パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

juillet 2022

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

2008年にパリにやって来た当時、親しくしていた日本人の友人女性がおりました。

彼女は上品な和風美人。

自分にとって必要なことは徹底して情報を集め、自分なりに分析したりして、感覚で生きている私のような人間とは真逆なタイプ。

自分でも自覚していた私の足らないものを彼女は持っていて、尊敬する部分もとても大きかったのです。

彼女は当時すでにボーイフレンド的なフランス人男性の友人が2人いて、そのフランス人たちからしょっちゅう携帯に電話がかかってきておりました。

フランス人男性の友人なんてまだまだ考えられなかった(無理だった)私は、すごいなぁ、といつも思っておりました。

彼女は、ゆくゆくはフランス人パートナーを見つけたいと言っていて。

面食いだったので容姿は大事ポイントのようだったのですが、そうじゃなければある程度の肩書があるか、ある程度のリッチな人が理想のようでした。

正直、その点だけはちょっと気になっておりました。

でも、私は離婚経験をしていて現実を見たし、彼女は譲れないプライドみたいなものがあるように感じていたので、それぞれ考えが違うのは当たり前とも思いました。

私は一時期ニースに移りましたが、ニースにも1度遊びに来てくれたし、パリに戻ってからもときどき彼女と会っておりました。

でもだんだんと疎遠になっていきました。

一番の大きなきっかけは、私にパートナーが出来て(今の旦那)パリ郊外に引っ越したことだったように思います。

そしてその時、彼女がまだ理想のパートナーに出会っていなかったことも、私的に何か気を遣ったような感じが少しありました。

で、久しぶりに会ったのはそれから2年くらい経ってからでした。

近況をまったく知らなかったのですが、私は密かに、たとえ容姿が好みじゃなくても立派な肩書がなくてもお金持ちじゃなくても、彼女に合うパートナーが見つかっていたらいいな、との思いがありました。

私自身が、自分のタイプとは違うし、お金持ちでもまったくないけど、今の旦那と出会って、節約生活だけど落ち着いた暮らしをしていたからです。

数年間のパリ暮らしの中では、日本人の仕事探しや滞在許可証での苦労はわかっていたので。

理想は理想として、少し現実的になっているかな、と偉そうであれなのですが、思っていたんですよね。

でも結局、まだパートナーは見つかっていないようでした。

けれど出会いがあって現在進行形であることを話してくれました。

その人は仕事でときどきパリに出張で来る大手企業に勤める日本人で、かなり年下とのこと。

話を聞くうちに私は、まだそういうことを言っているのか、と、本気で彼女が心配になりました。

そしてついキツく言ってしまいました。

大丈夫?大手企業だとか年下だとか、そういうことに気がいってない?私にはまだ恋に恋してるようにちょっと感じるよ。

と。

すると彼女は怒ったように、そうね、私はまだ恋に恋してるのかもね。

と言いました。

その後1度会った時も、状況は変わっていないようでした。

そしてコロナ禍の時のことも現在のことも、もう何も知りません。

でも今思うのです。

どんなに心配しても、他人が言うのは余計なことでした。

それに彼女は頭の良い人なので、私なんかが言わなくても、心の中では十分わかっていたような気がします。

わかっていても、実際の行動となると難しいもの。

最後に会った時、いつか日本に帰ってフランス語を使った仕事をするのもありだな、と思っている。

と、話していたのが忘れられません。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

日本の都会や、アパルトマンがほとんどのパリ市内在住だと、バーベキューと言うとちょっと特別なお楽しみ感があるかもですが。

フランスは一軒家でもアパルトマンでも、庭があってバーベキューが出来るスペースがあって、そしてお天気が良いと、しょっちゅうお手軽にバーベキュー。

お肉でもお魚でもお野菜でもいっぺんに焼けちゃいますし、しかも炭火で焼くから美味しい。

しかもバーベキューを焼くのは基本的に男たちが担当なので、女たちがラクチン♪

で、お天気に恵まれている今年の夏のパリなので、我が家も毎週末、バーベキューをしております。

で、つい最近リドルで買ったバーベキュー用のcharbon(シャルボン)、木炭がお手頃価格のわりにとても質が良かったのです。

IMG_4835

それがコチラ。お値段は5、29ユーロ。

袋に「CHARBON DE BOIS QUALITE RESTAURANT」と表示がありまして、レストランのクオリティの木炭ということ。

「QUALITE RESTAURANT(レストランのクオリティ)」までついているものは、お手頃のお値段の木炭ではそう多くはないので、リドルが自信を持って販売したものなんだろうな、と感じました。

