スーパーでもマルシェでもいろんなきのこが売られている今の時期、我が家も買い物のたびに日本では見かけないような新顔きのこさんたちが登場します。今回はそんなきのこさんの1つジロール茸によく似たシャントレル・ジュヌ=Chanterelle jauneとアジア食品屋さんでかったしめじと、そしてフランスでは一年中新鮮なものがお手頃で売っているマッシュルーム(フランスではシャンピニオン・ド・パリと言います)を使った、焼いたペンネの歯応えもたまらない「きのことゴルゴンゾーラクリームのペンネグラタン」のご紹介です。
ペンネグラタン、大好きで人様の美味しいのも、自分でもオリジナルでときどき作っているのですが、今回のこれは自分オリジナルで作ったものの中では一番美味しく出来たかなぁ、と自分的に大満足で、旦那と2人で、美味しいねぇ、とちょっと止まらなくてあっちゅうまに完食しちまった1品。具材もあえて肉類などは使わずきのこと玉ねぎだけにしたのもきのこのうまみとゴルゴンゾーラの風味がシンプルにひきたってよかったかな、と思います。調理ポイントはきのこをしっかり炒めて水分を飛ばしてうまみを引き出すこと。きのこはお好きなもの、あるものを使っていただければと思います。椎茸を入れていただいてもきっと美味しい。椎茸、フランスで今結構人気ものなんですよ~。
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材料(2~3人分)
・きのこ数種類150g(今回はマッシュルーム、しめじ、ジロール茸に似たシャントレル・ジュヌ=Chanterelle jauneを使用) ・にんにくのみじん切り2個分 ・玉ねぎの薄切り120g ・オリーブオイル大2と1/2 ・生クリーム300ml~ ・粗く切ったゴルゴンゾーラチーズ70g~(ロックフォールやブルーチーズでも) ・粗挽き黒胡椒適量 ・パン粉15gくらい ・パルメザンチーズ15gくらい ・ペンネ80g
作り方
①ペンネを茹で始める。きのこは軸があるものは少し切り、しめじのようなものは小分けにし、大きめのものは食べやすく切る。オーブンを230°で予熱開始。
②フライパンににんにくとオリーブオイルを入れ中火にかけ炒め、香りがたったら玉ねぎを入れしんなりするまで炒め、きのこを加え炒め、水分が出てその水分がなくなるまでしっかり炒め、きのこのうまみを引き出す。生クリームとゴルゴンゾーラを入れ、混ぜながらゆっくり溶かし、溶けたらいったん火を止める。
③ペンネが茹で上がったらよく湯を切り、②のきのこソースの中に入れ混ぜ、とろみが足らなければここで少し生クリーム(牛乳でも)を足し伸ばし、味を見て足らなければ塩と、粗挽き胡椒をする。胡椒はちょっと多めがおすすめです。これを耐熱容器に入れ、パルメザンとパン粉を振りかける。
④230°のオーブンで20分くらい焼いて香ばしい焼き色がついたら出来上がりです。
※ゴルゴンゾーラの量もそれぞれで塩気が違うのでお好みに調節してください。またオーブンの焼き時間もそれぞれ違うので調節してください。
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おまけ
今回のグラタンにはどこのスーパーでもだいたい置いている左のパン粉「Fine Chapelure de Pain」を使いましたが、日本の粗めのパン粉でもサクサクして美味しいと思います。残りパンをミキサーでガ~ッ、していただいてももちろん素敵です。私も旦那にしょっちゅう、もったいないもったいない、言ってます~。でもこの説明がほんと難しいのですよねぇ。外国人ご家族がいらっしゃる方々、どんな風に説明してるのかなぁ…
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