明けましておめでとうございます。
2023年になりましたね~。
毎年こんなふうに、2020年になりました2021年になりました2022年になりました言ってるけど。
こうやって月日はどんどこ過ぎちゃっております。
その度に残りの人生が確実に減っていることを心のどこかで忘れず(すみませんリアルで)、2023年も楽しく過ごしてまいりたいと思います。
ということで。
我が家の2023年の元旦のごはんのご紹介です。
日本人のわたくし、あっけないフランスのお正月が寂し過ぎるので、毎年完全和食と決めております。
そんな思いでがんばって作ったのがコチラ。
こう言っちゃ何だけど、フランス家庭で1番大事なクリスマスより力入っております。あは。
準備を始めたのは12月30日。
だし作りをこの日から始め、予め作り置き出来るものもこの日にすべて作って、小さなタッパーに入れて冷蔵庫へ。
そして31日は、とったおだしを使ってお雑煮のスープや煮物作り。
揚げ物は揚げればOK状態にして、タッパーに入れて保存。とにかく前もって出来ることはすべてやっておきました。
ということで、まずはお花ちゃんです。
クリスマスに買ったお花が何とかもってくれたので、和の器に入れ替えて飾り直し。
お花があるだけでテーブルの明るさが違います♪
で、まずはお正月に欠かせないお雑煮です。
でもお餅は高過ぎて買えないので、お餅なしです。
それでも十分満足。
我が家のお雑煮は北海道出身で関東暮らしが長かった母の味。
母はお料理が得意とは言えなかったのですが、お雑煮は本当に美味しくて、食べた人には必ずと言っていいほどだしの合わせ方を聞かれます。
母に会ったことがないフランス人旦那も大好物。
会ってなくても、味でつながってることが面白いな、と感じます。
ってか。
娘がフランスに移り住んでフランス人と家族になってるなんて、って空でびっくりしてると思います~。
野菜中心の9種の小さな盛り合わせで。
左上から時計回りに、ほうれん草の胡麻和え、人参の甘酢和え、カブの浅漬け、カブのポタージュ味噌風味、和風ウフ・ミモザ、ジャガイモと人参のマヨネーズ和え、さつまいもの甘煮、芽キャベツの塩昆布バター和え、海老とソラマメの塩炒めです。
冷蔵庫にあったお野菜や常備野菜を、年末の冷蔵庫掃除かてら総動員。
残り野菜で簡単に少量の副菜を作るのは結構好きなので、ラジオで音楽を聴きながら、どんどこ作りました。
1つ1つは超簡単なものばかりですが、いろんな味が数種並んでいると、目に嬉しいし楽しいです。
私が1年で1番楽しみにしているラップで作る握り寿司です。
今年の具材は、生の鱒、牛のタタキ(前日の大晦日に食べた残り)、シブレット、イクラ(1瓶だけ大事に残しておいたもの)、ネギトロ、ホタテ、卵、生サーモン、マグロです。
いつももっといっぺんにたくさん作るのですが、今年は無理せず程よい量を作りました。
なぜなら、夜また食べたければ食べたい分を作れば良いからです。
筑前煮です。
彩りに大事な絹さやorインゲンをうっかり買い忘れ、グリンピースを飾りました。
煮汁をかけ忘れ、なんかつやつや感がありませんが、旦那が珍しくあっちゅう間に完食。
フランス人は日本の茶色の煮物系が苦手気味という場合が結構あって、旦那もそんな1人。
でも全部食べてもらえたので、なんか嬉しかったです。
少し甘めのしっかり味にしたのが良かったのかも。
鶏肉の海苔チーズ揚げです。
旦那にはザ・和食の中で味変的なものも必要なので、1品、揚げ物を入れました。
海苔とチーズってボン・マリアージュ♪
そして、スモーク鴨とオレンジとルッコラのサラダで、和風ドレッシングがけです。
ドイツ系スーパー「アルディ」で買ったスモーク鴨をまだいただいていなかったので、元日に和食スタイルでいただこう、と思っておりました。
鴨とオレンジは王道ボン・マリアージュで、ここに醤油を使ったドレッシングを合わせました。
醤油万能!とても美味しかったです♪
2023新年のパリ郊外の我が家のお正月元旦ごはんは以上となります。
そして今は夕方の6時半前。
なのでそろそろ元旦お寿司第二弾を作り始めたいと思います。
やっぱなんてたって寿司が最高で~す!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
応援クリックしていただけると励みになります。

にほんブログ村
コメント
コメント一覧 (4)
御餅はお米を少しついて丸めて焼いてお焦げっぽくし、作っても良かったと思うのですが・・・。
どんな秘伝の出汁の合わせ方かが気になりますね。
決め手の味を持ってるのがいいですね。
カブのポタージュ味噌風味。⇒オシャレな懐石料理に出てきそうです。
海老とソラマメの塩炒め・・・知らなかったら枝豆に見えますね。
フランスだと、枝豆よりソラマメの方が多かったりするでしょうか?
