パリ庶民の暮らし情報と料理を中心にご紹介してるmoiです。

日本では今頃は、大晦日&お正月に向けての準備で忙しくしている方も多いと思います。

こちらフランスでは何と言ってもまずはクリスマスが1番大事。

なので年末年始は、シャンゼリゼでカウントダウンはあるけれど、一般的なフランス家庭では日本ほどには、お正月~!とはなりません。

お休みも1月1日だけで、2日からは普通の毎日に戻ります。

びっくりするくらいお正月にそっけないんです。

でも大晦日と元日はご馳走はいただきます。

いただくものの定番はまずは生牡蠣や海老などのシーフード。

それからクリスマスから引き続きで、フォアグラや七面鳥や鴨など。

最近はシャルキュトリー(加工肉食品)やチーズ、パスタなど様々なトリュフ風味の食品も、今の時期スーパーや食品店に並びます。

そんなフランスの今の時期の食事情なのですが、悪い輩はどこの国にもいるものです。

そんな高級食材を盗む泥棒たちが今の時期は大発生するというニュースがやっておりました。

その中でも特に多いのが、人の山に勝手に入って盗むトリュフ泥棒と、人の養殖場に忍び込んで盗む生牡蠣泥棒。

隠しカメラを取り付けたり見張りをしたり、いろいろと対策はしているようですが、なかなか有効な手立てがないようです。

で、ある牡蠣養殖業社さんが最近始めた対策がありまして、それは。

・これは盗まれた牡蠣であること。
・販売したのは牡蠣泥棒であること。
・なので自分のところにすぐ連絡ください。

これらの文面と共に住所と電話番号を小さなプラスチックのメモに書き記して、牡蠣の殻の中に忍ばせ、殻を閉め、狙われやすい出荷前の袋詰め生牡蠣の中に混ぜておくんだそう。

なるほどです。

フランスでは生牡蠣を買ったら、家で自分で開けることがほとんどなので、泥棒はメモが入ってることに気付かず売りさばくはず。

その後その対策が上手くいっているかどうかまでは、残念ながらニュースではやらなかったのですが。

盗人はとっちめなければなりません。

御用になってれば良いのですけどね。

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そんな牡蠣泥棒、高級食材泥棒が大発生の今ですが、我が家も年末年始のために生牡蠣を購入しました。

いつものドイツ系スーパー「リドル」で、牡蠣の名産地マレンヌ=オレオン産のI.G.Pマーク付き生牡蠣が12個入りで6、99ユーロです。

マレンヌ=オレロン産は、塩田地跡に作られた緑の藻類が豊富な浅瀬の海水地で熟成されるため、牡蠣の身が緑色になるのが特徴。

I.G.P(Indication Geographique Protegée)はEUの地理的保護呼称で、これがついていると信頼出来る食材。

すべてがとは言えないけど、マレンヌ=オレロン産生牡蠣、美味しいんですよ。

我が家は、旦那は生牡蠣が好きではないので、主にわたくしが独り占め出来る予定。

でもそれじゃああまりにもなんか私が欲張りみたいなので、旦那には加熱した牡蠣料理でも作ろうかな、と思っております。

加熱すれば2個くらいは食べれるんですよね。

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