パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

avril 2022

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

先週は冬に戻ったかのように寒くて雨の多い一週間でした。

なので旦那が風邪を引いて、私も昨日からそれがうつって何となく頭がぽ~っとしております。

でも久しぶりに今日は晴れたので、風邪に負けちゃいられないぞ、と張り切って日曜恒例マルシェです。

前回は赤いセーターコーデでした。

赤×紺コーデで桜散った春マルシェ&購入食材

IMG_3462

今日もセーターをチョイス。

数年前にセールで買ったレース使いのコットンのグレイのセーターにデニム、ピンクとブルーのコットンスカーフ、グレイの帽子です。

IMG_3463

セーターは、レースの下にブルーのニットが下地代わりになっていて二枚重ね。

後ろ身頃もグレイですが、後ろボタンと裾はブルーで後ろ姿も可愛いんです。

今の季節にちょうど良い暖かさで、この上にライダースジャケットを羽織りました。

IMG_3481

淡い色の桜はほとんどぜんぶ散ってしまったけど、今は八重桜が満開。

そしてリラの花も咲き出しております。

もう少ししたら近所の空き地のリラが満開になるので、旦那に何本か摘んできてもらいましょう。

IMG_3479

そしてそして。

今日は5年に1度のフランス大統領選挙の第1回投票日。

旦那もマルシェの前に投票に行ってきました。

決戦投票に進む見通しとなったのは、エマニュエル・マクロン大統領と極右政党国民連合(RN)のマリーヌ・ルペン。

この2人で決まりだろう、と開票後数時間経ってほとんどのニュースが予想していたのですが、ぎりぎりになって左翼のジャン=リュック・メランションがマリーヌ・ルペンにわずかな差まで追いつきました。びっくり。

しかしその後ついに結果が出ました。

決戦投票はやはりマクロンとルペン。

5年ぶり、2回めの大統領選対決となります。

得票率はマクロン28、3%、ルペン23、3%、メランション21、2%となっております。

IMG_3471

とうことでマルシェに到着で~す。

家を出てから到着するまでにどんどん気温は上昇して、風邪っぴきの身には嬉すぃ。

IMG_3472

いつものヴィーニョ・ヴェルデで乾杯。

途中からは顔馴染みムッシューが合流して、旦那と釣りの話で盛り上がっておりました。

大統領選挙の話も候補者の話も一切なし。

フランス人は政治の話をよくする、というのはネタとしてよく使われるけど。

たとえばこういったマルシェで、誰に投票したの?と聞くこと、そして言うことはありません。

個人のことなのでマナー違反になるんですよね。

で、私は釣りには興味ないので、ちょっと抜け出して。

IMG_3474

1人お買い物タイム。

久しぶりにコロンビア総菜屋さんもいいな、アラブ総菜屋さんもいいな、と迷いまくりです~。

IMG_3468

お花屋さんのお花もますます色とりどりになってまいりました。

IMG_3470

チューリップもたくさん。

IMG_3482

で、購入したのはコチラ。

今年初の白アスパラガスはお手頃価格の3、50ユーロ。

パリのマルシェではまだ2倍近いお値段だと聞いております。

さすが庶民派の我が街マルシェ。

アルミホイルに包まれているのは、コロンビア料理のエンパナーダ。

いろんな具材のエンパナーダがありますが、今回はじゃがいもと鶏肉です。

IMG_3484

そして紙袋に入っているのはアラブ料理のピタパン。

薄~いピタパンの中にはほうれん草やチーズが入っております。

1つ2ユーロのお手頃価格で胃に重たくないのでグッド。

自分でも作れそうなので近々挑戦してみたいな、と思っております。

アラブ料理って一度好きになるとハマるんですよねぇ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後まで読んでいただきありがとうございます。
応援クリックしていただけると励みになります。
 にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
  にほんブログ
このエントリーをはてなブックマークに追加

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

パリの下町に、良心的な価格で美味しい料理を出してくれるビストロがありました。

そこでいただいた料理のいくつかは我が家の秘伝レシピにもなっているくらい。

お店のスタッフであるパトロンさん(経営者)もシェフさんも感じが良くて、とても気に入っていたのです。

でもある時、シェフさんが変わって、別の方になっておりました。

そのシェフさんのお料理も繊細で美味しかったのですが。でも。

以前のシェフさんの料理は、すごく繊細というわけではないのだけど、昔ながらのお味と今のお味が程よく融合していて、量も適度にボリューミィーでパリのザ・ビストロ料理。

それが魅力だったのです。

で、あのシェフさんはどうしたのだろう?

