パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

avril 2023

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は10度、最高気温予想は17度で、お天気は曇りときどき晴れとなっております。

少し前に我が家のネット回線工事があって、プロバイダから請け負っている会社から、工事の人がやって来ました。

とても感じの良いアフリカ系フランス男性で、旦那も手伝いながら2時間くらいかかって無事工事が終わったのですが。

その時に旦那が10ユーロのチップを渡したら、彼がとても喜んでいたそうです。

と言うのも、今はチップをくれる人がとても少ないんだそう。

しかも、毎日決まった件数の工事がノルマになっていて、それがどんなに夜遅くなっても残業代は出ないそう。

パトロン(社長)がそういう考え方なのだそうで、日本でだったらわかるけど、フランスでもこういうブラック企業があるんだな、とちょっとびっくりしました。

フランスは週35時間労働が決められていて(日本は42時間)、フランスの長い夏のバカンスは良く知られていますが、そのバカンスも含めた5週間の有給休暇も普通だったらしっかり取得出来ます。

ただし例外もあって、たとえば旦那は週39時間労働。

それも可能で、小さな会社で人数が少ないので、1人1人の労働時間が増える分、お金で多くもらいます。

これは法律で決まっていて、残業も含めサービスで働くことは一切ありません。

なので働き方と仕事に対する考え方が、日本とフランスではまったく違うな、とフランスに来てつくづく感じていたし、フランスではブラック企業があまりないと思っていたけど。

お金にがめつかったり執着していたりするパトロンだった場合、やはりあるんですねぇ。

で、もちろん違法なのですが、我が家に工事に来てくれた彼も含め、働いている人たちは失業したくないので、しかたなく従っているそうです。

でももし、働いている人たちが団結して訴えてパトロンの違法がバレれば、パトロンは結構な額の罰金を払わなくてはならないし、違法行為は続けられません。

フランスは労働者の国なので、団結すれば強いはずです。

でも場合によっては会社を閉めることになるかもなので、失業したくない人たちにはそれが恐いのでしょうかねぇ。

で、技術を持っているのだから、いつかブラックじゃない企業に移れればいいね、とぜんぜん関係ない私たちだけど、旦那と話しました。

それから、今回のことではフランスのチップについても思うことがありました。

日本に住んでいてヨーロッパに旅で来ていた時、正直、日本にはないチップ制のことがわからなくて、面倒臭いし、なければいいのにな、と思っておりました。

でもフランスに来て、チップの感覚が少しずつわかってきて、自分なりに無理なく自然に対応出来るようになりました。

基本は、必ずあげなくちゃいけないものではないということ。

しかも今はカードで支払う人が多いので、チップをあげる人がかなり減っているようです。

なので今、在住日本人の中には、チップは「service compris」としてすでに料金の中に含まれているから、自分に特別なサービスしてくれた場合以外は基本的には払う必要はない。

と言っている人が結構います。

でも、なんかそれは正直、ちょっと残念な気がします。

誰かに特別な対応じゃなく、誰にでも気持ちのよい対応というのが、サービスのプロとして、人として1番素敵じゃないかな、と、私はですが思います。

なので、自分にはもちろん、お客様皆に同じように気持ちよい対応をしている人は、この人いいな、この人にあなたの仕事ぶりは素敵です、って伝えたい、お礼を言いたい。

(自分に特別のサービスしてくれた場合ももちろん嬉しいですが)

そう思って、ささやかな額ですがフランス流のチップという形でお伝えしております。

節約家の旦那もそれは同じ。そこんとこは節約してないな、と思います。

ただし、つい数日前、私が3ユーロのフェイスパックマスクを買うと言ったら、ちょっとぶつぶつ言っていて、それはすっげぇ~むかつきました。

アジア女性は何もしなくても激しくは老けないし太らないと思ってるのかよ!と。

こちとらお金をかけず毎日毎日小さな努力積み重ねてんだよ!と。

あ、思わず鼻はふがってしまったので、話を戻しまして。

それから「service compris」に含まれているから、と言っても、お店の売り上げとしてまとめられてしまうと、例のブラック企業のパトロンのように、金にがめつい人間の場合、パトロンが社員に還元しないことも十分考えられます。