旦那曰く、いい木炭はまず袋の外から触ってみて、細かくないもの、とのこと。

で、この木炭を外から触ってみたら、確かに1つ1つがしっかりとしています。

IMG_4838

そして、実際に出してみても、細かな木炭が混じっておりません。

旦那に実際の使い心地も聞いてみると、やはりぜんぜん違うとのこと。

質が悪くて細かい木炭は、火をつけても燃焼が悪い上、すぐ火が終わって、その後は灰がたくさん出るそう。

でもこの木炭は、全部がしっかり大きめなので燃焼が良く、長い。

しかもまだ炭が残っているけど、焼くのが終わった場合、すぐ蓋をすれば酸素がなくなると同時に火が消え、次回もまた使える状態で炭がちゃんと残っているとのこと。

今まで食べることばかり考えて、バーベキューの炭のことって何も考えたことがなかったけど、へぇ~、と思ったんですよねぇ。

もっとこだわる場合、日本だと備長炭だったりとか、木の種類まで話がいくようなのですが、我が家はこのリドルの木炭で大満足。

8月はもちろん、可能なら9月になっても何度でもバーベキューしたいと思っているのですが、いつもリドルでこのレストランのクオリティ木炭があるとは限らないので。

また見つけた時は、2袋か3袋くらい買っておこうね。

なんて話しております。
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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

この記事で、渡仏して最初に住んだアパルトマンの日系不動産屋の担当者について書きました。

日系不動産屋の担当者との会話で地雷を踏んだ話

そうしたら、現在は日本在住の、ひょっとしてさんからコメントをいただきました。

で、ご本人に了解を得ておりますので、ご紹介させていただきます。

はじめてコメントをいただいた時から、計3回やり取りをさせていただいております。

最初のコメントは。
「ひょっとして〇〇さんですか。日系不動産の強烈な女性って。もしそうなら、同じく被害者です。手口や言動がもうそのまんまで、ついコメントをしてしまいました」

そして、2度めに返信でいただいたコメントでは。
「退去の時は本当に嫌な思いをしましたよ。ちなみに私の場合は、大家さんはゲイなんですよ。カップルでイビサに住んでお土産屋さんを経営してるのよ~、と勝手に暴露していました!ピカピカに掃除したら、caution(保証金)戻ってくると言っていたのに、最後のétat des lieux(部屋の状況確認)で、なんなのよ!このヒビは!あなたが保険金で補修しなきゃいけないのよ!とまくしたてられ、cautionは結局戻ってこず、詳細は省略しますが、大家とグルでした。十数年前の思い出です」

そして、3度めに返信でいただいたコメントは。
「やっぱり時代は変わり今になっても日本人をカモにする日本人は居続けると思いますし、それが1つの職業になっているんだと思います。まあ当然そこには私やmoiさんのような被害者がいるわけですし。これからあるいは今パリに住んでる人達に警告の意味でも、コメント紹介は良いのかなと思います。私が知っているだけでもこの女性以外に個人で斡旋している日本人の男性が2人いて、2人ともクセありでトラベルメーカーで泣かされてた日本人は多かったです。結局保証人もいない外国で家探しするから、リスクはあるわけで、そこにつけ込み蜜を吸う人たちもいるってことですね。残念ながらそれが同じ日本人なんですけどね」

という内容です。

最初のコメントの〇〇はそのままではないけれど担当者の名前が何となくわかるように書いてくださっていて、私と同じ担当者名でした。

(ただし最初のコメントは表示を控えさせていただいております)