別の店に移ったのかな?

それとも自分でお店を開いたのかな?

なんてときどき思っていたのです。

そしたらある時ネットを見ていたら、たまたまそのシェフさんの名前がわかり検索すると、今いるお店がわかったのです。

場所はパリのハイソな中心地で観光客がとても多いカルティエ。

その界隈で雑貨や家具、食材まで手掛けるグループ会社がレストランも開いていて、シェフさんはそのレストランを任されていたのです。

それを知った時は、またあの料理が食べれる!と嬉しくて、すぐ予約。

そして数日後に行ってみたのです。

お店はいかにも観光客が好みそうなパリ風おしゃれモダンな雰囲気。

まだ早い時間だったので、お客さんはほとんどいなくて、私はテラス席に座りました。

前もってお店のHPを確認したらランチメニューがあったので、それにしようと決めていたのですが、渡されたカルト(メニュー表)はアラカルト。

しかも前菜もメインもかなりお高め。

スタッフさんにランチセットはありますか?

と訊ねると、今はもうやっていませんとのこと。

フランスの飲食店はHPを頻繁に更新しないところが多いので、こういうことはよくあること。

なのでしかたないので、アラカルトの中から前菜とメインをお願いしました。

その間、店内を見ていると、いましたいましたあのシェフさんが。

間違いなく彼です。

なので、ランチセットはなかったけど、期待に胸を膨らませました。

そしてお願いしたお料理がやってきたのです。

まずは前菜は野菜のラビオリだったのですが、盛り付けがなんだか微妙でちょっと雑な感じ。

お味は美味しかったのですが、量も少なくてお値段を考えると、首をひねってしまいます。

メインはマグロのタルタルに野菜添えで、ちょっとジャパニーズスタイル。

これも盛り付けが微妙で、お味は日本人の私にはまったく新鮮味のないもの。

下町ビストロではあんなに美味しい料理を作っていたのに、ここまで変わるとは。

もうただただ残念でした。

どうしてこうなったのかを考えてみると、私の勝手な想像ですが。

大きな宣伝をしなくても高い値段に見合わない料理を出しても、ある程度のお客さんが見込める場所。

(実際私の後やって来たお客さんは皆ドイツ人とか英語圏の人でした)

そこでグループ店を展開しているという経営側の考えが大きいのだろうな、と。

お客さまを喜ばせるとかいうことよりとにかくお金的な感じでしょうか。

シェフさんももしかしたら本望じゃないかもしれませんが、雇われている側。

しかたなく惰性で料理を作っているのかもしれません。

楽しんでるのがまったく感じられない雑気味な料理から、そんなことを思ってしまいました。

で、もう2度とここに来ることはないな、と残念だけど思いました。

高めでもあの下町ビストロのような美味しいお料理だったら、がんばってたまに来たいと思ったかもなのですけどね…。

ところで最初に、お値段以上の美味しい料理を提供してくれるビストロがありました、と過去形で書いたのですが。

その下町のビストロも閉店してしまったのです。

コロナ前だったのですが、やはりお店の経営というのは難しいんでしょう。

好きだったお店がなくなるって、好きだった味が食べれなくなるって。

とても寂しいものです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後まで読んでいただきありがとうございます。
応援クリックしていただけると励みになります。
 にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
  にほんブログ
このエントリーをはてなブックマークに追加

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

フランスでは犬にリードをせず散歩をさせている人がたくさんいます。

フランスの犬はちゃんと躾けされているから、とよく言うけど。

私はリードをしない事は良くないと思っております。

なぜなら。

昔、私がまだ日本にいて犬と暮らす前、ずっと犬が超苦手で恐くて、小型犬でもびくびくしていたからです。

公園でリードをしていない小型犬に吠えられて、恐くて涙目になりながら連れている人に、なぜリードしていないんですか?リードしてください!

