パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

février 2023

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は3度、最高気温は6度で、お天気は晴れとなっております。

でも北風が強くて体感温度は朝は-3度で今は1度。

寒い日曜日となっております。

ということで、フランスのスーパーコーナーでして、今回はパリ市内にはないけど、ちょっと 高級感のあるフランスのスーパー「グラン・フレ」。

それからドイツ系スーパー「リドル」と「アルディ」、フランス系スーパー「カルフール」の食材となっております。

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で、買ったのはコチラ。

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まずは記事タイトルにもさせていただきましたが、グラン・フレの焼き立てパン屋さんのバゲット・トラディション1、10ユーロ。

だいぶ前にグラン・フレで2回くらい定番のバゲットを買ったことがあって、お値段の割に(1ユーロくらいだったような)まあまあだったので久しぶりに買ってみました。

でも今回はバゲット・トラディション。

伝統という意味のトラディションがついたこのバゲットは、規定水準の小麦粉、塩、酵母を使い長時間発酵させたもの。

厚めでカリッと焼かれた外皮は食べ応えがあって、中はもちっとしながらしっとり感があるのが特徴。

定番バゲットより1ユーロ前後高くなりますが、我が家はトラディションの方が好みです。

で、もういただいたのですが、残念ながら美味しくありませんでした。

外側はカリっとパリっと(し過ぎなくらい?)よく焼けているのですが、生地自体がぱさついていて、しっとり感がまったくなし。

ちょっと乾燥パンみたいでした。

カリカリ好きな旦那は、悪くないと言っていたけど、私は、これはダメと思いました。

ま、パリの高級デパートのパン屋さんも不味いとこありますけどね。

とにかくグラン・フレのトラディションはリピなし決定です。

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これもグラン・フレで茹で小海老3、99ユーロ。

2つに分けてすぐ冷凍したのですが、その時に1尾味見してみたら、これは美味しい♪

なので小海老が主役になる料理にしたいと思っております。

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ここからはリドルでして、I.G.Pマーク付きの南仏のロゼワインで、2本買うと3本めが無料になって計6、98ユーロ。

I.G.P(Indication Géographique Protégée)はEUの地理的保護呼称で、これがついていると信頼出来る証し。

もういただいてみましたが、I.G.P付きでこのお値段なら十分納得のお味。

これはまたお買い得で売り出されたらリピしたいです。

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ココナツミルク1パック2、65ユーロで、2パックめは60%引きになって計3、71ユーロ。

500ml入りでカレーにちょうど良い量。

で、ココナツカレー作るのにもう1パック使いましたが、美味しくて大満足。

旦那は3食続けて食べていたけど、飽きないよう。

これもまたお買い得になったらリピしたいです。

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オレガノ入りのイタリアのチーズのプロヴォローネ2、29ユーロ。

モッツアレラチーズと同じ製法で作られていてこのままでもいただけるチーズですが、これは陶器に入っていて焼いていただくスタイルで初お試し。

まだいただいていないのですが、お値段も手頃なので美味しかったらリピしたいですが、さてどうでしょうか。

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チルドのパイ生地0、79ユーロ。

リドルでは2種のパイ生地が売っていてこれはお安い方。

お菓子なら高い方をチョイスしますが、今回は週末のお料理にちょこっと使いたいので、こちらを買ってみました。

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ブラウンマッシュルーム1、29ユーロ。

これも週末のお料理用です。

きのこの中でもマッシュルームと椎茸が特に大好きです。

あ、でも大好きなトリュフもきのこだったわ。

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オーストラリア生まれのリンゴのピンクレディー2.99ユーロ。

いつもはBIO(オーガニック)のリンゴを買っておりますが、久しぶりにピンクレディー。

甘味と酸味のバランスが良くてジュースィーで美味しいです。

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これだけアルディでD.O.Pマーク付きのゴルゴンゾーラ2、59ユーロ。

D.O.P(Denominazione di Origine Protetta)とはイタリアの原産地保護呼称で、EUが認定している高品質マーク。

アルディでもリドルでもEU認定マーク付きのチーズをしょっちゅう買いますが、特にゴルゴンゾーラは認定マーク付きのが美味しいと、私はですが感じております。

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これだけカルフールでノルマンディーのとろりとした生クリーム(Creme épaisse)1、75ユーロ。