2度めのコメントの、大家さんのことを勝手に噂話する(暴露する)も同じ。

保証金と部屋の状況確認のやり取りもほぼ同じ。

そして、そうだろうとは思っていたけど、大家さんと組んでいるも同じでした。

ここまで読んで、この担当者のやり方というものを改めて確認することが出来ました。

日本から来た日本人の借主側に非がなくても、退去の際には、まくしたて、時には、出るとこに出ると言って、ほぼすべて負担させるということ。

大家側にはお金を使わせないよう、保証金もしっかり入るよう、初めから話が出来ていること。

担当者も大家も、そのやり方に慣れたもんであるということ。

彼らにとっては日本人借主はおいしいカモで、ちょろいということ。

などです。

3度めコメントは本当にその通りだと思います。

で、ひょっとしてさんの仰る通り、これから、そして今パリに住んでる人達に警告になると思うので、今回記事としてご紹介させていただくことにしました。

これは経験したからこそ伝えられること。

今、フランスに、パリに住んでる者として伝えていくのは、1つの役目だと思っております。

でもちゃんとした対応をしてくださる日系不動産屋さんや担当者もいると思います。

ネットで見てみると、不動産屋の感想や評判が出てくるので、それらを参考にするのも1つの方法だと思います。

ということで今回は以上となります。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

無性に食べたくなっていたカレーを、昨日の夕方たっぷり仕込んで、今日は2日め寝かせとなっております。

今回は牛肉のミートボールカレー。

先ほど1度火入れをしたのですが、いい匂いがしておりました~。

ということで、恒例マルシェコーナーです。

前回は、一見清楚だけど後ろがちょびっと肌見せのワンピースコーデでした。

この夏のセールで買ったワンピースでマルシェ&購入食材

で、今回もこの夏のセールで買った服をチョイス。

IMG_4879

それがこのブルーグレイのシフォンのロングスカートで、合わせたのは我が街リサイクルショップで買ったグレイがかったペールグリーンのTシャツ、麦わら帽子、籠バッグ。

そして靴はシルバーのサンダルです。

シフォンスカートはH&Mで10ユーロ前後だったもの。

最後に残っていた1枚がちょうど自分のサイズだったんですよね。

Tシャツはエスプリのもので2ユーロ。

柔らか素材で着やすそうだったので家着でもいいな、と思って買っておいたのですが。

微妙な色合いがこのスカートに合ったので、買っておいてよかったです。

籠バッグは、7、8年前にパリのショップの店頭で見て、可愛いな、と思い買ったもの。

でもしまっておいたままで1度も使っていなかったのです。

今年やっと初めて使い。

大きな花がついてるのもですが、持ち手がシルバーブロンズのビーズ使いなのもポイント。

マルシェにぴったりなので、これからどしどし使いたいと思います。

IMG_4864

こんなコーデでマルシェに到着で~す。

ポルトガルバーはバカンス中とは思えない賑わいです。

結構な数のお店がバカンス休暇に入ったので、バカンスでも開いているこのバーは、街に残っている我が街住民にとっての唯一の社交場的な感じなのでしょう。

IMG_4866

で、この日はすでに暑くなってきていたので、私はいつものカフェオレはやめて、旦那と2人揃ってヴィーニョ・ヴェルデで乾杯です。

空きっ腹にヴィーニョ・ヴェルデしみます~。

お酒を飲む量が減ってから、一杯目でほろ酔い気分になるようになったここ最近。

これくらいでちょうどよいな、とほんと思うようになりました。

若い頃はワインボトル1本簡単に開けていたけど、身体のこともあるし、もうあんな飲めません飲みません。

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この後は、特に欲しいものはなかったのだけど、どこのお店がバカンス休みに入ったのかな、とマルシェ探検。

先ずは年配ご夫婦が営む馬肉専門店がバカンス休み突入。

旦那は馬肉が苦手だけど、いつもお客さんが結構並んでいるので、フランス人って意外に馬肉食べるんだな、と感じております。

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3店舗チーズ屋さんがある中の、このお店ともう1つがお休み突入。

1つのマルシェにチーズ屋が3つあるっていうのが、フランスらしい。

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トリップ(内臓肉)をたくさん扱うこのお店もお休み突入。

いつも威勢の良い美人マダムが仕切っているんです。

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イタリア総菜屋さんはこの日まで営業で、翌日の7月25日から8月3日までがお休み。

珍しく10日間の休みで短めですが、たぶんスタッフさんたちが7月8月の間に交代でお休みするスタイルなのじゃないかな、と思います。

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八百屋さんは3店舗ある中の1つがお休み突入。

なので他の2店舗がかなり混み合っておりました。

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お花屋さんは2店舗ある中の1つがお休み中。

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ひまわりが夏らしい。

我が家も去年の夏、うさっちのおやつのひまわりの種が手作り肥料に混ざっていて、いきなり庭のあちこちでひまわりがにょきにょき生えて、次々に花が咲いたのですよね。

ひまわりってかなり強いようです。

今年はいきなりあちこちで生えないように気をつけたので、今のところ生えていないのですが、それもちょっと寂しい。

だってこんな可愛いですからね。

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で、家に帰ってこの日のごはんは。

まずはお庭のテーブルに、パリのお気に入りリサイクル&ブロカントショップで買ったテーブルクロスをしいて、庭咲きのグラジオラスを飾りました。

IMG_4872

そしてメニューは「カリフォルニアのばあさんブログ」の大お気に入りレシピのコチラ。

カリフォルニア風チキンケバブ

前日にマリネ液に漬けこんだ骨付き鶏モモ肉をバーベキューで焼いて(旦那が)、付け合わせの焼きトマトはオーブンで焼き、サフランライスも添えました。

鶏皮は旦那が好きじゃないのでとり、串にさして私用鶏皮の焼き鳥にしました。

久しぶりに作りましたが鶏もトマトもサフランライスもやっぱりめちゃめちゃ美味しい♪

マリネ鶏と一緒にベーべキューで焼いた鶏皮も香ばしくて、これも美味しかった~。

炭火で焼いてますからねぇ。

ってことは焼き鳥バーベキューしてもいいんだなぁ。

よし、今度挑戦で~す!

