パリは気持ちの良い秋晴れになっております♪
でも朝がぐぐんと冷え込んでまるで冬のよう。
なのでわんこたちにセーターを着せました。
パリの秋はすぐやって来ます~。
ということで。
南ブルターニュのヴァカンスの貸し家(メゾン・ヴァカンス)のキッチンで、不便だったことと、そこで作って食べたものを書いておこうと思います。
まず不便だった事を先に。
料理をする方にはわかっていただけると思うのですが、慣れないキッチンは使いにくいものです。
でもそれは借りているのでしかたありません。
慣れないなりに作れば良いこと。
なのですが、今回、フランス的だな、と思った不便だったことがあります。
それは何とまな板がなかったこと。
キッチンにまな板がないって日本じゃ考えられないと思うのですが、フランスはあり得なくはないんですよね。
と言うのも、フランス人、野菜など食材を切る時は、まな板は使わず、小さなナイフでささっと上手く切っちゃう人が結構多いのです。
それから、ほとんどの野菜を電動野菜カッターで切る人も多いのです。
今回借りた家の大家さんはフランス人マダムだったのですが、たぶん彼女もまな板を使わないのでしょうね。
なので貸し家にもなかったのだろうと思います。
ちなみに包丁はあったのですが、なかなか切れの悪い包丁でした…。
で、今までの貸し家で、まな板がなかったことはさすがになかったのですが、旦那がシャルキュトリー(加工肉類)用の小さなまな板を持ってきていたので、助かりました。
で、そんな小さなまな板と切れない包丁を使って作ったものは。
干潟の日にとってきた生牡蠣です。
でもこれは旦那が殻を開けてくれただけ。
たくさんとり過ぎて結局生で全部は食べきれず、残った牡蠣はニンニクとベーコンでさっとソテーしていただきました。
ヴァンヌの魚市場で買ったムール貝で、シンプルに白ワイン蒸しです。
この他にも海辺の魚屋さんで買ったムール貝も食べたのですが、ヴァンヌのこのムール貝は大粒で、海辺の魚屋さんのは小粒タイプ。
大粒は新鮮な身のぷりっぷり感が何とも言えないし、小粒はお味が濃厚。
私は、どちらも味わいが違って、それぞれに良さがあるな、と思いました。
お肉類と野菜類はドイツ系スーパー「リドル」で買ってきて、凝ったことは一切やらずバーベキュー。
毎日お天気が良かったので、レストランに行く日と残りものを食べ切らなくちゃだった最終日以外は、野菜を焼くのだけでも、とにかくバーベキューをしておりました。
まな板と包丁もほとんど必要ないのでラクチン。
ヴァンヌの魚市場で買ったコック貝はコック貝バターに。
上には同じく魚市場で買ったサリコルヌ(塩田に生える塩味の植物)をトッピング。
仕上げに少しだけお醤油をたらしましたが、美味し過ぎてあっちゅう間に旦那と2人で完食。
コック貝の前菜をいただいた後のこの日のメインは(も?)バーベキュー。
大好きな焼き醤油トウモロコシと焼きズッキーニは、バーベキューする時のお気に入り野菜。
ズッキー二はバーベキューで焼くと、柔らかジューシィーでめちゃくちゃ美味しいんです。
ということで、不便もあったけど、海のものも山のものも(リドルだけど)満喫いたしました。
あ、帰り道では通りかかった魚屋さんに寄って、またムール貝を買って、保冷器に入れて持って帰ってまいりました。
昨日ムール・フリット(ムールマリネとフライドポテト)でいただきましたが、小粒の濃厚タイプで大変美味しくいただきました。
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コメント
コメント一覧 (6)
まな板がないとは、困った事です。
旦那さまの所持品に小さめのまな板だけあって助かりましたね。
こんな時、日本だったら、まな板は現地の100均で調達したらいいのではないかと思う場面です。
フランスは、100均に近い激安店舗はないでしょうかね…。
まな板を使わない人も多いので、今回、まな板は無かったようですが、
でも、バカンス用の家が便利ではあると思いました。
バカンス用の貸し家には包丁などの調理器具までついているとはビックリです。
ほぼ手ぶらでバカンス用の貸し家に行っても大丈夫なんですね。
すると、食器もバカンス用の貸し家で提供されているのでしょうか?