そういう人間は国に関係なくた~くさんいることを、日本とフランスに住んでつくづく感じております。

でも結局、そういう場合、回り回って何かの形で自分に戻ってくるように思うんですよね。

なのでお金持ちでもそうじゃなくても、どこかでちゃんと潔さがあって程よいマナーが大事かな、と、思っております。

で、とにかく素敵なサービスをしてくれた方には、フランスらしいほんの気持ち的なチップを、自分なりに楽しんで心掛けるようにしている今です。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は5度、最高気温予想は14度で、お天気は曇りとなっております。

今年のパリの4月は肌寒~い4月となっております。

なのでまだしっかり冬服。

フランスは、パリは、季節感おしゃれ感よりも自分の体感温度で服を着ます。

4月でも5月でも寒けりゃ冬服でもぜんぜんOKなので、そこんとこほんとラクチン。

TVや映画に出ている有名人たちは季節の服を着てますけどね。

ということで、フランスのスーパーコーナーでございます。

今回ご紹介食材はドイツ系スーパー「リドル」と最後の1つだけフランス系スーパー「カルフール」。

リドルでは前もってネットでチェックして狙っていた旬食材がありました。

で、まだあるかなあるかな、と思いながらレッツゴー!

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買ったのはコチラ。

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先ずはリドルで狙っていた旬食材で、I.G.Pマーク付きの白アスパラガス3、99ユーロ。ありました♪

I.G.P(Indication Géographique Protégée)はEUの地理的保護呼称で、これがついていると信頼出来る証し。

旬が始まった今の時期、3、99ユーロでIGPマーク付きのものはなかなか買えません。

去年もリドルでこのIGPマーク付きのをお買い得の時に買ったら、とても美味しかったので、今年もお買い得で売り出されたら即買おう!と決めていたのです。

でも売り出されてすぐの出たてが大事。

なぜかと言うと、この後どんどん白アスパラが細くなっていったのです。

なので今年も出たての旬狙い。

で、もういただいたのですが、今年白アパラガスを買うのは3度めでしたが、いや~、このリドルのが、今年は今までで1番美味しかったです~。

その前の2回も美味しかったけど、さすがI.G.P。

むいた皮も我が家流のスープにするのですが、それまた美味。

なので、実はこの後徒歩で行ける近くのリドルにまた行って、リピ買いしてまいりました。

美味しい白アスパラってのは期間限定だし3、99ユーロなので、これは本当にお得だと思います。

でも旦那が、また白アスパラ~?と言うので、何か問題でも?とビシッと言っときます。

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アミューズ・ブーシュ30個入りで2、99ユーロ。

1ヶ月前にイースター用にリドルのグルメ食材「デュリュクス」シリーズのアミューズ・ブーシュを買ったら、オーブンで焼くだけだし、意外にイケたのでリピです。

でもこちらは「トック・デュ・シェフ(シェフの帽子)」というまた別のシリーズ。

でも内容はほとんど一緒。

まだお試ししていないのですが、味がどこまで違うのかな、と思っております。

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フランス北部のチーズでA.O.Pマーク付きのカール・マロワル2、31ユーロ。

A.O.P(Appéllation d’Origine Protégée)マーク付きで、これはEUの原産地保護呼称で信頼出来る証し。

同じメーカーで作られている、これと中身がまったく同じものが、ドイツ系スーパー「アルディ」でも売っていることをこの記事でお伝えいたしました。

スーパーのフランス食品メーカーのカラクリ例カール・マロワル

気に入っているチーズだしお値段も同じなので、どちらで買ってもなんの問題もありません。

で、このチーズは何と言っても、冷蔵庫で賞味期限近くまで熟成させるのが大事。

においがどんどん納豆っぽくなっていって、それがたまらないんです。

我が家はこのチーズがほんと大好き。

なので2箱買いです。

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BIO(オーガニック)のエメンタールチーズのラぺ1、99ユーロ。

