パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

mars 2023

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は13度、最高気温予想は18度で、お天気は晴れ突然雨がときどきとなっております。

道で会うといつも笑顔で手を振って「ボンジュール!サヴァ?(元気?)」

と言ってくれるとても感じの良い、旦那とも顔見知りのムッシューがいたんです。

ところがある日突然、そのムッシューが私を無視するようになったんです。

で、あれ?私何かしたかな?いや、でも何もしてないよな。

と思っていたんです。

それが3年か4年くらい前で、それ以降無視のしかたがさらにキツくなっていって、あからさまにツンツンとした態度になっていったんです。

で、何だこの人、と思って、私の方も完全無視するようになったんです。

なのですが少し前に旦那と2人で外出しようと家を出た時、そのムッシューが私たちの前を歩いていて、旦那が後ろからちょっと驚かすように楽しそうに「ボンジュール!」

と大きな声で声をかけたのです。

そしたらそのムッシュー振り返ってめちゃくちゃ驚き、若干顔をひきつらせながらも笑顔で「ボンジュール!」

と旦那と、そして私にも言ったのです。

顔を引きつらせていたのはおそらく、ムッシューが私を無視していることを、私が旦那に言っていると思っていたのに、旦那が感じよく挨拶したからかな、と予想しております。

たいしたことじゃないので、旦那に何も言っていなかったのですよね。

その後なのですが、わんこ散歩の時にまたムッシューと会ったのですが、また無視再開でした。

私が1人の時だけ無視するんですよね。

で、昨日初めてその事を旦那に話してみたのです。

そしたら、たぶん理由はあれかも、という事を旦那が話してくれてビックリ。

それは、ムッシューのアジア人の奥さんが、娘さんを連れて数年前に出ていっちゃったようだという事。

旦那はその奥さんとも顔見知りだったので、事情を何となくわかっていたようなんです。

なのでムッシューはたぶんアジア女性に対して良い感情を持たなくなったのかも、と。

で、ああ、そういう事か、と突然無視の謎が解けたというか、理由(たぶんですが)がわかってちょっとすっきり。

でもちょ~っと引っかかるのが、旦那が、いろいろ事情があるんだと思うから仕方ないよと、ムッシューが私を無視することを妙に理解していること。

やっぱりどう考えてもあたし関係なくないか?

フランス人、いったい心が小さいんだか大きいんだか。

っつうか、た、た、たんじゅ…?

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は6度、最高気温予想11度で、お天気は曇りとなっております。

フランスのスーパーコーナーでして、今回はドイツ系スーパー「リドル」とフランス系スーパー「カルフール」。

今年2023年は4月9日がイエス・キリストの復活を祝う復活祭のイースター。

フランス語ではパック(Pâques)。

フランス人にとって1年で1番大事なイベントはクリスマスですが、イースターはその次くらいに盛り上がるイベント。

クリスマスのように家族で集まって、小さいお子さんがいる家庭ではエッグハント(子供たちの家の中やお庭での卵形のチョコレート探し)をして、ご馳走をいただいて楽しみます。

イースターで食べるものと言えばそんなチョコレートと卵が思い浮かぶと思いますが、食事のメインではラム肉が大定番。

我が家もラム肉のローストなんかをいただきたいところですが、うちは旦那がラムが苦手なので、毎年別メニュー。

私はラムが大好きなので、それがちょっと残念なんですよね。

ま、でもしかたないので外食の時にたまにいただいております。

そんなわけで、今の時期は各スーパーでイースター用の特別な食材&商品が並びます。

リドルでも4月9日まで毎週限定商品が目白押し。

前回我が家もイースター食材第一弾的なものを購入しました。

フランスのスーパー、フランス料理人注目の日本の香辛料

で、今回も事前にチェックして、欲張らずに欲しいものだけを買うよう心掛けました。

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購入したのはコチラ。

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まずはリドルのグルメ食材「デュリュクス」シリーズのアミューズ・ブーシュ(一口のお楽しみおつまみ)用のプチパイ5種が46個入りで3、69ユーロ。

前菜、メインは頑張って作っても、アミューズ・ブーシュまではなかなか手が回りません。

なので今年は初めて冷凍食品にお世話になってみることにしました。

自分が作る時の勉強にもなるのでたまのお試しも悪くないんですよね。

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これも「デュリュクス」シリーズでモッツアレラチーズの1種のブッラータ・ディ・ブッファラ2、49ユーロ。

