パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

mai 2022

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今週はお出掛けしないともったいないくらい、毎日青空に恵まれて暖かくなっております。

ということで、パリ散歩に行ってまいりました。

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コーデはコチラ。

我が街リサイクルショップで見つけたトリコロールのイカリ柄コットンセーターにデニム、白い帽子、赤いバッグ。

そして白スニーカーを合わせました。

家を出る直前まで帽子の色に迷って、ナチュラルカラーの麦わら帽子や紺色の帽子もかぶってみましたが、バッグの色とのバランスも考え、結局シンプルな白チョイス。

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この日は今週の中でもスペシャルな太陽燦々デー。

降り注ぐたっぷりの光と、その陰影がパリの街を一層引き立てて。

ああ、今の季節のパリはやっぱり最高に美しいな~と、いくつかのカルティエを通り過ぎる度に思いました。

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公園では肌焼きブロンズ星人の姿をあちこちで見かけました。

もうこれはパリの春夏の風物詩?ですね。

でも6、7年前くらいから紫外線が危険ということがやっとニュースなどで伝えられるようになって以前のような、普通じゃないくらいのブロンズ色の人、を見かけることはかなり少なくなりました。

やっと、ほどほどに日焼けを楽しむようになってきた感があります。

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久しぶりに寄った下町マルシェはいくつかお店が変わっていて、一度行って美味しかったマルシェ近くのビストロも別のお店になっておりました。

若いシェフさんだったけど、今はどうなさっているのか。

どこかでまたあの美味しい料理でお客様を楽しませていらっしゃることを願います。

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記事タイトルにも書いておりますが、久しぶりにスリ現場にも遭遇しました。

メトロの中だったのですが、突然隣の車両から男の叫び声がして、車両間の窓越しに見てみると。

男性2人が1人の男を捕まえているのですが、男はその手を必死に振りほどこうとしながら、俺は何も盗っていない!離せ離せ!と叫び続けておりました。

そして電車が次の駅に滑り込んで停まったのですが、乗車口が開かない。

どうやら男性2人は私服の警官だったようで、開いた乗車口からスリが飛び出して逃げないよう、メトロの係員と携帯電話?トランシーバー?みたいので連絡しあった模様。

ホームにいる人たちはメトロのドアが開かないので、あれ?となっていましたが、男の叫び声が響き渡っていたので事態を把握。

でも2、3分も経たないうちに乗車口が開き、私服警官に完全に捕まった男が電車から降ろされ、どこかに連れらえていきました。

その一部始終を多くの乗客(私も)とホームで待っていた人たちが男が見えなくなるまで眺めていました。

ちなみに男は欧米系フランス人でした。

パリのメトロはロマ人スリだけじゃない。

フランス人スリもたくさんいるので要注意です。

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エッフェル塔もあちこちに肌焼きブロンズ星人。

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コロナ禍真っただ中の時はこの界隈に住む地元民の姿ばかりだったけど。

今は地元民も観光客もいて、コロナ禍以前の賑やかだけどのどかな光景がすっかり戻ってきております。

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やっぱりエッフェル塔はこうでなくっちゃ。

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可愛いわんちゃんにもたくさん出会いました。

めっちゃ吠えてきたプードルちゃんもいたけど、わんこが苦手だった昔とは違って、今は吠えられても基本恐くありません。

皆それぞれ性格が違って、恐がりちゃんで吠えている子がたくさんいることを、わんこと暮らしてわかりましたからね。

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以前住んでいたアパルトマンの近くの薬局も閉店で只今工事中。

古いお店で趣があったのですけどね。

ただお客さんはそれほど入っていなかったような気が…。

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懐かしカルティエも徐々に変化中なのです。

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この日は結局合計7時間近く歩いたのですが、楽し過ぎて疲労感があまりないまま帰宅。

