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少し家の改装をお休みしてパリから車で2時間半くらいのノルマンディーに行ってまいりました。
なのですが、実はだいぶ前から天気予報でも、この日は青空が広がります予想で、しかも土曜日で、めっちゃ渋滞にハマってしまい、予約していたレストランの時間に結局間に合わずショックでショックで。それでも何とか辿り着いたのは、ドーヴァー海峡に面した有名避暑地ドーヴィル(Deauville)のプラージュ。
だいぶ昔はオーヴィラ(Auevilla)という名の漁村だったそうですが、その後ドーヴィラ(d’Auvilla)→ドーヴィル(Deauville)となり、1858年に沼地が多かったこのあたりの整備が始まり、貴族たちが列車でこぞって保養に来るようになり、カジノや競馬場なども出来ていき、ブルジョアが集まる有名リゾート地になったそう。
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さてさてそんなドーヴィルのプラージュと言えば板張りのこのプランシュ遊歩道と、
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そして思い浮ぶは映画「男と女」。1966年製作で、監督はクロード・ルルーシュ。主演はジャン=ルイ・トランティニャンとアヌーク・エーメ。
私もTVで観たのか映画館で観たのかよく覚えていないのですが、でも大人ではなかった時に観て、だからなのか実は何が素敵なのかよくわからなかった~。あと車にまったく興味がないので車のレースのシーンがちょっと退屈だった~。ア~ンド、その前に「モンパルナスの灯」を観ていて、アヌーク・エーメの気品のある清楚な美しさに子供ながらに衝撃を受けて、何だかアヌーク・エーメと言うと「モンパルナスの灯」になってしまい、大人のマダムのアヌーク・エーメが出ているのが何だか受け入れられなかったような気がしないでもないです。けれどやはり美しかったのは覚えています。それとやっぱり歌がスペシャルですね。ダ~バダ、ダバダバダダバダバダ…ってね。
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でも今は映画の中の季節とは違って(映画では確か秋とか冬とかだったと思うのです)夏。
もう大賑わいです~。
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ドーヴィルと言うと来たことがなかった時は(来たのはこの日で3度め)やっぱりちょっとスノップな雰囲気を想像していたのだけど、若い子たちやリュック旅行の人たちも毎回たくさん見かけます。
でも海沿いのレストランはどこも、他の海辺の街では高くても12、3ユーロくらいでだいたい食べれるムール貝が23、4ユーロ!アホらしい~。
旦那は、ここで食べてく?な~んて軽く言っていたけど、絶対にいや、と私は思いました。主婦は厳しいのだよ、こういうことには。
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フォトだけで十分です!
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カラフルなパラソルたちは明るくていつもかわいいなぁ、と思います。
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それと遊歩道脇に並ぶキャビンも印象的。
アメリカ映画祭に出席するためにドーヴィルを訪れた映画人たちの名前が記されています。現在、ドルチェ&ガッパ-ナの香水のCFに出ているケイト・ブランシェット、本当に綺麗です。日本でもあのCF放送されてるのかしら?…
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ここで気がつきました。
海辺のフォトは撮ったけど海のフォトは一枚もないぞ~、って。
だって人が多くてねぇ。もういいかな、ってなったのです。で、今度は秋か冬でいいな、って。で、その前にすっかり大人なのでもう一度「男と女」観ておいてもいいかな、って。
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ところでアヌーク・エーメですが、ヴァンセンヌに住んでいるんじゃないかしら、って私ずっと思っているのです。なぜならヴァンセンヌ市主催のゆかりのある著名人の授賞式に出席している写真を2年前くらいにヴァンセンヌ駅の展示で見たことがあるから。それにヴァンセンヌの駅ではTVや映画でときどき見る俳優さん(名前は知らないのですが)を何度か超さりげなく見かけたこともあって。もしアヌークさんがヴァンセンヌに住んでいるのなら(ヴァンセンヌは駅から離れた森の少し向うに豪邸が並ぶ超高級住宅街があるのです)、我が家からもそれほど遠くなく、そんな場所に「モンパルナスの灯」のあの人が住んでいたら…と想像すると不思議で何とも言えない感激があるのです。でもフランスのアヌークさん情報を探してみたけど、現在の住まいの場所については何もわかりませんでした。いつかヴァンセンヌ市に聞いてみようかしら。でも変な東洋人って思われちゃいますかねぇ…


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