BIOなのにこのお値段なのでタルティーヌ(パンに何か塗ったり具をのせて焼いたもの)やグラタンに気軽に使えます。

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BIOのカレー粉&黒胡椒どちらも1、49ユーロ。

我が家はどちらもじゃんじゃか使うので、結構あっちゅう間になくなります。

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BIOのサツマイモ2、49ユーロ。

しょっちゅう説明させていただいておりますが、わんこたちのおやつ&人間も残りを少しいただきます。

この出来事が頭のどこかに残っているせいか、私はあまりさつまいもやかぼちゃ類をたくさんはいただかない方です。

大きなおならと小さな仕返し

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BIOのレモン1、99ユーロ。

我が家はレモンの皮も使うのでいつもBIOチョイス。

今お菓子作りを適度に楽しんでいるので(失敗もあるが)、今回は皮はお菓子に使ってみようかな、と思っております。

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そしてこれだけカルフールでハーブのディルとシブレットで、1束だと0、99ユーロですが2束買うとお得になって1、50ユーロ。

このまま水にさして冷蔵庫に入れておけば1週間は軽くもちます。

ディルはうさっちのおやつにもグッドだし、シブレットはほぼあさつきと同じ風味なので(シブレットの変種があさつき)、和食にも洋食にも便利。

昨日のランチはおそば&天ぷらで、ざるそばにシブレット使ったけど、めちゃめちゃ美味しかったです♪

じゃ、今回は以上となりま~す。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は7度、最高気温予想は14度で、お天気は曇りとなっております。

前回、元フランスの外人部隊の大家さんのシェアルームについて書きました。

パリ郊外シェアルーム、日本人大家さんは元外人部隊

この外人部隊(Légion étrangère)とフランス軍(militaires français)について、旦那や旦那の家族を通して知って驚いたこと、そしてやはり甘くないな、と感じたことがいくつかあります。

もしかしたらフランスに住みたかったり、国籍が欲しくて外人部隊への入隊に興味を持っている人もいるかもしれないので、私が知った範囲でのことをお伝えしておこうと思います。

フランスは1997年まで徴兵制があり、旦那も若い時にフランス軍で約1年、兵役義務を務めたそうです。

その1年はきっとキツかったのだろうな、と想像しましたが、意外や意外、まったくキツくなかったとのこと。

なぜなら、最初の4ヶ月はトレーニング期間でしたが、そのトレーニングは旦那にとってはそれほどキツイものではなかったそう。

しかもその後配属されたのが陸軍の伍長という職務で、軍曹の下、兵卒の上の位置なので、それもまったく大変なことはなかったそう。

でもその伍長という職務は、たまたま他の職務が空いていなかったので伍長になったとのこと。

なので徴兵の1年間はまったく大変じゃなかったそうです。

そんな事を聞いてしまうと、え?フランス軍ってそんな感じなの?

と思いますが、旦那が大変じゃなかったのは徴兵の兵士で、しかもラッキーなことにたまたま伍長になれたから。

元プロの海軍のパイロットだった旦那の弟さんもですが、志願して入隊するプロ軍人はそんなわけにはいきません。

徴兵の兵士はいつもフランス国内だけに留まっていて、戦争や紛争が起こった場合もフランス国内は行くけれど、海外には行かないそう。

でもプロ軍人は海外にもどんどん駆り出されます。

問題が起こっていなければ海外でも大きな危険は基本的にはありませんが、戦争地や紛争地、内戦地に行く場合は死と隣り合わせ。

旦那の弟さんも2度、危機一髪の時があったということです。

徴兵の兵士とプロ軍人とでは、任務の危険度がまったく違うんです。

ただし徴兵の兵士でも時代によって制度が違っていて、旦那のお父さんの時代は徴兵期間が18ヶ月で、しかも世界中で戦争や紛争が起こっていて、徴兵の兵士でも海外に行かなくてはならなかったそうです。

