パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

janvier 2023

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は1度、最高気温予想は8度で、お天気は曇りとなっております。

久しぶりに晴れた先週末の日曜日、ご近所の日本人ご家族と少し遅い新年会を開きました。

ご家族は去年の年末に日本に一時帰国した時、私がず~っと、本当にず~っと欲しかった無印良品の発酵ぬかどこを買ってきてくれた方々。

フランスにとうとうやって来た念願の無印良品のぬかどこ

なのでそのお礼も兼ねて、我が家に来ていただいて、特別豪華というわけではありませんが、がんばってお料理を作りました。

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今年最後のガレット・デ・ロワも中のアーモンドクリームだけ前日に作っておいて、当日、市販のパイ生地を使って焼いておきました。

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人数は5人。

日本人ご夫婦、大学生の娘さん、旦那、そして私です。

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お気に入りのいろんな花柄のブロカント皿とテーブルクロスでテーブルセッティング。

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飾ったお花はドイツ系スーパーリドルで買ってきた薄いオレンジピンクのバラ。

で、食事の前はまずアペロ(アペリティフ)タイム。

その時のフォトは撮らなかったのですが、スパークリングワインで乾杯して、カナッペやシャルキュトリー、ポテトチップスをつまみながら、主に日本の話を聞きました。

またいつ会えるかわからないので親戚にばっかり会ってきて、とにかく忙しかったとのこと。

でも後半、2泊3日で沖縄旅行もしてきたそうで、父が沖縄出身の私、長年沖縄に行っていないのでめっちゃ羨ましかったです…。

ルフィの話も出て、日本も恐ろしい事が起きるようになったねぇ、なんてことも話ました。

そして1時間ちょっとのアペロタイムの後はお食事タイムです。

ちなみにこんな時のフランス人たちのアペロタイムは2時間なんていうのもざら。

そんな時私はいつもお腹が空き過ぎて、まだ食事にならないのかな、と心の中で思っております。IMG_7509

ということで1皿めは前菜3種で、ウフ・ミモザ、じゃがいものサモサ、カリフラワーのポタージュスープです。

ウフ・ミモザ(レシピは→Cpicon 【家ビストロごはん】ウフ・ミモザ by ルロワ・モワ)とスープは前日に作り置き。

サモサも揚げればいいだけにしておきました。

サモサはパリのビストロでいただいて超美味しかったものの再現で、我が家の大定番となっております。

本当はあともう1品、シュー・ド・ブリュッセル(芽キャベツ)のサラダも作る予定でしたが、当日の朝パンを買いに行く旦那に、シュー・ド・ブリュッセルを頼んだら、間違えてシュー・フルール(カリフラワー)を買ってきちゃったので、品数が1品減ってしまいました。

なのでお皿がなんかちょっと寂しい感じになってしまったのです。

そして今、冷蔵庫にシュー・フルールが1個半もあるので、どうしようかな、と思っております~。

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2皿めはカラスミのリゾットです。

フランスにもカラスミがあって「プタールグ(Poutargue)」と言います。

カルフールで賞味期限が近く割引になっていたものを2パック買って、小分けにして冷凍保存しておいたものを使いました。

カラスミはフランスでもお高めなので、割引になっていたら狙い目です!

本当はカラスミと麦のリゾットの予定で、リゾットは当日が良いので当日に作り始めたら。

BIO(オーガニック)ショップで買った麦が硬すぎてぜんぜん柔らかくならなかったのです。

で、急遽白米のリゾットに変更。

ちょっと焦りましたが、美味しいと言っていただけ、ほっ。

麦の方は、昨日、時間をかけて煮て何とか食べるような状態になり、いただきました。

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そして3皿めはメインで、鶏肉とパプリカのバロティーヌ、フェンネルのローストとサラダ添えです。

