パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

janvier 2023

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

年末、お正月のためにどうしても欲しいものが我が家の定番ドイツ系スーパー「リドル」になかったので、フランス系スーパー「グラン・フレ」に行ってまいりました。

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グラン・フレはこだわり食材が揃う、ちょっと高級感のあるスーパー。

1992年創業で、4年前のこの記事で初めてご紹介した時は約200店舗でした。

フランス人に第1位に選ばれたスーパー「グラン・フレ」

でもHPを見てみたら、現在は286店舗まで増えておりました。

ドイツ系の「リドル」と「アルディ」も店舗がどんどこ増えているけれど、「グラン・フレ」もなかなかがんばっております。

フランス全土の店舗はこちらで確認出来ます。

TROUVEZ VOTRE MAGASIN GRAND FRAIS

ただしパリ市内にないんです。

ボン・マルシェやギャラリーラファイエットにもなかなか負けない品揃えで、しかもお値段は両店よりずっとお手頃なので、パリ市内にも出来ればいいのにな、と思うんですけどねぇ。

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ということで、買ったのはコチラ。

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まずはどうしても欲しかったのが、この真空パックのマグロ5、92ユーロです。

リドルでも真空パックのお刺身用マグロが少し前から定番商品になっていて、我が家が行くリドルでもいつも置いてあるのですが。

そのリドルで売り切れていて、お正月の握り寿司用にどうしても欲しかったのです。

で、リドルになければグラン・フレだ!

と思って行って、無事ゲット出来たというわけです。

グラン・フレは他のスーパーにはないような魚介も置いていることがあるし、しかも多くが真空パックになっているので便利。

この行った日は、他のスーパーではなかなか見かけることがないタコや赤ヒメジもありました。

この後いただいたマグロですが、すごく美味しいわけではないけれど、酢飯に合わせれば何でも美味しくなっちゃうマジックで、美味しくいただきました。

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鱒(マス)のバジリコマリネはお買い得になっていて1、99ユーロ。

フランスではサーモンと並んで鱒もポピュラー。

お味も良く似ていて、私なんて正直、サーモンと鱒の味の違いがわからないくらいです。あは。

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ピスタチオと生姜入りのシェーブルチーズ2、59ユーロ。

シェーブルはナッツや果物と相性が良いので、ピスタチオというのはわかりますが、生姜というのが新鮮なので買ってみました。

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夏トリュフが何と6パーセント入りのチーズもお買い得になっていて3、39ユーロ。

6%も入ってるってなかなかすごいと思います。

グラン・フレはチーズも豊富な品揃えなんです。

で、これはもういただいてみたのですが、トリュフの風味も食感もかなり強かったので、トリュフをしっかり味わいたい場合に良いな、と思います。

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そしてヴァン・ショー(スパイス入りホット赤ワイン)用のスパイスセット2、29ユーロ。

パッケージの貼り紙が他の商品の水分で濡れてしまい、ちょっと見栄えが悪くなってしまいました。

これを適量赤ワインに入れて、オレンジの絞り汁とお好みで蜂蜜かお砂糖を入れ、温めればヴァン・ショーの出来上がり。

マルシェでは何度かヴァン・ショーをいただいたけど、家ではこの冬まだいただいていないので、温かいものが飲みたくなるような寒~い日が来たら、これでヴァン・ショー作りたいと思います。

でもフランス、ここのところ暖かめな日が続いていて、昨日南仏マルセイユは最高気温が19度。

北東アルザス地方のストラスブールでも17度。そしてパリ郊外我が街も15度。

12月半ばに毎日0度前後の寒~い日が続いて、久しぶりに冬のパリらしさを感じたけれど。

また地球温暖化の影響の暖かいパリの冬に戻っておりま~す。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

