パリ生活社ミルクとマカロン2

パリ郊外マルヌ川の流れる街の暮らしの中で、日本人として感じる思いを率直に綴ります。

janvier 2025

パリ庶民のリアルな日常と暮らし情報、料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの最低気温は2度、最高気温予想は8度で、お天気はじとっとした雨となっております。

平日ごはんのご紹介です。

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まずは吉野家の再現で牛丼(つゆだく)、おばんざい盛り合わせ4種(カリフラワーとホウレン草の和え物、カブと人参の醤油漬け、菊芋と人参のキンピラ、キュウリとザーサイの中華和え)、根菜の煮物、カブとキュウリのぬか漬け、カブのお味噌汁、バナナ。

フランスでは薄切り肉というのがポピュラーではなく欲しい場合は基本的には、パリ市内の日本食が揃っているスーパーに行くか、薄切り肉専用スライサーをゲットしておくか、または冷凍のお肉を半解凍の状態で何とか薄切りにするか、の三択的な感じ。

で、我が家は半解凍を何とか薄切りでして、私が豚しゃぶ好きなものだからその時にしかたなくがんばって豚薄切りを作っているのですが、牛薄切りは今まで作ったことがあったかどうか…というくらいやっておりません。

でも久しぶりに牛丼が食べたくなって挑戦してみました。

やっぱり極薄切りはぜんぜん無理だったのですが(自分の指の方を切っちゃいそうでしたよ)、最後に牛肉を入れて半生くらいで火から下ろしたら、まあまあ柔らかく煮あがって、美味しかったです♪

甘辛な味付けなので、甘辛大好きフランス人の旦那はもちろん、あっちゅう間に完食。

これからたま~に作ろうと思います。

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野菜とマカロニのグラタン、ホウレン草のポタージュスープ、キャベツと鯖缶のマスタード風味サラダ、プチホウレン草パンの卵サンド、バナナ。

中途半端に残っていたマカロニを使っちまおう思い、残り野菜と合わせてベジタブルなグラタンです。

お肉系お魚系なしでもぜんぜん美味しかったです。

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焼き鯖のちらし寿司、おばんざい盛り合わせ3種(キュウリとザーサイの中華和え、カブと人参の醤油漬け、ホウレン草とハムの和え物)、根菜の煮物、カブとキュウリのぬか漬け、カブのお味噌汁、マンゴー。

少し前に作って美味しかった焼き鯖のちらし寿司をまた作りました。

お正月に作ったしめ鯖の握り寿司もめちゃくちゃ美味しかったのであれもまた作りたい。

2025年我が家のお正月和食メニュー(がんばりました)

なので我が家のテーブルはしばらく鯖ちゃん率高めになりそうです。

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牛肉ときのこのカレー&フライドオニオントッピングライス、ハムコーンツナサラダ、ミルティーユ&マンゴー。

牛丼用にした牛肉を少し取り分けてとっておいて、たっぷりきのこと合わせ、冷凍しておいたカレールーを使ってのカレーです。

いつもはカレーには黒米を合わせることが多いのですが、今回はちょいと洋風カレーなので白米チョイス。

この時も牛肉は煮込まずさっとソテーして、最後にカレーに入れてすぐ火からおろしました。

たまの牛カレーもうまし。

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鶏肉とパプリカとピーナッツの炒め物、ハムエッグ、レンズ豆のサラダ、海苔のお味噌汁、カブとキュウリのぬか漬け、ミルティーユ&バナナ。

鶏肉とカシューナッツの炒め物はあるけど、これはお手軽ピーナッツです。

でも大丈夫、美味しかったです。

ハムエッグは朝食なイメージですが、我が家は朝食を食べないのでハムエッグを食べるタイミングがなかなかありません。

でも、ハムエッグ(ベーコンエッグも)だ~い好き。

お醤油と粗挽き黒胡椒をこれでもか~くらいたっぷりかけたら(このフォトでもアホかいうくらいの量ですが)、それだけでもごはん2杯くらい食べれるし、なんなら黄身子ちゃんが少し残ったお皿にごはんを入れてがっつきたいくらい。

