パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。
スペイン1部バルセロナに所属するフランス人サッカー選手のウスマン・デンべレとアントワーヌ・グリーズマンの、SNS動画が波紋を広げておりますね。
私は昨日見たばかりなのですが、聞き取り辛い&初めて聞く言葉もあったので。
ネイティヴフランス人である旦那に見てもらい、どんな風に感じるか聞いてみました。
ちなみに旦那はサッカーにはまったく興味がなく、今回の騒動もニュースではちらっと見たけど、動画は興味がなく、私がお願したので見てくれました。
まず見ての第一声は、デンべレの言ってることはひどいね、意地悪だね、ということ。
差別を感じる?と聞くと、まあ、そうだね、と。
ひどい差別というよりは、からかっていたり馬鹿にしてるように私は感じたけど、と言うと。
それよりはもうちょっとひどいね。ひど過ぎる!まではいかないけど差別は感じる。
これが旦那の率直な感想です。
で、デンべレの発言の中で特によくない部分を書き出してもらいました。

Touts ces sales gueules.=ひどい顔ばかりだぜ。
Putain,la langue.=何じゃその言葉。
Vous êtes en avance où vous n’êtes pas en avance dans votre pays?
=きみたちの国は進んでるの?進んでないの?

悪くとり過ぎないとこんな感じになるかと思います。ただし。
1つめの中の「sale」は元々は汚い、よごれた、という意味。
2つめの「Putain」は代表的?なスラングで下品とされております。ただし。
フランス人たちは普通に超気軽に使っております。
元々は「娼婦」という意味ですが、驚いた時、失敗した時、怒った時、軽蔑した時などに、「Putain!」としょっちゅう言っております。
旦那も、例えばTVゲームで失敗した時とかに「Putain!」としょっちゅう言っております。
私は使いませんが、感覚的には日本でいうところの「クソッ!」「畜生!」みたいに私はとらえております。
ですので、2つめの「Putain,la langue」をもっと悪くとると、日本語をかなり馬鹿にしてるように感じます。
でもネットニュースに出てた「後進国の言葉」の訳はぜんぜん違います。
3つめは、言葉そのままです。
日本は「とても進んだ国」っていうけど、おいおいホントかよ、ってニュアンスでこれまた馬鹿にしてる?からかってる?感じです。

で、旦那とも話しましたが、この人たちはサッカーではすごい能力を持ってスターになったけど、精神年齢は中学生とか小学生なんだね、ということ。
いましたよね。
スポーツが出来て目立つ存在で、地味な子や真面目な子をからかったり馬鹿にしたりする子。それでも多くの人が成長するにつれて壁にぶつかったり、失敗して学んで大人になっていくけど。
彼らはそのまま大人になった残念な24歳と30歳なのではないでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後まで読んでいただきありがとうございます。
毎日がんばって更新しております。
応援クリックしていただけると励みになります。
 にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
  にほんブログ