パリで最初に住んだのはエッフェル塔のすぐそば7区のカルティエ。
パリの中でもこの界隈は高級住宅街としてよく知られていて、通りを交差してつながっているいくつかの商店街は、いつも賑やかで歩くだけでも楽しいんです。
(でも私の住んでいた部屋はその中のほんと小さな一角で安全な立地だけがポイント)。その商店街の1つがここクレール通り(Rue Cler)。
ラデュレやフランソワ・プラリネ(ローズプラリネを使ったブリオッシュで有名)などいくつもの人気パティスリーや老舗イタリア総菜店、フランス惣菜店、チーズ専門店などが並び、パリのグルメ通りとも呼ばれているんです。
そのクレール通りに、フランスで世界で大躍進中のドイツ系スーパー「アルディ」がオープンしていてびっくりしました~。
アルディについてはこちらの2つの記事でも書いております。
→20年前との違い。ドイツ系スーパー躍進の理由→ドイツ系企業の戦略を見た。リドルのアルディそっくり商品
以前もここは、フランス大手企業カジノグループの格安スーパー「リーダープライス」だったのですが、いつのまにかアルディになっていたというわけです。
我が家がアルディを気に入り、しょっちゅう行くようになった2年前にパリ市内の店舗を調べたことがあるのですが。
その時は20区に1店舗だけだったのです。
郊外と地方にはたくさん店舗がありましたが、パリ市内はまだ進出出来ていなかったのです。
ところが、今回久しぶりにまた調べてみたら、現在パリ市内は6店舗(7区、10区、12区、13区、18区、20区)まで増えておりました。
そして確か3年くらい前までは3店舗くらいしかなかった同じくドイツ系スーパー「リドル」は何と18店舗(10区、11区、12区。13区、14区、15区、16区、17区、19区、20区)にまで増えておりました。
いや~、これにもびっくり。
これからいったいどれだけパリ市内にも、この2つのスーパー増えていくのでしょう。
でもこれはパリっ子も嬉しいと思いますし、いつかパリ旅行が出来る時が来たら、日本&世界の旅行者さんも嬉しいと思います。
お値段のわりに大満足のバラエティ豊かなモノがたくさん見つかりますからね。
早くそんな日が来て欲しい…。
それにしてもこの2つのドイツ系企業の戦い、ど、どうなるのか。
今年の終わりくらいにまたどれくらい増えているか数えてみたいと思います。
忘れなかったら。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
応援クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ
コメント
コメント一覧 (2)
クレール通にオープンのアルディ…
パリでもグルメな通りの中に出来たんですね。
2年前は1店舗だったアルディが
今では、パリの市内でも6店舗に増えたんですね。
ドイツの企業のスーパーがこのところ
フランスで凄い勢いですね。
リドルは3年前3つしかなかったのに18も増え、
何と6倍ですね。
質が良くてお値打ちならウケますね。
日本には外資系というと、コストコとか日本に進出しています。
アルディとかリドルもやってきたらいいと思います。
日本でもBIO商品など安全で味のいい物は、ウケるとは思います。
ただ問題はお値打ち感は難しいでしょうね。
ドイツと日本の距離が離れているし運送のコストもかかるはずです。
フランスリドルとフランスアルディのパリ市内への進出が本格化してきているようです。
いつかまた皆が海外旅行が出来る時が来たら、その頃はさらに増えているかな、と思います。
リドルはいつ行っても何かしら新しいものが見つかるので楽しいです。
日本への出店、どうなんでしょうねぇ。
ただフランスのリドルもアルディもフランス特産のものは各地のフランスの製造会社に発注していると思うので、もし日本で出店となったら、日本の各地方の製造会社と組むのかな、と。
カルフールは日本進出に失敗しましたが、カルフールという企業自体が甘かったのじゃないかな、と思います。
フランスでさえもカルフール、客離れが進んでいますから。
リドルもアルディもドイツ企業。
すでに世界に拡大していますので、日本出店の場合ももちろん相当戦略をねってくるはず。
でもBIO野菜は、日本ではまだ高いので難しそうですかねぇ。
これだけ躍進している2社なので、日本で出店しないとは考えられないような気もします。