何日か曇り空の日もありましたが、先週の後半から再び気持ちの良い青空が広がっているパリ。
ということでパリ散歩に行ってまいりました。
まず驚いたのはメトロの主要駅や観光地の観光客の多さです。
アメリカとヨーロッパの観光客がコロナ禍以前よりも多い、なんてことを聞いていたけど、確かに本当かも、なんて思いました。
それに加えアジア人観光客も確実に増えております。
聞こえてくる言語は中国語が多かったように感じたのですが、中国政府は帰国者に対する厳しい防疫配置を続けているようなので、中国以外の国からの中国系の方々かもしれません。
残念ながら日本人の観光らしき人は今回も見かけなかったのですが、でも増えてきてはいるようです。
ここはパリの街に残っている、紀元1世紀の円形闘技場の遺跡「アレーヌ・ド・リュテス」。
円形劇場として作品上演なども行われていました。
遺跡なので観光客がいっぱいいそうなイメージですが、その逆で、いつも静かでゆったりとした空気が流れております。
遺跡の入口には以前のパリオリンピックの写真パネルが展示されておりました。
いよいよ2024年にパリオリンピックが開催されるからですね。
1900年と1924年にパリでオリンピックが開催されているので、それらの写真のようです。
7月25日には大会の概要やチケット販売に関する情報が発表されたことはご存知の方も多いかと思います。
大会は2024年7月24日から8月11日までの19日間で、32競技、329種目。
チケット価格は一般向けのチケット100万枚以上が24ユーロ。
パラリンピックは15ユーロから。
販売は2023年2月からの予定。
このお値段だったら購入にトライしてみたくなりますね。
この日は(も)日中は暑くなったので、通りかかった教会に入って、ひんやりした空気の中で一休み。
キリスト教徒ではありませんが心落ち着くひと時です。
少し前にも書きましたが、今年の夏のパリのスリはさらに悪質になっていて、ビール瓶で頭を殴るなどの事件が頻繁に起こっております。
2年間のコロナ禍の分まで稼ごうとしているのでしょう。
私も人が少ない場所や、メトロの構内でも周りに十分注意しながら歩くようにしました。
毎年恒例のパリプラージュも開催されております。
ここは2か所ある中のヴィレット貯水池のパリプラージュ。
もう1つのセーヌのパリプラージュよりずっと広々していて、大人も子供も楽しめるので、行くなら断然こちらのパリプラージュがおすすめ。
ここはヴィレット貯水池にあるカフェ「バビヨン・デ・カノー(des Canaux)」。
2010年にここから徒歩10分くらいのところに住んでいて、その時からのお気に入りです。
でもこの日、観光客でとても混んでいてびっくり。
2010年当時はジモティしかいなかったけど、ここ数年で超有名カフェになったよう。
めちゃくちゃ可愛いお店ですからね。
週末の夜ともなると、パビヨン・デ・カノーもヴィレットも、パリの夏の風物詩を楽しむ大人たちで賑わってすごい活気になります。
それまた夜遊び的で楽すぃ。
でも。
ここもスリとひったくりが出没するので注意が必要です。
と言いますのも、私も池にかかる橋でひったくり未遂の現場に遭遇したことがあるのです。
ロマ人の男が観光客のイタリア人のマダムの貴金属を狙ったのですが、橋を渡る人が途絶えた瞬間を狙われました。
悲鳴を聞いて旦那とすぐ駆け付けたのですが、幸い、盗られずに済んでそれはよかったのですが。
マダムは恐かったようで涙目で震えておりました。
私もひったくりされた経験があるので、マダムの恐怖が本当によくわかりました。
とにかくここも、パリ市内どこでも、人気のない場所は要注意です。
パリプラージュはセーヌもここヴィレット貯水池も、7月9日(土曜日)から始まっていて、最終日は8月21日(日曜日)。
私も久しぶりに夏の週末のヴィレットもいいな、なんて思ってカレンダーをチェックしておりま~す。
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コメント
コメント一覧 (2)
コロナ前の景色が戻ってきましたね。
観光客でみるアジア系のなかでは中国語が聞こえるんですね。
中国は規制が厳しいので、中国人といっても
中国本国以外のアメリカやカナダとかの中国人かもしれませんね。
1900年と1924年にこの円形闘技場でオリンピックやったんですね・・・(*'ω'*)
円形闘技場を利用して、次のオリンピックも開催するのでしょうか…
又、この闘技場だけはなく他にも会場はありますよね。
パリのオリンピックは古代の闘技場も会場に利用するのかと思うと、凄いですね。
古代と現代がリンクしそうで面白いですね。
moiさんは、オリンピック観に行きますよね?
パリプラージュで大きなパラソルの下にくつろぐ人々。
この光景はいつ見てもリゾートっぽくていい雰囲気ですね。
パラソルもカラフルですよね。
ここで私も椅子でのんびりしながらパフェでも食べたいところです。
スリの凶悪化があるんですね。
コロナ渦の後、旅行する人は要注意ですね。
はい、すっかりパリのいつもの風景が戻ってきております。
中国系の人は人口が多いし、世界中に散らばっているので、中国本土からじゃなくても、たくさんいてもおかしくないんですよね。
昔のパリオリンピックがここで行われたのかはわからないのですが、競技場ということでフォトパネルが展示になっていたようです。
私もここで2024年のパリオリンピック、何かやればいいな、と思ったので、帰ってきてからネットでちょっと調べてみたけど、情報が出てこなかったのです。
ここでやったら面白いですよね!
オリンピック、行くことをぜんぜん考えていませんでした~。
なぜなら人混みがすごそうだからです。
でもニュースでもよくやるようになって、行っても楽しいだろうな、と
思い始めております。
ただ旦那が私以上に人混み嫌いなんです。
絶対行きたくないはずです。
でもあと2年あるので、徐々に説得してみようかな?
スリもいやですが、ひったくりが恐いんですよね。
暴力使ってきますから。
私もあばら骨を叩かれましたし、とにかく恐怖でした。