と訴えて、逃げたこともあります。

その後、チワワの坊やを家族に迎えることになって、昔の自分と真逆で、犬が大好きになったけれど。

犬が好きな人もたくさんいるけど、苦手な人もたくさんいる。

ということは今でも思っております。

なので、犬が苦手な人のことをまったく考えずリードをしない、という行動は自分勝手で好きではありません。

それからリードをせず散歩させているフランス人がよく言うのです。

その子は優しいから大丈夫、と。

でも、その子は優しいから大丈夫、と言ったその犬に噛まれた、

という話をフランスで何度か、噛まれた本人に聞いたことがあります。

それ以来犬が恐くてしかたない、という人もいました。

散歩中の自分の犬が噛まれ、動物病院で手当てしたという人もいました。

旦那もそんな話を何度も聞いたと言っております。

なので旦那もリードなしは反対派。

うちの子たちは今まで誰も噛んだことはないし、噛みそうになったことも一度もありません。

可笑しくて愛らしくて私にとっては世界一愛おしい宝物です。

でも、絶対噛まない、とは私にも誰にも言えません。

それは世界中の犬(他の動物もですが)に言えること。

なのでたとえ、その子は優しいから大丈夫、と言われても、私は十分注意するようにしております。

散歩中にリードなしの犬がいる時は様子を常にうかがって、その犬がこっちに走ってくる時はすぐうちのわんこを抱っこして守ります。

その時、彼らは全員、その子は優しいから大丈夫、と必ず言います。

少し前のことになりますが、アンちゃん(ジョアンナ8歳女の子)と一緒に散歩していた時のこと。

いつも通る公園の脇道を通ったら、大型犬がリードなしで公園を走り回っておりました。

連れているのは若いフランス女性。

私はその大型犬を避けるように足早に脇道を通り過ぎようとしました。が。

その犬がこちらに気がつき一目散に走ってきたので、すぐアンちゃんを抱き上げ、犬の方を見ないでその場を通り過ぎようとしました。

でもその犬はすぐ私たちに追いついて、威嚇ではないんだけれど吠えながら飛びついてきて、アンちゃんを狙いました。

大型犬なので力がものすごくて、アンちゃんが恐くて固まっていたし私も恐かったし、何度もアタックされてよろけそうになって、でもとにかく無視して歩き去ろうとすると。

歩かないで!止まって!歩くから止めないのよ!

と連れていた女性が言いました。

えっ?なんでこちらがそんなこと言われなくちゃいけないの?

と思いましたが、あまりにもその犬が激し過ぎて恐いので、言われた通り止まりました。

でもその犬はアンちゃんを狙ってしつこく360度からのアタックを止めません。

するとやっとこっちに小走りでやってきた女性が今度は。

動かないで!

と言いました。

でもこんな大きな子にアタックされて動かないなんて無理です。

しかも女性が犬を捕まえようとしても、犬が興奮していて捕まえられないのです。

その時は私は恐怖と共に怒りが沸いていて、よろけながら女性に。

早く捕まえてください!あなたのせいですよ!

と悲鳴混じりで叫んでいました。

そうしてようやく、女性は犬を捕まることが出来、リードをつけることが出来ました。

そして女性は、ごめんなさい、でもこの子は優しい子よ、と例の言葉を言いました。

その子が悪いんじゃなくてリードをつけないあなたが悪いんです!

と私はめちゃめちゃ強い口調で言いました。

そしてまだ身体も顔も固まって操り人形みたいになっているアンちゃんを抱き締めながら、怒りが収まらないまま、ずんずん歩いてその場を去りました。

(その後アンちゃんは自分を取り戻していつものはちゃめちゃ娘に戻りました)

