我が家の庭の豊作のイチジクを
せっせこ食べているここ最近でして、
今回は固くなりはじめた残りバゲットを使った、
「フレンチトースト、イチジクのキャラメリゼ添え」
のご紹介です。
このレシピでイチジクのキャラメリゼが
とっても美味しかったので。
→イチジクとシェーブルのパイピッツァ
これシンプルなフレンチトーストに
添えてもいけるだろうな、
とやってみたら思った通り、美味しかったのです。
ふんわりほんのり甘いフレンチトーストに
イチジクのつぶつぶ感がアクセントになります。
ちなみに,
ご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、
フランス語でフレンチトーストは
「パン・ペルデュ(pain perdu)」。
フランス人で嫌いな人いるかしら?
と思うくらいフランス人は好きでして。
旦那も、私が卵液に浸したパン入りタッパーを
冷蔵庫に入れてると、
あ、明日はパン・ペルデュだな♪と、
どことなく嬉しそう。
言葉にはしませんけどね。ぷぷ。
さて調理ポイントですが、
卵液に十分ひたすこと。
これはホテル・オークラの総料理長さんの
フレンチトーストポイントとしてよく知られております。
わたくしもこれを知ってからは
いつも一晩冷蔵庫に入れてしみこませます。
あ、バゲットが残ってる。と言う時に
とにかくまず浸しちゃえばいいのでラクチンです。
我が家はバゲッドばかりですが、
もちろん食パンでも美味しいので、
手軽なパンを使ってくださいませ。
お好みでハチミツやメープルシロップをかけて。
またはホイップクリームを添えても美味です。
ということで、話はちょっと逸れますが、
ホテルオークラ、
建て替えをしているのを知ってびっくり。
1962年から続いていたというけれど、
もったいないなぁ、と思ってしまいます。
フランスだと、歴史ある建物は残すことがほとんどですが、
それが難しかったのでしょうかねぇ。残念です。
それでは材料と作り方です。
………………………………………………………………………
材料(2人分)
・バゲット6~8切れ120gくらい ★卵2個 ★牛乳(我が家は豆乳で代用)200ml ★きび砂糖または砂糖30g ★バニラエッセンス少々 ・サラダ油小1/2 ・バター5g+5g
・完熟イチジクの上のちょっと固い部分を切り取り縦半分に切ったもの250g ・バター10g ・きび砂糖または砂糖15g ・あれば粉砂糖とミントの葉少々 ・ハチミツ、メープルシロップなど適量
作り方
①前日に、タッパーに★をよく混ぜ、バゲッドをひたし、
途中一度ひっくり返して24時間十分にしみこませる。
②当日に、イチジクとパンを焼く。
まずは簡単なイチジクのキャラメリゼ作り。
フライパンを中火より強めの火で温め、バターを溶かし、
イチジクを切り口を下にして並べ、柔らかく焼けたら、裏に返し、
両面程よく焼けたら、きび砂糖を振り入れ、
フライパンをゆらしながら全体にからめ、キャラメリゼにし、火を止めておく。
③別のフライパンを温めサラダ油とバター5gを入れ、
溶けたら卵液のしみたパンを入れる。
蓋をしてときどき様子を見ながら弱火で
両面合わせて15分~20分くらい、じっくり焼く。
※途中でバター5gを足す。
焼き上がりに焦げ目をもっとつけたければ、火を少し強めてさっと焼き色をつける。
④皿にフレンチトーストとイチジクを盛り、
あればミントを飾り、粉砂糖を振りかけて出来上がりです。
………………………………………………………………………
最後まで読んでいただきありがとうございます♪
お手数おかけいたしますがポチッとクリック応援していただけるととても嬉しいです。
にほんブログ
レシピブログに参加中♪
ありがとうございます!
コメント
コメント一覧 (2)
直前にしみこませるしかした事ないです。
・・・でも普通の食パンなので・・・。
フランスの固いパンとかだと前日からでないと、味がしみこそうにないのでしょうかね・・・。
日本ってなんでもかんでも平気で壊すところありますね・・・・。
よほどの歴史ある建物以外はそうなります。
残念です。
フランスパンは中がすかすかなのでしみこませるとふわっとした仕上がりになりますよ。
でも私は食パンのフレンチトーストも好きなんです♪
オークラ、もったいないなぁ、と思います。
残すって未来の人にも大きな影響を与えるし、歴史も忘れ去られませんよね。
フランスはアパルトマンも古い方が味わいがあって高いことが多いんですよ。
新しいものが何でもよいわけじゃないのになぁ、と思います。