これからのパリは晴れ日が減っていくのがいつものことなので。
毎日天気予報を見て、秋晴れ予想の日はなるべく出掛けようと思っている今日この頃です。
で、そんな予想が当たってバッチシ朝から快晴だった日、パリ散歩してまいりました。
パリの端っこ13区のビュット・オ・カイユ(La Butte-aux-Cailles)です。
ここはパリの中のプチヴィラージュと呼ばれている地区。
1880年代にパリ市と併合するまでは、パリ郊外の工業地帯で労働者の街でした。
でも建物制限があったため、パリの再開発に取り残され、庶民的な街の雰囲気がそのまま残りました。
ビュット・オ・カイユはストリートアートでもよく知られております。
きっかけはパリ生まれの女性アーティストで詩人のミス・ティック。
1980年代からパリのカルティエで作品を描くようになり、このビュット・オ・カイユでもたくさん描きました。
彼女の作品にはちょっとした洒落た言葉遊びが書き添えられいるのもポイント。
でもフランスの歴史や文化を知っていないと、その洒落っけポイントを理解するのが難しいのですよね。
私も旦那に説明してもらわないとわかりませぬ。
ここは今でも郊外のゆったりとした時間が流れていて、裏通りには可愛らしい一軒家も並んでいるんです。
いつ来ても心地よい大好きカルティエです。
再開発に取り残されてくれてよかった~。
そんなビュット・オ・カイユを出て10分くらい歩けば、パリ一大きな13区中華街。
こっちはいつも活気があってわさわさした雰囲気。
高層アパートも並んでいて、ビュット・オ・カイユとはとても対照的。
これがまた楽しいんです。
最寄り駅の1つ、プラスディタリー(Place D’Italie)駅の目印は商業施設のイタリー・デュー。
そしたら9月23日にユニクロ・プラスディタリー店がオープンしておりました。
少し前の9月16日には1区のリヴォリ通り、ルーブル美術館の近くに2000平方メートルの大型店がオープンしておりますが。
フランスでも世界でもユニクロますます大躍進中ですね。
リヴォリ店はリヴォリオリジナル商品がたくさんあるようなので、近々行ってみようかな、なんて思っております。
ビュット・オ・カイユについてもっとお知りになりたい方は、担当させていただいていたサイトで詳しくご紹介させていただいていますので、ご覧になってみてください。
→パリなのにプチヴィラージュ気分「ビュット・オ・カイユ!まだ行ったことないわ、興味あるわ、な方はいつかぜひぜひ。
パリの中心地とはまったく違う、下町&郊外庶民の雰囲気が楽しめていい感じです♪
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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