その公園は以前からリードなしで犬を連れている人が多い公園。

それまでも何度か小型犬、中型犬、大型犬に追いかけられたことがあったのですが、こんなに恐い思いをしたのは初めて。

で、この日からこの公園の脇道をわんこ散歩で通るのを止めました。

フランス人の、このリードなしは本当に同意出来ません。

犬が散歩中にいなくなりました、もし見かけたら連絡ください。

という張り紙をしょっちゅう見かけるのですが。

本当に切なくなる半面、どういう状況でいなくなったのか、リードはしていたのか。

といつも過ります。

犬はびっくりしただけでも恐くて逃げだします。

空にいったポーちゃん(ポルカ当時12歳女の子)が、散歩中のある時、軽そうでバカっぽい少年たちが突然投げてきた爆竹で、恐怖のあまりパニックになったことがあります。

今でも、あの時ポーちゃんのリードが外れなくてよかった、と思っております。

本当にその子のことを愛して絶対に守りたかったら、リードをしない、という選択肢はないはず。

なので、街中で犬にリードをしないフランス人は自分勝手な人間、と私的には判断をしております。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後まで読んでいただきありがとうございます。
応援クリックしていただけると励みになります。
 にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
  にほんブログ
このエントリーをはてなブックマークに追加

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

フランスのスーパー記事でございます。

先週はドイツ系スーパー「リドル」のグルメ食材デュリュクス(Deluxe)シリーズをいくつかご紹介させていただきました。

フランスのスーパー、今週のリドルはグルメ食材がいっぱい

で、今週もまたリドル。

なぜなら今週もデュリュクスシリーズ品が充実なのを広告で知っていたからです。

IMG_3381

買ったのはコチラ。

IMG_3383

まずはデュリュクスシリーズのイタリアの生ハム2種で、左が牛肉の生ハムのブレザオラ2、39ユーロ。

右が豚肉のジャンボン・セラーノで1、99ユーロ。

ブレザオラはEUの質の良い食材の品質マーク「I.G.P(Indicazione Geografica Prottetta)」、ジャンボン・セラーノには「P.G.I(Protected Geographical Indication)」がついております。

これは同じマークで、ブレザオラにはイタリア語で、ジャンボン・セラーノには英語での表記がされています。

ジャンボン・セラーノは先週も買いましたが、ブレザオラは今回初お試し。

で、もういただいたのですが、やはり豚肉とはまったく違う味わいで美味しかったのです。

これはまたあったらリピしたいと思います。

IMG_3384

デュリュクスシリーズのテリーヌをパイ生地で包んだパテ・アン・クルート・カクテルは1、99ユーロ。

パテ・アン・クルートは伝統的なフランス料理ですが、カクテルがつくと小さなサイズでつまむのにぴったりなんです。

IMG_3386

デュリュクスシリーズのロレーヌ地方の料理ブーシェ・ア・ラ・レーヌ用のパイカップ1、49ユーロ。

ブーシェ・ア・ラ・レーヌは王妃さまの一口パイという意味で、このパイ生地の上をくり抜いて、中にクリーム煮込みを入れる伝統的なフランス料理。

クリーム煮を入れるだけでたちまちビジュアルが王道フレンチになるので、買っておくと便利です。

IMG_3390

デュリュクスシリーズのイタリアのモッツァレラチーズの1種ブッラータ1、99ユーロ。

ジャンボン・セラーノと一緒にシンプルにいただきましたが、いつも通り美味しかった~。

IMG_3391

これもデュリュクスシリーズでイクラ3、99ユーロ。

先週は鱒の卵を買ったのですが、今週はイクラちゃん。

旦那が、また買うの?と言っておりましたが、この卵系が冷蔵庫に多めに常備してあると、いつでもお寿司が作れる、と思って日本人のわたくし安心するのです。

IMG_3387

リドルの地方物産シリーズ「サヴール・ドュ・ノ・レジオン(Saveurs de nos Régions)」のフランシュ・コンテ地方のチーズのカンコワイヨット1、59ユーロ。