明けましておめでとうございます。

2023年になりましたね~。

毎年こんなふうに、2020年になりました2021年になりました2022年になりました言ってるけど。

こうやって月日はどんどこ過ぎちゃっております。

その度に残りの人生が確実に減っていることを心のどこかで忘れず(すみませんリアルで)、2023年も楽しく過ごしてまいりたいと思います。

ということで。

我が家の2023年の元旦のごはんのご紹介です。

日本人のわたくし、あっけないフランスのお正月が寂し過ぎるので、毎年完全和食と決めております。

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そんな思いでがんばって作ったのがコチラ。

こう言っちゃ何だけど、フランス家庭で1番大事なクリスマスより力入っております。あは。

準備を始めたのは12月30日。

だし作りをこの日から始め、予め作り置き出来るものもこの日にすべて作って、小さなタッパーに入れて冷蔵庫へ。

そして31日は、とったおだしを使ってお雑煮のスープや煮物作り。

揚げ物は揚げればOK状態にして、タッパーに入れて保存。

とにかく前もって出来ることはすべてやっておきました。

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ということで、まずはお花ちゃんです。

クリスマスに買ったお花が何とかもってくれたので、和の器に入れ替えて飾り直し。

お花があるだけでテーブルの明るさが違います♪

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で、まずはお正月に欠かせないお雑煮です。

でもお餅は高過ぎて買えないので、お餅なしです。

それでも十分満足。

我が家のお雑煮は北海道出身で関東暮らしが長かった母の味。

母はお料理が得意とは言えなかったのですが、お雑煮は本当に美味しくて、食べた人には必ずと言っていいほどだしの合わせ方を聞かれます。

母に会ったことがないフランス人旦那も大好物。

会ってなくても、味でつながってることが面白いな、と感じます。

ってか。

娘がフランスに移り住んでフランス人と家族になってるなんて、って空でびっくりしてると思います~。

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野菜中心の9種の小さな盛り合わせで。

左上から時計回りに、ほうれん草の胡麻和え、人参の甘酢和え、カブの浅漬け、カブのポタージュ味噌風味、和風ウフ・ミモザ、ジャガイモと人参のマヨネーズ和え、さつまいもの甘煮、芽キャベツの塩昆布バター和え、海老とソラマメの塩炒めです。

冷蔵庫にあったお野菜や常備野菜を、年末の冷蔵庫掃除かてら総動員。

残り野菜で簡単に少量の副菜を作るのは結構好きなので、ラジオで音楽を聴きながら、どんどこ作りました。

1つ1つは超簡単なものばかりですが、いろんな味が数種並んでいると、目に嬉しいし楽しいです。

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私が1年で1番楽しみにしているラップで作る握り寿司です。

今年の具材は、生の鱒、牛のタタキ(前日の大晦日に食べた残り)、シブレット、イクラ(1瓶だけ大事に残しておいたもの)、ネギトロ、ホタテ、卵、生サーモン、マグロです。

いつももっといっぺんにたくさん作るのですが、今年は無理せず程よい量を作りました。

なぜなら、夜また食べたければ食べたい分を作れば良いからです。

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筑前煮です。

彩りに大事な絹さやorインゲンをうっかり買い忘れ、グリンピースを飾りました。

煮汁をかけ忘れ、なんかつやつや感がありませんが、旦那が珍しくあっちゅう間に完食。

フランス人は日本の茶色の煮物系が苦手気味という場合が結構あって、旦那もそんな1人。

でも全部食べてもらえたので、なんか嬉しかったです。

少し甘めのしっかり味にしたのが良かったのかも。

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鶏肉の海苔チーズ揚げです。

旦那にはザ・和食の中で味変的なものも必要なので、1品、揚げ物を入れました。

海苔とチーズってボン・マリアージュ♪

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そして、スモーク鴨とオレンジとルッコラのサラダで、和風ドレッシングがけです。

ドイツ系スーパー「アルディ」で買ったスモーク鴨をまだいただいていなかったので、元日に和食スタイルでいただこう、と思っておりました。

鴨とオレンジは王道ボン・マリアージュで、ここに醤油を使ったドレッシングを合わせました。

醤油万能!とても美味しかったです♪

2023新年のパリ郊外の我が家のお正月元旦ごはんは以上となります。

そして今は夕方の6時半前。

なのでそろそろ元旦お寿司第二弾を作り始めたいと思います。

やっぱなんてたって寿司が最高で~す!

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