少し酸味があってサワークリームのような味わい。

フランスではサワークリームというものを見ませんが、ボルシチやビーフストロガノフなどにはこれを使えば本格的なお味になります。

今回は以上となります。

それにしても本当に寒い~。

今も青空だけど強風がびゅんびゅん吹いております~。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は7度、最高気温は11度で、お天気は曇りとなっております。

ドイツ系スーパー「リドル」の食材をしょっちゅうご紹介させていただいておりますが、リドルは食材の他にも雑貨や衣類、電化製品、そしてお手頃価格のコスメも販売しているんです。

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で、そんなリドルのプチプラコスメで私が愛用しているのがコチラ。

左からアルガンオイル入りのヘアオイル、ペンシルアイライナーとアイブロー、アンチエイジング用のBIO(オーガニック)のシートパック、リップ、アイシャドーです。

お値段はシートパックが1、99ユーロで、あとは3ユーロ以内となっております。

ヘアオイルは、それまでは顔にも使っているニュクスのプロディジューオイルを髪にも使っていたのですが。

コメントをくださったワッフルさんが、アルガンオイル入りでこの安さなのにとても良い、と教えてくださったのでお試ししてみたら、べたつかないけど程よくしっとりして落ち着いてなかなかグッド。

しかも超お手頃なので、お高めプロディジューオイルを使うよりもお安く済むのも嬉しいんです。

で、毎朝、ドライヤーは使わずブラシで軽くとかして、このオイルを無造作にささっと髪に馴染ませて、お手入れ終了。

超ラクチンしております。

ペンシルアイライナーとアイブローはごくごく普通の使い心地。

でもメーカー品も特に優れているものに出会わないので、これで十分って感じです。

シートパックはBIOなのに1、99ユーロのお安さ。

フランスに来てパックを一度もやっていなかったくらい手抜きだったのですが、このお値段なのでお風呂でのリラックスタイムに気軽に使っております。

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リップはピンクベージュ系。

肌に馴染む自然で薄めの色なので、塗っても口紅塗ってます感が出なくて普段に気軽に塗れる1本。

この他にも同じリドルの真っ赤なリップも持っていて、パリ散歩なんかで黒い帽子をかぶった時に、たま~にキリっと塗ることもあります。

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そしてアイシャドーもピンクベージュ系の2色セット。

元々まぶたがくすみ気味なので、そこに暗い色をつけるとさらにくすんだ感じになってしまうので、ダークな色は避けております。

このアイシャドーは2色ともほとんど色がつきませんが、控えめにパールが入っているので、すっきり明るい目元になります。

これだと、真っ赤なリップをつけても目元に色がほとんどついていないので、濃いメイクの印象にならずに済みます。

日本にいた時はかなりしっかりメイクをしていたのですが、フランスはしっかりメイクの人が少ないし、ノーメイクの人もとても多いんです。

なので自分も今はささっとシンプルメイクになりました。

ところが。

最近、まつげエクステをしているフランス女性がかなり増えてきたんです。

我が家の近所の普通の美容室兼美容サロンでも、まつげエクステが出来るくらい浸透してきていまして。

しかもそのエクステがなかなか激しくて不自然!

特に若い女性が多いのですが、わんこ散歩をしている時にすれ違う女性や、スーパーのレジの方の中にもまつげエクステしている人を見かけて、とにかく不自然なくらいふっさふさで濃くて長いんです。

なので元々大きな目の彫りの深い顔立ちが、さらにびっくりするくらい派手になっております。

まつげエクステしなくても十分華やかな顔立ちなんじゃないかな、と思うのですが、もっと華やかな顔になりたいのでしょうねぇ。

あと思うのが、日本人の専門の方だと、その人の顔立ちや目の大きさ、まつげの生え方なんかに合わせて出来るだけ自然に見えるよう調整してくれるんじゃないかな、と思うのですが、フランスの専門の方はそのへんがどうなのかな、と若干過ってしまうのですよね。

イギリスとフランスの美容室で働いたことがある日本人の美容師さんが、日本の美容室は器材も技術もレベルがとても高いと言っていたんです。

なのでまつげエクステもそれとちょっと近いのかもな、と。

永久脱毛も今だにフランスではほとんど知られていないですしね。

日本人の仕事は細やかで、そしてやはり日本というのはいろいろと進んでいるようです。

やっぱりね、って感じですけどね。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は6度、最高気温予想は11度で、お天気は曇りとなっております。