お父さんも徴兵の兵士としてアルジェリアに行って、とてもキツイ経験をしたようです。

戦争ですものね…。

話を戻しまして。

政府に命令されれば、世界のどこへでも行かなくてはならないプロ軍人は、体力はもちろんメンタル面もまた相当キツイ。

なので精神を安定させるために強い薬を処方されたり、打たれてしまうこともあるようです。

これはフランス軍だけじゃなく、たとえばアメリカ軍なんかもまったく同じ。

なので戦場から帰ってきて、たとえ除隊した後でも、凄惨な経験と、そして強い薬の後遺症が出る場合もあり、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しめられる人がかなりいるそうです。

そんな危険な任務のため、一定期間務め上げれば除隊後は、年齢に関係なくすぐ軍人年金の受給が出来ます。

フランスの年金受給年齢は基本的に62歳ですが(今64歳引き上げで揉めておりますが)、プロ軍人だった場合は別ということです。

しかも、普通は年金をもらい始めたら、もう他で働いて収入を得ることは出来ませんが、元プロ軍人はそれも別。

年金を受給しながら、働いて収入を得ることが出来ます。

それだけキツイ職務だということです。

でもこのフランス軍のプロ軍人よりさらにもっともっとキツイのが、外国籍の兵士で構成されているフランス外人部隊「レジオン・エトランジェール(Légion étrangère)」。

過酷といえば外人部隊。

と、フランス人なら誰でも知っている的なことだそうです。

とにかく軍事訓練が厳しいし、もちろん戦争地、紛争地、内戦地にもどんどん駆り出されます。

あまりにも過酷で脱走する人も多いようです。

でも、シェアルームの日本人大家さんもですが、一定期間を務め上げればフランスの国籍が貰えます。

国籍を貰えれば、名前を変更することも出来ます。

実は外人部隊は過去に軽犯罪を犯した人も入隊出来るので、フランスで別の人間になってフランス人として生きていけるということです。

そして外人部隊もプロ軍人なので、一定期間を務め上げれば軍人年金が受給出来ます。

これらのスペシャルなことが、外人部隊と言えば、フランス外人部隊、と言われる理由かもしれません。

それから、偶然今日、フランス軍のルポルタージュを観たのですが、今は若い優秀なプロ軍人を集めた精鋭部隊があって、5週間の厳しいサバイバル訓練の後、正式にその部隊の一員になれるようです。

そのルポルタージュでの最年長は27歳の男性。

女性もいて、男性とまったく同じ厳しい訓練を受けていて、気温マイナス7度の中で何時間もほふく前進するとか、大きな荷物をしょって真夜中の山の中を地図を持って十数時間歩くとか、爆撃訓練でケガ人も出ておりました。

でも何と訓練の最後、女性隊員の1人がその選抜部隊初の女性のリーダーに任命されていました。

髪を男性のように短く刈り上げ、逞しくて、話声を聞かなければ女性か男性かわからない容貌でした。

とにかく、生半可な気持ちではフランスのプロ軍人は務まらないんだな、と思います。

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パリ庶民のリアルな日常と暮らし情報、料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は7度、最高気温は14度で、お天気は薄曇りとなっております。

