RIMG44388 - Copie
私が旦那の家に住み始めた頃、お向かいの一人暮らしのマダムは私が家の外を行き来きする度に窓からじ~っと見ていたものです。それは見ていたというよりは観察にも近かったのですがそんな時期も過ぎ、年月が少し経った頃、2年くらい前でしょうか。そのマダムが亡くなって発見された、という話を旦那に聞いて。なんだかなんだか微妙な気持ちになったものです。じろじろ見られているのはやはり変な気分だったのですが、今思うと、たった一人で暮らしている人が感じる日々の変化と言えば隣り近所の光景だけだったのかもしれないし、その1つがうちらだっただけなのだろう、と。そしてたった1人で亡くなっていたのを発見された(たぶん数日後に)というのもなんだか…。で、そのマダムが亡くなった後、親戚の人たちが何度か出入りしているのを見かけて、それから家が売りに出され、1年は月日が経ったでしょうか。ある時、売り出し中の看板が外され、そして工事が始まり、今年の夏の初め、生まれたばかりのべべちゃんがいるご家族が移り住んで来たのです。私はと言えばただお向かいの家の前を通る時に何となしに見ていただけなのだけど(フランスは、特に都市部ではお隣り近所のことはあれこれ気にしません)、その変化に考え深いものがほんのりあったのです。1人で長年暮らした人が突然亡くなっていた後、今度は新しい命が生まれたばかりのまったく別の家族が、新たなスタートをそこで始める、というのが。そして、じ~っと自分を見つめていたマダムと同じ場所にいる窓越しの若いママさんの姿をちょこっと見かけると、人間の暮らしというのはこうして淡々と続いていくのだな、と。
そんな家でたぶん何年かぶりに飾られただろうノエルの飾り。
子供が出来て、家を買って、そこでのはじめて迎えるノエル。そんな幸せな気持ちが、このささやかなデコレーションに現れているような気がして、これを見るたび、ちょっと切ない感じも含んだほんわかな気持ちになるのです。シンプルでちょこんといるトナカイさんがポイント。かわいらしい♪
どうぞ皆さまそれぞれに皆さまらしいクリスマスでありますように。
ちなみに我が家は今日のお昼はおうどんとおにぎりセットにして、その後ノエルのディナー作りです。のんびりやっちゃおう~。
Joyeux Noël

ご訪問ありがとうございます。
お手数ですがポチッと応援していただけると嬉しいです。


人気ブログランキングへ



にほんブログ村