ずっと昔のアニメで花の子ルンルンがありますが、
フランス人の設定だった記憶ですが、
仲の良い友人同士の事をそら豆コンビと呼んでいたので、
ふとソラマメはフランスで一般的なのかと思った次第です。
握り寿司。うちでは、まず作りません。
そんなに難易度が高いわけではないけど、
簡単に買えるせいですね。
シブレットの握り寿司が、日本ではおそらく見かけないもので、
面白いです。
筑前煮・・・フランス人の旦那さまも日本料理は
だいぶ好きになったんですね。
鶏肉の海苔チーズ揚げ・・・
これは、外国の人でも、絶対だいじょうぶですね。
海苔チーズならネコも食べそう・・・
スモーク鴨って、買ったお節にも入っている事は多いアイテムで、
お正月にやはり食べるもんですね。
お正月のごちそう美味しそうですね💖
すてきで、胡麻和えや甘酢はフレンチに見えました。
お寿司もいいですね👏
こちら(東京)は元旦も今日も暖かいです。昼間は室内27度になってお酒のせいもあってかみんなのぼせそうでした笑
最寄りの電車はなぜか昨年より空いていて年末からの帰省が増えたのかな?、外国人観光客はとても多く見かけました。
おせちではなく、あるもので作ったおばんざいセットみたいな感じですが、フレンチ系に見えていたらここはフランスなので、またそれも良いかな、と嬉しいです♪
お寿司は1番好きなものなので、お正月は必ず食べたいんです。
具材が豊富じゃなくても、あるものでも、酢飯と合わさると大満足です!
こちらフランスも暖かめの日が続いております。
でも室温27度にびっくり。
それと外国人観光客がとても多いことにもびっくり。
パリも日本からの観光の方がもっともっと増えるといいのにな、なんて思います。
コロナなかなかしつこいです~
そうなんです。白いお花の方はちょっと元気がなくなってしまったんです。
で、赤とオレンジのお花中心になりました。
お米をつついてお餅っぽくしたことがないのですが、出来るのでしょうか。
それちょっと興味があります。
ソラマメはフランスでは日本よりはずっとポピュラーな食材だと思います。
春の旬の時ももちろん出回るけど、その他の季節も、冷凍ものや乾燥ものが手に入ります。
我が家はソラマメ大好きなので、冷凍のを常備しております。
枝豆も知られるようになってきたけど、基本的にはまだアジア系スーパーに行かないと、って感じです。
シブレット寿司は、日本にいた時芽ネギのお寿司が好きだったので、それをシブレットで代用したものです。
スモーク鴨って日本のおせちセットにも入っていたりするのですね。
フランスに来てから、フランスは鴨をよくいただくので大好きになったのですが、日本ではあまり食べたことがなかったような気がします。