やってまいりましたシャンゼリゼ。
すると着いた途端、目の前で人力車から降りた観光客と人力車を運転していた男性が金額の件でもめていました。
どうやら最初に1人分の値段をまるで2人分のように言い、降ろした後、倍の値段を要求しているもよう。運転の男性はどう見てもロマ人でお客さんは英語圏のカップル。思わず、私、近づいて、全部払う必要はないと言ってしまったのですが、するとロマ人運転手が、なんだお前は!あっち行け!的に言い、結局カップルの男性は怒りながらもお金を男性に押し付け、ムスッと女性と共に行ってしまい、ロマ人運転手は私になんか罵声を浴びせながら人力車を引いて、次のカモを見つけに去っていきました。
パリの観光名所にたくさんいる人力車、特にロマ人の人力車は乗ってはいけないな、と改めて思いました。でも、住んでる私たちは顔を見ればすぐわかるのですが、観光の方はわからないだろうと思うので、やはり人力車自体に乗らない方がいいと私は思います。
ただそれとはまた別のことですが、こういったロマ人たちとは違う、まじめに生きているロマ人もいるので、ロマ人すべてをこんな見方をしてはいけないなとわたくしはですが常々思っております。
ロマン・デュリス主演映画「ガッジョ・ディーロ」などの監督トニー・ガトリフは父親がフランス人、母親がロマ人で、ロマを描いた映画を撮り続けています。そして私の大好きなエミール・クストリッツァ監督の映画「黒猫・白猫」もロマを描いたもの。この監督の「アンダーグラウンド」は観たあと余韻でしばらく映画館の席を離れられませんでした。
で~も、人力車ロマ人やメトロやパリ市内にたくさんいるロマ人スリにはほんと気をつけなくてはです!
あ、それで思い出しました。去年の夏、ちょうどこのシェンゼリゼでも怪しいロマ人の女の子グループを見たことが。
その時の記事→「パリ観光。夏シャンゼリゼ編」
後姿なのですが少しでも雰囲気を参考にしていただければと思います。
と言うことで、シャンゼリゼのノエルのイルミネーションが11月21日から始まっております♪
ラデュレもキラキラで相変わらず店内賑わっております。
いつ来てもここのウィンドーはかわいらしい。
このラデュレももはやシャンゼリゼの1つの観光スポットになっております。
重厚な高級アパルトマンもキラキラ飾り。
超~リッチな方々がお住まいになっているのでしょうが、ちょ~っとその暮らしは想像つきません。
そして、シャンゼリゼを歩き進めれば、
マルシェ・ド・ノエル=クリスマス市もイルミネーション点灯の10日前から始まっております。
このマルシェ・ド・ノエルのパトロンさんがこのムッシューだったと知ったのは、
去年の冬の終わりに偶然入ったこのお店でのこの出来事でした。
→「クリニャンクールへ LA CHOPE DES PUCES(ラ・ショップ・デ・ピュス)」
旦那は気が付かず1ユーロのチップを渡したら、優しくにっこりありがとうと言ってくださったマルセル・カンピオンさん。今年のこのマルシェ・ド・ノエルのニュースでもお姿が写っていて、旦那と、
あ、マルセルさんだ、と話ししましたっけ。ちょっと知り合い気分です。えへ。
ついでにこのお店と同じ日にクリニャンクールで入ったこのお店もまたご紹介しておきますね。
→「クリニャンクールへ① Café le Paul Bert(カフェ・ル・ポール・ベール)」
メイン自体はだめだったのですが、アペロでいただいた
コルシカ島のシャルキョトリー(サラミやハムなどの加工肉類)とチーズ
の盛り合わせは最高に美味だったので、ここでのアペロ(だけ)はおすすめでございます!