脱脂乳から作られるこのチーズはとろりクリーミィー。

これはナチュラル味ですが、ニンニク風味もあって、それもイケます。

IMG_3388

そして、ギリシャ料理のぶどうの葉包みは缶詰で1、89ユーロ。

この缶詰で初めてぶどうの葉包みを知り、気に入って以来、我が家のお庭のぶどうの葉でも毎年作るようになりました。

お肉を入れるレシピが多いけど、これはお米と玉ねぎとハーブだけで超あっさり。

ぶどうの木は5月くらいから復活してきて、7月の葉が柔らかで食べ頃なので、それまでは自家製は作れません。

なのでこの缶詰ちゃんで楽しみたいと思いま~す。

ということで、デュリュクスシリーズはどれも決してお高くないのですが、内容はかなり満足出来る率高し。

高いお金を出して美味しいのは当たり前ですが(高いわりにたいしたことないものも多いと思うが)、庶民の我が家はお手頃なお値段で満足出来れば十分。

なのでデュリュクスシリーズは我が家の強い味方。

また何かいいのがありましたらご紹介させていただきますね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後まで読んでいただきありがとうございます。
応援クリックしていただけると励みになります。
 にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
  にほんブログ
このエントリーをはてなブックマークに追加

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

4ぴきいるわんこのうちのジェンカ(女の子で今年8歳)と散歩していた、先週の出来事です。

舗道を歩いていたら、あるお宅で柵の工事をしていて、舗道に道具などがいっぱいに散らばっていて通ることが出来ませんでした。

なので、ジェンちゃんを抱っこして、道路に降りて舗道ぎりぎりのところを歩いて通り過ぎようとしたら。

後ろからやって来た車にクラクションを鳴らされたので、急いで回り込んで舗道に戻りました。

すると私の横を通り過ぎたその車が止まり、運転席の女性が窓を開け、眉間にシワを寄せながら強い口調&剣幕で文句を言ってきました。

後部座席には子供が2人乗っていたのですが、母親(たぶん)の様子にまったく驚くことなく私を見ていました。

何もいきなりそんな風に頭ごなしに怒らなくても、と思った私もカチンときて。

まずは道具を舗道いっぱいに広げている彼らに言ってください、とつい言ってしまいました。

するとさらに怒りを買ったようで、さらに険しい表情で。

そうだけど事故になったらどうするのよ!こっちは子供が乗ってるのよ!と大声で、もうほとんど怒鳴り散らすような感じで言いました。

私は無視し、ジェンちゃんを抱っこして舗道を歩き続けると、彼女は私の真横を並走しながら、ず~っと怒鳴り続けていました。

途中の角(一方通行)を曲がるのがジェンちゃんの散歩コースなので、私は曲がる間際、彼女に日本語で「うるさい!」と一言強く言って、無表情で角を曲がりました。

すると彼女は角で車を止め、歩き続け離れて行く私の背中に罵声を浴びせ続けました。

降りてきて追っかけてきたら面倒だな、と思ったけど、子供がいるので降りれなかったのでしょう。

やがて罵声は聞こえなくなっていって、正直ほっとしました。

私は運転をしませんが、子供が乗っていたので恐かった、というのは確かにあると思います。

その点は私も反省です。

でも頭ごなしにあんなに怒鳴らなくてもいいはず。

もうちょっと冷静に言ってくれれば、私も、すみません、と言いました。言えました。

フランス女性は強い、とはよく聞く話。

でもあそこまで強い恐い感じの女性は初めてだったので、ちょっとびっくりしました。

子供たちがまったく驚いていなかったので、きっとよくあることなのでしょう。

金髪でかなり綺麗な人だったけど、あんなに恐くちゃ、あんなに眉間にシワを寄せてちゃ台無しです。

で、子供がいて離婚経験のあるイケメンパリジャンが以前言っていたことを思い出したのです。

元の奥さんはものすごく気が強くて、家でまったく安らげなかった、と。

なのでフランス女性との結婚はもうこりごり。2度としない、と。

確かに気が強過ぎる女性は、私がもし男性でも絶対にいやですし、友達にもなりたくありません。

ま、でも。

日本人でも恐~い女性、いますよねぇ…。

ところで。

ジェンちゃんの後はすぐジョアンナ(ジェンカと姉妹で今年8歳)の散歩で、工事中の同じ場所を通ったのですが。

舗道に散らばっていた道具類が、端っこに小さく寄せられておりました。

たぶん私たちのやり取りを見て聞いて、寄せたのでしょう。

男性2人で作業していたけど、女たちが恐かったんでしょうねぇ。あはは。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後まで読んでいただきありがとうございます。
応援クリックしていただけると励みになります。
 にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
  にほんブログ
このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