今日のパリの気温は朝は7度、最高気温は14度で、お天気は薄曇りとなっております。
たとえば1年の予定でパリにやって来る場合、最初から1年間の住居が決まっている人がほとんど、というわけではありません。
まずネットで見つけた部屋やホームステイ先に3、4ヶ月住んで、その間に次に住む部屋をまたネットやフリーペーパー、知り合いを通して探す、ということが多いです。
語学学校で知り合った日本人男性のKさんもその1人。
そんなKさんが3軒めに住んだのが、パリ郊外のシェアルーム。
そのシェアルームに、日本人の友人たちと数人で遊びに行ったことがあります。
場所は郊外といっても、パリ市内を出てすぐの街。
シェアルームは広いアパルトマンの一角で、大家さんは日本人男性とフランス人女性のカップル。
Kさん以外にも間借りしている人が3人か4人いて、それぞれにちゃんと個室がありました。
その日は大家さんカップルも他の住民さんもいなかったので会うことはなく、共有の広~いリビングで、持ち寄った食べ物と飲み物でフェット(パーティーの意味。でも今はソワレと言う)をして楽しい時間を過ごしました。
その時にKさんが、大家さんの日本人男性は元フランス外人部隊に所属していたことを話してくれました。
外人部隊のことも日本人がその部隊に入れることもまったく知らなかったので、皆びっくり。
しかも決まった年数を務め上げれば除隊後は何とフランス国籍が貰えるのだそう。
現在私はフランス人と結婚して、それでもずっと外国人として10年ビザの更新を続けなくてはならないけど、そうじゃなくて、フランス国民になれるということなのです。
なのでずっとフランスに住み続けたいKさんは、フランス国籍が貰えるなんてすごいよなぁ、とちょっと羨ましそうに言っておりました。
Kさんは画家のお父さまと子供の頃パリに住んでいたことがあって、思い入れがあったんですよねぇ。
で、そのシェアルームに行ってみて、私自身はその時、20㎡ない小さなアパルトマンに1年間の予定で住んでいたので、ちゃんと個室でこんなゆったりとしたアパルトマンなら住むのはぜんぜん悪くないな、と思いました。
それに他の住人さんとも交友があるだろうし、フランスのことも他の国のことも知る機会が増えそうで、世界が広がりそうだな、とも思いました。
で、この時のことで他に私が今もよく覚えていることが2つあって、1つめは。
リビングの大きなTVの有料放送の音楽チャンネルから、その時フランスでかかりまくっていた日米ハーフのミュージシャンのジャスティン・ノヅカの曲が大音量で流れてきたんです。
この曲です↓
で、あ、この曲大好きなんだ、と言ったら、一緒にアパルトマンに遊びに来ていた友人がこのPVのジャスティン・ノヅカを見て。
「顔がダメ。」のあっさり一言で、話が終わってしまったんです。
この友人なのですが→疎遠になった友人
あの判断の速さは、今思い出しても超速かったなぁ、と。
今でもこのPVを観て曲を聴くと、この時のことをすぐに思い出します。
そして今聴いても良い曲だな、と思います。
2つめは、結局この日帰るのが夜中になってしまい電車がなくなってしまって、パリのレンタサイクル「ヴェリブ」を借りて皆で帰ったこと。
でもそれぞれ住むカルティエが違うので、途中で、じゃあね~、と1人減り、また2人減り…となり、最後に残ったのは、Kさんのアパルトマンから1番離れたカルティエに住む、音楽留学のCちゃんと私の2人。
で、2人で途中休み休みしながらもがんばってヴェリブ漕いだのですが。
あの時駆け抜けた真夜中のパリが今も忘れられないのです。
私はヴェリブに乗り慣れていなくて、よく利用しているうんと年下のCちゃんについて行くだけ。
でも、moiさんこっちこっち!って言って、ものすごく心強くてねぇ。
それにもう2時3時になっていたからだ~れもいなくて、少し恐くてドキドキもしているのだけど、でもなんかパリに私たちしかいないような感覚。
まるで映画の中のパリにいるよう。
で、2時間くらいでしょうか、2人で風を切って真夜中のパリをスイスイ駆け抜けて。
そして、私の住むカルティエが少し手前だったので、最後は私がCちゃんに、じゃあね、という番。
でもヴェリブの返却の仕方がわからない私にCちゃんが付き添ってくれて、無事私が返却出来たのを見届けてから、Cちゃんは1人で帰って行きました。
優しかったCちゃんです。
あの時間は今も不思議で特別な宝物。
あれ以上に美しいパリはなかったな、と今でも思っております。
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コメント
コメント一覧 (2)
日本人がオーナーで、そのオーナーさんは元・仏の外人部隊に所属してたんですね。
フランスの外人部隊は、有名ですね。
日本の自衛隊で物足りない人がフランスの外人部隊に行ったって話をテレビで観た事があります。
ハードな任務にその人の母親は嘆いていましたが…。
又、韓国の漫画でフランスの外人部隊に参加していた過去を持つ人が主人公の漫画もあります。
でもフランスの外人部隊を年数勤め上げれば、除隊後は、フランス国籍を取得できるとは知りませんでした。
フランス人と結婚した人でも10年ビザ更新する必要があるのに、
フランス国民にしっかりなれるとは凄いですね。
Kさんのお父さんは画家でフランスに居て、子供の頃の
Kさんもフランスに居た事があるんですね。
昔、絵画留学というと、もっぱらフランスでした。いいですねぇ…
ジャスティン・ノヅカ氏は日米ハーフだけど、
フランスで人気だったのでしょうかね…。
「顔がダメ」のあっさり一言は、冷たい感じ…(^^;
あくまで音楽の話をしてるのに…。
終電が無くなるような遅い時間も
レンタサイクル「ヴェリブ」は経営しているのも驚きです。
無人経営??ですか…??
レンタサイクルを返す時は、元の場所でなく近場の「ヴェリブ」なら
どこでもいいのでしょうか?
2時間かけて、元の場所に返しにいくのは大変そうです。
さすがウラジミールさん、フランスの外人部隊、ご存知だったのですね。
私はぜんぜん知らなかったです。
国籍が貰えるってすごいですよね。
たとえば日本国籍の在住カップルの子供でフランスで生まれていても、ずっとビザが必要で外国人扱いなのですが。
外人部隊で務め上げればフランスで生まれていなくてもフランス人になれるという…。
フランスの多民族国家の複雑さがあるな、と感じます。
ジャスティン・ノヅカさんはアメリカでも日本でも結構話題になったと思いますが、フランスでの人気はすごかったです。
CDも持っているのですが、それも良いんです。
でもその後は新しいアルバムは出していないっぽいんです。
ジャスティン・ノヅカは別に顔は悪くないと思いますし、アジアにいたらイケメンの部類だと思うのですが、フランスでど欧米人の中に住んでいて、しかもイケメン好きだと、アジア顔は論外になるのかも?しれません。
ヴェリブは無人経営で、パリの街中にヴェリブが設置してあるので、どこででもいつでも借りれるし、返却も出来るんですよ。
パリは小さいので、自転車で走るのが向いているし、気持ち良いです♪