まず、最初にお伝えさせていただきますが、これは決して男性全員にではなく、一部の男性に対して素朴に思う疑問です。
それは、女性は容姿のことをしょっちゅう言われ、太ったら体形のことを言われ、シワが増えたらやれ劣化した、老けたと言われるけど。
じゃあそれを言っている男姓たちはどうか?ということ。
日本にいた時もですが、今もたまにyoutubeで日本のテレビ番組を観ることがあるのですが。
昔も今も男性タレントやお笑い芸人が、女性タレントや女性芸人に対して、ブスとかほうれい線がどうとか体形のことをいじっているのを観ます。
あと年齢のことについてもで、おばさんおばさんと平然と言っているのも観ます。
でもそれを言っている男性側の方は?と言うと。
ほとんどの場合、決して容姿が良いわけではないし、体形が良いわけでもないし、それから、おばさんおばさん呼んでる女性より年齢が上だったりもよくあります。
なので、この人が人にそれを言うのはおかしくないかな?
と、素朴に思うのです。
ネタだよ、って言う人もいるのだろうけど、ネタにしてもバカにしてる感をよく感じます。
言われている方がたとえ笑っていても、心の中ではいい気持ちじゃないだろうな、と私はですが思います。
じゃあ、日本ばかりがこうなのか?フランスはどうなのか?
と言うと、年齢のことを除けば、近いことがあるのは否めません。
たとえばフランス人旦那。
テレビや雑誌を見ていると、いやいや太り過ぎだよ、この人、とよく言っております。
(確かにフランスには、病気になっちゃうよ、というくらいの人がいるのは否めませんが)一時期私のウエストが完全消滅し、お腹がたるんだ時は冗談ですが、私の脂肪をつかんでチェックしておりました。
少し前には、雑誌の表紙のバネッサ・パラディを見て、いやいやシワがすごいな~、と言っておりました。
じゃあ旦那はどうか?と言うと。
自分も今、ビールのせいでお腹がかなりすごいことになっているし、シワもはっきり言ってバネッサ・パラディよりずっとあります。
なので毎回質問します。
え?でも自分もお腹すごいよね。シワもたくさんあるよね。なのにどうして女性には厳しいの?と。
すると、女性はやっぱりさ、みたいに言いながら言葉を濁しております。
前の日本人旦那も私の体形に超厳しくて、しょっちゅう脂肪チェックされ、しょっちゅう、ちょっと太ったんじゃない?と言われていました。
なのでそう言われたくない私は、長年ジョギングとエクササイズを必死に続けておりました。
その頃の私は、自分自身でも容姿にとらわれていたのだと思います。
で、元旦那の方はと言うと。運動を何もやっていなくて、お酒が好きで、お腹に脂肪がどんどんつき出しておりました。
自分のパートナーが綺麗でいて欲しいのは理解します。
でも女性だって、自分のパートナーが太らないで欲しい、あまり変わらないで欲しいと思っている人が多いと思います。私もです。
なのに一部の男性たちは、自分たちのことは棚に上げ、女性の容姿のことを言っているように感じます。
それとも、自分は人のことを言える、という自信があるのでしょうか。
それから最近は、一部の女性に対しても、じゃあ自分はどうなの?と疑問に思うことがあります。
女性が女性に対して、やれブスだとか劣化しただの何だの言っていることです。
ネットで芸能人に対しての書き込みで多いと思うけど。
たとえ一般人でも、人の容姿のことをあれこれ言うなら、まずは自分がどれだけすごいのか、を見せなくちゃだと思います。
申し訳ないけど、言われている側の方が結局ずっと可愛かったり綺麗なんだろうな、と予想します。
たとえあれこれ言ってる側の方が歳だけは若くてもです。
いつだったかタレントの藤本美貴さんが、何かのインタビューで。
ご自分のブログだったか何だかに、ブス、ブスと書きこまれることがしょっちゅうだけど、そんな時は、きっと私の方が可愛いんだろうな、と思う。