これはこの間パリ散歩した時にランチでいただいてとても美味だった1品を少しマネたもの。

お店ではお魚だったのですが、あっさりした鶏胸肉でも合いそうだな、と思ったので鶏肉でやってみました。

バロティーヌ’は広げた鶏肉などに詰め物をして筒状に巻き、蒸したり茹でたり焼いたもの。

鶏肉がちょっとご馳走料理になるし、しっとり美味しいのでたまに作っております。

でもこの日のバロティーヌは火がちょ~っと入り過ぎて、しっとり感がイマイチ。

余熱を考慮してあと3、4分焼き時間を短くすべきでした。

でも、フェンネルのロースト、サラダ、ソースが美味なので、トータル的には大丈夫。

これも喜んでいただけて、ほっ。

この後はデザートで、奥さまがシフォンケーキを焼いて持ってきてくださったので、ガレット・デ・ロワと並べ、まだ食べれる人は食べました。

メインを出してほっとしたので、デザートのフォトを撮り忘れてしまったのですが、シフォンケーキ、あっさり軽くて美味しい♪

うちはシフォンケーキの型がないので作ったことがないのですが、簡単だよ、って言っていたので、ちょっと挑戦してみたい。

フランスでも一時期、エンジェルケーキという名前でシフォンケーキのお店が流行ったことがあるので(今は閉店したようですが)、フランスでも型が見つかりそうかな、と。

ま、そのうち買いたいなと思いま~す。

で、帰る時は、カブと人参のぬか漬けをお土産に持ち帰ってもらいました。

ほんとはアペロの時におつまみで出そうと思っていたのだけど、すっかり忘れちゃってそうなったんですけどね。

ということで。

真冬でほぼ毎日曇りのパリで、久しぶりにちょっとワイワイとした楽しい日曜日となりました。

すぐ近くに日本人ご家族がいるって、やっぱり助かるし、なんか安心です~。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は5度、最高気温も5度で、お天気は曇りとなっております。

パリ散歩した日、モンマルトルの日本人パン職人、稲垣信也さんのお店に行く前に。

大行列の2つの理由。モンマルトルの日本人パン職人のShinya Pain

モンマルトルの丘の裏にあるお気に入りのサン・ヴァンサン墓地に久しぶりに寄りました。

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コロナ禍が急速に広がっていた2020年の9月にモンマルトルに来て、観光客が消えたモンマルトルの光景に衝撃を受けた後この墓地を歩いたのが、約2年半前。

その後もコロナ禍真っただ中の時に1度寄ったのですが、その時は閉まっていたのです。

なのでここに来るのは結構久しぶりとなります。

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このサン・ヴァンサン墓地がお気に入りなのは、ユトリロが眠っているから。

このユトリロのお墓の真後ろは、酔いどれ画家とも称されるユトリロが飲んだくれて歩いた坂道があって、ユトリロ、ルノワール、ピカソなどが通った19世紀中頃から続くシャンソニエ(歌を聴かせる酒場)の「オ・ラパン・アジル」が今も営業していて。

当時とそれほど変わらない風景が広がっているのです。

絵にはまったく詳しくないのですが、当時と今が、このユトリロのお墓で不思議につながっているように思えて、少しタイムスリップした気分になれるんです。

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モンマルトルにはもう1つ、モンマルトル墓地という広大な墓地があって、画家のエドガー・ドガ、作家のスタンダール、映画監督のフランソワ・トリュフォー、歌手のダリダなどたくさんの著名人が眠っております。

それに比べるとこのサン・ヴァンサン墓地はとてもとても小さな墓地。

10分もあれば1周出来ちゃいます。

なので気軽に寄って、ゆったりした時間を少しだけ過ごすのにちょうどよいんですよね。

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ここに来たら、ユトリロのお墓ともう1人、映画監督のマルセル・カルネのお墓にも必ず寄ります。

1883年に生まれて1955年に亡くなったユトリロと、1906年に生まれて1996年に亡くなったマルセル・カルネ。

2人共パリ生まれで同じ時代に生きていた時期が結構あって、今お墓は目と鼻の先だけど、生きていた時も会ったことがあったのかな。

なんて過ります。

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で、1周してそろそろ墓地を出ようかな、と思っていたその時、ふと、鮮やかな青い花が飾られた、前回は気が付かなかった新しめのお墓に気付きました。

1956年創業のモンマルトルの有名キャバレー「Chez Michou」の名物オーナー、ミシューさんのお墓でした。

2020年に88歳で亡くなったのはその時のニュースで知っていたけど、この墓地に埋葬されたことは知りませんでした。

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青い服と青いサングラスがトレードマークだったミシューさん。

2018年に自分でこの墓地の予約を済ませていたようです。

いつだったかTVのルポルタージュで彼のモンマルトルの最上階アパルトマンが紹介されていたけれど。

植物や花々で美しく飾られた広いテラスからはモンマルトルが一望出来て、美しいものが好きだったんだな、と感じました。

キャバレーは男性が有名歌手(主に女性)の扮装をして歌って踊るスペクタクルショー。

ミシューさんが亡くなった後、お店の継続はどうなるのか、という話が出ていましたが、今も続いているようです。

HP→Chez Michou

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この墓地は周りのアパルトマンもどれも歴史を感じる古い建物で、アパルトマンの住人さんたちはいつもこの古き良きパリの面影が色濃く残った風景を見下ろし、そして自分たちもその中に住んでいる。