なので我が家ではハムエッグはご馳走なんです。

この日もとろり加減が上手くいってめちゃくちゃ美味しかったです。
(黄身子ちゃんはつぶれる前にごはんにのせたので、お皿にごはん入れる必要はありませんでした)

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そして今回はフランスの新年を祝うお菓子「ガレット・デ・ロワ」です。

王様のお菓子という意味で、本来は東方の三賢者がキリストの誕生を祝いキリストのいる馬小屋を訪れた記念日である1月6日の公現祭にいただきますが、1月いっぱいはお菓子と言えばフランスは結構ガレット・デ・ロワ的な雰囲気となっております。

我が家の近所のバゲット・トラディションがなかなか美味しいアラブ系パン屋さんの店頭にも並んでおります。

仕事は仕事、それはそれこれはこれ、ですからね。

ということで我が家も1月6日に私が小さめサイズを作り、夕食の時にいただきました。

今回ちょ~っと表面の模様づけの入れ方が弱かったようで、焼き上がりの模様が薄くなってしまったのですが、お味の方は今までで1番くらいの出来だったのです。

アーモンドクリームが少ないとパイ生地がちょっともさもさとなって水分持っていかれちゃうし、逆にアーモンドクリームが多過ぎると重くくどくなってしまうのですが、今回、パイ生地と中のアーモンドクリームの割合がとてもうまくいきました。

なので、何でも程よくが大事だな、と改めて思った次第です。

あ、でもパイ生地は市販のやつです。

市販生地でも十分美味しいですし、めっちゃ簡単に出来ます♪

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パリ庶民のリアルな日常と暮らし情報、料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの最低気温予想は1度、最高気温予想は7度で、お天気は晴れときどき曇りの予報となっております。

長年の友人のお母さんが倒れ、その友人はお兄さんがいるのですが、今は年老いたお父さんと2人で介護をしていることをこの記事で書きました。

友人と私の経験、日本とフランスの病院と先生

年末近くにメールをしたのですが、この1月末にもお母さんの足の再手術を控え、その後ももう一方の足の手術も控え、これで計7回の手術になるとのこと。

本当に大変な状況のようです。

それでも、私ともう1人の友人との3人で過ごした時間をよく思い出してるよ、と書いてきてくれました。

もう1人、親しかった友人がいて、年齢は違うけど、心を許し合った私たちでした。

3人でしょっちゅう晴海公園付近で夜ピクニックをし、日本国内の島々を旅し、バックパッカーでヨーロッパの国々もたくさん旅し、多くの経験を分かち合いました。

どれだけ可笑しくて素晴らしくかけがえのない想い出があることか。

でも、もう1人の友人も病を患い、精神的にも辛くなってしまったようで、今連絡を取り合えない状況となっております。

あの頃を思い出すと、なんだか今が信じられないです。

友人も連絡を取り合えない友人も、人間的に本当に信頼出来る人でした。

人間って難しいな、と思うことが多かったけど、人間の素敵さというものを2人に気づかせてもらったし大きな影響を受けました。

でも、病気や苦しいこと悲しいことって、人間性に関係なく起こるんですよね。

たまたまそうなるのです、良い人間性の人にもその逆の人間性の人にも不平等に、いや平等に。

同じヨーロッパ在住で現在は日本に帰国した方は、いつもこちらが元気になるようなコメントをくださいました。

でもある時、実はその方の長男が住んでいたその国で同じ世代のティーンエイジャーに刺されて亡くなってしまったことを話してくださいました。

いつもほんと明るい雰囲気なのでびっくりしました。

その明るさの奥には悲しみ、辛さがいっぱいあって、それを乗り越えての、いや、乗り越えられなくてもがんばっての、前向きに生きる気持ちがあるんだな、と、また気づかされた次第です。