と堂々と言っておりました。
ミキティあっぱれ!と思いました。
ちなみにフランスのコメディアンたちは、自分の容姿のことを自分でイジることはネタとしてあるけど、年齢も含め人をバカにしてイジる、というのは基本的にはないです。
とにかく 少なくとも、他人に対して言う前に自分の容姿を出来るだけ客観的に見て、そして出来れば自分の心の中で思う程度にとどめておくくらいがいいんじゃないのかな、なんて思っております。
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コメント
コメント一覧 (14)
息子、仕事に送り出して明るくなるの待ってます。
外国の男性は褒め上手でいつも大きな愛に包んでくれるものだと思ってた🤗
うちの旦那様は日本人には珍しい?妻が1番のタイプで😂可愛いよとか若いよとか
いつでも言ってくれます。
そんなこと言うタイプには全く見えないんですけど・・・・・
これを読んで私、ウザいと思ってたけどこの歳になっても褒めてくれる旦那様は宝物だと
思いました。
むしろ私が太り過ぎとかあれこれ昔は痩せてたのにとか言い過ぎてたかも?反省しなきゃ。
面白がっても言っちゃダメなことあるよね。
風呂上がりに手足が体のわりに細いので「パパって生まれたての子羊みたい」と😉
70代になってもMサイズを緩めに着れる。
身長から100引いた数より太らない。
背中は丸めない。
いくつになっても可愛いゴルフウェアー着て走り回りたいです。
いつも素敵なたくさんの情報、楽しく読んでます。
あっ!明るくなってきました。
今日はお店が休みなので、道の駅とコストコへ行こうと思ってます。
ではまた
容姿でお金をとって生活しているわけでもない一般人が
容姿の事でガタガタ言われる筋合いはないと思うんです。
ことあるごとにパートナーの脂肪チェックとかを…しているとかありえません!!
芸能事務所のマネージャーではないのですから…
それでいて自分はお酒も好きでお腹に脂肪がついているなんて最悪です。
タレント業の男性が
女性タレントや女性芸能人に体型とか顔をいじるのは良くないです。
テレビに映る人間なら、その男性タレントも容貌に
気を使わなきゃいけない立場なのに、
自分の事は棚上げで女性タレントをいじるのって変ですね。
芸能は容姿を武器に稼いでているから一般人と違って、
容姿を厳しく言われるのも職業上、仕方ない側面もあるけど、
こういう公の放送でなく…裏で厳しくするだけに留めるべき…。
まずは、公共の電波で衆人の前で容姿を侮辱されるのは最悪だし、
こういう番組が良くない影響を与えている気がします。
それを見た人が、他人の容姿をいじっていいんだと思ってしまうので、
たいへんな悪影響です。
イジメの助長に繋がるかもしれないんですね。
女性にばっかり厳しいなというのは、YouTube観ていると感じます。
容姿を馬鹿にするCMが多過ぎるんです。
まず、旦那が若い子と浮気するのは、妻が老けておばさんになって太ったからという内容が多いです。
「魅力もないおばさんだよ」という嫌な台詞が出てきます。
悔しいので、旦那を見返したいと思った妻が美しくなる為にCMの商品を使うという話です。
こんなCMばかりです。
「おばさん!」という台詞何度も連呼してます。自分もおじさんなのに…。
5時20分!早いですね!
旦那さま、最高だと思います♪
ず~っと奥さんを素直に褒めてくれる人って、そう多くはないと思います。
実はうちの旦那もおしゃれした時は、ちゃんと可愛いと言ってくれます。
でも、この人綺麗だね、とか、太り過ぎだよ、と人のことは言うけど、自分には甘いところがあるのは否めません。
人を素直に褒め、自分自身は無理のない範囲で気をつける(自分のために)が良いな、と思うのですが…。
私も自分のことをよく、ここがおデブちゃんだな、とか、ほうれい線が目立つようになってきたな、とか、思いますよ!