という環境。

住んでいると慣れて当たり前になっていくのだろうけど、やはりかなりスぺシャルで恵まれているな、と、庶民でしかも外国人の私なんかは思っちゃいます。

ひったくりや泥棒もものすご~く多いようですけどね。

住所・・・6 rue Lucien Gaulard 18区
メトロ・・・「Lamarck Caulaincourt」⑫号線

ということで、最後は全世界を席巻中のイタリア、ローマ出身のロックバンド、マネスキンのロックバラードで終わりにさせていただきます。

曲も墓地が舞台の映像も美しいです。


それでは、墓地から言うのもあれですが、どうぞ良い週末を!

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は1度、最高気温は5度で、お天気は小雨となっております。

(ここのところ毎日曇りか小雨となっております…しゅん…)

フランスでは、フランス料理を勉強しているティーンエイジャーの学生さん達でさえ、だし、味噌、昆布、わかめ、酒、米酢、柚子ポン酢などを使っていて、日本食へのリスペクトと広まりを実感しております。

mochiもフランスで大人気になっていることを去年の春の記事でご紹介させていただきました。

欧米女性たちが大興奮していたパリのMOCHIショップ

(ああ眩しいパリの春が懐かすぃ…)

そんな日本食の広まりのおかげで、ここ数年でフランスで買える日本食材がどんどん増えていて、日本人としてほんと~に嬉しいし助かっております。

そしたら、またまた嬉しいことがありました♪

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遂にドイツ系スーパー「リドル」で生椎茸が販売され始めたのです!

椎茸もここ数年でどんどん知られるようになってきていて、フランスで栽培農家も増えていることは知っていたので。

そのうち身近なスーパーにも登場するだろうとは予想していたのですが、とうとうです!

で、リドルの生椎茸もおフランス産。

お値段は実はわからなくて、なぜかと申しますと。

キノココーナーのところに並んでいて、この生椎茸だけ値札が見当たらなくて、でも他のキノコが2、99ユーロが多かったのです。

なのでこれも2、99ユーロくらいかしらね、と旦那と話して、カートに入れてみたのです。

で、お会計の時、この生椎茸だけレジの担当の方が何度やってもバーコードが通らなくて、その方がお買い得品のボタンみたいのを押して1ユーロにしてくれちゃったのです。

ラッキーでした。うひ。

ちなみにこの後行ったカルフールでも生椎茸が売っていたのですが、250gで6、99ユーロでした。

このリドルのは150g。

次回行った時、またあったら金額を確認したいと思います。

で、初めてのフランスで生椎茸、どうやっていただこうかな、と考えて。

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まずはシンプルな焼き椎茸にしてみました。

ネットで見つけたレシピで、生椎茸のかさの白い部分に塩を振って、薄く油をしいたフライパンで、白い部分を上にして弱火でゆっくり焼くというもの。

かさに水滴が浮かんだら焼き上がりです。

で、これとっても美味しかったのです♪

試しに最後の1つだけ少しお醤油をたらしてみたのですが、たらさずに塩だけが生椎茸の風味がよくわかるな、と感じました。

旦那も美味しい♪と大満足。

6個焼いてあっという間に食べちゃいました。

もっと食べたかったです~。

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そしてもう1品作ったのが椎茸の天ぷらです。

椎茸の食感が独特でこれも美味しかったけど、生椎茸の味を楽しむなら焼き椎茸の方かな、と思いました。

カロリーも焼き椎茸の方がうんと低いですしね。

ということで、今までは我が家の食卓は干し椎茸を使った料理はしょっちゅう出てきたけれど、生椎茸料理も増えそうです。

フランスの料理人さんたちは椎茸でフレンチを作っているし、今日たまたま料理番組を観ていたら、サツマイモや生椎茸を使ったオムレツが紹介されておりました。

なので私も和風はもちろん、これからは洋風料理にもいろいろ挑戦したいな、と思っております!


