前回は手術前半の状況を
ご説明させていただきました。
→フランスで人生初の手術!
さて、カーテンに仕切られた(カーテン開いてたけど)
一角へと運ばれました。
ここで麻酔をかけられるようです。
やって来たのは面会したインド系先生ではなく、
アフリカ系の女性の先生。
この先生がまあとてもとても優しくて。
私が震えているので一生懸命リラックスさせようと、
麻酔の手順1つ1つ始まる前と終わるたびに、
深呼吸して。そうそうジェニアル!(素晴らしい!)
ゆっくりゆっくり深呼吸よ。
そう!ジェニアル!(素晴らしい!)
と何十回ジェニアルを言って励ましてくれたことか。
おまけに麻酔を打つのも上手で
あまり痛くなかったんです。
そのおかげで無事麻酔がかかってきました。
そしてしばらくして左手は
まったく感覚がなくなりました。
ちなみに麻酔は腋から注入されました。
腋の下というのは成分を吸収する率が
腕の内側に比べ3倍以上もあると
聞いたことがあるので、
それでか、と。それから変な話しですが
日本で永久脱毛しておいてよかったなぁ、と。
してなかったら痛くて
手入れどころじゃなかっただろうから
恥ずかしかったなぁ、なんてことも、
仰向けでつくづく思っておりました。
そして間もなく看護士さんがやって来て
いよいよ手術です。
手術室に運ばれると私の鼓動がめちゃくちゃ早くなり
心臓が苦しくなってきて、
呼吸がうまくできなくなりました。
びっくりした看護士さんが、大丈夫?と。
手術が初めてで恐くて心臓が苦しいです…
と言葉途切れ途切れに伝え、
何とか落ち着こうとゆっくりゆっくり深呼吸。
そこに面会した欧米系先生がやって来て、
看護士さんが、
彼女は手術が初めてで恐がっている、と説明。
すると先生、僕も手術初めてだよ!とジョーク。
それで私も小さく苦笑。
先生今度は自分の青い手術着を大きく広げて、
ここは海だ!と服をパタパタ。
私、また本気の苦笑。
でもこれで呼吸が落ち着いていったのです。
その後はこの先生も鼻歌を軽く歌ったりしていて、
看護士さんとジョークも言ったりしていて、
やはり手術室の中でさえもラフ。
そして目を閉じて見ないようにと決めていたけど、
身体縦半分に幕が張られたので
見えないようになり、手術が始まりました。
腕を持たれる感覚はあるけど、
まるで肩にモノ(腕)がついていて、
それを誰かが持っているような感覚。
でも見えないし痛くないし麻酔して
手術の感覚がわかったので
少しほっとしたのかいつのまにか眠っていました。
そして気がついた時は手術が終わって運ばれる直前。
一番の山は終わりました~。が、この夜がきつかった…。
で、学びましたよ。手術の後がまた大変なんだな、と。
来週くらいにつづく
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コメント
コメント一覧 (8)
でも早く良くなってきて何よりです。上手にくっつけてもらったんですね、羨ましい。いや、なんかわたしの開放骨折の手術、1本が歪んでくっついてきてるんですよね💧地元で診てくれるお医者さんが見つからなくて来週手術したお医者さんに会いに行きます。毎日外科医に電話かけまくってほとほと疲れました。
しかし、まさかワンちゃんのお散歩がそんな危ないことになるなんて想像できませんね。ほんとどこに危険が潜んでいるか分かりません。骨折なんて自宅でもしようと思えばできますし。というわたしは100mくらい滑落したんですけど(≧∇≦)生きててよかったという感じです。
包帯ぐるぐるで帰ったらワンちゃんにも分かるんですね。かわいい&かしこい・・・
はやく全治しますように。
ってか、私はもう大丈夫なのでいいのよ~。
みよんさん、大変だよ…。
どうしてその骨折になったのか記事をさかのぼって見てみたけど、
うまく見つからなかったので、そっか、と。
100メートル落ちたのか…。はぁ~、大ケガになるね。
まだまだ道のりが長いから、がんばってなんて言えないけど、
とにかく1つ1つね。何でもだけど。
いい先生が早く見つかりますように。
坂田さんも腕の手術のご経験があるのですね。
麻酔は入れるのも効いてくるのも変な感じですよね。
先生がとても上手で繊細なお仕事だったのでよかったです~。
無事に終わって何よりでした。無理しないようにゆっくりと体を回復されてくださいね。
その時のことはショックが大きくてまだ書けていません。ブログ中では「ハイキング中の怪我」で統一していて、100m滑落したと書いたのも実はこれが初めてです。25階建てのビルくらいの高さですから救助隊の方達にも「大した怪我じゃなくて奇跡的だね」と言われました😅
ボチボチ頑張ります。ありがとうございます😊
今回の骨折&手術で、私のなんかよりもっともっと大きな手術を経験なさった方はすごいなぁ、とほんと思いました。
旦那さまもですよね。そしてその旦那さまを支えたビー玉さんもです。
今はだいぶよくなって、普通に生活できる幸せを感じております♪
お気遣いありがとうございます~。
25メートルって…。それは生死もかかわってくることですね。
それを考えると元気でよかった!
そう思って前向きに、ですね。
私はみよんさん骨折に比べたらぜんぜんなんだけど、
それでも右手じゃなくてよかった、って思いました。
みよんさんは時間がもう少しかかるだろうけど、
そうそうボチボチで!