毎日のわんこ散歩2時間がかなり足腰を強くしてくれているな、と思いました。

歩くのって本当にグッドです♪

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

以前のフランススーパー記事でyukさんがコメントをくださったのですが、それによると。

パリはスーパーに格差差別があって、日本人のご友人やオサレなフランス人にはリドルのことを「あんな移民スーパー」と言われちゃうんだそう。

それを聞いてびっくりしたのですが。

でもそう言えば私はパリ市内のリドルには入ったことがないな、と思ったのです。

で、この記事で書いたボン・マルシェと同日だったのですが。

高級デパート、ボン・マルシェの価格と価値観について考える

良い機会なので、確認も含めパリ市内リドルにも初めて行ってみました。

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場所は下町ベルヴィルに近い店舗です。

あえて移民系が多い地区のリドルにやって来てみました。

さあ、初パリ市内リドルへGO!

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おお~、午後4時前でしたがかなり混んでおります。

確かにというか、やはりというか、移民系(私も含むアジア系、アラブ系、アフリカ系)のお客さんが多く、割合で言うと移民系60%、フランス系40%って感じでしょうか。

店舗は我が家が行っているパリ郊外のリドルよりは狭めです。

パリ市内なので広い場所を確保するのは難しいのでしょうね。

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商品はというと、パリ郊外とそれほど大差はなく、かなり充実している印象を持ちました。

BIO(オーガニック)野菜もちゃんと揃っています。

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この週はイタリア食材フェアだったのですが、パリ郊外店とまったく同じように揃っております。

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リドルのグルメシリーズ「デリュクス」もズラリ並んでおります。

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店舗は狭めでもこれだけ揃っていれば商品に関しては問題はないように思います。

ただし、移民(日本人であるご自分以外のアジア系、アラブ系、アフリカ系)をご自分より下と思っている日本人やオサレフランス人は、この雰囲気だけで、私がいるような場所じゃないわ、と思うかもしれません。

それと、そんなことは思ってなくても、こういう行為をいやがる人はいるだろうな、と思ったことが1つあります。

それはレジでのこと。

店内が混んでいるのでレジもかなり混み合っているのですが、並んでいると平然と横入りしてくる人がいるのです。

この時はフランス人女性だったのですが、気がつかないフリして私の前に入ってきたので、私並んでいます、と言うと。

ああそう。わかったわよ。たいしたことじゃないわ!

と言い放って、別のレジの列へ行きました。

これ結構フランス人がしょっちゅうやるのですが。

このリドルの雰囲気で混み具合だと、この行為がよく発生しているだろうな、と思いました。

私もこれが好きじゃないので正直ちょっといやな気持ちになりました。

高級デパート、ボン・マルシェではさすがにこれする人はいませんし、パリ郊外リドルだと広い店舗が多いのでレジもそこまで混んでいない。

なのでこういう人、あまりいないんですよね。

でもリドルの安さとその割に質は決して悪くないこと、ってか、むしろ結構良いことを考えると。

私並んでいます、と言えばいいだけのことな気も。

もし私が今パリ市内に住んでいたとしても必ずリドルに通っていたと思いますし、パリで暮らしていた節約学生時代にリドルがあったら、めちゃくちゃ嬉しかっただろうと思います。

たぶん渡仏後の早い時期からフランス&ヨーロッパの食を楽しんでいただろうなぁ。

(その頃はまだ市内にリドルはなかったので)

なので。

妙なプライドや格差差別、人種差別がない場合は、リドルも他のスーパーも普通に利用すればいいんじゃないかな、と。

フランス人庶民のど真ん中で暮らし、その中でフランス暮らしの楽しみを見つけている自分としては、普通にそう思っちゃいます~。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今週は暖かい日が続いているパリ。

わんこ散歩しているとじんわり汗ばんできて、冬散歩よりもカロリーが消費出来そうな気がします。

ということで恒例日曜マルシェコーナーです。

前回は赤×オレンジの長袖コットンセーターをチョイスしました。

モノプリのセーターコーデですずらんの日マルシェ&購入食材

今回も長袖コットンセーターをチョイス。

と言いますのも、もっと暖かくなってきたら半袖などの薄着を着ることが多くなるので、着れる時に長袖を着ておこう、って感じです。

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で、選んだのは少し前に我が街リサイクルショップで買ったレモン色のボーダー柄セーターと黒スキニーパンツ、白いコットン帽子。