昨日までと違って今日はちょっと肌寒いパリ。

でも週末からはまた良いお天気が続くようなので、冬の終わりをしみじみ感じながら、エネルギーチャージしておこうと思います。

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ということで、フランスで初めて、なのでフランス人旦那と結婚して初めて、タラの煮付けを作ってみました。

というか、魚の煮付けを作るの自体がフランスで初めて。

と言うのも、フランスに来た頃はまずはフランスの食材に慣れなくちゃだったし、慣れてくると今度はその食材で料理をするのが楽しくなったのです。

そうこうするうちに旦那と暮らし始めました。

すると今度はフランス人に新鮮で自分もやはり落ち着く日本食も食べたくなる。

ただ煮付けはなかなか作ってみようと思わなかったのですよね。

なぜならやはりお寿司やラーメン、餃子などの日本食はだいたい喜ばれるのはわかっているけど、煮物などの茶色系のものは、外国人にはウケがあまり良くないんです。

しかも旦那は焼き魚も苦手。

シャケの塩焼きとかサバの塩焼きとかあんなに美味しいのに…。

でも、煮付けは甘辛味。

もしかしたら食べれるかも、と思って、もしダメだったら私が食べればいいや、と思ってお試しです。

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そのタラの煮付けです。

本当は皮つきが良かったけど、フランスで売ってるタラは皮をとってあるものが多いので皮なしです。

水でさっと洗って水分を優しくしっかりふき取って、塩を振って少しおいて、出てきた水分をキッチンペーパーでまた優しくふきとって、臭みをとり抜きました。

そして、まず一度沸騰させた生姜入りの醤油の甘辛汁にタラを入れて、汁をかけながら中火でさっと煮て、火が通り過ぎないうちに取りだしました。

次に予め茹でておいたホウレン草を入れて、これもさっと煮て取り出しました。

残った煮汁を煮詰めて、とろみがついたらタラとホウレン草にかければ出来上がり。

さてさて旦那の反応は?

意外や意外!

まったく問題なく普通に食べてるし、美味しい?と様子をうかがいながら聞いてみると。

うん、美味しい♪とパクパク食べてる~。

やはり甘辛味が決めてなのでしょう。

それと塩をして臭みをとったのもポイントかな。

フランスには春菊がないので代わりのホウレン草だったけど、ホウレン草も煮付けに合います。

これは超簡単だしあっさりで身体に優しいしで、味噌漬けに次ぐ、我が家の和の魚料理の定番に決定です!

ただし多くのフランス人は魚の骨が苦手で旦那も超苦手。

なので丸ごとの魚の煮付けは避けた方が良いので、切り身限定かな、と思っております。

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この時の副菜は、大根おろし添えの出し巻き卵。

普段大根おろしは添えないのだけど、たまにやってみたらめちゃくちゃ美味しい♪

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ワカメと紫玉ねぎと人参の生姜ゴマ酢和え。

海藻海藻健康健康。

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人参とカブのぬか漬け。

ほんの少しだけお醤油をちょろりとかけるのが大好きです。

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冷凍しておいたおでんの残り汁に人参、干し椎茸、レンコンを加えて作った炊き込みごはん。

この炊き込みで和風オムライスを作ってもグッド。

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そしてカブとネギのお味噌汁です。

お味噌は、パリの日本食材店で買った、ちょっと白味噌っぽいまろやかなお味噌。

アジアンスーパーでは田舎味噌しか売っていないので、久しぶりの違うお味噌、新鮮です。

で、最近はこのお味噌汁に柚子胡椒を少し入れるのがお気に入り。

まろやかな風味に爽やかな辛みがアクセントになって香りも良くてさらに美味しくなります。

こんな感じで、大成功だったタラの煮付け作戦?!

やっぱり醤油甘辛味は頼りになります~。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は4度、最高気温は13度で、お天気は晴れとなっております。

フランスのスーパーコーナーでして、今回はドイツ系スーパー「リドル」とアジアンスーパーの食材のご紹介です。

リドルはイタリアフェアだったのでイタリア食材数種を、アジアンスーパーでは我が家で今欠かせない食材をゲットしてまいりました。

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で、買ったのはコチラ。

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まずはリドルのイタリアフェア食材からご紹介でして、A.O.Pマーク付きのパルメジャーノレッジャーノ3、31ユーロ。

