パレ・ロワイヤル近くにあるここ「ギャルリ・ヴィヴィエンヌ」は、
1823年に出来たパリの中でも一番美しいと言われているパッサージュ。
パッサージュとは主に19世紀に作られた屋根付きのアーケード商店街。
ここギャルリ・ヴィヴィエンヌはガラス張りの明るい天井、
美しいポワズリー(壁などに彫刻などが施された飾り)や
モザイクタイルが印象的。
一歩入ると外の喧騒とはまったく違う世界が広がります。
当時の人々は、雨が降っているとパッサージュに入った時に、
濡れた足元や服を整えていたそう。
特に長いドレスのご婦人方には重宝する場所だったようです。
ちょうど中央あたりにある19世紀後半からの古本屋さんは、
このパッサージュの目印的存在。
本好きの渋いムッシューたちがよく立ち寄っているのですが、
その姿がなんか絵になるんですよねぇ。
他にもプレタポルテのショップや雑貨店、
おしゃれなカフェなどがありますが、
派手ではなくエレガントで落ち着いた大人の雰囲気なんです。
この時はすでにコロナ騒動で中国人の観光客がいなくなっていたので、
普段よりもさらに人気が少なくて静か。
入口にあるカフェレストランはこのパーサージュにぴったりの、
古き良き時代のノスタルジックな雰囲気で定番メニューが揃っております。
いつだったか夏の暑い日ここで、
冷たい白のグラスワインで一休みしたことがあるのだけど、
それがとても美味しかったんですよね。
お値段はすごく安いというわけではありませんが、
オペラ地区からも近く、ティータイムにも使えるし、
チーズセットもあるのでアペリティフにもよいかと思います。
カフェレストランのHP→Bistrot Vivienne
《ギャルリ・ヴィヴィエンヌ》
住所・・・ 4 rue des Petits Champs 2区
メトロ・・・「Bourse(ブルス)」③号線
HP→Galerie Vivienne
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