※追記・・・最初タイトルで「フランス産の日本野菜」にしてしまったのですが、椎茸は野菜ではなくキノコなので「日本食材」に修正いたしました。申し訳ありません。
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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は1度、最高気温は2度で、お天気は曇りとなっております。

フランスは今来ている寒波のマックスが今日のようで、明日からは少しずつ気温が上がっていくようです。

日本も今大寒波が来ているようで厳しい寒さになり、大雪や吹雪くところもあるとのこと。

どうぞ十分ご注意なさってください。

ということで。

ここ何年もの間、ぬか漬けがず~っと食べたかったわたくしです。

そしたら、ご近所の日本人カップルさんが日本に一時帰国した際に、無印良品の発酵ぬかどこを買ってきてくれたことをこの記事でお伝えしました。

フランスにとうとうやって来た念願の無印良品のぬかどこ

で、美味しくて止められなくて毎日ぬか漬けをいただいているのですが。

ぬか漬けを食べるようになってからの身体の変化にとても驚いております。

それは、腸内環境がぐぐんと整ったこと。

ぬか漬けは植物性乳酸菌が含まれていて、腸活に良い食べ物だということは知っていたけど、まさかこんなに変化があるとは思いもしませんでした。

以前は食べ物によって、または体調によって結構お腹をこわすことがあったのですが、それがなくなって、毎日お腹安定。

で、同じように毎日食べてる旦那も同じで、お腹安定。

しかも免疫力がアップするようだし、アレルギー予防にも効果があるようで。

コロナがまだまだ収まらず、酷い花粉症もちの自分が、フランスでぬか漬け生活をはじめられたことは本当ラッキーだったな、と思っております。

なので、2人して和食の時もサンドイッチの時もパスタの時もちょこちょこいただいております。

でも塩分が多いのでそこは気をつけなくてはなりません。

ぬか漬けを作り始めた時は美味し過ぎてしょっちゅうつまんでいたのですが、そこは修整。

1日1回、適度な量をいただくように変えました。

それでも次のぬか漬けは何にしようか、何時間漬けようか、と考えるのが今ちょっと楽しいんです♪

そんなわけで今我が家の冷蔵庫には、発酵ぬかどこと一緒に大根、カブなど、ぬか漬け用のお野菜がいつでもOKよ!

と待機しております。

そんなぬか漬け用野菜の中に1つ、思いついて買ってきたお野菜があります。

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それはカリフラワー。

フランスでは、火を通したのはもちろん、生でカリフラワーをいただくのも昔から定番で、マヨネーズをちょっとつけていただくとカリカリ美味しいのです。

でも、今では日本でも生カリフラワーがかなり浸透してきているようですね。

そんな生でも美味しいカリちゃんなので、生でそのままぬか漬けにしても美味しいんじゃないか。

と思いついたわけです。

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&カリフラワーの葉の硬いところも漬けてみよう、と。

いつもは炒め煮にしていただいてる部分で、食べれるのはわかっていたので、ぬか漬けにしたら少ししんなりして美味しいかも、と。

で、カリフラワーと葉の硬い部分のぬか漬けに挑戦。

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出来たのがコチラです。

漬け時間に迷ったのですが、カリフラワーは18時間くらい、硬い部分は24時間にしてみました。

さてさてお味ですが、もうタイトルにしちゃっているのでおわかりかと思いますが、これはフランスではやめとこ。思いました。

なぜなら、カリフラワーの隙間にぬかがたくさん入ってしまうので、取り出した時に念入りにぬかを取ってもかなり隙間に残ってしまうのです。

これはフランスでぬか漬けをやる者にとってはもったいない。

ただでさえ貴重なぬかなので、出来るだけ減らしたくないんですよね。

しかも期待していたほどの美味しさでもなかったような…。

これだったら、マヨネーズつけた生カリフラワーでいいかな、と思っちゃいました。

そして硬い部分ですが、これは24時間漬けてもやっぱり硬めだったし、これもぬか漬けにしたいほどの美味しさではありませんでした。

斜め薄切りにして炒めて簡単おかずにするのが1番のようです。

もしかしたら漬け時間で、もっとぐぐんと美味しくなるかもですけどね。

でもあのぬかが減る量を考えると、やっぱり、これはやめとこ。かな。

ちなみに。

葉っぱの柔らかいところはお味噌汁の具にしました。

柔らかくて普通に美味しい青菜ちゃんです。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は1度、最高気温予想は4度で、お天気は曇りとなっております。

ず~っと行きたかったパン屋さんにやっと行ってまいりました。

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モンマルトルの日本人パン職人の稲垣信也さんのお店「Shinya Pain」です。

パン好き、パリ好きの方はご存知の方も多いかと思います。

小麦の栽培からパン作りまで行うフランス各地の「ペイザン・ブーランジェ(農家兼パン屋さん)」で数年間、暮らしを共にしながらパン作りを学び、2020年7月にモンマルトルにこのお店をオープン。

小麦はすべて農家のBIO(オーガニック)で、ルヴァン(自家製発酵種)を使い、パン作りから接客まですべて1人でやっております。

なかなか行けなかったのは営業日が木曜から日曜日の16時半から20時までで、その営業日と自分がパリ散歩する時に重要なお天気と、ランチするレストランまたはビストロがどのカルティエか。