ブッラータとブッファラ、どちらもモッツアレラチーズの1種ですが、ブッラータ+ブッファラというのが初めてなので、リドルに行く時から買おうと決めていたもの。

ブッラータは乳牛で作られていて、中がトロリクリーミィー。

そしてブッファラは水牛で作られていて、中はクリーミィーではありますがトロリではありません。

これも水牛で作られていて、おそらく中がブッラータスタイルでトロリクリーミィ―なんだろうな、と想像しております。

ちなみにお値段的には普通はブッラータよりブッファラの方がお高めです。

でもリドルなのでちゃんと水牛でもお手頃。

いただくのが楽しみです♪

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これも「デュリュクス」シリーズで瓶詰のミックスマッシュルーム2、69ユーロ。

なぜこれを買ったかと言うと、なめこが入っているから。

お豆腐となめこのお味噌汁にしたいな、と思ったのです。

以前はこの瓶詰きのこシリーズでなめこだけバージョンもあったのですが、なくなってしまったのですよね。

フランス人、なめこのいただき方が分からなかったのかな?

ということで、なめこだけ選んでお味噌汁にして、残りは何かのきのこ料理に使いたいと思います。

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AOPマーク付きのフランシュ=コンテ地方、モルビエ村のチーズのモルビエ30%引きで2、42ユーロ。

A.O.P(Appéllation d’Origine Protégée)はEUの原産地保護呼称で、これがついていると信頼出来る証し。

モルビエの目印である真ん中の黒い線は木炭。

元々はコンテチーズを作る際に余った牛乳に虫がつかないようにすすをかけて保存し、ある程度の量になったら作られていたこのチーズ。

今はすすから木炭になりましたが、モルビエの歴史とも言える黒い線なのです。

むっちりとした食感が独特で、比較的食べやすいお味です。

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ブラウンマッシュルーム1、39ユーロ。

週末ごはん用に購入です。

マッシュルームは生でも炒めてもスープにしても美味。

しかも低カロリーで身体にも良いので、マッシュルームも含めきのこというのはほんと優秀な食材だな、と思います。

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オーストラリア生まれのリンゴのピンクレディー1、99ユーロ。

前の週はBIO(オーガニック)のりんごを買ったのですが、それがイマイチだったので、大好きなピンクレディーに戻しました。

甘さと酸味のバランスが良くジューシィーで歯触りも良くて、本当に美味しいです。

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BIOのキャロット3、29ユーロ。

スムージー、ぬか漬け、サラダ、スープ等、とにかく人参をかなり食べる我が家なので必ず常備。

まとめ買い日の前日にまだ人参が残っている時は、その前日に全部消費しちゃいます。

BIOなので皮ごとザクザク調理して食べれるのも嬉しい。

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これだけカルフールでカブ1、29ユーロ。

カブも今必ず常備。

無印良品のぬかどこが来てから、我が家は毎日ぬか漬け生活だからです。

我が家にとうとうやって来た念願の無印良品のぬかどこ

ちょこちょこいろんな野菜を試していますが、カブと人参は我が家の基本ぬか漬け具材。

最近は2日間漬けるのがお気に入り。

ほんの少し酸っぱい感じの漬かり感が好きです。

旦那も毎日いただくのが当たり前になっていて、昼食が和食の時は副菜の1つとして。

昼食が洋食の時は夜にサラダ感覚でいただいております。

でもやっぱりごはんと一緒にいただくのが1番好きですねぇ。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は11度、最高気温予想は16度で、お天気は薄曇りとなっております。

フランスのスーパーコーナーでございます。

今回はドイツ系「リドル」とフランス系「カルフール」。

リドルではイースターのための食材第一弾、カルフールではフランスの料理人さんたち注目の日本の香辛料と興味があった粉(怪しい粉の方ではありません)をゲット。

フランスも物価高騰なので、まとめ買いの量をかなり減らしている今日この頃ですが、そんな中で日々の買い物と食の楽しみを見つけております。

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購入したのはコチラ。

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今回はまずはカルフールで買ったものからご紹介でして、これがフランスの料理人さんが注目の日本の香辛料、柚子胡椒3、09ユーロです!

