今年のノエルのパリも、と言うかフランスが全体的に暖冬で、TVニュースでは、今の時期雪が積もって寒~いはずのサヴォアやアルザスにもあまり雪が積もらず、スキー場などの関係者たちが商売上がったりだよ、と言っているくらいで。そう言えばパリも初雪がまだだけど、こりゃ来年になりそな感じかしら。こんなノエルの時期にパリに雪が降ったのはこの時。
→「雪雪こんこん」
この2010年のパリは雪がよ~く降ってものすご~く寒かったのだけど、あれほどの寒さはこの年が最後だったように思います。あれからそれほど寒くはない度がホントどんどん上がっているように感じるなぁ。それにしてもブログってこうして思い返して確認もできていいな。やっててよかった!ってなんかこんなフレーズあったねねね?!あ、開いててよかった!だったな。古い!ぷぷっ。
ということで24日のラ・ヴェイユ・ド・ノエル(クリスマス・イヴ)の我が家のディナーのご紹介です。今年はいつもより少し軽~い気分で作りました。と言うのも人間は二人だけだし、何年か張り切って時間をかけてやっていたけど、そろそろそろそろ、フランス人がノエルノエルと言ってても、ああそうねぇ、くらいに聞き流す余裕?が出てきたのでございます~。
で、先ずはアペロのおつまみに簡単ちゃちゃちゃと作ったフォアグラとパンデピスの一口サイズのミルフィーユ仕立て。上にちょこんと乗ってるのはショコラです。フォアグラがそれほど好きではない旦那が美味しい、と6個も食べておりました。でももっと綺麗に切らなくちゃだわ。
お次はフランスではノエルや年末の大定番である生ガキ。旦那は生ガキ好きじゃないのですが私が大好きなので買ってきてくれました。以前はレモンをぎゅっと絞っていただくのが一番好きだったのですが、今はエシャロット入りの赤ワインヴィネガーでいただくのも大好き。つるんと何個も食べれちゃいます。
そして魚介の1品は自分で考えて作ってみた、ホタテとじゃがいものミルフィーユ仕立て。ホタテもノエルの大定番食材で、ホタテで何か、とは思っていたけど、どんなふうに食べたいか、私の胃袋がなかなか決められなくて、ぎりぎりで考えた1品です。そのわりには結構美味しく出来ました。んだけど、ホタテとミルフィーユの割合をもう少し変えた方がよりいいな、と。これは改良の余地ありです。ってかホタテじぇんじぇん見えてませんね。
お肉は去年、一昨年もノエルに作ってまた一年に一回今年も食べたい、と思いコチラ。
→ 鹿肉のロースト(ローストベニソン) by 伝統肉協会
70度のお湯で火を入れる低温調理法で作る1品で、今年が今までで一番完璧に出来ました。ものすごく柔らかくて肉汁使いの我が家の定番ソースもよく合いました。ガルニチュール(付け合わせ)はじゃがいもピュレにいろいろ野菜をのせたもの。これも美味しくてメインは総合的にバッチリなのでした。ほっ。
この低温調理法、私はここで、
→「A LA MARGURITE(ア・ラ・マルグリット) ~パリのレストラン 1区~」
いただいたお肉の柔らかさにビックリして、以来、いい赤身のお肉はよく低温調理で作るようになりました。このお店は味付けが上品でしつこくなく私的にはかなり美味しかったところ。またいつか行きたいです。
デザートは今年は控えめ小さめのコーヒー風味のバタークリームケーキにしました。ケーキはほとんど食べないわたくしなのですが、コーヒー風味で甘くないのなら食べれそう、思ってこれにしてみたのですが、でもやっぱりデザートまでは辿り着けなくて、代わりに?旦那が2切れ食べました。とても気に入ったようでした。コーヒー風味ケーキは今まであまり作らなかったからかな。次回はノエル当日(今日ですが)のメニューのご紹介です♪
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