ここ数年の間にずっと欲しいな、と思っていた物があります。
それはお弁当箱です。
日本で働いていた時は、基本的に週4日お弁当を作っていて、週1日だけ外食ランチでした。
その時は節約のために頑張ってお弁当を作っていて、毎週1回だけの外食ランチが超楽しみでした。
で、お弁当生活から何年も離れたパリ生活の今、パリでBENTOが大人気。
そうなると、日本にいた時は節約重視で作っていたお弁当を、自分でもまた食べたくなっていたし、作りたくもなっていました。
でもパリでお弁当箱を買おうと思うと、40ユーロとか50ユーロとかでめちゃくちゃ高い。
そこまでして買う気にはなりません。
なのでいつか日本に一時帰国する時に買えればいいかな、と思っていたのです。
でもつい最近寄った我が街の何でも屋さんで、超お安くお弁当箱を見つけたのです!
それがコチラ。
1つ1、99ユーロです。
BENTO箱はパリのデパートとか専門店でしか買えないと思い込んでいたけど、ぜんぜんそんなこたぁありませんでした。
ネーミングはランチボックスになっているけど、仕切りとかあるところが日本のお弁当箱を思い出します。
フランス人もランチ用に手作りごはんを持ってくるけど、だいたいタッパーに入れたサラダとかお米のサラダとかタブレなどで、仕切りで分けて的なランチボックスを持ってくる人はまだそれほど多くないように思います。
我が家の場合、あればたまに使いたいな、という感じなので、多くのことは求めないのですが。
お弁当箱本体におかずをぎりぎりいっぱいに入れても、上蓋にかなりの余裕があるので、閉じた時におかずが崩れないのがグッド。
しかもちゃんと上蓋も仕切りとぴったり合うような作りになっているので、仕切りのこっちとあっちのものが動いて混ざる、ということがありません。
1、99ユーロのわりに、フランスで買ったわりに、珍しくなかなか考えられてる~。あは。
で、早速ずっと食べたかったお弁当を作りました。
学校や職場に持っていくような、こんなお弁当を作るのはかれこれ17、8年ぶりなので、どうやって詰めるのか感覚がぜんぜん思い出せなかったのですが。
ネットでお弁当検索してプチ勉強。
今のお弁当は、ごはんとおかずを仕切りで分けず、おかずをごはんにのっけるタイプも多いのですね。
なのでこんな仕切りタイプはもしかしたら古いのかな?
でも久しぶりに詰めるの、結構楽しかったです♪
この時のメニューは、食べてしまわなくちゃな厚切りハムがあったので、そのハムでチーズハムカツ弁当。
副菜はポテトサラダ、出し巻き卵、ブロッコリー、家とれ2色プチトマト、ソラマメピック、浅漬け。
で、お味はと言うと、めちゃくちゃ美味しかったのです!
でも料理がというより、お弁当という形が、シチュエーションが美味しかったのです。
日本の職場では会社の給湯室(懐かすぃ言葉の響き)にある電子レンジでお弁当を温めている人も多かったけど、私的には冷めたのがなんだか昔ながらのお弁当って感じで、好きです。
買ってきたお弁当屋さんのお弁当は温かいのがいいですけどね。
旦那は、こういった超家庭的な日本の手作りお弁当は初めてだったのですが(お重に詰めた幕ノ内弁当風なのは作ったことがありますが)、とても美味しかったよう。
しかもいつもはフランス人あるあるで、日本食もフランス式にスープ(お味噌汁)があればまず最初にそれを全部飲んで、その後ごはんはごはん、おかずはおかず、と別々に順番に食べますが。
このお弁当はごはんとおかず、交互にいろいろ食べながら、あっちゅう間に完食しておりました。
なので、交互に食べる美味しさがお弁当でやっとちょっとわかってくれたかな、なんて思いました。
(これを知って欲しいな、と長年思っていました)でも1つ、これから考えなくちゃなこともあって。
それはこのお弁当箱、私には量が多過ぎでした。
完全に男性向けか大食漢向けです。
なので次回は、私のは量を減らしてどうやって綺麗に詰められるかが大事ポイント。
かさばる野菜で底上げが必要かな、なんて思っております。
これはフランス人が大喜びすると思うので、もう2、3個買っておいて、旦那が自転車愛好会仲間と少人数でどこかに行く時用のBENTOにしてもいいな、なんて思っております。
これからちょっとBENTO作りにはまりそうです~。
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