パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

フランスのクリスマスは、普段離れて暮らす家族が集まる1年に1度の大行事。

日本のお正月的な感じでしょうか。

なのですが。

コロナ以前からなのですが、年々ご近所の各お宅のクリスマスのイルミネーションが質素になってきているし、なんか全体的に以前ほどには特別感というのは薄れてきているように感じます。

我が家も旦那の家族とクリスマスに集まることはなく、毎年、旦那と私とわんこ&うさっちの7人(ぴき)でいつもの日常とたいして変わらず過ごすクリスマス。

旦那は大人数でがやがやより家でゆっくりが一番落ち着くようです。

我が家は移動となると7人なので大変ですしね。

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クリスマスのお天気は今年もこんな感じで曇り空。

そして我が家近辺はとても静か。

寒いですし、皆、外を出歩きません。

それにポルトガルやモーリシャスなど自分の出身地に里帰りしているお宅もあるし、ヒンズー教徒やイスラム教徒のお宅はクリスマス関係ないですしね。

こんな風にいろんな人種、宗教が混ざっての、今のフランスの状況、クリスマスと言えるかもしれません。

私はですが、いいことと思っております。

IMG_2320ということで、我が家のクリスマスのお料理のご紹介です。

クリスマス用のテーブルクロスを選んで、テーブルナプキンも赤にしてみました。

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お花は特にクリスマス用ではないものに、金色の柊飾りを添えてちょびっとクリスマスチックに。

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そしてまずは前菜の盛り合わせ3種で。

菊芋の小さなスープとミニホタテのグリル添え。

スモークサーモンのムース、青りんごとイクラ添え。

ホタテのカルパッチョ、果物ソースとなっております。

ホタテが大好きなので2種も入れちゃいました。あは。

スモークサーモンはドイツ系スーパー「アルディ」のちらしのレシピコーナーに載っていたもの。

なかなか美味しかったですが、もう1つアクセントが欲しかった、みたいな。

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魚はこれもホタテと大海老と冬野菜のブイヨン仕立て。

youtubeのフランス人星シェフさんのレシピを参考にしました。

本当は大海老ではなくオマール海老なのですが、ドイツ系スーパー「アルディ」で買う時に、大海老かラングスティーヌかオマールか迷って。

旦那はどれでもいいよ、って言ってくれたのですが。

節約おばちゃんのわたくし、結局その中では一番安い大海老を選びました。

大海老で十分美味しかったら、クリスマスじゃなくても気軽に作れるかな、とも思ったのですよね。

で、大丈夫。

あっさりでとても美味しかったです。

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肉料理は、鴨のウェリントン風、セップ茸のソテー添えです。

ウェリントンとは元々は牛肉をパイ生地で包んで焼いた料理。

今年の結婚記念日に行ったパリ郊外レストランのメインが忘れられないくらい美味だったので、マネに挑戦してみました。

結果、ちょ~っと火を入れ過ぎたし、ソースも付け合わせのお野菜の風味も大きく違う。

失敗とまではいかないけど再現としてはまったく成功ではありませんでした。

そりゃそうです。シェフさんは本当に素晴らしい腕前でしたし、再現とか言ってること自体、自分で言うのもあれですが、ずずしい話です。

でも、最低限パイ生地で包んだ鴨肉の火の入れ方だけはマスターしておきたいので、これだけもう一度挑戦してみるつもりです。

鴨がお得な時に買っておこうと思いま~す。

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んでも。

これらの料理をいただいたら次はどうしてもラーメンが、しかも王道の中華そばがいただきたくなったのです。

でも翌日はイブ&クリスマスの残り物があったのでそれをいただいて、その翌日。

ラーメンスープは、お手頃で安いので毎年このブログでご紹介させていただいている「リドル」のホロホロ鶏をクリスマスイブの夜、ローストの詰め物にしたので。

その残った骨でスープをとりました。

ホロホロ鶏の骨でとれるスープがコクがあってめちゃ美味しいのですよね。

焼き豚と煮卵は、王道をいただくなら必ず入ってなきゃ、と思って前の晩、せっせこ作っておきました。

ラーメンのことを考えたら、多少疲れていても身体が動くのです。はは。

で、ホロホロ鶏ラーメンを作ったのですが、いつも通りと~っても美味しくいただきました

やっぱりあたしの胃袋は日本人や~、思いましたねぇ。

でも、旦那も、美味しい♪と大満足。

今では、フレンチ、フレンチの後は、どうしてもアジア食が食べたくなるそうです。

シメシメウッシッシ。

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