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ブロカント巡りの今度はご近所に戻ってきて編です。
先ず初めに到着したここはチーズで有名なブリー地方のとある町。
名前が有名だしパリから離れた場所のカンパーニュで美味しいブリーチーズは作られている、ようなイメージを私は勝手に持っていたのですが、ブリー地方はイル・ド・フランスの東に位置し、我が家から車で20分かかるかかからないかで、はじめてブロカント巡りで簡単に到着した時はちょっとビックリしたのです。あの美味しいチーズ発祥の地はこんな近い場所だったのね~、って。そしてブリー地方に来る度に、あ、ブリーだ、って毎回思っちまうのです。でもそんな日本人感覚をわからん旦那は毎回新鮮驚く妻に、若干面倒臭そうな表情を見せるので(そんな気が…)、今じゃ、心の中で、あ、ブリーだ、って。これでもたまに気を遣うわたくしです~。
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さてブロカント方は今回は中規模な感じブロカント巡りでした。
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でも中規模だからって大規模だからって、いいもの見つかり度が変わってくるかと言えば、これがそうじゃないんです~。やっぱり…









なんちってなんちって~





ってブログスタイルを変えるつもりは毛頭ございません。
なので元に戻しまして。


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それにしてもブリーの町々はとても静か。
そして旧市街と新興住宅街と少しカンパーニュが混じった微妙な感じが今までの感想。
そうですねぇ、日本で言うところの東京から通勤圏内の千葉や埼玉や神奈川な雰囲気。
ブリー、チーズうめえけど案外近し。
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で、今回の新入りさんたちもご紹介。
先ずはこのリキュール入れ。
これはロマ人店が多いブロカントのロマ人店にあったもので、かわいいな、と思ってお値段聞いたら10ユーロとか言ってるから、ありえねぇ~と思ったら旦那も怒り顔で行くぞ、的だったので通り過ぎようとしたら、ロマ人ギャルソンが、いくらがいいの?って。
だから、来たか、思って、う~ん、2ユーロって言ったら、それでいい、ってあっさり。
きっとどこかで拾ってきたものだろうから基本売れればいいのかもかも。
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で、裏を見るとRだけでどこのかは不明だったのですが、かわいいから2ユーロだし、いっかって。
旦那はロマ人にはいい印象は持ってなくて、若干差別も他の多くのフランス人同様感じられるので、しばしば私とそれについてはかなり衝突します。
私なりにその理由はあるのだけど、少し説明させていただくならば、始まりは以前南イタリアを旅した時。あるピッツェリアで食事していた時、みすぼらしい恰好をしたロマ人の小さな姉妹が造花のバラの束を持って店に入って来て、売るために各テーブルを回って、そして私たち(&友人)のテーブルにも来たのですが、その時のお姉ちゃんの方が(5歳か6歳くらいかな)恥ずかしい気持ちを押し込めて必死に凛とした態度でニコリともせず無言で一輪バラを差し出して。ロマ人売りは子供でさえも媚びた態度でシルヴプレ~と言ってくる事が多いのだけどそれが一切なくて。小さな妹ちゃんの方は何もわかっておらず無邪気にただお姉ちゃんについてるだけであどけなくて。で、私たちは1ユーロで買って微笑みかけたけど、お姉ちゃんはやっぱりニコリともせず次は私たちの隣りの、そのお姉ちゃんと同じ歳くらいの1人1枚ずつの大きなピッツアを食べている子供たちがいる家族のテーブルに行ったのだけど。テーブルに座っている子供たちの不思議そうに、少し唖然と姉妹を見る、と言うより眺めるといった様子と、お姉ちゃんの、私たちの前にいた時と一緒で凛としているように見えるけど、なんか若干恥ずかしさがぬぐえないようなやっぱりちょっと悲しそうな…そんな表情が私には何とも言えない光景で、どんな気持ちだろうと今もずっと忘れられないのです。で、やっぱり親も含めた大人のせいだし、小さな子供でさえも媚びるのも、大人になって悪いことをするのも大人のせいだな、と。
だからと言ってパリの子供も含めたたくさんのスリのロマ人は腹が立つし、めっけたらとっつかまえたいくらいだし、道端で物を拾ったふりして(こっちが落とした物のように見せかけるよくあるロマ人の手口)お金を要求してきたので強くNon!言って睨んだらよくわからない言葉で罵声を浴びせられたこともあるし、そういうやからは絶対許せません。あのお姉ちゃんだって今スリになってないとも言い切れないし。でもやっぱり全員じゃないはずだし…って、思っちゃうんです。
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さてさてお次はこの花瓶で、う~ん、見るからに凝ってま~す。
なのでどこかのだろうと思ったら
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リモージュでした。でも1ユーロ。お得でした。
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そして今度はコチラ。お店の真ん中に1人悠然と座って動かないところが面白かったこれもロマ人のマダム店で見つけたスープ皿。かなり繊細で凝っていて状態もいいのですが5ユーロ。
そのマダムはどれも良心的お値段でぼったくろう気なしなのが好感度大で、旦那もちょ~っとだけ好感を持ったようでした。ふふふ。
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裏に窯の印はありませんでしたが、とても気に入っております。
これだけで5ユーロでも大満足なのですが、実は、
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大皿もついていたのです。2点とも状態がめっちゃよくてほんとマダムありがとうでした。
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最後ご紹介はコチラ。すでに先週末のごはんの際にご紹介している1枚、と言うか2枚セットで、これも状態がとても良いもの。
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これは2枚で1ユーロだったのですが、何と、
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サルグミンヌU&Cのものだったのです。U&Cの食器との出会いはこの時がはじめてだったのですが、
3月のエマウスの新入りサルグミンヌU&Cなどのブロカント食器さんたち
説明が重複しますが、このサルグミンヌU&Cは1880年~1910年の間にだけ作られたサルグミンヌでも特に古いもの。ということは100年以上前のものはブロカントとは言わず、本当のアンティークなのでこれはアンティークなのです。しかも1ユーロ!イェイでした~。

と言うことで今回ご紹介は以上になります。


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昨日あたりから少し暑くなりだしたパリ。やっと夏来たかなぁ、と。
でも相変わらずお天気は不安定で相変わらず雨が突然降りだしてきたります。
今日も午後降るのかなぁ…

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