私も日本で苦しい時期があったけど、でも、苦しいのって自分だけじゃないんですね。

多くの人が皆それぞれにそんな時期を経験し、それでもその先に進むのでしょう。

長年の友人のメールの最後に最近しょっちゅう「moiちゃんは元気でいてね」って言葉があるのですが。

最初は正直、それを読むと何とも言えない微妙な気持ちになったのですが、そうじゃないな、と今は思っています。

大変な状況の友人にとってはもしかしたら、介護を終えてその後フランスに移り住んでささやかでも普通の日常を送っている私は、少しだけでもほっとする存在なのかな、と。

だから、あちこちガタはきてるけど、よし、これからも元気に過ごすぞ!

と改めて思ったのです。

そしていつか友人がいろんなことが過去となり思い出しても大丈夫になった時、再会出来たらな、と願っております。

でも3人で会うことはきっともう叶わないだろうな、と過ります。

年月でそれぞれの人生というものはこんなにも大きく変わるんだな、切ないな、と、人生後半になって感じている今です。

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パリ庶民のリアルな日常と暮らし情報、料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの最低気温予想は11度、最高気温予想は11度で、お天気はほぼ雨の予報となっております。

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パリのゴージャスストリート、モンテーニュ通りのイルミネーションを見てまいりました。

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ここは「ルイ・ヴィトン」「クリスチャン・ディオール」「シャネル」「セリーヌ」「グッチ」「プラダ」「バレンシアガ」などのハイ・ブランドが並ぶパリ一の高級ブランド通り。

クリスマスの時期になるといつもにも増してゴージャスなイルミネーションになって、さらにキラキラ、いやギラギラ?な通りと化します。

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モンテーニュ通りって入った途端とにかくブランドショップが立ち並んでいて、カフェやレストランがあまりなく、そんな中で一軒ひと際目立つのがこのレストラン兼バー。

ゴージャスなモンテ―ニュ通りに負けないくらい煌びやかな雰囲気となっております。

でもここ、2022年に有色人種の対応が問題になった有名レストラン。

テラス席は白人は通されるけど、有色人種は店内の、しかも奥の方に通されたとか。

この後この店がどのような方針になったのかはわかりませんが、今はSNSで拡散される時代。

あからさまな人種差別をするとすぐバレて叩かれる時代。

で、この時見てみると、とにかく寒いのでテラス席は半分も埋まっていない状態で、欧米系の人たち中心でしたが、欧米の人たちって結構寒くても外にいたがるので判断がつきにくく、店内を見てみると、結構満席状態。

そして人種は欧米系はもちろんアフリカ系アラブ系アジア系も含め、リュクスなブランド大好きっぽい雰囲気の女性たちでいっぱいでした。
(男性は少数)

外から見た限りは平均的に散らばって座っているようには見えました。

とにかく、フランスで人種差別意識というのはそこかしこに潜んでいるというのはしょっちゅう感じていますし、今はネットで情報がいくらでも得られるので、ここに入店すること自体、差別も承知しつつなのかな、なんて思うのですが、どうなのでしょうかねぇ…。

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毎年注目のディオールのクリスマスイルミネーション、今年は特に可愛い♪

ミニチュアアートの魅力的なシーンが全面に飾られております。

通りかかる方皆さん、足を止めてスマホで撮ってましたよ。

HP→DIOR

2025年のイルミネーション点灯は1月6日(月曜日)まで。

あと2日しかありませんが、見逃していて立ち寄れる方は散歩がてら見るのも悪くないかな、と思います。

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パリ庶民のリアルな日常と暮らし情報、料理を中心にご紹介してるmoiです。

