今回はお庭のハーブを使った「ハーブと黒オリーブとパルメザンチーズのケークサレ」のご紹介です。
ケークサレ、日本にいた時は作ったことも食べたことも、いや食べたことはもしかしたらあるかな。フレンチレストランとかの突き出しみたいので。とにかくとにかく、ほとんど自分にゃあ馴染みのないものでした。でもフランスに来て旦那の嫁になってから作るようになりまして、今は結構あるものでぱぱっと作るようになりました。と言ってもこれ、めちゃくちゃ簡単なんですねぇ。作るようになるまで知らなかったです。パウンドケーキもですけど。
そして慣れてくると家にあるものでオリジナルに挑戦したくなる、っつうわけで、今回はお庭のちょっと固くなってしまったハーブを大量消費だ、とばかりにたっぷり入れて、プラス黒オリーブとパルメザン。そして大事ポイントは1日以上置いてからいただくこと。しっとり味が馴染んで美味しさが格段に違います。この1日以上置くというのはケークサレとそしてパウンドケーキも確実にこの方が美味しいということ、作るようになって知ったことなのです。
で、コレ、イタリアンレストランで美味しいパンと共にいいEXVオリーブオイルが出されることがある、あの感じで、ちょっとEXVオリーブオイルをつけていただいてもイケます。数日置いておけるので、ワインのおつまみに生ハムやチーズ感覚でちょっと切って添えていただいたりも素敵かと思います。
それでは材料と作り方行きま~す。
材料(パウンド型1本分)
・ハーブ(今回はローズマリー、セージ、エストラゴン、イタリアンパセリ、ミントなど)の粗みじん切り30g分 ・黒オリーブの粗みじん切り50g分 ・トッピング用黒オリーブ8個 ・パルメザンチーズ60g ・オリーブオイル50ml ・生クリーム100ml ・卵2個 ・合わせてふるった薄力粉120gとベーキングパウダー5g ・塩と粗挽き黒胡椒適量
作り方
①オーブンを180°で予熱開始。
②ボールに卵を溶きほぐし、オリーブオイル、生クリームの順で泡だて器で混ぜたら、ヘラにかえ、ふるった薄力粉+ベーキングパウダーを入れ、粉が見えなくなるまでさっくり混ぜ、黒オリーブ粗みじん、ハーブ、パルメザンをさっと混ぜ、塩と粗挽き黒胡椒をし、パウンド型に流し(今回はテフロン加工使用)上からトントンと何度か落とし空気を抜く。
③これを180°で10分焼き、途中で黒オリーブを上にトッピングし、再び20~30分くらい焼く。
④焼けたら取り出しそのまま冷まし、冷めたらラップで二重に包み、1日以上置いて出来上がりです。いただく時、切り分け、そのまま、又はいいEXVオリーブオイルを少し添えていただいて。
※焼き時間はそれぞれのオーブンによって調節してください。パウンド型がテフロンではない場合は薄くオリーブオイルを塗ってください。
そして、ハーブそんなにないな、なことあります。ってかそんな場合の方が多いかな。そんな時はコチラのケークサレたちはいかがでしょうか。 ツナと黒オリーブとアンチョビのケークサレ by milketmoi
スモークサーモンとクリチのケークサレ by milketmoi
ほうれん草とリコッタチーズのケークサレ by milketmoi
粒胡椒とイチジクとクルミのパウンドケーキ by milketmoi
ツナ&黒オリーブはラ・ロシェルの小さなお店で出て来た前菜を再現したもの。軽い仕上がりのハーブ&黒オリーブとは違ってコチラはズッシリ食べ応えがあるのでこれだけで立派な1皿になります。
スモークサーモンとクリチはちょっとやるな、な味わいかなぁ、なんてなんて自分で言うのずずしいですが。ケッパーの酸味がまたいいお仕事アクセントなのです。
ほうれん草&リコッタは優しい口当たりでおつまみはもちろん朝食や軽食にもぴったり。
そして粒胡椒とイチヂクとクルミはほんのりな甘さの中に粒胡椒がピリっとちょいとスペシャル。他にはないようなパウンドケーキ(ケークサレ扱いでもいい感じケーキです)。これもワインに合いますよ~。あ、そしてやっぱり全部1日以上置いていただくのがベストです!
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