パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

週末のお買い物でBIOの夏野菜がたくさん揃ったことをこの記事でご紹介しました。

フランスのスーパー、フレンチ前菜に便利な食材

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右のズッキーニは家庭菜園で採れたものなのですが、特にこのズッキーニが今、毎日食べても食べきれないほどあるのです。

で、もうすでに作ったことを、フランスのスーパー記事の中で書きましたが、ラタトゥイユたっぷり作って、今冷蔵庫に常備してあります。

我が家のラタトゥイユは、ニースに住んでいた時にお友達から教えてもらったスペシャルレシピ。

お鍋は一切使わず、オーブンだけで焼き上げていくんです。

Cpicon オーブンだけで作るニースのラタトゥイユ by ルロワ・モワ

初めてご馳走になった時はギュッと詰まった野菜の甘さと濃さにびっくりしたんですよね。

お友達はラタトゥイユの美味しいお店のキッチンを見ていたら、オーブンだけで作っていたので、マネしたのだそう。

以来私もラタトゥイユはオーブンだけで作るようになったのですが。

いつだったか、リヨンの名シェフ、ポール・ボキューズさんのレストランが紹介されていて、生前のボキューズさんのお店での様子をスタッフの方がお話なさっていたのです。

そしたら、ボキューズさんは毎日お昼近くにお店に来ていたそうなのですが。

その時に毎日山盛りに食べていたものと言うのが、このオーブンで作るラタトゥィユそっくりだったのです。

お店のお料理はバターやクリームを使ったザ・フレンチだけど、ご自分は毎日お野菜をたっぷり召し上がっていたのです。

お亡くなりになったのは2018年、91歳の時。

なので、お野菜をたっぷり食べていたから長生きなさったのかな、なんて思ったんですよね。

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我が家はこのラタトゥイユ用に大きなココット鍋を常備しております。

このお鍋に乱切りにしたたっぷりの夏野菜とロリエとタイムを入れ、塩胡椒、そしてオリーブオイルをたっぷりめにかけます。

そして200度のオーブンでとにかく焼いては混ぜ、焼いては混ぜを繰り返します。

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だんだん水分が出てきてこんな状態になりますが、この水分がなくなって、お野菜の量が1/4量くらいになるまでとにかく焼いては混ぜを続けます。

その間ずっとオーブンのそばに張り付いている必要はありません。

ネットや他のことをしながら、ときどきキッチンに行ってオーブン開けて混ぜて、また戻るみたいな感じで大丈夫。

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そして完成したのがコチラ。

温かいのも美味しいですが、冷やしてもこれまた美味。

このままはもちろん、パンにのせても、パスタにしても、付け合わせにしてもグッド。

ただ1つ覚悟的なことは、フランスはまだいいのですが、とにかく暑い日本の夏にオーブンを長く使うのがたぶんキツイと思うのですよねぇ。

なので日本で作る場合は少しでも涼しい日がよいかな、と思います。

でも作る甲斐があるくらい野菜の甘さ、濃さを堪能できますよ♪

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