というこの3つがなかなかうまく合わなかったのです。

で、今回やっと行けたというわけです。

お店が開くまでモンマルトルをお散歩して、一応場所確認、と思って開店15分くらい前にお店に行ってみると。

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すでに行列が出来ていたのでびっくり。

で、私もすぐ並びました。

16時半にお店がオープンして1組ずつ入って、前のお客さんが出てくると次のお客さんが入店となります。

1組1組の時間が少し長めなのですが、様子を見てみると、Shinyaさんがそれぞれお客さんにとても丁寧に接客しているからだとわかりました。

私の前のお客さんは韓国系の方のようだったのですが、Shinyaさんに聞きながらあれもこれもとた~くさん購入なさっていて、金額が聞こえたのですが70ユーロ近く。

70ユーロ分のパン(&お菓子)ってすごいなぁ、なんて思っていたら、その方が、たくさんでごめんなさいね、と申し訳なさそうに言っていて、Shinyaさんが笑顔で、いえいえありがとうございます。

みたいなほのぼのとしたやり取りがありました。

そして私の番となりました。

こんにちは!と言うと、柔らかな物腰のShinyaさんも優しい笑顔で、こんにちは。

と言ってくださいました。

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はじめてだしパンに詳しい方ではないので、赤ワインとチーズに合うようなパンがいいかな、と思っているのですが、とお伝えすると。

3種類のパンをすすめてくださったので、その中から2種をお願いしました。

そしたら思ったよりもずっとお安かったので、もう1種買おうか、と迷っていると、Shinyaさんが素朴なケーキをすすめてくださったので、そのケーキもお願いしました。

そして、ブログでパンをご紹介したのですが、お写真撮らせていただくことは出来ますか?

と図々しくもお願いしてみると、ちょっと汚い恰好してるけど、と照れながら言って、付けていたマスクも撮ってフォトさせてくださいました。

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それがこの1枚。

人柄が本当にそのまま表情に出ております!

こんなに有名なパン職人さんになっても、まったくえらぶったところがなくて、とにかくどのお客さんにも丁寧に接客していて、なんかちょっと感動さえしてしまいました。

こういう人だから、いろんなペイザン・ブーランジェでも受け入れられ、信頼されたんだろうな。

と思いました。

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お店を出ると、さらに長蛇の列が出来ていました。

開店15分前に来て良かったです~。

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さてさてお楽しみのパンです。

くるみのパンとライ麦のパンを半分ずつ。

そしてケーキはフランスの伝統的なお菓子フランの大きめ一切れで計9、10ユーロです。

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くるみパンは、ブルーチーズに合いますよ、とshinyaさんがすすめてくださったもの。

なのでブルーチーズを合わせたのですが、チーズを合わせちゃうのがもったいない!

なぜなら、まず小麦本来の風味と香りが美味しくて、+くるみもアクセントになっていて、パンだけをずっと食べちゃうんです。

ライ麦のパンも噛めば噛むほど味わいが出てきます。

どちらも、どんなに美味しいチーズがあっても美味しい料理があっても、パンが主役になるパンだと思いました。

炊き立ての美味しいお米って、おかずとか何も要らなくて、お米だけ食べていられるけど、少しそれと近いかもしれません。

これはもうパンが好きな人にはたまらないはず。

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そしてフランも美味しかったのですよ~。

フランってお店によっては、牛乳と卵で作るアパレイユがゼリー感が強いものがあって、そうすると旦那も私もちょっと苦手なのですが。

これはクリーミーでしっとりしててあっさりした焼きプリンのような味わい。

この素朴だけどしっかり美味しいフランス菓子は、やはり日本人店主さんのこのカフェのお菓子と重なりました。

日本人店主さんのカフェDreamin’ Manはコーヒーもお菓子も美味しい

私は甘いものは好んでは食べなくてたまに一口で十分なのだけど、凝ってる凝ってない関係なくとても美味しいお菓子は別。

一切れ全部食べれます、食べます。

なのでこれも旦那と半分ずつ、しっかりいただきました。

で、思ったことがあります。

大行列の理由は、パンが本当に美味しい。

そして店主のShinyaさんのあの人柄。

ファンが増えるのは、リピーターが増えるのは当然のことだと思います。

もちろん私もファンになりましたし、リピーターになります。

また絶対行くぞ~♪

住所・・・41 rue des Trois Frères 18区
営業時間・・・木ー日の16時半から20時
電話なし

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