今日のパリの最低気温は13度、最高気温は25度で、お天気は曇りときどき晴れとなっております。
よくご紹介させていただいている我が街リサイクルショップ。
前回は、6月のはじめに開催されたヴィンテージフェアのこの時でした。
→リサイクルショップのヴィンテージフェア&ゲットした服で、今度は1ユーロフェア開催。
ということで前回に引き続き開店30分前に到着。
すでに数組来ていましたが、フランスの列は、日本のようにきちんと一列に並ぶということはあまりないので、この時もお店の門の前に適当に二、三列で並んでいる感じ。
その中には車椅子のアフリカ系ムッシューと息子くんらしき少年の姿もありました。
で、私と旦那も列の後ろに並び、開店を待ちました。
その間にもお客さんたちが次々にやってきて、中には英語圏の若い女の子グループもいて、行列が長くなっていきました。
そして開店10分前にお店のスタッフが出てきて、お客さんたちに簡単な説明を始めたのですが、ちょうどその時、4人のフランス人マダムが到着しました。
4人は列の最後尾には並ばず、スタッフの話を聞くふりをしながら列の横、私の隣にさりげないふりをして立ちました。
そしてスタッフが説明を終えいったん中に戻ると、その4人の中の1人が、門の前に出てきて。
「まずはこのムッシュー(車椅子の)が先頭よ!」
と大袈裟な言い方と態度でムッシューを先頭に並ばせました。
そしてそのマダムはそのまま先頭の列の中に紛れこみ、他の3人もそのマダムのそばに立ちました。
でも一番年配らしきマダムが(右の紫の服の人)「私たちは最後に来たから列の最後に並ばなくちゃいけないんじゃない?」と言いました。
すると「まずはこのムッシュー(車椅子の)が先頭よ!」と門に出てきて大袈裟に言ったマダムが(左の柄の服の人)。
「私たちはここよ!」ときっぱり言って、それ以上紫マダムにその話をさせませんでした。
そして柄マダムが海外旅行の話をはじめ、タイがどうの香港がどうのと言い出し、他の3人もあの国がなんじゃら、こっちの国はなんじゃら、と4人で旅行自慢の話が始まりました。
すると、隣にいたアラブ系っぽい若い女の子と私の目が合い、彼女が苦笑いをしながら、この人たち信じられないわ、と私に言ってきました。
なので私も、この人たちよくないですよね、と、4人のマダム、特に柄マダムに聞こえるような大きな声で言いました。
でも柄マダムは聞こえていないふりをして、旅行の話をぺらぺらしゃべり続けていました。
そしてスタッフがまた出てきて、いよいよオープンとなったのですが。
門が開いた途端、車椅子のムッシューの次に誰よりも先に入ろうとする柄マダム!
他の3人のことさえも知っちゃこっちゃねぇ!
って感じです。
さっきまでさんざん旅行の自慢話をしていたのに、人を押しのけてまでリサイクルショップの1ユーロフェアに早く入るために必死という…。
その後のことは、私も自分のサイズのコーナーにすぐ行きたかったので知りません。
なのですが、今度はお会計でこんなことがありました。
先頭で入った車椅子のムッシューと息子くんが山のような衣類を会計テーブルにどさっと置き、そこで、これは買う、これはやめる、の作業を2人で始めたのです。
しかもムッシュー、車椅子から立ち上がってテキパキ選別。
これには唖然としました。
いや、足が悪いのは本当だと思うのです。
でも車椅子だと優遇してもらえるのを知っているんでしょうね。
お店のスタッフさんもちょっぴし呆れ顔でした。
ということで1ユーロでゲットした服をご紹介。
まずはZARAのシンプル白Tシャツ。
でも袖にパールと金のボタンが付いていて、着ると袖がいい感じにゆるっとだらっとなるんです。
オーバーサイズなのも可愛くて、ゆるめのパンツに合わせたらグッド。
そして花柄のマキシ丈ワンピース。
マキシ丈好きだし何といっても1ユーロなので失敗してもいいや、と思って買ったのですが。
着てみたら、サイズがぴったり丈もぴったりで、見るより着た方が可愛かったのです。
で、旦那もデニム2本と夏用のひざ上丈パンツ2本をゲットしたので、2人で大満足。
1ユーロでこういうの買えちゃうと、よっぽど気に入ったものじゃない限り新品買いたくなくなっちゃいます~。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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