A.O.P(Appéllation d’Origine Protégée)はEUの原産地保護呼称で、これがついていると信頼出来る証し。

我が家は粉タイプと削って使うこの塊タイプの2種のパルメザンを冷凍で常備。

粉タイプはソースに入れたりリゾットに混ぜたりの料理用で、削るタイプはパスタやカルパッチョなどの仕上げに使っております。

仕上げにかけるのはやはり粉より削った方がぐぐんと華やかになるし、何より美味しくなります。

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これもイタリアフェア食材で、ニンニクのマリネ1、99ユーロ。

このままいただけるカリカリ美味しいニンニクちゃんは何度もリピしているもの。

食べた後に口に臭いが残らないタイプなので、安心してアペロのおつまみにいただけます。

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これもイタリアフェア食材で、I.G.Pマーク付きのボローニャソーセージのモルタデッラで1、59ユーロ。

I.G.P(Indication Géographique Protégée)はEUの地理的保護呼称で、これ

がついていると信頼出来る証し。

一時期はまり過ぎて毎週のように買っておりましたが、その後落ち着いてしばらく買っておりませんでした。

で、久しぶりにサンドイッチにしたけど、やっぱり美味しいです♪

モルタデッラの簡単サンドイッチの作り方

でもいつもサンドイッチばかりじゃあれなので、ちょっと違ういただき方も研究してみようかな、と思っております。

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BIO(オーガニック)の卵3、55ユーロ。

日本は鳥インフルエンザの影響で卵の価格が高騰しているようですね。

フランスは今のところまだ大丈夫。

しかもBIOでこのお値段なのも本当に助かります。

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フランスの卵は簡単に箱がこのようにぱかっと開きます。

時々ヒビが入っていたり割れている卵があるので、その場で毎回確認するのが大事です。

それから日本のようにSサイズ、Mサイズ、と分かれていることは基本的にはなく、卵の大きさが若干違っていることがほとんどです。

そしたらこの間、良くないことをしている大人を見かけました。

年配のムッシューがいくつかの箱を開けて、大きい卵を1つの箱に詰め替えていたのです。

その光景を見てとても情けなくなりました。

これはせこい以外の何ものでもない行為。

他にもリドルの焼き立てパンコーナーのパンをつまみながら店内を回り、その間に食べ切り、レジでパンの代金を払わない人もしょっちゅう見かけます。

これは結構女性が多いのですが、こんな図々しい女性にはなりたくない、とほんと思います。

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カブ2、29ユーロ。

カブは野菜の中でも特に好きで、旬の冬はだいたい常備しておりますが、ぬか漬けをするようになってから必ず常備となっております。

フランスにとうとうやって来た念願の無印良品のぬかどこ

少しずついろんなぬか漬けに挑戦しておりますが、カブはやっぱり間違いない。

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ここからアジアンスーパーの食材でして、干し椎茸1袋6、55ユーロ×2袋。

昔から干し椎茸大好きですが、ぬか漬けをするようになってからお手入れのために、さらに大事な食材となりました。

と言うのも、野菜をぬか漬けにしていると野菜の水分が出てぬか床がだんだんゆるくなってくるのです。

そのゆるくなったぬか床に乾燥したままの干し椎茸とだし昆布を入れると水分を吸収してくれて、ぬか床がゆるくなくなるのです。

しかも、干し椎茸と昆布のうまみがぬかに移るし、ぬか漬けにした干し椎茸と昆布も美味しい。

なので野菜のぬか漬けを毎日いただいている我が家では干し椎茸、とっても大事。

今日も干し椎茸とカブ、人参のぬか漬けをいただきました。

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そしてスイートチリソース1、80ユーロ。

ベトナムの生春巻き&揚げ春巻きのネム用の必需品。

マヨネーズと合わせて簡単アジアンソースにしても美味しいんですよね。

ということで、今回は以上となります。

それではまた次回で~す。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は6度、最高気温は14度で、お天気は曇りとなっております。

日本は電気代が高騰しているようですが、ここフランスも同じ。

元々高かった電気代がここ数年でさらに高くなり、去年は最大で4%の値上り、この2月からはさらに15%の値上り。

なので電気代の節約をさらに心掛けている今日この頃でございます。

で、明かりをマメに消したり、軽油を使う中央暖房の、この油も高騰なので最低限の使用にし、その代わりにつけるミニ電気温風器を寒い朝だけにして日中は消したり。

と我が家なりに結構がんばっております。

&我が家はIHクッキングヒーターなので、なるべく電気を使わなくて済むような料理を作るように心がけております。

そんな今、改めて重宝している日本の調理器があります。

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しょっちゅうブログで書いておりますが、日本製の真空保温調理器のシャトルシェフです。

