パリではじめて住んだカルティエ7区
→「雨パリ一週間だった頃、サン・ドミニク通り&クレール通りにて ~パリ 7区~」
→「WAKABAのあとの帰り道、アパート、CAFE DE MARS、中華総菜屋さんエトセトラ ~7区~」
にある中華レストラン&惣菜屋さんで一番のお気に入りだったこのポテト。
→ パリの中華総菜屋さん再現ガーリックポテト by milketmoi
お店の前を通ると食べたくなって、週に最低でも一度は買っていたもの。語学学校の終了パーチィーでもえいっ、っとちょっと多めに買って持っていったら日本人にはもちろん各国の子たちにも大好評で、どこで買ったの?聞かれたものです。それもかれこれ7年以上前のこと。で、たまたま旦那と寄った時に、いつも親切にいていただいたマダムに、揚げてからソテーしてるのよ、って教えていただき、家ですぐ作ってみたらこれが超簡単だったんですねぇ。あの頃知ったら結構な節約になったかもかも。なんちって。
そんなガーリックポテトさんなのですが、今回はモロッコスパイス使いにしてみたらこれもエキゾチック美味しかったので早速ご紹介です。
なので料理ポイントはそんな揚げる&軽くソテー、そのソテーの際に調味料を馴染ませること。この小さひと手間で風味がしっかりついてついつい食べちゃう(過ぎちゃう?)おつまみになるのです。
これとビールやワインのひと時を、カロリーのことはしばし忘れてやっちゃってくださいませ。
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材料(2人分)
・じゃがいも400g ・揚げ油 ・ガーリックパウダー小1と1/2くらい ・モロッコ風ミックススパイス小1と1/2 ・塩適量 ・パセリのみじん切り適量
スパイスはコチラ→ 手作り簡単♪モロッコ風ミックススパイス by milketmoi
またはフランス在住などでスーパーで市販のモロッコスパイスが手軽手に入る状況の方はそちらを使っていただいてももちろん素敵です。
作り方
①じゃがいもは皮をむき、1㎝角くらいの角切りにする。これを揚げ油でこんがり揚げる。高めの温度で焦らずゆっくりめに揚げればかりっと揚がります。キッチンペーパーをしいた皿に一度とる。
③フライパンを温め、②のじゃがいもを入れ炒めながら、ガーリックパウダーとモロッコ風スパイスを均等に振り入れ、味を見ながら塩をお好み加減で入れ混ぜる。パセリも入れ軽く炒めたら出来上がりです。
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そしてこのモロッコ風スパイスを使った他のレシピいくつかも併せてご紹介させていただきますね。
あ~んど、上記レシピの中に張り付けた「モロッコ風スパイス」のとこをクリックしていただくとそちらの中にもいくつかレシピが貼り付けてありますのでどうぞ参考になさってください。このスパイス、一度試すとクセになりますよん。
→「悲しい髪の思い出話&「お手軽に熱湯でスパイシークスクス」」
→「魚介のクスクス」
→「モロッコ風スパイシー豆野菜カリー」
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→の「悲しい髪の思い出話」のラスト物語をちょうどいい機会なので書かせていただきます。
その後もクラスにさゆりちゃんのいる恐怖政治、いや恐怖体制は変わらず続き、だいたい一週間ごとくらいにいじめのターゲットが変わったのです。私の時もひどかった。
ある時は雨の日、学校の近くの歩道の真ん中でいきなりさゆりちゃんの子分吉野さんと共に傘で叩かれまくってねぇ。傘の先でも突かれて。ちょうど通りかかったやはり同じクラスの水越さんのお母さんに助けられたので大事には至らなかったのですが。そんな風に女子たちには順番に恐ろしい期間がめぐってきていたのです。さゆりちゃんに睨まれて今回のターゲットは自分だ、とわかった時のあの恐ろしさ…。
そしてある時、私は大決心したのです。あまりにもひど過ぎると思って。許せないと思って。体育の授業の時からです。誰にも相談せず自分ひとりでさゆりちゃんを無視することに。もうとにかく話さない近寄らない目を合わせない。あの時のさゆりちゃんの大きな目のびっくりしたこと。すると、他の女子たちも一人また一人と私と同じように自発的にさゆりちゃんを無視し始めたのです。結局さゆりちゃんと吉野さん以外全員が。あれにはびっくりしたわ~。
そしたら、体育の授業が終わった休み時間、さゆりちゃん、泣き出したんですねぇ。あれにもびっくりしたぁ。でも皆無視をやめませんでした。それまでが本当にひどかったから。
その夜、私が家にいると電話が鳴りました。お母さんがとると、私のところへ来て
「さゆりちゃんのお母さんからよ」って。私が出るとさゆりちゃんのお母さんは、
「ごめんなさいね。あの子わがままで。でも仲良くしてあげてちょうだい」と。少し涙声にも感じました。
その時、私なんと答えたのかはちょっとよく覚えてないんですがびっくりしたのは覚えています。
でもその日をきっかけに、さゆりちゃんは別人のようにおとなしくなり他の女子たちとも私ともお互いに距離を置くようになりました。
それから一週間もたたないくらいのこと。さゆりちゃんは引っ越して行ったのです。理由は私たちとのことではなく、両親の離婚でした。お母さんがさゆりちゃんの年の離れたお兄さんの家庭教師と恋愛関係になってしまったそう。それは、ま、後から知ったのですが。
さゆりちゃんの尋常じゃないイライラやいじめはたぶんそこから来ていたのでしょう。
結局、さよならも言わないままさゆりちゃんとのお別れになったのでした。
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