フランスも5月の後半に花粉症の季節が始まり、わたくしも症状が出てきたことは
少し前にお伝えしたのですが、先週、窓を閉め切った家の中でも目を開けているだけで空気がしみて涙が止まらなくなり、家の中でもサングラスを外せず、それでもひどい土偶の顔になるという状況になり、旦那も私のそんな顔を見て「ウララ~」と言うので
(フランスではあらら~がウララ~になる)これはやばいということで、
先週の金曜日、フランスではじめての花粉症の診察を受けてまいりました。
フランスは主治医制度が浸透しているので普段だとまず主治医のところへ行きますが、
今回は直接アレルギー専門医を予約。
診察室は街のセントラルのアパルトマンの一室で、
マルシェのすぐそばでこの日も開かれ曜日。
旦那がお昼休みを兼ねて少し早めに仕事を抜けてきてくれたので、
2人で例のチャリンコでやってきました。
診察室のお隣りの待合室はこんな感じ。
専門の先生が1人で開いているので日本のように受付があるわけではなく、
予約時間に来てどなたかを通すこともなくこの待合室で先生に呼ばれるのを待ちます。
(先生は診察室で前の患者さんを診察中)
そして前の患者さんの診察が終わり出てきたので、私の番。
先生に呼ばれ診察室に旦那と入り、フランスの健康保険証カルト・ヴィタル
(Carte Vitale)を見せ、症状を話し、先生の質問に答え、まずはアレルギーのテスト。
両腕をチクチクされ、いろんな液をそれぞれにたらし、
かいちゃダメだからね、と言われ、いったん待合室で待機です。
右腕の方は何も反応がなかったのですが、左腕は2か所が反応をしはじめました。
この赤くなり始めているのが陽性(positive)反応。(陰性はnégative)
赤いのが広がってまいりました。
かゆい~。でもかいちゃいけないんです。
で、この後先生にまた呼ばれ診察室へ。
この赤い反応した部分からアレルギーの種類の特定と反応の度合いを調べます。
(後でこれがプリック・テストと呼ばれると知りました)
私の場合はフランスでは白樺(Bouleau)とイネ科のグラミネ(Graminéés)
という植物にアレルギーがあるとのこと。
で、先生に処方してもらったのが、鼻を洗浄する液と吹きかけるお薬、
目を洗浄する液とたらすお薬、そして飲み薬2種で、
飲み薬は1つめが効かなかったら2つめを飲んでください、とのこと。
注射もあるけどかなり強いので私にはお薬がいいでしょう、ということでした。
このお薬たちは、近くの薬局で購入するとして、診察料は全部で約52ユーロ。
ここから最大70%が健康保険で、残り30%が、ミュチュエル(Mutuelle)と呼ばれる、
民間の共済に加入していればほぼ全額が戻ってきます。
で、とりあえずほっとしたしタムちゃんパクチーも欲しかったのでマルシェに立ち寄り。
やはり日曜と違ってかなり人は少なめです。
旦那が何も言わずポルトガルバーに向かったので、
日曜じゃないですが、旦那この後仕事ですが、シュワシュワを一杯ずつ。
この後イタリア系ムッシューの八百屋さんへ。
でもムッシューはこの日はいなかったのでパクチーを買って帰ってまいりました。
この日からすぐ1種めお薬を飲み始めたのですが翌日からすぐ効き始めてびっくり!
目のかゆみ、涙、腫れもひいて、鼻もスース―してほぼ元通りになったのです!
なのでもうこれからはこのお薬たちでおそらく大丈夫。
フランスのどこでも住めるな♡と思っております。
ところで薬局でお薬を買う時びっくりしたことがありまして。
お店の方がパソコンに薬の名前を入力すると、その方の背後にあるボックスにそのお薬が自動でぽこぽこ落ちてきたのです!これにはびっくり!
どこの薬局でもあるシステムというわけでもないようで私ははじめてだったのです。
その光景はまるで50年代か60年代製作の未来映画のよう…
日本の薬局でも今こうなってるのかしら…
ちなみにこのお薬たちもカルト・ヴィタルとミュチュエルのカードを見せればその場で、薬の代金は支払わずに済み、洗浄液は薬扱いにならないので支払いが発生し、
今回は11ユーロその場で払いました。
ということで、早くアレルギーの先生のとこに行っておけばよかったな、
けどもう今大丈夫だからいっか、な今現在でございます。
また素敵な6月のパリが楽しめそうで~す。
……………………………………………………………………………………
最後まで読んでいただきありがとうございます♪
お手数おかけいたしますがポチッとクリック応援していただけるととても嬉しいです。
他の方々の個性豊かで素敵なブログも併せてご覧になっていただけます。
人気ブログランキング
にほんブログ村
ありがとうございます!
コメント