南ブルターニュにヴァカンス旅行に来ております。
14世紀にブルターニュ公国の中心地だった古都ヴァンヌは美しい港町。
港からすぐの旧市街は、中世に建てられた木組みの家が立ち並び、マルシェがたつ日の活気は南ブルターニュで1番かもしれません。
そんな中でも、多くの人たちが一番にお目当てにしているのが、右に写っている魚専門市場。
港町のマルシェなので魚屋さんはとても多いのですが、この魚市場はいつもひと際大賑わい。
庶民的な雰囲気がちょっとスペシャルで地元の人がとても多く、そんなジモティたちはやって来るとすぐ、お気に入り店に直行しております。
何度か来ている私たちも一応お気に入り店があるのですが、お店によって扱っているもの扱っていないものがありますし、じっくり見て回って何を買うか考えます。
ブルターニュは何と言っても貝類が新鮮豊富。
で、貝が大好きな我が家の人間どもなので。
(旦那は生牡蠣は苦手ですが)やはり貝類が気になります。
あさりに似た貝「palourde」や日本名ではザル貝と呼ばれる「coque」も揃っております。
どちらも大好物です♪
もちろん生牡蠣もいろんな大きさで揃っております。
でも、数日前の記事でも書きましたが、ブルターニュの海岸では牡蠣がいくらでも?とれちゃったりするんですよね。
で、我が家も牡蠣をたくさんとりましたが、結局食べきるのがちょっと大変だったりして。
なので、ちゃんと食べきれる量をとるというのが大事だな、と思います。
世の中には食べ放題という魅了的な言葉があるけど。
あれも結局たいした量が食べれません。
欲張り過ぎず適量をいただくのが、品のある人のやることと改めて感じております。
貧乏性はどうもいかんです。
ということでこの日買ったものです。
上から時計周りにムール貝1㎏、コック貝1㎏、塩味の植物サリコルヌ、マグロ約500gで合計で約25ユーロ。
フランスは魚介が本当に高いので、これで25ユーロはかなりお得。
サリコルヌは、海藻みたいだけど塩田に生える植物で、売っているのは魚屋さん。
私が初めて食べたのはオランダの海辺のレストランだったのですが、しゃきしゃきしていて、食感はちょっとおかひじきみたいな感じ。
塩味がアクセントになってなかなか良いんです。
これもブルターニュでは時期によっては自分でとれちゃうようで。
なかなかエコノミーに美味しいものがいただけるブルターニュなのです。
で、全部すでに美味しくいただきましたが、特にムール貝のぷりっぷり感にびっくり。
やはりパリでいただくムール貝とはまったく違います。
魚介はやはり海の近くだな、と思いましたねぇ。
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コメント
コメント一覧 (2)
魚市場はまた雰囲気が独特ですよね…。 古都ヴァンヌは中世的で、とても美しいですね。
港街は潮風が強く建物が劣化しやすいのに残ってるのが素晴らしい事です。
日本のように短い旅行期間だと旅館やホテルなので、海鮮を買ってもダメですが、
フランスみたいにバカンスでちゃんと台所のある家を借りてるなら、海鮮を買って調理できますね。
日本の場合でも魚市場を旅行の最終日に割り当てれば、海鮮を持って帰れます。
ただ自宅まで何時間もかけて帰るとダメです。
ムール貝が沢山ありますね!ムール貝は、スパゲッティに載せたり色々美味しいです。
他にも色々日本で見ない貝がありますね。
牡蠣は海岸で取り放題なので、ここで買う気はしませんね。
牡蠣たくさん取って食べきるのは大変だったんですね…。
食べきるのが大変なほど食べれるのは羨ましいです!
適量を欲張り過ぎず取るのは、私には難しいです。
食べ放題なら、お腹から胸~喉までつまって苦しく起き上がれないほど食べたくなってしまいます……(^-^;
涼しい季節になったら焼き牡蠣を網焼きで食べられるような店に行くつもりです。
殻付き牡蠣も入手しにくいので、近所の牡蠣の店に行くのです。
食べ放題ってほど、多く食べられないから、海岸で牡蠣沢山取れ放題が羨ましいです。
このマグロは、ブルターニュ産というわけではないですよね??
マグロは深い海で陸から遠い遠洋で捕るし、海鮮市場でも扱っているけどブルターニュで捕れるわけではないですよね?
とにかく今回は新鮮なムール貝をたくさんGETしましたね。
いつもより鮮度とかもいいですよね…(^_-)-☆
海辺は味の宝庫ですね。
保冷技術の発達した今の時代でも内陸の海無し県は、貝類の新鮮なのが食べられない傾向です。
アサリは売り場で既に死んでおります…(´ε`;)ウーン…
はい、ヴァンヌにはこの魚専門市場があるんですよね。
で、やはり魚屋さんの独特な活気があって、少し日本の魚屋さんと通じるものがあります。
中世の美しい建物がたくさん残っている中で、この庶民的な魚市場の存在がまたスペシャルで楽しいんです。
ブルターニュからパリまでは車で5~6時間なので、保冷器を持ってきていたので、帰りに買って持って帰ることが出来ました。
え!内陸で買うアサリは死んじまっているのですか?
それはやばいですね…。
でもそう言えば、以前パリの魚屋さんで買ったウニを旦那が家で開けたら全部死んでいました。
以来、パリの魚屋さんでは、ウニは絶対買わないと決めました。