少し前からカルフールで売られるようになったのですが、初めて気づいた時は、とうとうカルフールで柚子胡椒が買えるようになったか。

と思ったものです。

フランスの料理界では日本の食材がどんどん取り入れられていて、YUZUはその中でもとてもポピュラー。

なので生の柚子はもちろん柚子ポン酢も、数年前からたとえばフランスの料理番組でもよく使われるようになりました。

でも柚子胡椒はまだそれほどには聞かなかったのですよね。

ところが最近、柚子胡椒もとうとう使われ頻度が増えてまいりました。

そのおかげかカルフールにも登場?!

何れにしても日本の香辛料大好き人間としては、本当に嬉しい限りです。

最近はパリの日本食品屋さんで買った、美味しいお味噌で作ったお味噌汁に入れるのが我が家のお気に入りです。

でもこうして手軽に買えるようになったので、フレンチにもいろいろ使ってみようかな、と思っております。

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これもカルフールで、怪しくない粉の米粉1、45ユーロ。

柚子胡椒を選ぶ時、同じアジア食材コーナーに並んでいたのを見つけたので買ってみました。

日本のレシピによく登場する米粉は、自分もそのうち使ってみたいな、と思っていたので見つけた時がグッドタイミング。

揚げ物に入れるとからっと揚がったり、粉ものに入れるともちっとするということなので、いろいろ挑戦してみたいと思います。

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ここからリドル食材でして、イースター第一弾の鱒の卵の瓶詰4、19ユーロ。

リドルのグルメ食材「デュリュクス」シリーズ商品で、我が家のお気に入りです。

お寿司が大好きな我が家にとって(私にとって?)これは欠かせない食材。

でもフレンチの魚料理に使っても美味。

小さな粒粒ですが、存在感があるんですよねぇ。

イースターのメニューはまだ何も考えていませんが、これがトッピングしてあるだけで豪華で華やかになるので、この卵が映えるお魚料理を作ろうかな、と思っております。

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I.G.Pマーク付きのイタリアの牛肉の生ハムのブレザオラ2、59ユーロ。

I.G.P(Indication Géographique Protégée)はEUの地理的保護呼称で、これがついていると信頼出来る証し。

これも「デュリュクス」シリーズ商品でリピの1品です。

豚の生ハムとはまったく違う新鮮な味わい。

週末かイースターの前菜でシンプルにいただこうかな、と思っております。

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どちらもA.O.Pマーク付きのチーズ2種で、左がポン・レヴェック2、62ユーロ。

右がオッソー・イラティ30%引きで2、05ユーロ。

A.O.P(Appéllation d’Origine Protégée)はEUの原産地保護呼称で、これがついていると信頼出来る証し。

とろりとしたポン・レヴェックはこのままはもちろんお料理に使っても美味。

オッソー・イラティはナッツのようなコクがあって食べやすいお味。

我が家はパリのレストランでいただいた、コンフィチュール(ジャム)とピーマン・デスプレット(バスク地方の唐辛子)を合わせるいただき方がお気に入りです。

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BIO(オーガニック)の卵3、55ユーロ。

甘いものはそれほど好きじゃないのですが、最近は数年ぶりにお菓子作り復活中。

なので卵の消費が早めになっております。

自分がお菓子を食べたいわけじゃないけど、作り方の手順が興味深いのですよね。

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BIOのオーツ麦のミルク1本1、84ユーロ。

普段動物性の牛乳を控えていて、私の朝のカフェ・オ・レ用です。

豆乳よりは牛乳に近いかな、と、私はですが思っております。

やっぱり牛乳の方がカフェ・オ・レは美味しいので、今は豆乳よりこのオーツ麦をチョイス。

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BIOのサツマイモ2、49ユーロ。

リドルでいつもあるわけじゃないBIOがあったのでゲット。

我が家のわんこたちのおやつ用&人間たちもいただきます。

お味噌汁にしたり炊き込みにしたり、フレンチにも使います。

フランスではお肉にも魚介にも合わせるんです。

特にホタテが多いかな。

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BIOの玉ねぎ1、29ユーロ。

我が家は玉ねぎをよ~くいただきます。

旦那は特に生の玉ねぎ入りのサラダが大好き。

その際は水にさらしますが、長くさらすと栄養も抜けてしまうので、なるべく短めさらし。

玉ねぎの辛いのぜんぜんOK男なので、ちょうど良いです。

ということで今回は以上となります。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は9度、最高気温は15度で、お天気は曇りとなっております。

