ヴァカンス旅行に出かけて帰ってきたら、パリがすっかり秋になっていて肌寒いくらいで。
9月の真ん中へんのパリというのは、1週間でこんなに変わるんだな、と少しびっくりしております。
春夏はお天気の良い日はいつも朝の庭でカフェオレを飲んでいたけど。
それももう寒くて出来なくなってしまいました。
でも、なんだかもったいなくて。
昨夜はあったかいガウンを着て1人で秋の夜の庭で少しだけ寛ぎタイム。
飲み物は白のグラスワイン。
こんな時、カフェインに強ければ、可愛らしく温かいミルクティーでもいただきたいところです。
でもなんせカフェインに弱いので、夜に紅茶やコーヒー、緑茶なんか飲んじゃったら朝まで眠れません。
なので結局お酒。でも一杯だけ。
お風呂にゆっくりつかって歯磨きしている間に、旦那とわんこたちはすっかり夢の中。
夜の庭で1人もたまには良いものです。
これもいよいよ寒くなったら出来なくなっちゃいますしね。
今年の春夏はほんとお天気に恵まれたので、何回お庭ごはんをしたか数えきれないくらいです。
とても楽しかったけど、とうとうそんな季節が過ぎ去ろうとしております。
でもまだお天気の良い日中は外で食べれる感じ。
寒くて本当に無理になるまでは、やっぱりお庭ごはんしたいなぁ。
カヌーもまだ2、3回は行きたいです。
秋のマルヌ川は紅葉もまた美しくて、野生のミュール(ブラックベリー)がたくさんなるのですよね。
それをとるのもまた楽しいのです。タダですしね。うひ。
今は秋の花が咲いていて、地味だけど愛らしい小花がたくさんです。
その中でもこの白いダリヤだけは大輪でひと際華やか。
去年の夏に球根を植えて咲いた後、冬はすっかり枯れたけど、この夏の終わり頃からまたどんどん育ってきて、綺麗に咲いてくれました。
まだ蕾がいくつかあるので、これからも順番にゆっくり咲いてくれそう。
これも暮らしの中の小さな楽しみの1つです。
まだ旅行者としてヨーロッパに来ていた時は、フランスでもポルトガルでもスペインでも。
夜のオレンジの街灯を見ると、遠いヨーロッパに来ているな、旅しているな、としみじみ感じたものです。
それからヨーロッパの空港の洗面所の独特な香りも!
それが今では、このオレンジの街灯に慣れて、たまに家で使うハンドソープなんかで空港と同じ香りがするので慣れて。
あのスペシャルな感じ方はだいぶ薄れてしまいました。
なのですが。
2019年の秋に、日本に一時帰国してフランスに帰ってくる時に見たパリの夜景は、久しぶりに昔の気持ちを思い起こしました。
それがこの夜景です。
上空からの、オレンジの宝石が散りばめられたようなこのパリ&郊外の夜景を見た時は、ヨーロッパだ、パリだ、と。
旅していた頃に見て嬉しくて高揚した気持ちが蘇りました。
そして。
これが今自分が住んでいるパリなんだ、あのオレンジの光の下に私の住む家もあるんだ、と。
なんだか不思議な気持ちにもなりました。
上空からの、この夜景と日本の青空の中の富士山を見た時は、ほんと~に感動したものです。
で、あのオレンジの宝石の夜景を作っている小さな小さな一粒が、このへんというわけです。
ごくごく普通の住宅街ですが、やっぱり一番落ち着きます~。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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コメント
コメント一覧 (6)
毎日、moiさんのブログは読ませていただいております。
愛猫の死から、しばらくペットロスでしたが
夏から、成田空港の検疫のお手伝い仕事をしております。
エアフランスの便が着くと、『あ〜moiさんもまた日本に帰国されたらな〜』と思っていました。
中近東系の航空会社にも、ヨーロッパの方々が多くいらっしゃいましたし、何より国際結婚されて、久しぶりにお子様を日本の祖父母様に会わせている日本人のお母様達が多い夏でした。。
山椒昆布も美味しそう!
頑張ってフランスで生活を楽しんでいるmoiさん、尊敬しております!
いつか、明太子持って、パリ行きますね!
