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前回、ヴァレンタインディナーの話の流れで、フランス人男性の割り勘話やらお隣りの国同士なのにアルデンテがここフランスでは期待できないのが不思議みたいなことも書いたのですが、それでまたちょっと思い出したことがあるのです。
奥さま日本人で旦那さまイタリア人で今フランスで暮している知り合いご夫婦の奥様も言っていたのですが、フランス人男性は女性にも同じように外で働き、稼いでくることを求め、そして割り勘という人が多いけど、イタリア人はそこがフランス人とはかなり違って、彼女の旦那さまもだけど、外で働きたければ働けばいいし、専業主婦がよければ専業主婦で、と言ってくれるので気持ち的にラクだと言っておりました(もちろん違う考えのイタリア人もいるだろうけど、とも)。彼女はイタリアの三ツ星レストランでパティシエをしていたくらいなので外でバリバリやれる人だろうけど、それでも、もし絶対外で働かなくちゃ、働き続けなくちゃ、というのだったらきつい、と。彼女がそう言うくらいだからすっとこどっこいタイプの自分なんてもしパートナーに、外で働いて全部割り勘言われたらとてもじゃないけどここフランスで暮していくのは難しくそして何より自信もまったくないなぁ、と。
でもたとえばお子さんがいたりパートナーと別れたりして自分が守らなくちゃ育てなくちゃ、という思いの方だっているし、フランス人男性が対等にしてくれてお互いの生活を尊重しあえたり、それぞれに好きに出来るから、割り勘でいい、という方だっていると思います。
だからやっぱり結局、みなそれぞれってことかしら。
あ、でで、思ったのが、たとえばこのフランスとイタリアだけとっても、お隣り同士なのにアルデンテがこんなに浸透していないのと同じくらい考え方も違うものなのだと。面白いなぁ、と。
日本にいた頃は、同じヨーロピアンだしそれほど変わらないようなイメージがあったし、そのもっと昔、子供の頃なんて顔の違いもわからず、ただ外人と思っていて。でも今は住んでみて知ったそんな違いを面白く感じたり、でも結局人間の心に違いはないな、ともわかったり。

いろいろ勉強になっております! 

という事で今回レシピ「苺とパルメザンとローストアーモンドのサラダ、ほんのりタイムの香り」のご紹介です。やっとかい、ってかしら。いやん申し訳ないです~。
旦那が今年初のフレッシュな苺ちゃんを買ってきてくれたので、こりゃ何か1品新しいレシピを、と思いました。で、この簡単サラダさん。でもチーズを数種類変えてみたり苺の切り方でもぜんぜん変わってくるので結局3回試作して決まったのが今回レシピさん。その3回を続けて旦那に試食してもらいました。で、毎回、こっちのが美味しくない?ねねね?と聞いていたのですが、全部美味しいよ~、大きな違いがわかんない~、って。あちゃ~。ま、いっか。あとは作った本人が決めるなのね、って。
さて、ポイントとしては、フレッシュな苺がサラダにも入り、そしてドレッシングにも苺ってところとパルメザンの塩気と風味も超大事アクセント。そして3回め試作で入れてみたタイムの香りもほんのりポイント。ほんとにほんのりなのですが。で、このタイムをフレッシュなバジルにしてもこれまた美味しいかなと思います。苺とバジルも今は王道素敵組み合わせとして有名ですからねぇ。でももしどちらもなくてなしでも大丈夫フレッシュ美味しいです。
それでは材料と作り方です。オサレっぽいですが簡単で~す。

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材料(2人分)
・苺80gくらい ・ベビーリーフ大きくひとつかみ ・ローストスライスアーモンド12~15g ・パルメザンチーズたっぷりめ ・生のタイム2枝くらい ★ドレッシング用のヘタをとった苺50g ★EXVオリーブオイル大2 ★白バルサミコ酢又は白ワインヴィネガー大1 ★レモン汁大2/3 ★ハチミツ小2/3~小1 ★塩胡椒少々 

作り方
①★のドレッシング用苺はざく切りにし他の★材料と共にハンドミキサーにかけドレッシングを作っておく。ハンドミキサーがなければ苺を手でよく潰してピュレ状にし他の★と合わせていただいても。サラダ用苺は縦に薄めに切る。
②皿にベビーリーフをこんもり盛り、苺を綺麗におき、ローストアーモンドとパルメザンチーズ(あれば削りタイプがベストですがなければパウダータイプでもOK)をたっぷりめにかけ、苺ドレッシングをまわりに散らし、タイムを枝から外しながら、全体にぱらぱらかけて出来上がりです。いただく時、お好み量の苺ドレッシングをさらにかけてどうぞ。

※スライスアーモンドはローストでなければ、フライパンでからいりしてこんがりローストしてください。苺の甘みに合わせ、ハチミツの量を加減してください。

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あ、でもだからってイタリア人の方がいいとも言えません。軽~くて女性大好きくどくのお得意イタリア人男性、ほんと多いですからね。でも知り合いのそのイタリア人旦那さんは軽さぜんぜんなくて真面目で仕事に打ち込んでて、こんな人もいるんだな、と思ったのです。だから、ま、結局またいつも同じようなこと言っちまうけどその人なんだなぁ、と。フランス人もイタリア人もアラブ人もイギリス人も中国人もインド人もアメリカ人も、そして日本人も。で、経験も少しあり~ので今思うことは、とにかく真面目が一番!



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