久しぶりの日曜恒例マルシェコーナーです。

前回はいつだったかな、と記事を探してみたら、何と2ヶ月も前でした。

モノクロ&差し色コーデで3週間ぶりのミモザ咲くマルシェ

2ヶ月も行かなかったのは、たまたま日曜日はずっとお天気が悪くて寒かったから。

日曜日は我が家はパン食(週末はだいたい洋食)なので、旦那がパンを買いに行くついでに1人でマルシェに寄ることはあったのですが、私は暗くて寒いの苦手なので、家に残っていたんです。

そんなわけで2ヶ月の間に冬が終わって、3月後半、春が始まったばかりの久しぶりのマルシェとなりました。

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で、今回のコーデはコチラ。

今の時期って日によって暖かめだったり寒かったりなので、服装も当日の朝の体感温度に合わせてチョイス。

この日は朝から肌寒感があまりなかったので、コットンの紺色コート、グレイのニットセーター、デニム、茶色の帽子、アイボリーとピンクのポシェット。

そして足元は白のスニーカーです。

紺色コートは10年くらい前にセールで買ったもの。

流行に関係ないデザインだし、紺なので合わせやすく重宝しております。

本当は下にはベージュと赤のボーダーのコットンのセーターを着ようと思ったのですが、コットンだとまだ少し寒いかな、と思ったので、ニット。

ポシェットも差し色的な方がおしゃれかもなのですが、マルシェなのであまり頑張り過ぎても変なので、控えめをチョイス。

こんな抑えめカラーコーデでレッツゴー!

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寒くはないけどお天気はこの日もイマイチ。

でも春のお花が綺麗なので、眺めながら歩いて足取り軽やかです。

今はマグノリアが花盛り。日本名は木蓮(モクレン)。

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子供の頃読んでいた本によくこのお花が出てきて、その時はどんな花が知らなくて、儚いイメージの花だったのですが。

フランスに来て今の家にマグノリアがあったので、身近な花になりました。

本物は大輪でかなりの存在感。

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桜も春の開花が始まっております。

春の開花と言いますのは、街のセントラルのこの桜たちも我が家の近所の桜と同じで、11月からちょこちょこ咲いていたのです。

Le printemps va bientôt arriver パリの春はもうすぐ

なのでこの子たちも、改めて春の開花だな、という感じがしております。

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この日、お天気がイマイチなのにマルシェに向かったのは、マルシェそばのセントラルで我が街の春のマルシェ市が開催だったからなんです。

各地の物産店が並び、日曜日はいつもはお休みの小売店もオープン。

面白いのは、不動産屋さんまでなぜか古いレコード類を売っていたり、長年閉めていた雑貨店がこの時だけ突然オープンしたりと。

1年に1回だけの特別店?がズラリと並ぶんです。

ま、ズラリっていうほどでもないんですけどね。

ちなみに夏、秋、冬はなくて春だけとなっております。

やっぱり春は特別ってことかな。

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藁の遊び場も設置され、ちびっ子たちが昔の子供のように藁を投げまくり。

なかなか激しく投げている子もいて、投げられて半べそかいてる坊やもいました。

女の子たちはだ~れも泣いてなくて、皆やり返しておりました。

さすが女は強し。

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山羊さんたちもどこからか連れて来られておりました。

わざわざこの子たちまで連れて来なくてもいいんじゃないかな、と思いながらも、お母さんにくっついた赤ちゃん山羊が可愛過ぎました♪

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これは人間が自転車を漕いで動かすプティ・マネージュ(メリーゴーランド)。

電気を使わないエコなマネージュです。

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ということで、2ヶ月ぶりのマルシェのポルトガルバーにも寄りました。

お天気が悪かったのでテラス席はほとんど人がいなくて、店内が大賑わい。

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私たちもヴィーニョ・ヴェルデで乾杯!