まな板の件はさておき、至れり尽くせりです。
生牡蠣・・・いいなぁ…(*'ω'*)
殻を開けるのをやってくれるなんてよかったですね。
生の後は、ニンニクとベーコンのソテーで食べ、たくさん食べれていいですね。
ムール貝のワイン蒸しは美味しそうですね。
大粒と小粒、どちらも美味しくて良かったです。
味わいの違いがあるんですね。
野菜は凝った事しなくても…
炭火で焼いて食べると美味しいですよね。
火が味に貢献する役割は大きそうです。
特に醤油のきいた焼きとうもろこしは最高です。
ムール貝、たくさん買っているんですね。
魚介の美味しい所ですね。
わたし、生ガキだめなんです (^_^;ゞ('-'*) フキフキ♪
カキフライは大好きなのになぁ 💦
生と火を通した牡蠣って味が本当に変わりますよね。
そして生牡蠣は本当に新鮮じゃないと生臭さがすごく気になります。
私も牡蠣フライ大好物ですよん♪
貸し家の大家さんによって、やはり習慣が出るというか。
今回の大家さんマダムは、現在は1人暮らしのようで、たくさん料理をする方ではないのかもと思いました。
メゾンヴァカンスは、基本的にすぐにそこで暮らすことが出来ます。
食器ももちろん揃っていて、食べるものとお風呂で使うもの、トイレットペーパー(だいたい1つ2つ常備品がありますが)などは自分たちで買ってきます。
それを最後の日までに無駄なくうまく使い切って帰りの荷物が少ないと、ちょっと嬉しいです。
フランスも100均に近いお店はあるのですが、日本のようにあちこちにはないのでよね。
我が家の近所にはあるのですが、ヴァカンス先は相当田舎だったので、大きな街に車で行かないとなかったと思います。
まな板は不便でしたが、ヴァカンス先では新鮮な魚介が買えるので、簡単で素材を生かした料理が1番ですし、バーベキューも簡単美味しいので、この料理で十分満足でした!
貝類は飽きることはありません。美味しいです♪
新鮮な魚介類が頂けるのはSeasideへの旅行の大きな楽しみですね、とは言うものの私フランスで蠣と刀の形の貝であたりとても苦しい思いをしたことがあり、今でもちょっと二の足を踏みます。
これは私の調理の仕方が悪かったのですが...いやぁあれは辛かった!
家は旦那の仕事が忙しく取りあえず今週の土曜日から2週間やっと休みに入ります。数年前まで毎年南フランスに六月に早めのHolidayを取って行ってましたが、Taro(Irelandから一緒に来た子の昇天)コロナの影響、私の母の健康上の理由で日本へ行ったり来たりで旅行はとんとしておりません。プラスTaro昇天後に家に来たJack russelのChips(boy), Poppy(gilr)はやはりAnimai rescueからの子達なので新しい場所、知らない人達の接触がとても難しいのでなかなか旅行には出かけられません。でもそのうちいつか...
追記
はい!ChipsはTaroがまだ健在中に来た子、PoppyはTaro昇天後2年ぐらいかかりましたが新しく家に来ました。
刀の形というとクトーかな?
あれ大好きなのですが、当たったとなると、私も気をつけなくちゃです!。
日本のお母さま、心配ですね。
私は両親が亡くなっていて、なのでフランスに来る決心がついたけど。
日本に親御さんがいる方はさぞ心配だと思います。
Taroちゃんの悲しみがすごく伝わってきたので、どうしているかな、と思っていて。
そして、マダム卑怯子さんの時に久しぶりにコメントくださって。
あの時は、そんな時にコメントくださったこと、そしてお元気なことを知れて、ダブル嬉しいでした!
Chips&Poppyちゃん、うちも一緒。助けられた子です。
人間にひどい目に遭ったのに、どうしてこんな可愛いの、というくらい可愛いです。
この子たちに愛をもらっております!
Chips&Poppyちゃんと旦那さまと一緒に、どうぞ楽しい2週間のお休みになりますように。