これに白のスニーカーを合わせました。

帽子は17、8年前に日本で買って持ってきたもの。

でも一度も使っていなくて洋服ダンスの奥にしまったままでした。

少し前に春夏の服を整理していたら見つけて、白で合わせやすいので結構便利かも、と思い、今年は使うことにしました。

そしたら本当に便利で、今わんこ散歩にもよ~くかぶっております。

昔買ったものもぜんぜん活用できるものだな、と改めて思っております。

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そしてマルシェのポルトガルバーに到着で~す。

この日は朝方は薄曇りで、そのうち青空が広がっていきました。

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で、旦那はいつも通りシュワシュワのヴィーニョ・ヴェルデですが、私は一杯めはカフェラテ。

これが思っていた以上に日曜のマルシェのひと時に新鮮美味すぃ。

これからはしょっちゅう一杯めはカフェラテにしよう、と思いました。

この後はヴィーニョヴェルデも一杯だけいただいのですけどね。

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マルシェのお花屋さんでは色とりどりの花々が真っ盛り。

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1週間前の5月1日はメーデー&愛する人にミュゲ(すずらん)を贈る日で、ミュゲの小さな鉢がズラリと並んでいたけど。

今度はアジサイが並んでおりました。
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このアジサイ、花びらが変わっていて優しい色でとても素敵でした。

こんなのがお庭に咲いたら嬉しいなぁ。

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ということで購入した食材はコチラ。

1週間前に超お得だった白アスパラガス、紫アーティーチョーク、フランボワーズはやはりもうお買い得はなくて残念。

でもほうれん草大袋とイタリア総菜店で大好きなソーセージのモルタデッラをゲット。

ほうれん草は今とても好きないただき方があるので、大袋は結構すぐ食べきっちまいます。

モルタデッラは我が家流サンドイッチにするのが楽しみです♪
モルタデッラの簡単サンドイッチの作り方

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この日のランチはお庭バーベキュー。

2日間マリネしておいたスペアリブとソーセージ。

+シンプルサラダです。

久しぶりのスペアリブ、焼き加減も最高でめちゃくちゃ美味しかった~。

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バーベキューの後は、お庭の柵越しにお隣さん①のラオス系奥さま&仏旦那さまご夫婦がくださったベトナムのカフェと、お隣さん②のベルギー系仏旦那さまがくださったベルギーのプチ菓子でカフェタイム。

ベトナムのコーヒー初だったのですが、濃くて美味しい♪

カフェインに弱いので味見だけしか出来なかったけど、濃いコーヒーが好きなのでとても気に入りました。

なので作り方をネットでちょっと探してみようと思っております。

それにしても、お天気良ければすぐバーべキューが出来る今の季節はやっぱり最高で~す!

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

この記事で書いている事実婚をしていて亡くなった旦那さまと、長年親交のあるムッシューと先週末、マルシェのポルトガルバーでたまたま席が隣同士になりました。

事実婚について考えさせられたパートナーの死
事実婚について考えさせられたパートナーの死②
彼女たちのその後。事実婚について考えさせられたパートナーの死

で、私たちも亡くなった旦那さまを知っていたので何となくその話になったのですが。

ムッシューは旦那さまとは幼馴染だそうで、事実婚カップル家族ととても親しい間柄。

でもお葬式には出席出来なかったそうです。

その理由を聞いて、ちょっとショックを受けた私たちです。

実は旦那さまが亡くなったのは4回めのワクチン接種が原因だったのだそう。

旦那さまは数年前にガンを患ったことがあったので、とにかくコロナが恐かったそう。

なのでワクチンを毎回早め早めに接種していたのですが、4回めを接種した後、体調がおかしくなり、1ヶ月も経たないうちに亡くなってしまったのだそう。

亡くなった1月はまだまだコロナ禍真っただ中。

それにワクチンが原因で亡くなったということがご近所に知れ渡るのも、避けたかったのかもしれません。

お葬式は近い親族のみでひっそり行われ、幼馴染のムッシューでさえ出席することが出来なかったそうなのです。

もう1つびっくりと言うか興味深いと思ったことは、少し前にやはりマルシェで偶然会った事実婚の奥さまと旦那さまの娘さん(事実婚奥さまとは親子関係ではない)は、ワクチンを一切接種していないそう。

