腱鞘炎になったくらいです。

なので、もう私が頼んだ時以外、買ってこないで、と旦那に頼みました。

今日もまだ手首が痛いです…。

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ごはんは白米に黒米をかなり多めに混ぜたもの。

黒米は2日前から水に漬けておきました。

毎回水加減に迷うのですが、とても美味しく炊けました。

でも旦那も私もお茶碗に1/3杯ずつ。

お米は美味しいけど、中年の身体には少量にしないとすぐお腹につくな、とつくづく思います。

なのでしかたないけど、1/3で我慢。

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そしてお味噌汁は油揚げとお豆腐とネギです。

お味噌汁はよく作るけど、この組み合わせは旦那には初めてだったのか(ちょっと覚えてない)、とても美味しかったよう。

なんかとにかくお豆腐が入っていると満足のようです。

初めてお豆腐食べた時は、何これ~変な食感~、って言っていたのにね。

人間の味覚は慣れるし、結構簡単に変わるもので~す。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

3月に入って毎日のようにお天気に恵まれているパリ。

(ただし今日は久しぶりの雨)

ほぼ毎年、パリは春夏と秋冬のお天気の対比がものすごいのですよね。

明るいパステル画と暗~い白黒画、って感じです。

とにかく苦手な秋冬が終わってよかったです。

ということで、週末もお天気に恵まれたので日曜マルシェにGO!してまいりました。

前回はパプスリーブ&デニムコーデ。

パフスリーブニットコーデでマルシェ&雲隠れドパルデューの話

今回もニットですが、ちょっと春っぽさを意識してみました。

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赤みがかったオレンジのニットに、コーディロイのホワイトのパンツと、ホワイトのコート。

帽子はホワイトはやめておいて、アイボリーのウールの帽子、靴は白スニーカーです。

まだまだ寒いので冬服ですが、ニットは春にも着れるものにして、+ホワイトで明るい感じにしてみました。

帽子はやはりホワイトにした方が良かったかな、とこのフォトを見て思いましたが、ま、いっか。

冬服を着るのもあと少しでおしまい。

早く軽やかな服装楽しみたいです~。

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マルシェまでの通り道には桜が咲き始めました。

ミモザや水仙を見ても、ああ、春来たな、と嬉しいのですが。

日本人の私にはやはり桜は特別。

毎年桜を見れるだけで幸せな気持ちになります。

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パリ郊外の我が街、新しいアパルトマンもなのですが、新築の家も今どんどこ建っていて、街の風景がかなり変わってきております。

歴史ある古いカフェなんかも取り壊されて新しい建物が建っていて、ここは残しておかないとだったんじゃないかな、なんていう残念なことも多いです。

あと5年くらいしたらさらにものすごく変わっているんだろうと思います。

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で、マルシェのポルトガルバーに到着です♪

この日は今年一番の賑わい。

皆さん、春の始まりを思う存分楽しんでいらっしゃいます。

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私たちもヴィーニョ・ヴェルデでシュワシュワ乾杯。

皆さん会話が弾む中、私たちはたいした話もなく、ただただ暖かい光の中でのんびり。

で、時々、知り合いさんとご挨拶、って感じです。

この時、お隣席だったマダムが大女優のジャンヌ・モローによく似ていたので、ちょくちょく見惚れました。

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この後はお買い物。

メインは前日のうちにアルザス料理を作っておいたので、何か前菜的なものが欲しいな、と。

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そうなると、我が街マルシェ人気No1かNo2のフランス総菜屋さんにやはり来てしまいます。
あ、No1かNo2というのは、こことポルトガルバーで人気を二分してる感じなんですよね。

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いつも何を買おうか迷っちゃいます。

選ぶのは基本的には私なのですが、旦那にたまに却下されることもあります。

たとえばニシンのマリネは私の大好物だけど、旦那はそれほどではないので、旦那が魚気分じゃない時は、すぐ却下されちゃいます。

でもこのお店は美味しいものがたくさんあるので、ニシン却下されてもぜんぜん問題なし。

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で、買ったのは、ちょ~っとラップで光って見辛いのですが、上左が豚タンのヴィネグレット(お酢を使ったソース)、右が卵のゼリー寄せ、下がポロネギのヴィネグレット。

初お試しの豚タンがほんとぜんぜん見えなくてごめんなさいなのですが、柔らかくて臭みもなくてさっぱりで、とても美味しかったのです。

これは我が家のお気に入りに決定!

卵のゼリー寄せはよく購入する大好物。

ポロネギのヴィネグレットは、簡単なので自分でも作れますが、参考のためにたまにプロのお味を確認。

ここのはノンオイルで超さっぱり飽きないお味。

これさえ作っておけばアレンジがいろいろ出来そうです。

フランス料理というとさっぱりしていないイメージですが、総菜系は意外にさっぱりが多いんですよね。

3点共、2人で美味しくていただいて大満足。

次回もまた新しい総菜にお試ししましょう♪

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

前回のこの記事の中で、フランスの家は中央暖房が多く、その中央暖房には燃料油かガスを使うけれど、ウクライナ戦争でその価格が高騰している、ということを書きました。

やっと日本入国が大幅緩和になったというのに

で、我が家も中央暖房で燃料油で、まだまだ上がり続けているので今のうちにまた注文しておく、と旦那が言うので、昨日注文をしたのですが。

ロシアのウクライナ侵攻前の1月27日に500リットル頼んだ時は585ユーロだったのですが、今回500リットル頼んで、何と908ユーロ(日本円で11万5,507円)!ショ~ック!

こんなに高いなら、一応電気ヒーターもあるので、自分たちのいる部屋だけヒーターで暖かくすれば私はぜんぜん良いです。

日本では自分のいる部屋だけ暖房入れるというのが普通でしたし。

でも中央暖房の家に住むフランス人の暖房の感覚は、日本とかなり違うんですよね。

中央暖房で家全体が暖かくて、おトイレもバスルームもいつでも暖かい。

それが当たり前なんですよね。

ま、確かにおトイレもバスルームも暖かいのはやはり慣れてしまうと大きいです。

でも今のこの事態。そんなこたぁ言っていられません。

パリは3月も引き続き暖房がないと寒いし、4月5月も暖房使わないと風邪引きそうな時がよくありますが、こうなったらこまめな温度調節をして今ある燃料油で乗り切りたい。

だって908ユーロってあり得ないですよ。恐ろしい…。

それにしても。

フランスの暖房というのは、フランス人の暖房感覚というのは、これからちょっと考えなきゃいけない問題だな、と思います。

フランスは電気代も高いし、もっと節制出来ると、日頃、旦那や周りの人の習慣を見て感じます。

コピーの裏紙とかも、今でこそ私がせっせこメモ帳にしておりますが、以前は裏が空いてるのに捨てていたんです。

市販のティッシュペーパーもなんか厚手で、もっと薄くて良くない?

ってずっと思ってました。

フランス人は新しいものはすぐには買わないけど(庶民はですが)、消費の仕方はもうちょっとやりようがあるように感じます。

もし核ボタンが押されるころなくすんで今の暮らしが続けられるなら、消費の仕方についてもっと徹底したいです。


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