でも人に言われたらとてもショックだと思います。
道の駅とコストコ、羨ましい~。
でもその後の下準備、yurarinさん頑張っちゃうから、疲れない程度で~。
人間は人に厳しく、自分に甘い人が結構多いな、と感じます。
それに、人に意地悪で自分に甘い人も結構いるような…。
だったら、人に甘く、自分にも甘く、の方がまだマシなような気がします。
私も日本の番組は、ちょっと考えものだな、とよく思っております。
特に人をイジるようなことが多い番組。
「それを見た人が、他人の容姿をいじっていいんだと思ってしまうので、
たいへんな悪影響です。」
本当にその通りだと思います。
そのCM酷過ぎますね…。
フランスじゃあり得ない内容です…。
デブ、ハゲという言葉が一時期問題になったけど、おばさんも人を傷つける言葉としてまったく同じだと思います。
放送禁止くらいにしてもいいんじゃないかな、と思います。
それくらいしないと、そんな酷い内容のCMがいつまでも流れ続けるのではないでしょうかねぇ…
でも、ここはパリと違って田舎なので、たまにいますね。(おばさん)としか他に呼びようのない人が。
かなりご無沙汰をしております。
容姿のことを色々というのは本当に良くないですよね。
私は幼少期に背の低さをずっといじられて
かなり劣等感を持っていましたので、
今まで誰かの容姿の事を笑ったり、いじったりしたことは一度もありません。
そこに悪意はなくても、言われた方は悲しい思いをすることもあると分かっているから。
日本のお笑い芸人の人たちは容姿をいじるのが多くて
確かに観ている方が不快になることも多いですよね。
でも個人的には、女性の芸人さんはそうやっていじられることを
「おいしい」と思っていたり、むしろそれを武器にされている方もいるような気がします。
私は何でもかんでも否定したり、禁止してしまうことの危うさを感じているので
例えば、こういった番組を子どもたちにみせて、
どんな風に感じるのか意見を出し合う場を持つことによって
一人一人が自分の事として考えるようになるのではないかなと思っています。
ふふ。本当に勝手ですよね。
女は顔で男は、じゃ何??
収入?肩書?それともとにかく男は顔は関係ないんだってか?
と思います。
ほんと、努力してる女性が多いと思います。特に日本!
でも他人が厳しいからかな、と。
フランスは他人に厳しくなく自分にも厳しくないから、そこはラクですが。
なので自分で気づいて注意していくしかないです。
フランス在住でも日本人は自分で注意する意識がフランス女性よりもずっと高いかな、とは思います。
でも日本の他人への厳しさを見ると、キツイな…と。
「(おばさん)としか他に呼びようのない人が。」
はい、それは否めません。
私も心の中で、痩せればもっとずっと素敵なのに、とか、服を変えればもっと若々しいのに、と、土台が良いことがほとんどなので、そう過ってしまうことがあります。
でも心にとどめておきます。
コメントありがとうございます。
私も子供の頃、同級生にからかわれた経験が結構あります。
今思い出しても、あの時は悲しかったな、とその時の気持ちが蘇ります。
子供は残酷な時がありますから…。
はい、女芸人さんの中には売れたくてイジられることを「おいしい」と思っている人がいるのは私も感じます。
でももう時代的に、容姿で笑いをとる時代ではないように思うし、ウィットに富んだ粋な笑いがとれる方がスマートだな、と思います。
「何でもかんでも否定したり、禁止してしまうことの危うさを感じている」
大和撫子さんは、お子さんを持つ女性としてしっかりご自分の哲学がある方だな、と思いました。
確かに危ういですよね。
政治を見ていると恐い時がよくあります。
私は子供がいないので、やはり子供がいる状況まで考えられなかったです。
一方で思うのは。
日本は社会的に大きな問題にならない限り、一部の男性たちの、女性を容姿や年齢で価値を決める、という考えがいつまでも変わらないようにも思ってしまいます。
この人たちは禁止にでもしない限り、ず~っと人を傷つけ続けるのだろう、と。
ということは傷ついて苦しむ人もず~っといなくならないのだろう、と。
それが何ともやるせない気持ちになるのです。
本文、読者の方々とのやり取り共に興味深く読ませていただきました。
日本で少し前からよく使われる表現で「劣化」というのがありますが、人が年を取るのは当然だし、年相応か、それよりよっぽど綺麗な女性タレントに対してまで、厳しく「劣化」と畳みかけるのには嫌気がさしています。それを言ってるオジさん達も、そんなに素敵な外見じゃないのに😅
見た目も中身も素敵な人は、他人を貶めて、楽しむような下衆な趣味は持っていないもんだと思います・・・