そしてここでコルシカのシャルキョトリーの美味しさに目覚め、オペラ座からそう遠くない場所にあるこのお店にも買いに行ってみたのでした。
→「コルシカ食品店「U Spurtiru」 ~パリ9区~」
この記事では感想が書かれていないのですがこの後美味しくいただきました。
ただしお店でいただいたのがその場で切りたてというのもあるだろうしいろいろ楽しめたので一番おすすめかなぁ、と。ああ、近々旦那にまた連れていってもらおう!
さてさて、もういろいろ話がそれていってしまいますが、この日はまだそれほど人出が多くなく、
これからすごくなるんだろうな、という感じでした。
お店の方もちょっと暇してて、スマホで楽しくおしゃべり中。
フォトしてレポレポもしたいわたくしとしてはこれくらいが歩きやすくていいのですが、
活気と賑わいも楽しみたい方はやはりクリスマスが近づいてくるあたりがおすすめです。
あ、冬のフランスのマルシェの風物詩的食べ物のサヴォア地方のロブロンションチーズとじゃがいも、
玉ねぎなどで作る「タルティフレット」も売っておりますよ~。いつもい~い匂い♪
でもこれは近々おうちで作ってレシピをご紹介できたらと思っております。超~簡単なので。
このマルセルさんのマルシェ・ド・ノエルの日程と最寄りの駅は下記となっております。
期間…2016年11月11日(金曜日)~2017年1月8日(日曜日)まで
時間…10時30分~24時まで(毎日)
メトロ…①⑬号線「Champs Élysées Clemenceau 」
①⑧⑫号 Concorde 」、
①⑨号線「 Franklin D. Roosevelt 」
そしてこのマルシェ・ド・ノエルを過ぎると、
コンコルド広場とこれまた冬のこの場所の風物詩である大観覧車の目の前に。
ルイ16世とマリー・アントワネットが処刑された場所でもあるここは、
激しい車の往来の中だけどちょっとたたずみたくなるようなところ。
そして小さなキャメラと小銭っぽい金額しか持ってない私はこの大観覧車の向こうの、
チュイルリー公園にもいつも少しだけ寄っていきます。
ちょうど降り出した小雨が池の水辺に映った観覧車をにじませて綺麗だったのですが、が、
人気はかなり少ないので観光の方には夜のチュイルリーはおすすめできません。
プロレスラーみたいな彼氏がいる人は大丈夫かも、かも、ですが…
終わり
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コメント
コメント一覧 (2)
先日はコメントありがとうございました^0^
家にいる時間が短く、お返事が遅くなってしまいごめんなさい~
野菜高騰の日記について、褒めていただき嬉し恥ずかし、でも嬉しい♪
でもきっと食べ盛りのお子さんがいる家庭とかは、共感えられないかも(苦笑)
パリのクリスマスはやっぱり上品で素敵ですね!
華やかなのに、でも控えめで決して下品なかんじがしない。
こちらはハロウィンが終わった次の日からもう、クリスマス商品が並んでいて、ちょっと落ち着かないかんじです^-^;;
moiさんが書いてくれた竹久夢二、恥ずかしながら知りませんでした。
なので調べてみたのです。
全然出来た人間ではないけれど、moiさんが想像してくれた女性像をぶち壊さないよう(!?)これからも恥ずかしくないように暮らしていきたいな♪
こちらのブログも4日ほど読めていなくて。
またゆっくり拝見させていただきますね^^
いつも気にかけてくださり、そしてこうしてお返事書いてくださりありがとう。
少し早いけれど、来年もたくさんmoiさんとお話できたら嬉しいです!
そして、フランスのことも、すんでいる人しか知らないことも、たくさん教えてくださいね☆
また来ます^0^
日本のハロウィンが終わってすぐ今度はクリスマス商戦?にちょっと苦笑いです。
商売上手だからねぇ。ジャポン!
こちらは街のあちこちが今綺麗だよ。
それにしてももうすぐクリスマスで年末で。早い~。
メルティちゃんは実家に帰ったりするのかな。
お互いいい年越ししようね!
それではいつも長くなっちまうので今日はさっぱりと。ふふ。
ではでは