パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

août 2023

パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの最低気温は19度、最高気温予想は29度で、お天気は曇りとなっております。

フランスのスーパーコーナーでして、今回は最近始めたパンとお菓子に使うモノあれこれ。

お菓子もですが、特にパンとなると必要なスペシャル品が出てくるのですよね。

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で、買ったのはコチラ。

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先ずは我が家のお気に入りドイツ系スーパー「リドル」のBIO(オーガニック)の小麦粉1袋1、11ユーロ。

準強力粉であるTYPE65となっていて、フランスはこの数字で小麦粉が分類されています。

この数字がたとえば45だと薄力粉、80だと強力粉。

フランスの小麦粉表示は灰分量によって分けられていて、灰分量の少ない薄力粉が1番すくない数字で、この数字表示が大きくなっていくと中力粉、準強力粉、強力粉となっていきます。

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チーズで、左がアルザス地方のマンステール2、49ユーロ。

真ん中がオーヴェルニュ地方のブルードーヴェルニュ1、94ユーロ。

右がBIOのエメンタールチーズ2、15ユーロ。

マンステールは強いにおいが特徴ですがお味はマイルド。

ブルードーヴェルニュはロックフォールチーズに近いけど、ロックフォールほどポロポロせず食べやすい青カビタイプ。

エメンタールはスイス生まれのクセのない穴あきチーズ。

「トムとジェリー」に登場するのはこのチーズです。

エメンタールはチーズを使ったパンを作ろうかな、と思って買いました。

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ここからはフランス系スーパー「カルフール」でして、スキムミルク2、65ユーロ。

日本のサイトのパンレシピあれこれを見てみると、スキムミルクがよく使われているんですよね。

で、スキムミルクってフランスにあるのか知らなくて、旦那に説明したら、あるよ、って言うので購入。

まだ使い方がよくわかりませんが、ま、少しずつスキムミルク使いパンにも挑戦したいと思います。

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インテリア雑誌6、90ユーロ。

これはお菓子&パンにはまったく関係ないフランスのカンパーニュ風インテリア特集雑誌で、いつかカンパーニュに住めたらいいな、と思っているので勉強のために購入。

こういうのを眺め、夢想しております。

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ここからは近所の大型雑貨店で購入したもので、まずは18㎝のケーキの焼き型3、99ユーロ。

我が家にある型が大き過ぎるので、ずっと小さめのものが欲しかったのです。

で、念願の小サイズゲット。

これなら人間2人で丁度よいです。

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お菓子やパンの生地をこねたり伸ばす時用のシリコーンマット4、95ユーロ。

今まではプラスチックのまな板を使っていたのですが、しょっちゅうぺたぺたくっついて不便だったんですよね。

すでにこれを使っていますが、くっつかなくて便利。

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かなり大きめのタッパー1つ1、99ユーロで2つ購入。

大きめのタッパーってそれほど用途がないので家になかったのですが、パンを小分けにして二次発酵する時用にあると便利なので購入。

日本のお惣菜パンとかフランスで作れたらいいな、と思っております。

あ、あんぱんもいいなぁ。

ということで今回は以上となります。

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの最低気温は16度、最高気温は25度で、お天気は曇りときどき晴れとなっております。

8月半ばに入りましたが、この夏すでに何度もカヌーに行っておりまして、楽しい時間を過ごしております。

ということでそんなカヌーツアーのある日の様子をご紹介。

チョイスした音楽はアメリカ在住のフランス人シンガー「Jain」の曲。

今フランスのミュージックチャンネルやラジオで1番かかっている曲の1つかもしれません。

MVはカヌーとはかなり違う雰囲気なのですが曲が心地よいので、フォトを見ながらさらっと聴いていただければと思いま~す。

それではオニバ!