横にあるのは我が街で作られたワインです。

春のマルシェ市で試飲していた時にちょうど小雨が降ってきて、このワインとオリジナルデザインのワイン色の傘がセットで15ユーロだったので、買いました。

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一杯いただいてからはふらりマルシェ歩き。

相変わらず行列のフランス総菜屋さん。

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この冬、アルザスの郷土料理シュークルートをいただいていなかったので、まだ肌寒い日がある今のうちに1度はいただきたい。

本格的な春になっちゃうと店頭から消えちゃうんですよね。

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お花屋さんのお花たちも少しカラフルになってきました。

イースターの頃にはもうちょっと種類が増えているかな。

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そして我が家のマグノリアも今花盛り。

でも花の命は短くて来週には散り始めるかな、と思います。

マグノリアが散ると、いろんな色のいろんな春の花が咲き始めるので、いよいよ本格的な春の始まり。

大きな喜びがやって来るので、少し寂しいけど嬉しい合図でもあるんです。

今週来週もお天気があまりよくないようなのですが、2023年の春の始まりを楽しみたいと思います。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は7度、最高気温は11度で、お天気は曇りときどき雨となっております。

我が家はスーパー「リドル」と「アルディ」によく行きます。

2つ共ドイツ系で、リドルは、先に世界進出に成功したアルディの店舗経営をお手本に飛躍して、今ではフランスでのリドルの店舗はアルディを大幅に上回っております。

そして両方によく行く私は、リドルはアルディの価格と売れ筋をよくチェックしているな、とたびたび感じております。

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ということで、フランス北部のチーズのカール・マロワルを、時期は少しズレるのですがたまたまリドルとアルディで買いまして、ちょいと面白いことに気付きましたのでお伝えしたいと思います。

どちらもA.O.P(Appéllation d’Origine Protégée)マーク付きで、これはEUの原産地保護呼称で信頼出来る証し。

お値段は、左のリドルの地方物産シリーズ「Saveurs de nos Régions」のカール・マロワルも、右のアルディの地方物産シリーズ「Pays gourmand」のカール・マロワルも2、31ユーロ。

まったく同じお値段です。

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で、中はと言うと、カール・マロワルは何度も洗ってブラッシングをかけるので表面がオレンジ色なのが特徴。

なのでどちらもオレンジ色です。

でも左のリドルのは若干白っぽいオレンジで、左のアルディのが若干濃いめのオレンジ色で、少しチーズが沈んでいます。

やはり会社が違うので、同じフランス北部のチーズとは言え、微妙に違うのでしょうか。

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でも、旦那が箱に表示されている製造元を何気に見てクスクスと笑ったんです。

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リドルの方は「SA Fromagerie du N〇〇〇」。

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アルディの方も「SA‐Fromagerie du N〇〇〇」。
一応ご紹介のためにモザイクをしましたが、まったくの同じ製造会社のチーズだったのです。

以前も、年末年始にかけてアルディで売り出されたお値段のわりに美味しい天然の紅鮭のスモークサーモンが、翌年、リドルでもほぼ同じものが同じお値段で売り出されたので、同じ製造元じゃないかな、と思ったことがあります。

でも商品の表示の確認までしていなかったのです。

なので、このチーズが同じ製造元だと知って、やはりそうだったのね、と。

でもこれは、例えば日本でも生協で売っている食品が製造元は有名メーカーと同じ、という事があるのと、まあ同じような事。

ただし、このチーズの例とは別で、少し前にフランスで問題になったのが、各有名メーカーのヨーグルト類と低価格の各メーカーのヨーグルト類がほとんど同じ製造元の工場で製造されていたこと。

内容がどこまで違うのかがかなり怪しいということで、ブランド名で買っていた人は何だったの?

という、ま、よくありそうな企業裏話が暴露されておりました。

フランスもこんなんばっかです。

ところで、2枚めのフォトでリドルとアルディのカール・マロワルの色とチーズの沈み方が違うのは、買った時期がズレていたので熟成期間も違ったからなんです。

購入が後だったリドルの方はまだ若かったので、白っぽくて中がまだ硬く沈んでいません。

購入が前だったアルディの方は熟成が進んでいたので、オレンジ色が濃くて中がとろり柔らかくなっていたので沈んでいたのです。

いただいてみると、やはり熟成が進んだアルディのカール・マロワルの方が、においは強烈だけどとろ~っとしてず~っと美味。

なので、お味のお好みもあると思いますが、カール・マロワルは、買ったらすぐ食べるのは我慢して、賞味期限近くまで冷蔵庫に入れて放っておくことを、私的にはおすすめいたします!

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