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置く場所がないのですが年末またまたエマウス→「エマウス(emmaus)楽し大好き♪」に、しかも何店舗か巡ってきたのでご紹介コーナーです。
この方がエマウス創立者で、私財を投じホームレスの救済などに一生涯身を投じたアベ・ピエール神父さま(Abbé Pierre)。エマウスとは全国で回収した不用品のリサイクル販売、また、ホームレスや社会に適合出来ない人に仕事を与えるといった活動をしている慈善団体で、フランスの良心と言われ、フランス全土に100か所以上あるのです。フランス国民はもちろん、フランスに少なくとも数年住んでいる人なら知らない人はいないだろうというくらいよ~く知られた存在。
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1949年設立の際のまだ空き地に近い状態のエマウスの写真がちょうど飾られていました。真ん中左寄りに写っているお2人のうちの左の方がアベ・ピエール神父。2007年に亡くなる時ご自身は質素な小さな部屋で暮らしていたと聞いています。けれどノートルダム寺院で国葬が営まれ、人種、宗教を超えてフランス人が参加したとか。そう言えば今思えばなのですが、2008年私がフランスに来た年、TVのニュースやルポルタージュで神父様のことがやっていたなぁ、あれはもしかしたら神父さまの誕生日かまたは亡くなった日だったのだろうなぁ、と。「フランス人が最も愛する有名人アンケート」ではプロサッカー選手ジダンが1998年に1位になるまで長年アベ・ピエール神父さまが1位だったということでも、どれだけフランス国民の心に強く残る人であったかがわかります。
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さて何度も書いておりますが、エマウスがリサイクル販売だとは言ってもこれがもういいんです♪ 家具もしっかりとした作りの本当に古いものから、これ使えるの?的なものまで。それが気にせず混然となっているのもエマウスらしくていい。
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衣服類も然り。
そんなエマウスで私たちが一番目を輝かせてしまうのが古い食器類。
で、またまた出会った子たちをご紹介します。
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先ずはコチラ。何枚も重なったお皿の下の方でちょっと薄汚れた姿で見つけたのだけれど、カンパーニュのメゾンが描かれていてちょっと珍しくて、思わず汚れを指でキュッキュと拭いてみたらすぐ落ちてニンマリしてしまったのです~。汚れが染みついて取れないことも多いものだから。
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これが嬉しいことに3枚揃っていてしかも家で洗ったらこんなに綺麗になりました。
イェイ!
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で、これが人気のディゴワン・サルグミンヌだったのです。でもどこのと言うより、とにかくかわいくて気に入ってしまいました。大事に大事に使いたいです!
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お次はコチラ。控えめの小花模様が愛らしい大きめのお皿でこれも状態のよいものが2枚ありました。旦那がやっぱり何枚も重なったお皿の下の方をほじくって見つけました。
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これは北フランスのSaint-Amandのアトリエのもの。
ブルゴーニュ(BOURGOGNE)とありますが型の名前でブルゴーニュ地方ではありません。
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そしていかにもフランスな紳士淑女の絵が描かれたカップ2個。もう一つあったのですが、それは欠けていたので抜きました。
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これ、それぞれ絵が違っているのもかわいくて。
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もう1つのが欠けていたのがちょっと残念でしたが、そんなこともありますし2つだけでもありがたい。これはアトリエの印はありませんでした。
※後方に写っている調味料入れたちもエマウスで見つけたもので超お気に入りです。

ということで今回の新入りさんたちはすべて値段が決められていないスタイル店舗の方で(ガラクタの山のようになっているような感じ)見つけたので、一つあたり40サンチームくらい。会計決めの馴染みのアフリカ系ムッシューはいつもお値段決めが特にさっぱり良心的なので、そのムッシューがいると、やった♪って心の中で思うのです~。
さてさて新入りさんたちまだまだ来ているので近々第二弾のご紹介をさせていただこうと思っています。

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