秋晴れだったこの日、テラスでランチがいただきたいと思い、
お手頃で気軽なこともあってまたこのお気に入りビストロに寄りました。
前回記事→再び超パリっぽいビストロ「ブイヨン・ピガール」
12時開店で12時ちょっと過ぎに到着。
以前の開店と同時に席が埋まっていく状態よりはだいぶ落ち着いていました。
毎回、一応12時には入りたいと思っていたのだけど、
これならもうそんな焦らなくても大丈夫そうかな。
いつも通り、きちんとした店内でプージョランのパンも変更なし。
たまに開店当初だけプージョランのパンだって売りにして、
いつのまにか味がだいぶ落ちる別のパンに替えてるお店もあるけど、ここは大丈夫。
テラス席空いてますか?と聞いたら、そちらも大丈夫ですよ、
と担当の気さくな男性スタッフさん。
そう言えばここって全員スタッフは男性だったと思います。
皆さん、昔ながらのビシッとしたビストロの制服が似合うんです。
そして無事、テラス席に座ることが出来ました。
ちょ~っとフォトが斜めになってるのはわたくしの腕のせいです。
申し訳ありません。
で、右隣は仲良しカップルでお2人の前菜が終わって下げられ、
その5分くらい後、また注文した品がやって来たのですが、
思わず「それら」に釘付けになりました!
ジャ~ン!それらがコチラ。
いっぺんにいろいろ運ばれてきたのです。
フランスでは基本、前菜、メイン、デザート、など、
1皿ずつ食べ終わってから出てくるのですが、
カップルはまとめて持ってきてください、ってお願いしていたよう。
ウフ・マヨネーズに、ニシンのマリネ、ポロネギのヴィネグレット、
グリンピースのポタージュ、そしてサーモンのタルタルで~す。
びっくりして、撮ってもいいですか、とお願いしたら快く了解いただきました。
そして、フォト送って♪とメールアドレスをいただいたので、
今日この後、ブログで紹介させていただいたことも書き添えて、
送らせていただこうと思っております。
フォトの後は2人して、美味しいね、とモリモリ食べていて微笑ましかったです。
そして私の前菜もやってまいりました。
これ、何だと思います?日本じゃ見かけないものですよね。
実は牛の骨髄=ロス・ア・モワル(3、90ユーロ)なんです。
え!骨髄?ってびっくりされる方、きっといらっしゃいますね。実は私もはじめて。
でもこのお店でこれを注文してるお客さんをよく見かけていたので、
一度だけ試したかったのです。
この中をスプーンですくって焼いたパンにのせていただきます。
さてさて、お味は?
脂っこいのは脂っこいのですが、何て言うんでしょう。
ぷるんとしててゼラチン質でとろ~っとしてて悪くないです。
好きな人は好きだと思います。
私は結構気に入ったのでまたいつか頼むかも。
オーブンで焼くだけなので家でも作れそうです。
でも、苦手な人は苦手ですねぇ。
左お隣グループさんはこの方々。
職場の同僚かな。とっても楽しそうで、フォトしてもいいですか?と聞いたら、
こちらの皆さんも、もちろんだよ、って優すぃしお言葉。素敵♡
で、私の今回のメインは南フランスの郷土料理
干し鱈とじゃがいものブランダード(9、20ユーロ)です。
自分でもたまに作る、フランスに来て好きになったものなのです。
干し鱈のうまみが独特なんです。
さてさてお味は?
王道のお味であっさりでこのお値段を考えたら大満足。
ただし、量が多いので1人ではちょっと多かったです。
これは2人以上で来て分けていただいた方よいかもしれません。
気がつけばテラスは満席。
皆さん気兼ねすることなくお値段を気にすることもなく(たぶん)
お食事を楽しんでいらっしゃいます。
真剣にメニュー表を見つめるビジネスマングループも。
私も毎回真剣になります。
いつ来ても安定したお味で気持ちよく過ごせる「ブイヨン・ピガール」。
次回はあれにしようかなぁ、ってすでに頭に浮かんでおります。
どんだけ食いしん坊なんでしょう…。
住所…22 boulevard de Clichy 18区
Tel…01 42 59 69 31
営業時間…月~日、12時~24時、ノンストップで予約不可
HP→Bouillon Pigalle
………………………………………………………………………
最後まで読んでいただきありがとうございます♪
お手数おかけいたしますがポチッとクリック応援していただけるととても嬉しいです。
にほんブログ
レシピブログに参加中♪
ありがとうございます!
コメント
コメント一覧 (2)
眺めがいいです。
いっぺんに運ばれるとカメラ映え(今ではインスタでなくてもインスタ映えという・・・)します。
いつも思うけど、バラバラに順次、運ばれる形式だと、写真映えしません!
料理の味としては、1皿ずつ出来た順の方が、冷めないでいいですが、この出し方は、写真映えとしては微妙。
揃ったところが圧巻ですし・・・。
そのカップルさんは、インスタ映えとかを気にしてそのように頼んだのかもしれませんね。
自分の家のパーティー料理の方がホテルのコースより
立派なんです。写真に撮ると・・・。
それは、そのカップルのように全部、揃えてフルセット揃ったところで写真撮るからです。
骨髄の中身を食べるのですか・・・。
少し生臭くないのか気になります。
ふふ。ウラジミールさん、面白いですね。
わかります。私もフランス人の嫁になってもしばらくは、
テーブルに全部並べていました。それの方がご馳走感があって、どれから食べよう~、って楽しいから。
だけどやはりフランス人には全部並べはいつまでたっても馴染めないよう。
旦那は全部並んでるとすぐにお腹がいっぱいになっちゃうんです。
どうやら目でまずお腹がいっぱいになっちゃうように感じます。
そして順番に出すとよく食べるんです。不思議でしょ。
なのでこのカップルのスタイルが少数派だと思います。
骨髄は生臭くはなかったように思います。
量もちょっとなので結構食べれちゃいます。