たとえば1年の予定でパリにやって来る場合、最初から1年間の住居が決まっている人がほとんど、というわけではありません。

まずネットで見つけた部屋やホームステイ先に3、4ヶ月住んで、その間に次に住む部屋をまたネットやフリーペーパー、知り合いを通して探す、ということが多いです。

語学学校で知り合った日本人男性のKさんもその1人。

そんなKさんが3軒めに住んだのが、パリ郊外のシェアルーム。

そのシェアルームに、日本人の友人たちと数人で遊びに行ったことがあります。

場所は郊外といっても、パリ市内を出てすぐの街。

シェアルームは広いアパルトマンの一角で、大家さんは日本人男性とフランス人女性のカップル。

Kさん以外にも間借りしている人が3人か4人いて、それぞれにちゃんと個室がありました。

その日は大家さんカップルも他の住民さんもいなかったので会うことはなく、共有の広~いリビングで、持ち寄った食べ物と飲み物でフェット(パーティーの意味。でも今はソワレと言う)をして楽しい時間を過ごしました。

その時にKさんが、大家さんの日本人男性は元フランス外人部隊に所属していたことを話してくれました。

外人部隊のことも日本人がその部隊に入れることもまったく知らなかったので、皆びっくり。

しかも決まった年数を務め上げれば除隊後は何とフランス国籍が貰えるのだそう。

現在私はフランス人と結婚して、それでもずっと外国人として10年ビザの更新を続けなくてはならないけど、そうじゃなくて、フランス国民になれるということなのです。

なのでずっとフランスに住み続けたいKさんは、フランス国籍が貰えるなんてすごいよなぁ、とちょっと羨ましそうに言っておりました。

Kさんは画家のお父さまと子供の頃パリに住んでいたことがあって、思い入れがあったんですよねぇ。

で、そのシェアルームに行ってみて、私自身はその時、20㎡ない小さなアパルトマンに1年間の予定で住んでいたので、ちゃんと個室でこんなゆったりとしたアパルトマンなら住むのはぜんぜん悪くないな、と思いました。

それに他の住人さんとも交友があるだろうし、フランスのことも他の国のことも知る機会が増えそうで、世界が広がりそうだな、とも思いました。

で、この時のことで他に私が今もよく覚えていることが2つあって、1つめは。

リビングの大きなTVの有料放送の音楽チャンネルから、その時フランスでかかりまくっていた日米ハーフのミュージシャンのジャスティン・ノヅカの曲が大音量で流れてきたんです。

この曲です↓


で、あ、この曲大好きなんだ、と言ったら、一緒にアパルトマンに遊びに来ていた友人がこのPVのジャスティン・ノヅカを見て。

「顔がダメ。」のあっさり一言で、話が終わってしまったんです。

この友人なのですが→疎遠になった友人

あの判断の速さは、今思い出しても超速かったなぁ、と。

今でもこのPVを観て曲を聴くと、この時のことをすぐに思い出します。

そして今聴いても良い曲だな、と思います。

2つめは、結局この日帰るのが夜中になってしまい電車がなくなってしまって、パリのレンタサイクル「ヴェリブ」を借りて皆で帰ったこと。

でもそれぞれ住むカルティエが違うので、途中で、じゃあね~、と1人減り、また2人減り…となり、最後に残ったのは、Kさんのアパルトマンから1番離れたカルティエに住む、音楽留学のCちゃんと私の2人。

で、2人で途中休み休みしながらもがんばってヴェリブ漕いだのですが。

あの時駆け抜けた真夜中のパリが今も忘れられないのです。

私はヴェリブに乗り慣れていなくて、よく利用しているうんと年下のCちゃんについて行くだけ。

でも、moiさんこっちこっち!って言って、ものすごく心強くてねぇ。

それにもう2時3時になっていたからだ~れもいなくて、少し恐くてドキドキもしているのだけど、でもなんかパリに私たちしかいないような感覚。

まるで映画の中のパリにいるよう。

で、2時間くらいでしょうか、2人で風を切って真夜中のパリをスイスイ駆け抜けて。

そして、私の住むカルティエが少し手前だったので、最後は私がCちゃんに、じゃあね、という番。

でもヴェリブの返却の仕方がわからない私にCちゃんが付き添ってくれて、無事私が返却出来たのを見届けてから、Cちゃんは1人で帰って行きました。

優しかったCちゃんです。

あの時間は今も不思議で特別な宝物。

あれ以上に美しいパリはなかったな、と今でも思っております。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの気温は朝は8度、最高気温予想は15度で、お天気は曇りとなっております。

日曜恒例マルシェコーナーです。

でも今回は我が街マルシェではなく、少し前に散歩中に見つけて、ここ来よう!

