パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

ここ数年でお寿司はもちろんなのですが、ラーメン、うどん、お好み焼きなどなど。

日本食がどんどこ浸透してきたな、と、フランスで暮らしてしみじみ感じております。

そんな日本食の中で、フランスの大人はもちろんちびっ子の胃袋もつかむ、と確信している日本食があります。

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それはじゃん!焼き餃子です!

今まで焼き餃子を美味しくない、と言ったフランス人には一度も会ったことがありません。

大人も子供も餃子を食べた人たちはとにかく、美味しい!と喜んでくれます。

元々は中国発祥の餃子ですが、フランスで知られているのは断然日本式の焼き餃子。

呼び名も日本語名の「GYOZA」です。

でも実は私は日本にいた時は餃子をあまり食べなかったし、自分で作ったこともありませんでした。

いや、一度くらいあったかしら。

どうしてあまり食べなかったかというと、食べた後の口の臭いが自分のも人のも苦手だったから。

電車でニンニクたっぷりの餃子を食べたであろう人の目の前になってしまうと、本当に失神しそうでした…。

ところがフランスに来て、手軽に買えない食べれない、となるとなんか食べたくなるのですね~。

で、結婚して、フランス男の旦那が私以上に大好きなので、今では得意料理の1つになりました。

そう言えば2、3年前に観た料理のコンペティション番組「トップシェフ」では、プロの料理人たちがちびっ子たちのための料理を作るという戦いがあったのですが。

ある料理人は日本とフランスを融合したような餃子を作り、ちびっ子たちからダントツで人気NO1をゲットしておりました。

ちびっ子たち、とにかく美味しい美味しい!と大絶賛でしたよ。

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何度も試行錯誤して出来上がった我が家レシピは、ニンニク少なめで野菜たっぷり。

なので食べた後も自分の口の臭いは気になりません。

あっさりめだけど程よいパンチもあって、小籠包のように中からスープがジュっと出てきます。

化学調味料はまったく必要ないし、材料もわかっているので安心していただけるのも手作りの良いところ。

餃子を作る時の私的一番のポイントは、最低3日間は冷蔵庫で餡を寝かせること。

この3日間でお肉と野菜の美味しさがしっかり馴染んでぐぐんと美味しくなるんです。

餡を作ってすぐ焼くのと、3日間馴染ませたのでは美味しさがまったく違ってきます。

カレーも作った日より3日目以降の方が味が馴染んでずっと美味しいけど、それと一緒です。

そしてこの3日間の間に、お試しで毎日1、2個餡を皮で包んでレンジで加熱して、味を確かめます。

うまみ、塩気、甘味、ジュースィーさが十分になるよう、足らなければ調味料などを足して、3日間で味を作っていく感じなんです。

美味しい餃子を作りたいので、作る時はかなり気合が入ります~。

フランスはベジタリアンも多いし、宗教上豚肉を食べない人もいるので。

これからはベジタリアン餃子、豚肉じゃないお肉の餃子(鶏肉とか牛肉)、海老餃子、それから今自分が作っているのとは違うお肉たっぷり餃子なんかにも挑戦したいな、と思っております。

フランス人だけじゃなく、外国人の胃袋をつかむ美味しい餃子を作れるようになると、かなりポイント高し!と思っております。

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