秋はそそそろ寒くなっている感じですね。
そろそろ庭でのガーデンテーブルでのカフェオレや
バーベキューなども厳しくなっていく頃なんですね。
でも天気の凄くいい時はまだまだできますね。
尚、私は、今日は、久々に冷房かけてます。
結構、まだ暑い時もあります。
台風明けで湿気が多いので、温度のわりに暑いです。
夜の庭は神秘的な雰囲気だし
なんだか大人っぽく重厚な雰囲気ですね。
ワインのところだけ照らし出されている写真など
何ともいい雰囲気ですね。
明るい日中もいいけど夜もいいムードですね。
一人の方が神秘的です。
カヌーもまだ数回はできそうですね。
寒くならないうちに急いで
愉しまないといけませんね。
オレンジっぽい色の街灯とは素敵ですね。
オレンジの灯りが物をノスタルジックで暖かで
何とも言えないイイ雰囲気です。
サングラスに度付きのオレンジのレンズがあります。
これで、景色を見ると、日本の無味乾燥な新興住宅街でも
いいムードに見えます。
残念ながら度が合わず、そのサングラスはもう使えません。
灯りの色による見え方の違いは大きいです。
オレンジは最高です。
今のサングラスのレンズは黄色です。オレンジが選びたかったけど無いんですよ。
黄色はオレンジのレンズのような何とも素晴らしい色には見えません。
パリはオレンジの宝石がちりばめられたみたいな夜景なんですね。
それは大変素晴らしいです。元から昔の物も残しムードがあるのに
さらに光源もオレンジなら完璧です。
海外のように遠くはありませんが、一度住んだ楽しかった土地に遊びに行ったら、帰りたくなくなるかな?と思っていたのに、帰りの新幹線到着メロディを聴いて、ようやく家に戻ってきた!とホッと安心して、なんだかんだ言って帰る場所はこっちなんだなぁ、と思ったのを思い出しました。
私は元々、なぜかヨーロッパの風景がやけに落ち着くというか好きというか。
長い間の憧れだったことがあるのかもしれません。
でも日本に一時帰国してパリに帰ってきてパリの夜景を見た時は、自分がそこの住人になるという夢が叶っていることと、そこで暮らしていることが当たり前になっていることが、なんか不思議で感動がありました。
そしてちょうどブルターニュのヴァカンスから帰ってきたばかりだったのですが。
やっぱり家がいいな、と。
それから何よりわんこ&うさっちがやっぱりいつもの場所で安心している姿が一番ほっとしました。
2019年に日本に帰った時は、私も日本の電車のメロディやアナウンスの声にはなぜかほっとしました♪
日本に帰るのは8年ぶりだったのですけどねぇ。
え!日本はまだ冷房をかけることがあるのですね。
やはりフランスと日本、ぜんぜん違いますね~。
パリはもう朝晩は暖房が必要なくらいで、我が家も温風機をかけております。
日本の街灯の色がはっきりと思い出せないのですが。
確か白っぽかったような。
ヨーロッパは、というか私が行ったことがあるヨーロッパの国々はオレンジの街灯というのが印象的です。
日本は家でも白いライトの蛍光灯が多いように思うのですが、ヨーロッパは温かみのある赤っぽいライトの白熱灯が多いのですよね。
この違いは大きいな、と思います。
私は蛍光灯は昔から苦手で日本にいる時も自分の家で使っていなかったくらいです。
なので余計にフランスの、ヨーロッパの灯りが落ち着くのかもしれません。
日本もオレンジ色の街灯にするとだいぶ雰囲気が変わるような気がするのですが。
合わないのかな、どうかなぁ。
毎日見てくれてありがとう。
ペットロスの悲しみが深くて仕事を辞めたと知って、どうしたかな、と思っていたけど。
たぶんみぃさんは、空港関係のお仕事がやはり合っていそうだな、と思っておりました。
なので、今、成田でお仕事されてると知って、やっぱり、と。
そして、良かったな、と思いましたよん。
今年の夏は久しぶりに日本に帰った海外在住の方が多かったようですね。
コロナ禍、長かったですものね。
山椒昆布、本当に美味しかったの!
明太子好きなの、覚えていてくださったのですね。嬉すぃ。
持ってきてくれるの?
でも会うのは恥ずかしいです。
きっとがっくりされます…