これを買ったのはもう25、6年前。

初めは使い方がわからなかったけど、慣れてくると本当に便利。

なので渡仏の際もこれは持っていこうと、と。

でもなんせ古いので数年前に一度蓋が壊れる、なんてこともありました。

で、旦那に修理してもらいまた使えるようになって、その時はほんとホッとしました。

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ということで、ご存知ない方もいらっしゃると思うので、ちょっと中をご紹介。

ぱかっと開けると、保湿容器の中に調理鍋が入っています。

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この調理鍋で材料を一度煮てから保湿容器にこのまま入れて、後は置いておくだけ。

保温容器は電気はまったく使わず、コンセントももちろんなし。

この保温容器が調理鍋の熱を保温しながら調理出来る構造になっているんです。

なので火を使うのは調理鍋を加熱する時だけ。

煮るだけなら7、8分くらいでしょうか。

圧力鍋も短時間で柔らかく煮あがりますが、加熱時間と水分量に注意しないと、焦げ付きや煮崩れがちょっと心配。

でもこれは水分量を注意すれば焦げ付きはもちろん、野菜も煮崩れがほとんどありません。

もう1つ良い点は、一度保温容器に入れちゃえば、お出掛け出来ちゃうので、それもめちゃくちゃ助かるんです。

日本にいた時は、仕事から帰ってきたら柔らかく煮えているよう朝、加熱して、保温容器に入れて家を出る。

なんてこともしょっちゅうしておりました。

ただし、夏は暑さと湿気が恐いので、それ以外の季節にしておりました。

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保湿容器の外側もかなり年季が入っているのですが、調理鍋のガラス蓋を開けると、鍋底の色が変わってしまっていて、これまたかなりきております。

でも煮込むだけならまだぜんぜん大丈夫。

で、長年使ってきて私なりに、デメリットと言うか、使い方で注意していることがあります。

水分量を注意することをすでに書きましたが、材料を入れたらしっかり材料がかぶるよう水分を入れることがまずは大事。

ひたひたの水分で煮ながら蒸すというのが出来ないんです。

そしてもう1つ、その水分が少しでもとろりとしていると具材が煮えません。

水分がお水のようにしゃばしゃば状態じゃないとだめなんですよね。

なんか使い始めは保温容器に入れちゃえば何でも柔らかくなってしまうように思っちゃうのですが、そんなことはなく、とにかく多めでしゃばしゃばの水分にするのがポイント。

なのでたとえばカレールーを使って作るカレーだったら、シャトルシェフでまず具材を煮て十分柔らかくなったらルーを入れれば大丈夫。

(これは普通のお鍋で作っても同じですが)

トマトソース煮込みなら、やはりまずシャトルシェフで具材を煮て柔らかくなったらトマト缶などを入れ、もう1度調理鍋を加熱してから保湿容器に入れて2度煮しております。

トマト缶でトロリとしてしまうので最初から一緒に煮ると、なかなか具材が柔らかく煮えないんです。

で、シチュー系や煮物系も良いのですが、私の一番のおすすめはおでん。

まず最初に煮て保温容器に入れますが、あとは朝と夜に1度ずつ再加熱して(3、4分くらい)保温容器に入れて2日間煮込みます。

本当は1度煮でも良いのですが、2日間じっくり煮ると味しみしみの美味しいおでんに仕上がります。

それと鶏ガラスープを取るのにも本当に便利。

初めは一晩煮て(その間再加熱する)澄んだ1番スープを取り、次の日は2番スープ、そして最後は鶏骨の白濁スープを取ります。

その頃には骨がポロポロ折れるほど柔らかくなっております。

フランスは、と言うか欧米は丸鶏ローストを作る、または買うことが多いので、残った鶏ガラはスープを取らなくちゃもったいないんですよね。

で、こんな風に長年大活躍してくれてるのですが、いつか本当に壊れたらどうしようかな、一時帰国した時に買うしかないかもだけどいつ帰れるかもわからないしな、と思っていたのです。

そしたらやはりパリ在住のYUKさんが、アマゾンジャパンで買って3日で届いて、送料も関税込みで3,000円いかないくらいだった、とコメントくださいました。

これを知って、とてもホッとしました。

ちょっと検索してみたら、この無機質カラーじゃなく、色のバリエーションも増えていて、自分の好み的にはそっちの方が良いです。

なので次に買うのはもう少しカラフルなのがいいな、なんて思っているところです♪

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