今日のパリの最低気温は-2度、最高気温予想は6度で、お天気は雨となっております。

明けましておめでとうございます。

今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

パリ郊外暮らしの我が家のお正月料理のご紹介です。

フランスで1番ご馳走を食べる日はクリスマスですが、日本人の私がいる我が家は、お正月も1番ご馳走を食べる日。

っつうかむしろ私はお正月の方がずっとずっと楽しみなんです。

フランスで日本のお正月ごはん作りはちょっと大変だけど、ラジオを聴きながら鼻歌歌いながらたまに踊りながら(自己流へんてこダンス)作れば大丈夫。

だってやっぱりお正月ですもん、豪華にした~い。

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ということで今年のお正月料理はコチラ。

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お花はクリスマスに飾ったものを枯らさないよう保管して、何とか大丈夫だった感じ。

白い菊は元気なのですが、赤い菊がちょびっときてましたねぇ。

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八寸風盛り合わせは上から時計回りに、バイ貝の煮付け、ビーツとウズラの卵と鴨胸肉のコンフィのプチブロシェット、菊芋のクリーム、長いものピリ辛酢漬け、レンコンと人参のキンピラ、紅白花レンコン、ホタテ小柱とカラスミの黒大根カナッペ、真ん中が七面鳥のファルシーとなっております。

バイ貝、鴨コンフィ、菊芋は作って冷凍しておいたもの。

キンピラは花レンコンの切れ端の残りレンコンで作ったもの。

七面鳥ファルシーはクリスマスのメイン料理の残りを冷凍しておいたもの。

と、冷凍や残りものもたくさん利用となっております。

でもいろんなものがちょこちょこあると楽しいしお味も違うから美味しく感じられるんですよね。

キンピラも一口アミューズ仕立てにすればちょびっとオサレ?!

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お雑煮はお餅が高いのでなしですが、私の母の味でお正月はこれがないとなんです。

孫が出来て幸せいっぱいの私の姉さん家もこれ大好きなので、きっと作って皆で食べてるいることでしょう。

親がいなくなってもその家の味はそれぞれの家庭で受け継がれていくなと思います。

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旦那が生牡蠣とラングスティーヌ(手長海老)を買ってきてくれたので豪華さが出ました。

牡蠣はフィン・ド・クレールで、小粒ですが塩味と甘味のバランスが良くて美味しかったです♪

ちなみに28個入りで、旦那は生牡蠣は好きじゃないので私の独り占めとなっております。うっしっし。
(今悪代官のようにかなりがめつい顔つきになっております)

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去年のお正月も作って美味しかった和風バーニャ・カウーダを今年も作りました。

バーニャ・カウーダは彩りも美味しさの大事ポイントなので、黄色と紫色の人参、トレビス、渦巻きビーツを買い足しました。

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筑前煮は、去年レンコンを乱切りにしてみたら歯応えがあって美味しかったので、今年も乱切りちゃん。

緑の彩りは絹さやの方が良いのですが、冷凍インゲンがあったのでちょっと節約もかねてインゲンちゃん。

今年の味付けは甘過ぎず濃過ぎず、ちょうど良いお味になって、旦那が美味しい、とあっちゅう間に食べておりました。

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そして我が家のお正月のメインのラップで作る簡単握り寿司です。

今年のネタは、イクラ、ホタテ、マグロ、しめ鯖、スモークサーモンとなっております。

旦那がお買い得だったといって大きなスモークサーモンを2パックも買ってきたので、今回は生サーモンはなしにしてのスモークサーモンにぎり。

酢飯にすればほとんど何でも?!美味しくなるのが寿司マジック!

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新鮮な海老を茹でてすぐ冷凍したものと、その海老の殻で作ったアメリケーヌソースがあったので、アメリケーヌソースを入れてごはんを炊き、海老の形を生かして錦糸卵と一緒に手まり寿司にしました。

海老が甘くて美味しかったです~。

こんな感じで今年もかなりがんばって作った元日ごはん。

1年の中で1番、自分は日本人だな~と感じる日かもしれません。

美味しく楽しい1日でした。

そして今日からフランスは通常運転の木曜日となっております。

フランスのお正月ってあっけなく終わってしまうので、なんか物足りないです…。

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