先週の金曜日からずっと晴天が続いていたパリ。
(今日はちょっと薄曇り)そして今日からいよいよ3月。
11月12月1月2月、この4ヶ月間を越せば、冬のパリを乗り越えた感。
あとはもう眩しく美しいパリの春夏を待つばかりです♪
ということで、晴天週末はマルシェへGO!
前回コーデはお気に入りボーダーニットをご紹介いたしました。
→お気に入りボーダーニットコーデでマルシェ&購入した大好物今回もお気に入りのセーターをチョイスです。
パプスリーブのグレイのニット&デニム、白のニット帽で、靴は白のスニーカーです。
前回コーデのトップスだけ変えました。
このニット、去年の秋にH&Mの小さなセールコーナーで見つけたもの。
お値段はちょっと覚えていないのですが、10ユーロ前後だったかしら。
とにかくめちゃくちゃ安かったのです。
でも優しい色のグレイでパプスリーブなので、シンプルだけど地味過ぎないのがお気に入り。
3月に入ってもまだまだ着たいと思います。
日本では3月になると寒くても冬服を着るのはなんだかためらわれて、着るもに迷っていましたが。
フランス人は、季節に関係なく寒ければ暖かい服を着るんですよね。
夏でも肌寒いと真冬みたいな厚手ウールのコートを羽織っている人もいます。
さすがにそれはどうかな、と思いますが…。
で、雲1つない青空の清々しい日曜の朝を、散歩がてらぷらぷら歩いて。
マルシェのポルトガルバーに到着です。
すでにお馴染みさんムッシューたちの姿を中心に賑わっております。
お酒は身体に良くないから、と飲まない人が今フランスも結構いますが、ムッシューたちには関係なし。
自分の好きに楽しんでいるのを見ていると、こちらも楽しくなります。
ま、それでもやはり身体のためにほどほどに、とは思いますけどね。
で、この日曜マルシェバーに来た時だけは、私も朝から旦那と乾杯。
すきっ腹にしみます~。
この時の旦那との会話は、ロシアのウクライナ侵攻問題。
ロシア政府の関与が疑われるいくつもの暗殺事件があった時から、私はプーチンが心底嫌い。
プーチンのロシア政府は(中国政府もですが)ソ連時代から何も変わっていないと思っております。
そのプーチンを尊敬している、大好きである、友人である、と堂々と言っている(言っていた)のが、フランスを代表する俳優ジェラール・ドパルデュー。
彼は2013年にフランスの税金の高さを理由にロシア国籍を取得し、プーチンからロシアに住居まで贈られております。
お金は大事だけどお金のために、暗殺を疑われている人間と組むなんて私には信じられなくて、以来ドパルデューも嫌い。
TVでドパルデューの映画が放送されていると、本当に見たくなくて、旦那に変えて、とお願いしているくらいです。
でも旦那はやはりフランス人だからかなのか、ドパルデューを嫌いにはなれない様子。
だったのですが。
この時話したら、私がドパルデューを嫌っていたのが今はよくわかる、と。
ちょうど今、タイミングが悪く(いや良く?)、ドパルデューの新作映画「ロビュスト(ROBUSTE)」が明日3月2日から公開になるのですが。本当だったら映画宣伝のために、各テレビ局などでドパルデューのインタビューがたくさん放送されている時期。
でも、先週1度インタビューされているのをニュースでちらっと見たけど、その後今日まで見ておりません。
大好きな友人プーチンが恐ろしいことをやってますからね。
旦那は、さすがにドパルデューも見せる顔がなくて隠れて静か~にしているんだろうね、と。
そんなことを話していたら、すぐ近くにいたマダムたちもドパルデューの話題。
それくらい、フランスではプーチンと言えばドパルデューなんです。
ところで、今はどうか知らないけど、ドパルデューは毎日ワインやウィスキー、ウォッカを14本飲んでいるらしい、と旦那がこの時言っておりました。
14本ってびっくりです。
もう感覚がおかしいんです…。
うちのジョアンナによく似た可愛い子にこの日会えました。
でも性格は大人しくて、はちゃめちゃ活発娘ジョアンナとは正反対。
ママが大好きで、ママも溺愛しているようで、ママに抱っこされていると安心ちゃん。
その姿が愛らしくてこちらまで幸せな気持ちになった平和な日曜日。
狂気のプーチンが、自分がしてきたことが自分に全部戻ってきて世界から去る日を、心から願っております。
そんな日がもしきてくれたら、ドパルデューはどの面下げて出てくるのかな、国籍は今度はいったいどこにするのかな、とも思っております。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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