すっかり真冬のパリ。
わんこたちを用足しのため3分くらいお庭に出している時だけでも、厚着をしていないと寒くていられなくなってしまいました。
で、前回ご紹介のトレンチコートコーデは、まだそれほどの寒さじゃない時用だったのですが。
→トレンチコートコーデで晩秋のパリ郊外ドライブ今回はあったかさ重視のコーデです。
ぶ厚いフェイクムートンのコートに、リサイクルショップで買った厚手コットンのベージュのブラウスと、日本から持ってきた16、7年前のオフホワイトのコーディロイのパンツです。
コートは何とブロカント市で1ユーロで買ったもの。
突然雨が降ってきたブロカントで寒くて急いで車に戻る途中、店じまいを始めたマダムが「全部1ユーロよ!」と商品を叩き売りしていたのです。
そのお店で、あのコートあったかそうだ、と思い即購入してその場で羽織って帰って来たのです。
あれから3年だか4年。
定番の形で見た目通りめちゃくちゃあったかくて重宝しております。
これにウールのアイボリーベージュの帽子と白スニーカーを合わせました。
中のブラウスはこんな感じ。
よく見ると青や緑、赤、黄色の糸が混ざっていて、なかなか可愛いんです。
春に着ても軽やかな雰囲気でグッド。
で、やってまいりました、我が街マルシェのポルトガルバー。
でも着いた途端、雨が降り出して、その雨のせいでさらに寒~い。
マフラーしてくればよかったと後悔。
コートの襟を首に巻きつけて、冷たくてシュワシュワのヴィーニョ・ヴェルデで乾杯です。
この時のお客さまはほとんどが黒っぽい服装。
これを見ると、真冬のパリ感、なんですよね。
初めてパリに来たのが真冬だったのですが。
どんよりのお天気の中、リッチなカルティエの公園で子供を遊ばせているマダムのほとんどが仕立ての良い黒いコートなのを見かけて。
モノクロームなパリの冬は黒が似合うな、渋いな、と思ったものです。
んが、今はあの時の、似合うな、渋いな、の気持ちがどこかへ行っちまって、暗いパリの秋冬なのでせめて自分の服は暗めにならないように、と思うようになりました。
我が街マルシェもすっかりクリスマスモード。
でもほんと寒かったのでお客さまがいつもよりかなり少なめです。
やはり皆さん、外に出たくないのでしょうねぇ。
マルシェ一人気のフランス総菜屋さんも珍しく行列が出来ておりませんでした。
でも週末がクリスマス本番の今週はとても混み合うはず。
フランスのクリスマスの定番のご馳走のホタテやサーモンは、早朝行かないと売り切れてしまうと思います。
我が家も欲しいのですが、いつどこで買うか、というのがあるんですよね。
当日ゲット出来なかったら困るし、でも新鮮なのが欲しいし。
ああ、迷います…。
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コメント
コメント一覧 (2)
黒っぽい服装が多いのですか…。
冬のパリの空はどんよりなのでモノクロームは似合いますけど、
さみしい感じはしますね。
ド派手にする必要もないけど、せめてホワイト系の
明るい色の方が優しげなふんわりした感じがしますね。
アイボリー色とか…。
今回はアイボリーや明るめのうすい茶色なので、
爽やかな感じですね…。寒めの初期の春でもいけますね。
後ろ向いたサンタなどクリスマスらしい飾りです。
うちの近所はクリスマスがろくに飾ってなくて地味です。
年々、地味になっていきヤル気なしです。
サーモンやホタテもクリスマスの定番なんですね。
フォグラも定番でしたし…。
サーモンはクリスマスに出す事は結構多いですが、
ホタテは日本でのクリスマスでは、あんまり見ないですね。
パリの冬は黒が合いますが、長く住んでいると、合う合わないはもうどうでもよく、とにかく暗いのがいやになってきます。
今日もお天気が悪くて寒いです…。
でも夜はとっても綺麗です!
クリスマスの飾り、私の住んでいる住宅街も年々地味になっておりますねぇ。
コロナ以前からその傾向がありましたが、コロナでさらにそうなってきたように思います。
クリスマスの特別感が何となく薄れてきているような気がします。
時代でしょうか。
フランスではホタテ、オマールえびなどの魚介とフォアグラ、そして鶏系のローストが大定番です。
やはりお高めで普段はあまり気軽には食べれないものが多いです。
スモークサーモン、私も日本でクリスマスには必ずといっていいほど食べておりました。
ウラジミールさんのご近所に美味しいサーモンのお店があるっておっしゃってましたね。
クリスマスは召し上がるのでしょうか。
今年は家族が増えて楽しみですね。
でも寅ちゃん、また可愛いお邪魔虫さんになりそうです。ぷぷ。