moiさんが既に書かれているように、フランスは日本ほど見た目にしても、ライフスタイルにしても他人に厳しくない点、ほんとに楽だけど、ほどほどに気を付けなきゃ、ですね。それすごく実感です。それにしても、色んな人がいて、外観で全く判断できないのはこの国の面白いところだと思っています。
健康害するのは良くないですから、小学生のとき、あからさまに みじめな思いをさせるような体育館清掃をさせたりしないで、 適度な運動を身に着けさせるような体育の授業カリキュラムになって欲しいと、後になってよく思いました。
昔の体育じゃ、早いか遅いだけで、誰でも毎日できる、大切な体力づくりをしよう!という気にはなれないような授業でしたから…。
フランス人女性も服装だけ見ると、男性の目を気にしていないようで、やはり気にしているのでしょうか。
私は太っていたし、今も太ってはいるけれど、健康体重以内であれば良いと思っています。今の歳であまり痩せると、体調崩した時に良くないと聞いたからです。
20代の頃は、流行りの同じような化粧や髪型、服じゃないと悪く言う人がいました。どこの会社でもいました。そういうのが本当に苦手でした。なんだかおかしいですよね。
学校のその清掃の分担のしかたにびっくりしております。
学校は、子供たちが楽しい気持ちで学校に来れるよう、勉強出来るようにする場所であるべきなのに、そんなデリカシーのまったくないことをしているなんて…。
私もデブという言葉が好きではありません。
私は18、9歳の頃、かなりぽちゃっとしていて、やはり悲しいことを言われた経験があるからです。
今は中肉体形ですが、昔のことがあるので、だからこそ、人のことを平気でデブという人は他人の心の気遣いが出来ない人だろうな、と感じます。
人のことをデブと言う人は自分は痩せている、という人が多いだろうけど、キツイ言い方ですが、ただ痩せているだけの人もいるように思います。
デブと言われた人の方がふんわり可愛らしいことがよくあります。胸もしっかりありますしね。
そう!今の時代、ぽちゃっとしていることを堂々とチャームポイントにする女性も増えましたね!
渡辺直美さんもそうですし。
私はイギリスの歌手のアデルが出てきたあたりから、ぽちゃっとした体形も世間的に魅力の1つになってきたような気がしています。
私は今中年ですが、もう今以上は体重を落としたくないと思っております。
痩せ過ぎていると、頬がこけたり、目が引っ込んだりして、実年齢より老けてみえることが多いからです。
もし病気になってもっと痩せてしまった場合、本当に悲しいです。
うちの母がそうでした。
太りたくても痩せ体質で太れなくて頬をこけていた母はいつも、女性は少しぽちゃっとしている方が女性らしくていい、っていつもいつも言っていました。
痩せ体質の人もそれまた悩みなことがあるのですよね。
フランス女性は、自分の体形で悩んでいる人は日本よりずっとずっと少ないはずです。
他人の体形にあれこれ言う人がすくないからです。
なので体形に関係なく好きな服を着ております。
「劣化」という言葉はいやな言葉だと思います。
誰かのことを劣化した劣化した、としょっちゅう言っている人は、綺麗な誰かの美貌が衰えるのがとても嬉しいのでしょう。
哀しい人格の持ち主です。
日本人は人の顔や肌、スタイル、服装にもかなりチェックが厳しい人が多いな、と感じますが、フランス人はほんと他人の容姿をチェックしない。
そこのところはフランス人の良い点だと本当に思います。
でもチェックされない分、自分でチェックしなくちゃですね。
やっぱり、限度というのもあるますから…
楽器演奏の仕事を若い頃していましたが、下手でも美人を求める人が多かったものです。
また、綺麗なら上手そうと言ってしまう人(女性にもいます)。
日本はこんな感じです。海外に住んでいると、聞いて呆れるでしょ?
若くて綺麗で「性格も素晴らしい」女性には私は人生の中で2人しか出会ったことがありません。
その子たちは自分で綺麗であることはわかっていたと思いますが(皆が見ますし)、変な自惚れ、勘違いがありませんでした。
若くて「まあまあ」綺麗だけど「自惚れてちょっと勘違い」している人は(男性も含め)はかなり多いように感じます。
震災の時、そんな男性がいたのですね。
綺麗ごとな話ばかりが表面に出てきていたけど、最低ですね。
そうやって表面的なことばかりいつまでも取り繕っているから、こういう男性が減らないのかもしれません。
フランスももちろん若くて綺麗な女性が大好きで好み、という男性がたくさんいます。
でも、自分の好みと、恋愛対象じゃない女性を、同じ見方では見ません。
そして女性へのマナーはちゃんとわかっております。
日本は、女性は若くて綺麗が何より大事、という幼稚で人間としてもマナーがまったくない一部の男性(でも多い)が消え失せない限り、なかなか変わらないだろうな、と思い、日本人として残念でなりません。