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出発はマルヌ川の今お気に入りのほとり。

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時間が止まったような静けさが良いんです。

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朽ちた昔々のキャバレーが見えてまいりました。

ここはその昔、パリから一番近い避暑地としてパリっ子たちで賑わった場所。

川には浜辺もあって、たくさんの人々が海水浴や日光浴を楽しんでいたのです。

でも徐々に衰退していき、1970年代にキャバレーは閉店。

3、4年前までは広いダンスフロアやプール跡、ガーデンが残っておりましたが、今は壊され、建物のほんの一部が残るだけ。

歴史に残る建物の1つなので残せなかったのかな、と思うけど、一時はロマ系が住み着いたり、若者のたまり場になったりで、周辺住民の要望により今の姿になったようです。

それでも、街がもっとちゃんと取り組んで残すことは出来なかったのかな、と残念に思います。

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建物はほとんどなくなってしまったけど、浜辺はそのまま残っております。

何十年も前の白黒フィルムで見るような、フランスの古き良き時代の光景がここにあったと思うと、不思議ノスタルジック。

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そんな浜辺のカルガモ親子さん。

あれ?でも2羽の黄色の赤ちゃんはカルガモの赤ちゃんではないんじゃなかろうか…。

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そんな浜辺で。

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この日はフレンチピクニック。

シャルキュトリー(加工肉類)にチーズ、バゲット、サラダ・ド・ポムドテール(じゃがいものサラダ)、ぶどう葉のファルシー、サンドイッチ、あんず、そして赤ワイン。

ピクニックでは日本式お弁当が多かったので、この日は王道フランス式にしてみました。

日本のお弁当も美味しいけど、たまにはシャルキュトリーやパンもグッド。

景色にもやっぱり合います。

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景色はこんな感じ。

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浜辺は今も憩いの場所になっていて、この時も3人の若者がいました。

足にタトゥーがたくさん入ったインド系の男の子と欧米系のボーイッシュな女の子2人です。

男の子は、私たちのカヌーが浜辺に乗り上げる時に走って手伝いに来てくれて、親切で感じが良くて笑顔がチャーミング。

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カルガモ親子さんたちはこの浜辺によく慣れていて、人もまったく恐がりません

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まるで子犬のように人懐っこくて可愛い~。

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で、1人でカヤックで来て浜辺で休んでいた男性が、カルガモ親子たちのためにパンくずを出すと。

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親子皆が一斉に男性の元へ泳ぎ出しました。

中でも黄色の2羽の子が飛びぬけて速くて、他の子も親も追い越す追い越す!

で、私たちも含め浜辺にいてそれを見ていた皆で大笑い。

浜辺時間を共有し、カルガモ親子を見守る同じ気持ちで、ちょっと素敵な空気が流れたのでした。

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この後、男の子と女の子2人は水遊びを始めたのですが。

1人の女の子はその場で隠さずさっとビキニに着替えていて、もちろん見ないようにしましたが、なんか自然でいいな、と思いました。

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でも途中で見回りの警官が来て、ここは遊泳禁止だよ、と言われていました。

んが。

警官さんたちは、言うだけは言っておく、っていう感じで、さっさと立ち去り、また水遊び再開。

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そして私たちは、皆にボンジョルネ(良い1日を)と言ってカヌー再開。

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たくさん食べてワインも飲んでいい気持ち~。

それに私は乗っているだけで、漕ぐのは旦那なので、ラクチンラクチン。

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ただゆっくりと水辺を、青空の下を、緑の中を進みます、進んでくれます。

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そして帰りにまた浜辺の前を通ったら。

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インド系の男の子がハンモック吊るしてのんびりしてる~。

で、お互い手を振り合いました。

(また3人に、いやパンくずあげたお兄さんの4人に会えたらいいな)

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カルガモ親子さんも浜辺で一休み。

あの黄色い2羽の子はやっぱりどう考えても違う鳥さんの赤ちゃんだと思うのだけど、カルガモ母さんが皆同じに見守っているのが微笑まし過ぎます。

皆カルガモ母さん父さんのもとで元気に育ってね!

