今週のニュースで衝撃的でびっくりしたことがあります。
それは、フランスで数年前から使う人が増えてきた、
女性のための生理用品
「月経カップ(coupe menstruelle)」についてのこと。
月経カップとは医療用シリコンやゴムで出来たカップで、
月経中にタンポンのように挿入し装着して、
カップの中に経血を集めるというもの。
蒸れやにおいも気にならず、慣れると快適で、
適切に洗浄、保管すれば長く使えるので経済的、と注目の製品。
日本でも話題になっているようで
「月経カップ(サニタリーカップとも呼ばれる」で検索したら、
記事がたくさん出てきました。
ニュースは、この月経カップを使った女性
「サンドリーヌ・グラノ-(Sandrine Graneau)」さんが、
カップに発生した毒素が原因で
トキシックショック症候群になってしまい
両足と指の一部を切断をしたというもの。
トキシックショック症候群とは、
短い時間で致命的な状態を引き起こす全身性細菌中毒。
両足が義足になってしまったサンドリーヌさんが、
トキシックショック症候群から
手術までの経過を話した短い動画があります。
日本で視聴が可能がどうかわからないのですが、
貼り付けておきますね。

サンドリーヌさんは3、4年前に月経カップを使いだし、
便利でエコロジーでびっくりしたそう。
しかし2019年の4月、お腹が痛くなり、発熱し、
お医者さんに薬を処方してもらいそれを飲んだところ、
翌日に意識が朦朧として状態がおかしくなり病院へ。
トキシックショック症候群と診断され、3週間意識が戻らず、
蘇生術を受け、結局足と指の一部を失うことになりました。
で、この月経カップの正しい使い方とリスクを広めるために、
2019年10月にアソシエーションを設立し、現在活動中とのこと。
月経カップはこんな恐ろしいリスクもあるということです。
使う場合は販売元の指定した使用方法をしっかり守る、
がまずはとても大事かと思います。
月経カップの危険についてもっと知りたい場合は、
フランス語になりますが、
「coupe menstruelle choc toxique」で検索すれば出てきます。

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