18世紀後半までフランスの植民地だったカナダのケベック州は、今でも公用語はフランス語。
なのでケベック出身の歌手や俳優がフランスでも結構活躍していたりで、カナダなのだけどフランスにとってはかなり親近感のある地域。
そのケベックは、現在カナダの中でも最もコロナ感染者が多い州。
累計死者数も最多となっております。
そのケベックのフランソワ・ルゴー州首相が、1月11日、ワクチン未接種者に「健康税」を導入する計画を発表しました。
理由は、ケベックではワクチン未接種者が人口の10%なのに、コロナ感染による集中治療室患者の50%がワクチン未接種者であるということ。
10%の人たちが病院で働いている人たちに負担をかけ、90%のケベック州民に金銭的な負担をかけているとのこと。
で、実施されると課税額は日本円で約9,000円。
ただし、健康上、医療上の理由があって接種出来ない人は課税されないとのことです。
厳しい方針です。
事実上のワクチンの義務化ということなのでしょう。これは今週末、フランス国民議会の上院・下院で、現行の衛生パスポートからワクチン接種している人しか取得出来ないワクチンパスポートへの移行の法案が通ったばかりなのですが。
それと近いものがあるように感じます。
なのでフランスでは、ワクチン接種を受けた人のみが持てるワクチンパスポートが始まります。
決まるまでがとても早かったように感じます。
これらのことを、私はちょっと恐いな、と感じたのですが。
ケベックのニュースを一緒に観ていた旦那は、リスクを負っている90%の人たちがいて、自分はリスクを負いたくないという10%の人がいる。
その分負担があるのはしかたないことだ、と。
でもコロナワクチンは6ヶ月を過ぎたら途端に抗体価が大きく下がるワクチン。
それに現在フランスをはじめヨーロッパ各国では、ワクチン接種して抗体価が下がってきた人たちの感染がとても多いことを考えると、なんか微妙です。
すでに3回接種をしている私は、これからも6ヶ月ごとに受けなくてはならないのかと思うと疑問を感じます。
もう出来ればワクチン接種したくないというのが今の私の正直な気持ちです。
6ヶ月で効力がなくなるのを知ってから、たぶん私のように思い始めた人が結構いるのでは、なんて思います。
これからも変異株が出てくることが予想出来るので、どうしたらいいのかな、と迷います…。ところでケベックでは、アルコールと大麻販売店へのワクチン未接種者への入店が最近禁止になったそうなのですが。
ワクチン未接種者が大麻買いに行くの?
と、一瞬苦笑いしてしまったわたくしです。
ワクチンは化学的に作られたものだけど、大麻は天然成分だからいいってことなのかもしれませんが…。
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コメント
コメント一覧 (2)
でも集中治療室患者の半分は未接種者なら、やはり未接種の人は
重症化しやすいんですね。
でも…接種してても、半分は集中治療室ではないですか…(+o+)
ワクチンパスポートがフランスで出来るんだそうですね。
そう言えば、フランスの在住のブロガーさん、年末年始にコロナに罹ったらしいです。
男の人ですが、子供の学童保育で子供が家にウイルスを持ち込み、
親である御自分も感染したそうです…。
その人もワクチンは受けていたのですよ…。
感染者ですが未接種の人がの割合の方が圧倒的に多いわけでもないみたいですね。
ワクチン受けてても、結構、罹っているようですね。
コロナの型とワクチンが合わないと、ワクチンの効果も微妙ですね。
未接種の人もですが、ワクチンの効果がなくなってきた頃に感染してる人もとても多いようです。
オーストリア在住の方もコメントで、同じことを教えてくださいました。
感染のリスクを減らすために治験継続中のワクチンを接種し続けなければならないのはやはり不安が過ぎります。
でも今の化学はすごいので、数年後、特に何の問題もなく、あの接種、未接種の騒ぎは何だったのか、となることもありそうな気も一方ではしておりますが…。
フランスはオミクロン感染者のピークが過ぎたので、このままどんどん減っていって欲しいです。
日本はワクチン接種がフランスより遅かったので、今、増えてきてしまっていますね。
でも重症化する人が少ないのが何よりです。
変異株がまた出てきても、徐々に弱くなっていけばいいのですけど。