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「私が見てきたパリのアパルトマンの現実」、前回はコチラの記事でした。

最も危険な地区の部屋で。私が見てきたパリのアパルトマンの現実

今回は、ああ、そういうことだったのか~、と思った、あるホームステイ先の話です。

2008年に渡仏して通った語学学校で一緒のクラスになったMちゃんは、奈良出身。

奈良弁が可愛らしくてめちゃめちゃ気さくで、でもきちんとした雰囲気で、その雰囲気と同じで真面目な性格。

パリには花を学ぶためにやってきて、自分でパリの花屋に飛び込みで入ってパトロンと交渉して、勉強のために無休で働いていました。

初めに行った語学学校での勉強が終わり、次に行った別の語学学校でもMちゃんと一緒になったので、ときどきお互いのアパルトマンを行き来するようになりました。

Mちゃんは留学会社で斡旋された14区のアパルトマンのホームステイの部屋に住んでいて、大家さんのフランス女性は、国の行政機関だったか大きな企業だったかで働いていました。

50代くらいで、やはりMちゃんのようにきちんとした雰囲気で、とても感じの良い人。

アパルトマンは100㎡以上あったと思いますが、広いリビングとキッチンがつながっていて、インテリアも素敵で、雑誌に出てきそうな住まい。

そんな中にMちゃんの部屋もあったのですが、リビングの一角にあって、たぶん後から工事して新しく作ったのだと思うのですが、プライベートが完全に守れる作り。

しかも部屋の中にシャワーとトイレまでありました。

リビングとキッチンは共有で、もちろんいつでも使ってよくて、1度そこでフェット(パーティー)もありました。

その時、大家さんはサーモンとホウレンソウのキッシュを作ってくれて、少し皆とお話してから、自分の部屋に行って、私たちをリビングで自由に過ごさせてくださいました。

大家さんは南仏のアンティーブに別荘も持っていて、週末やバカンスの時にしょっちゅう行っていて、その間Mちゃんは広いアパルトマンで1人暮らし気分。

それまた楽しんでおりました。

家賃は覚えていないのですが、他のホームステイの家賃と変わらなかったように記憶しております。

大家さんは適当なことをせず、受け入れる留学生のためにきちんと準備して、良心的だったのですね。

それまでホームステイ先でのいろんな話(主に不満)を何人かの人から聞いていたので。

こんな素敵なアパルトマンで、こんな優しい大家さんで、Mちゃんはホームステイ先に本当に恵まれたんだな、ラッキーだったんだな、と思っておりました。

でもある時Mちゃんと話していて、それが偶然恵まれたわけじゃないことを確信したのです。

たまたまMちゃんの留学斡旋会社の話題になったのですが、担当の方がとても良くしてくれて本当に感謝していること。

なので、相談の時に、皆さんで召し上がってください、と、お菓子の箱も何度か持っていったことを話してくれたのです。

で、ああ、そういうことだったのか~、と。

Mちゃんは、誰が会っても気さくで真面目でとにかく感じが良いと思うような子。

その上、皆さんで、と言ってお菓子まで持ってきてくれる。

担当者の人はもちろん、留学会社の人たち皆が、Mちゃんに好感を持っていたのでしょう。

なので、その会社のとっておきのホームステイ先を斡旋してくれたのだと思います。

そして、Mちゃんなら、とっておき14区アパルトマンの大家さんもきっと気に入ってくれると、わかっていたのだとも思います。

実際、大家さんがMちゃんに好感を持っていて信用しているのを私は感じていました。

Mちゃんは私にも、自分はオリーブオイルが苦手なのでおしゃれなものは作れないんだけど、と言って和食を作ってくれたこともあります。

(奈良弁がわからないのでここでは標準語で書かせていただいてます)

職場のお花屋さんにも肉じゃがを持っていったことがあって、皆食べても微妙な表情をして無言だったので、まずかったのかな、と言って、がっくりしていたこともあります。

(今はわかりましたが、茶色煮物系は苦手なフランス人が結構いるのです)

語学学校では、例えば皆で1つずつ食べ物を持ち寄ってのプチ・パーティーが時々あったのですが。

そんな時、皆がそれぞれ持ってきたものを出してごちゃごちゃになるので、自分は出さない、つまりケチって持ってこない。しかも毎回。

という人もおりまして。

そういうのって実は皆、結構気づいていたりして、やはりマイナスのイメージになっているんですよね。

でもMちゃんは逆で、損得考えなかったから、結局素敵なホームステイ先を斡旋してもらい、大きな得をしたように私は感じました。

Mちゃんは1年で日本に帰りましたが、帰ったら婚活する!

と意気込んでおりました。

あれから14年近く経ったけど、婚活が成功しているかどうかはわからないけど、あのままのMちゃんで元気に暮らしていてほしいです。

ま、Mちゃんのことなので変わらないでしょう!
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