ガンを患った旦那さまは積極的に接種していたけど、奥さまと娘さんの考えは逆だったのですね。

家族間でも、ワクチンの考え方が違っていて、それぞれで決める。

フランスらしいな、と感じました。

コロナで亡くなった女優の岡江久美子さんが乳ガンを経験していたことを後になって知り、ワクチンが出来た今だったら亡くなることはなかっただろうに、とずっと残念に思っていたけど。

ワクチンはやはり人間の身体に大きく影響するもの、強いもの。

そんなに簡単なものじゃない。

そんなことを改めて感じました。

亡くなった事実婚の旦那さまは海が好きで自分の船も持っているくらいでした。

しょっちゅう船でチュニジアに行っていて、うちの旦那も何度か誘われたことがあったけど、結局一緒に行くことはありませんでした。

私はチュニジアにずっと行きたかったので(2001年の9月に行く予定でしたがアメリカ同時多発テロが起きて行けませんでした)、行ってくればいいのに、ってよく言っていたのですけどね。

そんな海好きの旦那さまの遺骨は近々海に散骨されるそうです。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

ハンバーガー大好きな我が家では、牛ひき肉が冷凍庫に必ず常備してあります。

で、月に1回の割合で確認も兼ねて冷凍庫整理をするのですが、今回、牛ひき肉が結構たまっていることに気づきました。

こんなにハンバーガー食べれないな、と思い、他の料理にしようと考え、思いついたのが牛そぼろ。

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ということで、何とフランスに来て初めての牛そぼろ丼定食です。

鶏そぼろは作るけど、牛そぼろは作っていなかったのですよね。

私自身も久しぶりにいただくので、思いついた時から楽しみにしておりました。

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その牛そぼろ丼は、炒り卵とインゲンを合わせた3色丼。

これがとっても美味しかったのです♪

生姜をしっかりめにきかせたコクのある甘辛牛そぼろと、シンプル味付けの炒り卵&インゲンが良く合う~。

これは、甘辛好きなフランス人もきっと気に入ると思います。

旦那もあっちゅう間に完食しておりました。

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お椀は干し椎茸と卵のお吸い物です。

が、卵の投入が早過ぎて、ちょ~っと不味そうなビジュアルになっちまいました~。

お味は美味しかったんですけどね。

だって干し椎茸と卵ですからね。

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副菜の黄カブの浅漬けです。

一番好きなお漬物はカブのぬか漬けですが、ぬかがないのでここフランスではカブの浅漬けが今のところ一番。

カブって生でも煮ても焼いても美味しくてホント好きだわ~。

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副菜のレンコンと人参のキンピラです。

レンコンはアジア食品店で購入の冷凍で、必ず常備しているものの1つ。

レンコンが入るとしゃきしゃき何でも?美味しくなります~。

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副菜のセロリと黄カブのピクルスです。

残っていたのを合わせて、ささっとピクルス液につけてタッパーに入れて冷蔵庫に入れておきました。

残り野菜は、具沢山スープ(お味噌汁も含めて)か浅漬けかこんなピクルスにして、とにかく消費。

野菜をいつもたっぷりとっていると、やはり体調が良いなと感じます。

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デザートはミルティーユです。

老眼鏡がまだ必要ないので、がんばってこのままなるべく使わないようにしたいな、と思っております。

なので目に良いブルーベリーの仲間のミルティーユをしょっちゅう食べております。

ちなみに。

旦那は老眼に合わせて老眼鏡を変えていますが、老眼鏡に合わせて老眼が進んでいるように私は感じております。

あんまり便利便利に合わせていくと、そこに老化がついていっちゃうような印象です…。
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