パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

日本がドイツに勝ちましたね!

フランスでは有料チャンネル以外はドイツ×日本戦は見れないのですが、当日はニュースで知った旦那が「日本が勝ったよ!」とびっくりしながらも嬉しそうに教えてくれました。

聞いた私も、あのドイツに勝つなんて、とびっくり!

そしてやっぱり素直に嬉しいです♪

ということで、少し前に、ただ今パリのカフェで流行中の造花ファサードのルポルタージュ番組を観まして。

費用もびっくりしましたし、ちょっと苦笑い的なこともあったので、今回はそんな造花ファサードのお話あれこれです。

IMG_6148

流行中の造花ファサードはこんな感じ。

ここはレアールに近いブラッスリーですが、こんな風に今パリの街ではこんな派手で華やかなファサードをほんとあちこちで見かけるんです。

これがいいか悪いかは置いておきまして。

この造花ファサードの第一人者は17区に生花ブティックを持っているリュック・デシャン(Luc Deschamps)さん。

5年ほど前からどんどん人気になって今や超売れっ子だそう。

彼が手掛ける造花ファサードのお値段は一回で最低5000ユーロ。

1935年創業のある老舗ブラッスリーでは1回30000ユーロを払っていますが、インスタ映えするので大きな宣伝になってお客さまがどんどん来てくれるそう。

30000ユーロでもぜんぜん高くないよ。

と、ブラッスリーの店主さんが笑顔で言っておりました。

6区のカフェ「メゾン・ソヴァージュ(MAISON SAUVAGE)」は、造花ファサードのインスタ映えで大人気になったお店。

行ったことがなくても、インスタなどでご覧になったことがある方、多いのではないでしょうか。

リュックさん、何とオペラ座やパラスホテル(5つ星を超えた最高級ホテル)も手掛けたことがあるそうです。

IMG_6149

その造花ですが、中国製だそうです。

(ここがちょっと苦笑いなとこです)

リュックさんはお店ファサードの写真をタブレットで見ながら、そのファサードに合うような花のデザインを描き入れていきます。

そして時には自分で造花にスプレーして濃淡をつけて使用。

やっぱり濃淡のつけ方はとても綺麗でしたよ。

その造花の花たちをスタッフさんが、タブレットで作ったデザイン画通りにファサードに飾りつけて出来上がり。

2年くらいは持つそうですが、3年めになると結構くたびれてくるのでチェンジが必要だそうです。

人気店では季節ごとに変えているのでかなり費用が掛かるようですが、今はインスタも含めSNS活用で、費用以上に大きな収益が可能なようです。

メゾン・ソヴァージュも確か季節ごとに変わるはずですが、インスタ映えのためには集客のためには、むしろ季節ごとに変えたいのでしょう。

今もテラス席はいつも混んでるし、そう言えば、いつのまにか閑静な16区のヴィクトルユゴーにも新店舗が出きていましたっけ。

でもシックなカルティエにあるヴィクトルユゴー店は観光客が少なくて、なかなか落ち着けそうではあります。

それにしても。

あの歴史あるオペラ座や豪華パラスホテルにも、気づいていない方がほとんどかと思いますが、中国製が使われるようになったというのが何とも言えません。

これも時代ですかねぇ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後まで読んでいただきありがとうございます。
応援クリックしていただけると励みになります。
 にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
  にほんブログ