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水遊びの人たちも増えて、昔々の賑わいを少し思い起こすような光景。

ここは昔と変わらず今もパリから一番近い浜辺なんだな、と嬉しく思いました。

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そんな楽しい午後のひと時。

やっぱり夏のマルヌは最高なのです♪

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パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの最低気温は16度、最高気温予想は21度で、お天気は曇りときどき晴れとなっております。

夏とは思えない肌寒さで、さっきわんこ散歩行ってきたのですが、思わずライダースジャケット羽織っちゃいました。

ということで、我が家は旦那も私も古いものが大好き。

旦那は雑貨から家具まで幅広く集めていますが、私はお料理が好きなこともあって主に食器集め担当。

そんな食器たちをしまう場所がいよいよなくなってきたので、ただいま大整理中。

今まではちょっと欠けているものやヒビが入っていたりするものでも、絵柄や形が綺麗なものはとっておいたのですが、今回は思い切って処分しております。

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これは3つある食器棚のうちの1つ。

使う時にそれぞれから出し入れしていたら、いろいろな食器が3つの中にバラバラに混ざってしまったので、選別して全部揃えて収納し直し。

やっと棚1つ整理終了したところです。

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収納したのはこんな食器たちで、ご紹介した棚には同じシリーズである程度枚数が揃っているものにしました。

ほとんどがフランス全土にあるNGO団体「エマウス」のリサイクルショップかブロカント市で超~お安くゲットしたもの。

中には100年以上経ってアンティーク食器になっているものもあります。

100年以上経っているものはアンティーク。

100年経っていない古いものならブロカント。

と、一応一般的には呼ばれております。

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カラフルなのも好きだけど、何となく控えめな雰囲気の一色使いも好き。

お料理は一色使いの方が合わせやすいかもしれません。

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こちらの棚には取って付きのスーピエール(テーブルで取り分けるためのスープ専用鍋)やカフェオレボール。

人間は2人だけの我が家ではスーピエールは実際に使うことはあまりないけど、形が可愛いので、ついつい買ってしまいます。

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で、お気に入りは山ほどあるけれど、その中からいくつかご紹介。

上左はエマウスで買ったもの。

同じシリーズの3種サイズが30枚近く揃っていて、しかも絵柄が可愛いくてちょっと珍しい八角形なのでお気に入り。

上右もエマウスで、ガラクタの山の中から見つけたもの。

埃がたまってかなり汚れていたのですが、指で拭いてみたら取れて、こんな可愛い小さなメゾン柄が現れました。

日本でも人気のディゴワンサルグミンヌのもので、この柄は見かけたことがないので、結構珍しいものかと思います。

下左2枚もディゴワンサルグミンヌでグリム童話の赤ずきんちゃんとシンデレラの絵柄となっております。

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これはロマンティックな花柄たちでお気に入り。

絵皿にしてもグッド。

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こちらは左がスーピエールと、右がコンポティエ(コンポート皿)。

スーピエールは裏の刻印が消えてしまっているのですが、調べてみるとこの形は19世紀に多いものだったので、もしかしたらその時代のものかもしれません。

ブロカント市でロマ系ムッシューが売っていたもので、たぶんムッシューはどこかの粗大ゴミの中から見つけたのかな、と予想しております。

コンポティエはU&Cサルグミンヌのもの。

U&Cサルグミンヌはサルグミンヌの中でも一時期だけ作られた製品で貴重で美しいものが多いんです。

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そして苺柄のフルーツパンチボールセット。

おそらく70年代のものかと思いますが、このレトロさが可愛いくて一目ぼれ。

でもまだ1度も使ったことがありません。

使わなくちゃと思うのですが、壊すのが恐い。

自分かなり壊し屋なんですよね…。

実は昨日も特別な食器壊しちまって大落ち込みしたばかりです…。

でも今日はすっかり立ち直って、さ、また片付け再開で~す。

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