と思っていた別の街のマルシェ。

なので前日から楽しみにしていたんです♪

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コーデは、グレイのパーカーとコットンの紺色コートにデニム、黄色のポシェット、白のスニーカーです。

パーカーは普段に着ているもので、これにコートを羽織ってちょっと手抜きしました。

ポシェットは赤でも良かったのだけど、赤だとマルシェでやり過ぎ感あるな、と思い、黄色をチョイス。

ブロカント市でお得に買ったポシェットだけど、とても重宝しております。

こんな格好でオニヴァ!レッツゴー!

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その別の街マルシェは家から歩いて1時間くらい。

日曜日の良い運動にもなるし、春の風景を眺めながらも楽しいんです。

今パリは八重桜が満開。

鮮やかで華やかです。

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藤の花も咲き始めております。

藤の花を見ると、コロナ禍真っただ中で、散歩でも外出許可証を持たないとだった3年前の2020年の春のことを思い出します。

外出許可証を持って久しぶりに外を歩いたら、すっかり春になっていて、藤の花が綺麗だったんですよねぇ。

コロナ、凄かったなぁ…。

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で、マルシェに到着で~す。

散歩中に見つけた時は開催日じゃなくて、ただイメージで良さそうな雰囲気だな、と思ったのですが。

来てみたら思っていた通りの明るくて楽しいフランスのマルシェらしい雰囲気。

新緑も気持ちが良くて、このマルシェと似合います。

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我が街マルシェよりは小さめだけど、ちゃんと一通りのお店が揃っております。

魚屋さんのお魚は結構新鮮な感じで、ハカリが正しければこちらの方が良いかも。

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お肉屋さんは種類が少なめ。

我が街マルシェは牛肉専門店や鶏肉系専門店、トリップ(モツ系肉)専門店まで揃っているので、我が街マルシェの方が便利かな、と思いました。

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フランス総菜も、我が街マルシェのお惣菜屋さんの方が圧倒的に種類が豊富。

しかも美味しいので、なかなかあそこ以上のところはないかなと思っておりますが、でも、食べてみないことにはわかりませんね。

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八百屋さんは新鮮で品揃えがかなり豊富。

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変わった茄子やトマトなども揃っています。

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お値段も我が街マルシェとほとんど変わらないので、八百屋さんはこちらが良いかな、と思いました。

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そして、ちゃんとマルシェバーもありましたよ~。

やっぱりこれがなくちゃね!

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で、我が街マルシェのバーにある、ポルトガルの微発泡ワインのヴィーニョ・ヴェルデは残念ながらなかったので、白ワインで乾杯。

しかも紙コップでお値段3ユーロ。

我が街マルシェはちゃんとグラスで2、50ユーロなので、マルシェバーは我が街マルシェの方が断然グッド。

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それでも、初めてマルシェのバーで、青空の下でいただく日曜日のワインは格別です♪

来るまでの道のりでもマルシェでも、甘えっ子の可愛いわんこたちに出会って、それもまた嬉しかわゆし。

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で、購入したのはこの立派な白アスパラガスです。

でもお買い得品で4ユーロ。

先週、我が街マルシェでやはり超お買い得品の白アスパラを2ユーロでゲットしたけど、モノがちょっっと違う感じです。

しかも、もういただいたのですが、めちゃくちゃ美味しかったんです♪

先週のも美味しかったのだけど、比べるとやはり大きな差があります。

またお買い得で売っているかわからないけど、これだけでもまた買いに行きたいくらいです!

このマルシェと我が街マルシェ、どちらにも行くっていう手もあるかな。

旦那が面倒臭がりそうだけど…。

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